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 私が握りしめているチケットは、とあるルートを使い、残業で貯まった金を注ぎ込んで手に入れたものだ。会員制の展覧会「身体のしくみ展」。国内外のモデルや、入手場所の怪しい死体などを使った、一般公開では成立し得ない闇の展示会だ。しかし私の目当ては、そんなものではない。VIPのみが入れる展覧会の中でも、18歳未満立ち入り禁止のエリア「性の展示場」。普段見ることのできない女性の身体の中でも、秘部と呼ばれる部分にフォーカスした展示である。もちろん展示体として志願するボランティアもいないはずだ。噂では、私立女子刑務所「性労院」の服役囚が、強制的に展示物として駆り出されているらしい。彼女らはどんな気持ちで、展示されているのだろう。想像するだけで股間が熱くなる。私は会場に入ると足早に、奥の展示室に向かった。


 その部屋だけは空気が異なっていた。怪しいクラブのように薄暗く、白熱ランプが人間の身体の一部を照らしている。室内を見渡すと、全裸の若い女性が数名、天板がガラスの展示台に展示されている。下腹部に数字が刻印してあることから、彼女たちは囚人で、無理矢理ここに連れて来られたことが分かる。噂は真実だったのだ。みな俯いて頬を染め、じっと時間が流れるのを待っているように見えた。

 その中でも一際目立っていたのが、この展示室の目玉として中央に展示された美しい女性だった。彼女は四つん這い(女性が決して人に見せるべきではない肛門と膣が最もよく見える姿勢)となり、唇を噛み締めて人々の視線に耐えていた。私は暫く、その透明感のある整った横顔に見惚れていたが、順番が来たので彼女の背後に回った。


 どうやら彼女は子宮口を展示されているようだ。四つん這いで突き出された性器には膣鏡が挿入されており、限界まで開かれている。強力な白熱電球に照らされた膣の奥には、赤く潤った子宮口が見えた。じっと注視してみると、時折ヒクッっと収縮する。なんて美しいのだろう。唯一見ることができる臓器にして、女性にとって最も大切なもの。無防備に晒された子宮口は、羞恥のあまり染み出した分泌液でぬらぬらと光り、緋色の宝石のように輝いていた。私は彼女が拘束具を着けていないことを不思議に思っていたのだが、なるほど、子宮口をよく見れば疑問は解決した。子宮口には細いリングが取り付けられており、リングに繋がれたケーブルがクスコの外まで伸び、展示台に接続されている。彼女は大切な子宮を人質に取られているわけだ。逃げ出そうとすれば、電流が流れるか、それともリングが爆発するのだろうか。彼女は子宮を失う恐怖と天秤にかけ、この恥辱を受け入れることを選んだようだ。会場は決して寒くなかったが、彼女の手足は小刻みに震え、秘部からは愛液が滴っていた。


 最も若く美しい時期に、全裸で恥ずかしい姿勢を強要され、人々の好奇の目に晒されながら、子宮口を展示物として公開される。あまりに気の毒だが、彼女はこのような目に遭うほどの罪を犯したのだろう。しかし万が一冤罪だったらなどと、ありえない妄想を巡らせてしまった。


 夜になると各所でVIPをもてなすイベントが開かれた。この展示室では、「ポルチオ射的」という悪趣味な催しが行われていた。高額な参加料が捻出できず諦めたが、強面で恰幅の良い初老の男や、資産家の息子のような頭の悪そうな若い男など、軽く20人を超える参加者が見えた。射的に使うのは強力な水鉄砲で、中には霧吹きの比ではないほどの濃厚な媚薬原液が充填されている。参加者は女性の周りに列を作り、順番にクスコから20cmほど離れた位置に銃口を構えて媚薬を発射していく。アナウンスによれば、四つん這いの女性は声をあげた場合、刑務所に戻ってから何らかの重いペナルティを課されるらしく、媚薬が肛門や膣の入口に当たっても、必死の形相で小さな呻き声に抑えていた。

 しかしそんな彼女も数度に一度、ものすごい絶叫を響かせる時があった。媚薬と子宮口がぶつかる「バシッ!」という乾いた音が響くと、女性は急に涙混じりの獣のような声で咳込み、その場に崩れ落ちた。しかし彼女には短い休憩も許されない。係員の怒声に、足腰をガクつかせながら即座に尻を持ち上げて、次の銃口に子宮を差し出すのだった。


 展示会の光景が忘れられず、あれから私は自宅で惚けている。あの美しい女性は罰として、声を上げた回数分、その疲弊した子宮で媚薬を調合することとなったそうだ。媚薬1瓶の生成には24時間かかる。声を上げた回数は片手で数えられる数ではなかったはずだ。あれから1週間を過ぎた今でも、彼女は媚薬調合室にいるのだろうか。

↓媚薬を調合されていた時の話はコチラ

媚薬調合、その後・・・

ちかの初仕事は想像を絶する過酷なものだった。 媚薬原料を子宮内部で化学反応させる、海外でも認可が降りていない極めて危険な製法だが、性労院は秘密裏に行っていた。 24時間媚薬を漬け込んでいる間、何度絶頂したか分からない。 「子宮がパンパンになるまで詰め込んだのに、随分と腹がしぼんだな。漬け込むとここま...

▼English

To everyone who responded to my last survey on pubic hair. Thank you. Many of you suggested that I should not draw pubic hair. From now on, I will basically not draw pubic hair in the English version. However, occasionally, when pubic hair is important to the story, I will draw it.

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Comments

fonscaptain

女の子めっちゃ可愛いし、文章もイラストも最高です!✨ もしも冤罪だったらと考えるとより良いですね!

EVELIA

ラフとは違ってなぜ拘束がないのかと言ったのですが、子宮に何かがつながっていましたね。いつも良い作品ありがとう!!

mokataki

ありがとうございます!フフフ…冤罪じゃないといいですね…

Anonymous

Thank you for including a story. I loved the idea of her being leashed through her womb. Very good idea.

Anonymous

冤罪では無くてこのまま色々されるのもいいし、冤罪と分かるももう普通の生活を送れないくらいボロボロになって釈放されるのも面白そうだからどう転んでも楽しみでしかないです