魔王スクアルスと青い狼 (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-10-26 06:18:56
Imported:
2021-02
Content
たとえ強靭な肉体を持つヒーローでも、局部と精神に脆い所はある。
魔王はその弱味につけこみ、時には酷に、また甘美にそれを擽っていく。
此処でなら、恥ずかしい姿をいくら晒しても誰も知らない。知られることもない。
欲情に悩まされるなら、その全てをこの魔王の前でぶち撒けてしまえばいい。
そう囁きながら、ヒーローの分厚い胸板を、テントを張る股間の膨らみを揉みしだく。
身体に絡みつくスクアルスの腕から伝わる体温。
ヒーローはじわじわと骨抜きにされ、鋼の肉体が蕩けて柔らかくなっていく。
いつしか、体重をスクアルスに預けてしまっていたヒーロー。
もはや心も身体も絆され、世間には見せられない淫らな姿を晒してしまう。
しかしここはそれが赦される店。誰にも言えぬ悩みを打ち明けられる。
ヒーローとしての威厳は、もうそこには無かった。
そして、スクアルスの手の中で白濁をぶちまけ、嬌声をあげながらヒーローは果てる。
本来ならばこの上無い屈辱でも、心の奥底で「汚されたい」という願望があったのかもしれない。
今ここで、その劣情がヒーローの精神に芽吹いてしまったのだった。