牢屋への道(おまけSS) (Pixiv Fanbox)
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3時間にも及ぶ身体検査を終えて、森崎ちかはぐったりとしていた。
刑が確定した時点で一度全てを諦めたつもりだったが、いざ子宮口にリングを嵌められるとなれば、急に汗が吹き出して、恐怖による身体の誤反応で、膣分泌液が飛び散るように出た。好きな人の子供を産む…いつか来るその時のために、生まれた時より大切に守ってきた。それが奪われんという絶望と恐怖に、身体が無意識に抵抗してしまう。
当然ちかは強い力で押さえつけられた。アイドルとして大切に扱われてきたから、頭を掴まれ、顔を押しつけられたのは初めてだった。男たちを悦ばせる態度は検査を延長させた。執拗に身体の隅々、膣奥の聖域を舐め汚すように、無骨な男たちの指がなぞっていくのを、ちかは耐えるしかなかった。
刑務官は子宮口にカッチリと嵌められたリングに黒いリードを装着すると、この後は牢屋まで歩くと言った。牢までの道は時折、半外部になっていて肌寒い。しかし何より、子宮口にリードを繋がれていることが怖くて仕方がない。もし少しでも気を損ねれば、リードを引っ張られ、電流を流される。磨りガラス越しに聴こえてくる、子宮に突き刺さるように響く悲鳴も、ちかの緊張を駆り立てた。
大きな扉を抜けると、メディアの取材陣が待ち構えていた。それを知らされたのは扉をくぐる直前だった。
「腹の番号が見えるところまで服を捲って、後ろ手に持て」
抵抗するという選択肢はない。ちかは下腹部に刻印された囚人番号が見えるところまで、唯一与えられたぼろ布を捲った。無数のシャッター音が鳴り響き、拘置期間に伸びた陰毛がカメラに納められていく。
ちかは、記者たちの質問には答えない。本当は、何を言ってるか頭に入ってこない。ただひたすら恥ずかしくて怖くて、悲しかったのを覚えている。
最後までアイドルでいたい...その気持ちを拠り所に、必死に顔を取り繕うと、ファンが愛してくれたCHIKAとして歩いた。
「止まれっ!!!」
急に記者たちの目の前で刑務官が立ち止まった。すんでのところで、子宮口がリードに引っ張られるところだった。
「お前には早くも仕事が入っていてな、予備調教の時間がない。
お前が記者たちの質問に答える間にやれば、都合がいいだろう?」
先の検査で濡れそぼった膣に、刑務官は無遠慮に指を突き刺すと、黒いリードを押し退けて、男の太い指は、膣の最奥を目掛けて登ってきた。
刑務官は指の付け根までを、入るだけ膣に押し込むと、2本の指で子宮口を挟むようにして、愛撫をはじめた。
長時間の執拗な身体検査ですっかりほぐされた子宮口は、優しい刺激だけでも、腹から頭へと駆け上るような快感を生んでしまう。
「どうした?黙って。記者たちとお話する気はないのか?
それなら、土産に初イキでも撮ってもらおうか」
「うそ・・・こんなところで・・・」
記者たちの前で元アイドルの絶頂を晒そうと、刑務官の手つきが変わった。ポルチオを挟んだ指を擦るように手を動かすと、ちかの意に反して愛液が溢れ、床に飛び散る音が聞こえ始める。
「くっ・・・ほんとに、やめてください・・・」
「あとにしてください・・・」
男は指を動かすのをやめない。
「「ユニット内の不仲については本当ですか!?」」
「「アイドル活動が女優活動を妨げていると思っていたのでしょうか!?」」
記者の声が遠く感じる。
「おねがいしますっ・・・今はやめてくださいっ」
男は答えない。
プライドと自暴自棄の狭間で、ちかは十分に努力したが、限界は訪れた。身体の芯を裂くように上る、鋭くて重たい快感が脳天で反射して、身体中を駆け巡った。
腰がガクガクと痙攣し、膣分泌液が音を立てて吹出す。
ぷしっっ!ぴしぃーーー! ぴちゃっ・・・
アイドルには許されない下品な汁音は、幸いカメラのシャッター音にかき消された。
ちかは下唇を血が滲むほど噛んで、顔だけを必死に抑えていた。
示し合わせたかのように静まり返る記者たちの前で、電気を流された蛙のように全身を痙攣させ、顔以外の全身でイッた。
「気合い入ってるなぁ
分かったよ、もう行こうか」
子宮口にリードを繋がれ、雌以下に堕ちた元アイドルは、床を濡らした愛液を踏みつける音を響かせながら、記者の前から姿を消した。
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