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〈クロエ編〉


ここは都内にある、とある小学校。

下校時間になり、一斉に校舎から生徒達が下校を始めた。

今年で小学5年生になる大島 孝介は、一見普通の子供だ。

母、佐知江と同じある特異体質を除けばだ。

しかし、ある事件がきっかけでその特異体質を必要とする人生の歯車を、孝介自ら回すことになる。

そしてそれは、直ぐにやってきた。



孝介が、ふと視線を路地の方へと向けると、そこに見覚えのある男が女を連れて歩くのを見つけ、思わず足を止めた。

「あっ、谷垣先生・・・だ。」

男は、がっしりした筋肉質な体型でよく日に焼けた精悍な顔立ちをしている。この男は孝介が通う小学校の体育教師の谷垣 真也だった。そして女の方は、ウエストは細くくびれ、胸元が大きく開いた白いカットソーからは、男が涎を垂らして大喜びしそうな豊満な乳肉を半分くらいはみ出させ、黒の短めのスカートで肉付きの良い大きな尻を包み込み、そこからむっちりとした太ももが伸び、いかにも男受けする体つきの女だった。

真也は、女の細くくびれた腰にゴツゴツした手を回し、その手で片方の乳房を揉みながら白い歯を覗かせニヤけていた。

「お前のおっぱいは、相変わらずデケェな!俺のでかい手でも掴みきれねぇぜ!」

そう言って、手から溢れんばかりの乳肉を激しく揉みしだき、女は真也の股間に手を伸ばし弄ると

「アンタのだって、あたしの手じゃ両手でも掴みきれないほどおっきいし、このおっぱいで挟んでもはみ出しちゃうじゃない。ウフフッ!」

と、いやらしい会話を交わしながら歩いている。

そんな二人の後を、孝介は気付かれないようについて行く。


体育教師の真也は、孝介の担任である神波 瑠美と恋人同士で結婚まで約束し、式の日取りまで決まっていた。学校側もそれを知っていた。

それなのに、どうしてあんな女と?

そんな疑問が、孝介に今のこの行動を起こさせていた。


路地を抜け、視界が開けた通りの近くに建つ少し寂れたマンションの2階に二人は上がって行く。

孝介も足音を立てないようにしながら階段を登り二階へと行く。

バタン!と扉が閉まる音を合図にその前へと走り寄る。

表札には“谷垣“と書かれ、真也の部屋だと断定できた。

孝介は、唇を噛み締め涙を浮かべながらその場から立ち去った。


翌日、担任の瑠美は休みだった。

孝介の脳裏には、昨日の真也達のあの様子が思い出されていた。

そしてその数日後、瑠美は死んだ。・・・・・・自殺だった。それも谷垣から別の交際相手がいる事を告げられ、そのショックで命を絶ったと知り、孝介は大きなショックを受けた。


詳細が生徒達に知らされた訳ではなかったが、孝介は偶然にもその事実を知り、翌日から学校へ通わなくなってしまった。


それから二日後、瑠美の葬儀が行われた。

学校からは、生徒達が引率され葬儀に参列したが、孝介は誰にも気づかれぬように物陰から瑠美の冥福を祈った。



瑠美は”真面目“が取り柄なくらい誠実でしっかりした教師だったが、それ故に、生徒達からは面白くない先生だと言われ、余り慕われている様子はなかった。

葬儀の時も、式に参列した生徒のほとんどが悪ふざけをしたり私語にうつつを抜かしたりで、本気で瑠美を想い手を合わす生徒は居なかった。

しかし孝介は瑠美をとても慕い、物陰から涙を流しながらしっかりと手を合わせ、生前世話になった礼を口にし、参った。



孝介は、少々変わった子供だった。

勉強の成績はお世辞にも良いとは言えないし、スポーツも苦手だった。しかし、物事の考え方はしっかりと論理的に考える子だった。時には大人を論破するほどだ。

しかし成績が優れないそんな孝介を、他の教師達は何も評価しようとはせず劣等生というレッテルを貼る始末だ。しかし、瑠美は違った。孝介とはよく話をし互いに意見も交わし、孝介の事をよく考える賢い子だといつも褒めていたくらいだった。

休日になると、二人は遊園地や博物館などにも一緒に出掛けたりしていた。

そんな瑠美が死んだ。・・・それも自殺だ。

孝介の中に、悲しみと同じくらいの怒りが沸き上がっていた。

原因は・・・・・・・・谷垣 真也。

この男の浮気が原因だ。

あの日、偶然目にしたあの光景。瑠美ではない、別の女の存在。



孝介が斎場から去りかけた時、ふと真也の姿に目が止まり、あの時と同じように後をつけた。

瑠美が亡くなっというのに、その表情は晴れ晴れとし涙の一つも流さない真也に心底腹を立てていた。

真也は歩きながらスマホを取り出し、どこかへ電話をかけ話し始めた。

「おう、麻里恵か?俺だ。今、斎場にいるんだけどな・・・・・おう、そうそう、アイツの葬式だ。ホントあいつが居なくなって清々したぜ!あんな堅物で面白くもねぇ女が死んでくれてホントに助かったってもんさ、アハハハッ!」

真也と例のあの女であろう麻里恵との会話と不謹慎な大笑いに、孝介はボロボロ涙を流し物陰から真也を睨みつけ、ある事を決意した。

「お前も殺してやる!それも“アイツ”よりも先に。・・・惨めに、情けなく殺してやる!」

こうして孝介は、ある計画を企て準備に取り掛かった。



孝介の父、雄大は警視庁本部捜査一課に務める刑事だった。

そしてこの雄大もまた、孝介の怒りを買っていた。・・・・・そう、“アイツ”とは父、雄大の事だ。

孝介にとって、大好きな女が二人いる、一人はもうこの世に居ないが、担任の神波 瑠美、そして母の佐知江だ。

そんな佐知江を父の雄大はあろう事か別の女、晴美という女と関係を持っていた。未だにその晴美との関係は続いているようだ。雄大は、刑事という職業柄、自宅には余り帰宅できない事を言い訳にして晴美の元に通い詰めていた。

その晴美とは・・・・・・

雄大の行動に不信感を覚えた孝介は、ある日、雄大の後をつけ、晴美という女の存在を知った。晴美は佐知江とかなり違うタイプで、ボディビルダーだった。それも男顔負けの体つきで、一般男性よりもかなり体つきの良い雄大よりも、更に逞しい体つきの女だった。着衣の上からでも一目で全身の筋肉の隆起が分かる彼女の体のシルエットは、正しくボディビルダーだった。それも男子ヘビー級ビルダーを彷彿とする筋肉の凄まじさだった。

丸々と盛り上がる筋肉隆々な肩や、巨乳と見紛う胸元は全てが筋肉の塊によるものだった。酷暑になった去年の夏にタンクトップを着て現れた彼女のその筋肉の凄さに、孝介は勿論だが行き交う人達も足を止めて凝視するくらいの衝撃があった。・・・そう、雄大は本来、生粋の筋肉美女フェチだったのだ。

それなのに、結婚した佐知江は全く違うタイプの女だった。

佐知江の胸は超乳と呼ぶにふさわしい大きな胸で、他の部分も豊満で一般の男受けする体だった。

佐知江は雄大との馴れ初めを、自分の得意体質と関係があると、以前孝介に話していた。

佐知江の特異体質とは・・・

佐知江には、催淫能力があった。

男を惑わせる隠微なフェロモンを無意識に放出し、性的欲求を異常に高めてしまうものだった。しかし佐知江の特異体質は、それだけではなかった。

佐知江が放つその声にも催淫効果があるらしく、耳元で囁かられるだけで男は性的欲求が異常に高まってしまっていた。

佐知江が側にいるだけで、佐知江に囁かれるだけで男達は狂ったように性欲を剥き出しにし、いかなる状況であっても自慰好意を始めてしまうのだ。

だが、雄大にはそれがなかった。それが雄大との結婚の決め手の一つだと佐知江は話していた。

それならば、雄大が佐知江を将来の伴侶と決めた要因は何だったのか。それは、父、雄大の言動から判明し、それが孝介に激しい殺意を抱かす要因となった。

雄大の言動。・・・佐知江の前では決して態度や口には出さなかったが、雄大は典型的な男尊女子の男だった。

そして職業柄、常に家を空ける雄大にとって家の家事全般を任せられる存在が必要であった。そういった意味で佐知江は格好の結婚相手だったのだ。それ以外の理由としては、性的欲求を満たすだけの女。いくら筋肉美女フェチであっても、性欲は募り吐口が必要となる。強靭な筋肉とは真逆な豊満な肉体は違った意味で性欲を唆られる。所詮、佐知江はセフレ程度の存在であり、女は男に抱かれるもの、子供を産むだけの存在と考えていた。

政治家や有名企業の権力者は決まって男だ。女を蔑み、性の道具としか見ていない男も多い。こういった、女達に向ける男達の横柄な態度や言動の酷さに、孝介は自らが男であるというのに男に対して嫌悪感を抱き始め、そして今回の瑠美の一件が引き金となり

“人類滅亡計画”が誕生した。



“人類滅亡計画”

子孫繁栄には男女どちらが欠けても成り立たない。

そこに目をつけた孝介は、男女どちらかを全員この地球上から抹殺しようと考えた。

勿論、消えてもらうのは男の方だ。

この計画には、母、佐知江の能力が必要だったが、同じような能力を持ち合わせた女の存在をネットで見つけた。

それは、ある風俗サイトの掲示板に残されていた奇妙な都市伝説で、とある風俗嬢にサービスを受けた男達が決まって精神崩壊を引き起こされたという話だった。

孝介は早速ネットでその情報を集め、その風俗嬢の居場所を突き止めることに成功した。

そこは、以外にも都内に建つ高級マンションだった。

所有者は、“黒川 英美(くろかわ えいみ)“21歳となっていた。

今や、ネットで個人情報も調べ尽くせる時代だ。孝介はネット世代でこういった事に長けている子供だった。常に論理的に物事を考える孝介にとって情報は宝で、ネットには様々な情報が溢れかえっている。勿論、その大部分がフェイク的な存在である事も否めないが、その精査を誤らなければネットは正に情報の宝庫だと言えよう。

情報収集を得意とする孝介にとって、都市伝説の一つを解き明かすことは謎解きゲームを楽しむようなものだ。様々な情報収集テクニックを用い、数時間で正体を突き止めてしまったのだ。



都市伝説にもなった英美と会うには予約が必須で、孝介も声色を変えそプロセスを踏んでこのマンションへとやって来た。

指定された部屋の前まで行き、インターフォンのベルを鳴らす。

ピンポーン!

スピーカーから女の声で

「はーい!英美のラビリンスへようこそ!扉の鍵は空いてるから入って来ちゃっていいよぉ〜!」

と、明るい口調でそう案内され、孝介は扉を引き開け中へと入った。

すると、奥から

「もっと奥まで来ちゃってくれるぅ〜」

先ほどと同じ明るい声で呼ばれ更に奥へと進むと、豪華な、天蓋までも備えたベッドの上に白いシルクのローブを羽織って横たわる女がいた。

はだけたローブの胸元からは目を疑いたくなるような、巨大な西瓜を思わせる超乳がどっしりと乗っかっていた。緩やかなウェーブをかけた髪は流れるようにシーツの上に乱れ、ぼんやりと宙を見詰めるその瞳は虚な目をしていた。孝介の視線は部屋に入ると彷徨う事なく彼女の胸元へと向かい、そこで止まった。

孝介は“おっぱい好き”だ。それも超乳サイズを好む傾向にあった。それは、生まれてからずっと、母の佐知江の超乳をいつも間近に見て触れて育ったからだ。

英美のおっぱいは、同じ超乳クラスである佐知江よりも大きい。それが英美の体の大半を占めるようにどっしりと彼女の体にのし掛かりその存在をアピールしている。

殆どの男は、貧乳フェチでない限りこの時点で理性が吹っ飛びその巨大なモニュメントに顔を埋め、今日一番の、大量の精液を垂れ流してしまうだろう。

これは催淫効果ではない。視覚的性欲の発動だ。

孝介は今の目的に頭を切り替え、英美に近づく。

英美は、近づく孝介の姿に目をやると、その目をパチクリさせて飛び起きた。

「ちょ、ちょっと待って!君、幾つなの?大人じゃないでしょう?どう見たってまだ子供じゃない!」

飛び起きた勢いで胸元の巨大西瓜が激しく揺れ動く。それを英美は慌ててほっそりとした両腕で覆い隠そうとするが、それが“愚の骨頂”とも言える行動だと自ら悟と、ローブの両端を手探りで手繰り寄せ大きなおっぱいを覆い隠した。しかしローブのサイズが小さ過ぎるのか、おっぱいの半分以上が露わとなったままだった。

「ふーっ!」

英美は大きな溜息をつくと、

「もう良いわ、こんな商売してるんだから、今更誰に見られちゃっても構わない!」

佐知江よりも大きなおっぱい。そのZカップ以上は優にあろう巨大な乳肉がデンと膝の上に乗っかり、両の乳首が誇らしげにツンと突き出ている。

「ご、ごめんね、お姉さん。驚かすつもりはなかったんだけど、こうでもしないとこんな子供の僕には会ってくれないと思ってさ。」

「あ、当たり前でしょう!ココは大人の男が楽しむ所なのよ!君みたいなお子ちゃまは早く帰りなさい!お金だって持ってないんでしょう?」

「う、うん。・・・・一つ、教えてくれたら帰るよ。」

「それを教えたら帰ってくれるのね?」

「うん。」

英美はしばらく考え込んでから・・・

「・・・・・良いわ。そんなとこに立ってないでココに座ったら?」


そう言って、英美はニヤリと不敵な笑みを向け、自分が座る直ぐ側をトントンと優しく叩いて手招きをした。

「うっ・・・・」

(これは、催淫だ。)

一瞬、気が遠のくような感覚に見舞われ意識を持っていかれそうになるが、それはすぐに収まった。

「あら?どうかしたの?」

「ううん、何でもないよ。」

孝介は何事も無かったようにトコトコと走り寄ると、少し緊張気味に頬を赤らめ隣に腰掛けた。

孝介に何も変化が無い事に少し動揺し、機敏に走り寄る孝介の姿に英美は困惑気味だ。

「ん?お姉さんどうかした?」

今度は英美が気遣われる番だ。

「い、いえ、気にしないで、ちょっと考え事をしていただけよ。」

そう言って孝介を見つめ、目を細めた瞬間、フワッとなんとも甘い香りが孝介を包み込むように広がり、それが孝介の鼻腔を刺激する。

「あっ・・・・・・!」

股間に少し違和感を覚えた孝介は、これも催淫の効果だと認識する。

「どうかしたの?」

「う、ううん、なんでも無いよ。・・・・それよりお姉さんって、こうして近くで見ると凄く綺麗だね?まだ学生みたいに凄く若く見えるけど、歳幾つなの?」

「フフッ若くて綺麗だなんて、ありがと。・・・歳は二十一歳。でもね、女性に歳の事を聞くなんてデリカシーが無いわよ?・・・まぁ、君はまだ子供だから仕方ないか、許してあげるわ、フフッ。」

「えへへっ、ゴメンなさい。」

孝介も笑顔で返す。

「良いのよ。フフッ。」

「ねぇ、こうして側に居ると凄く良い香りがする。僕のママに似た香りがすよ。」

「そ、そう?」

この香りが、催淫を発動させている時の香りである事を孝介は知っている。

学生時代、佐知江はいつも自覚無しにこの香りを漂わせ、男達を催淫ささせていた。当然、家の中でも常にこの香りが漂っていた。

「・・・で、何が聞きたいの?」

孝介は気を取り直し、恥ずかしそうに頭をかきながら

「あのね、お姉さんって、催淫って知ってる?」

ビクッ!

英美の瞼が一瞬ピクリと動く。

「さ、催淫?」

「そう。催淫って言って、男の人をエッチな気分にさせちゃう能力みたいなものなんだけど、お姉さんにはある?」

「ど、どうかなぁ〜・・・催淫って言葉自体は知ってるけど、そんな能力があるがあるかなんて私には分かんないわ。・・・ねぇ?どうして君みたいなまだ子供がそんなエッチな事を知りたいの?」

「・・・・・・・。」

「何か訳ありなのね?」

「・・・・・・・。」

「別に言いたくないのなら話さなくても良いわよ?」

「・・・・・・・。」

孝介は自分の足元に視線を落とし、押し黙っている。

「ゴ、ゴメンね、私にはそんな特別な力なんて無くて。それを確かめる為にここに来たの?」

「うん・・・ホントに無いの?」

クイっと顔を上げた孝介は、上目遣いで英美を見詰め言う。

「え、ええ!無いわ。」

少し上擦った声でそう答えた英美の目が、宙を泳ぐ。

「・・・・・本当に無いの?ネットには色んな書き込みがあったよ?お姉さんとエッチしたした男の人がおかしくなったとか病院送りになっとか。死んじゃったって話もあったよ?」

足をぶらぶらさせ、ポツリポツリとつぶやくように言う。

「し、知らないってば!このおっぱいは人よりかなり大っきいけどそれだけよ。このおっぱいに男の人がトチ狂うことは良くあるけど、そんな変な状態になったり、ま、ましてや死んじゃうなんて事、い、一度も無いわよ。・・・さっ、ちゃんと答えたんだから帰ってくれる?」

かなり動揺しているようだ。

「・・・・・・分かった。」

残念そうに俯く孝介に、英美は少し罪悪感を感じているのか、眉を落とし孝介を見遣りベッドから立ち上がろうとする。

と、その時、孝介が英美の手を掴み呼び止めた。

「あ、あのねお姉さん!」

「えっ、なに?」

「えっとね・・・・・そ、そのぅ・・・・・さっき、お姉さんからママと同じ香りがするって言ったでしょ?」

「あーっ!もしかして君ってマザコン?それもオッパイフェチなの?それも私みたいな大っきなおっぱいの女の人が好きなのかなぁ?ウフフッ!」

意地悪そうに聞く。

「そ、そんなこと・・・・・無いけど・・・・ママよりもおっきなお姉さんのおっぱいを触ってみたいなぁって思ったんだけど・・・・・ダメ・・・・・・かな?」

英美は少し考えてから、ニコリと笑みを浮かべ

「ウフッ、私、本当いうとね、ショタ好きなの。・・・だからさっき君がココに現れた時、一応驚きはしたけれど嫌じゃなかったのよ。寧ろ、このおっぱいで虜にしてエッチしちゃおうかなぁって思ってたくらいなのよ。」

「えっ!」

「フフッ!ウソウソ。まぁ、マジそうは思っても君には手は出さないってば、まだ未成年だし。・・・・でも、良いわよ。おっぱい触らせてあげる。」

「ホ、ホント!・・・あっ、でもお金・・・取るんでしょ?」

「まさかぁーっ!子供の君からは取らないわよぉーっ!」

英美はそう言って、さっきよりも孝介に近づき、肩をピッタリとくっつけるようにして右横に座った。

再び甘い香りが孝介を包み込み、股間を刺激する。

「ほら、触って良いわよ。」

孝介の方に向き、両方で20kg以上ありそうな乳肉を下から盛り上げ自分の膝の上にドスンッ!と落として見せた。

「う、うわっ!す、凄ーい!これ全部おっぱいなんだ!」

いつも見慣れている佐知江の大きなおっぱい。今までそれが自分が知り得る最大級のおっぱいと思っていた孝介の認識が、一気に吹っ飛んでしまう。

目の前に今存在する、男なら誰でも手を出したくなる大きな脂肪の塊は、英美の許可を得て、自由に触れて良い状態だ。

孝介はホントに触っても良いの?と言いたげに英美を顔と大きなおっぱいを交互に見て、英美が力強く頷く様子に、孝介の顔の表情がパァッと明るくなり、恥ずかしげに英美の胸元に視線を向けつつおっぱいに向き直り、左手で左乳房を下から持ち上げるようにして触れてみる。

手に伝わってくるその凄まじい量の艶やかで柔らかな感触。そして見た目以上の重さ。左手が押し潰されそうな重量感に、笑みが溢れる。

「す、凄ーい!これで、男の人のおちんちんを挟んで扱くの?こんなので扱かれちゃったら、直ぐに我慢できなくてイッちゃいそう!」

「ちょ、ちょっとなに言ってるのよ!マセた子ね!」

英美は孝介の言葉に少し照れながらも孝介に触れられて感じているのか、乳首がクワっと膨らみ、さっきよりも更にツンと突き出してくる。

「ど、どう?満足した?」

「うん。・・・・・・・やっぱりお姉さんにはあるんだね?」

唐突に、先ほどの質問を繰り返す孝介に、英美が不快な表情し

「え、えっ?さっきからそんな力なんて無いって言ってるでしょ!」

と答えると、孝介は目を細め神妙な面持ちで英美を見詰めながら、今、両手でも到底受け止めきれない英美の乳肉に指先をめり込ませ一度だけ軽く掴み揉んで見せる。

「あぁーーん!やめ・・・・・あはぁ〜ん!や、やだぁ〜き、気持ち・・・・・イイーッ!」

忽ち英美は、全身に電撃が走るような刺激に襲われ思わず喘ぎ声を上げてしまう。

同時に、ジンジンと疼き出す淫部はジワリと濡れ、シーツに小さなシミを作ってしまう。



今までに、激しく攻める男は大勢いた。

特に自慢の大きな逸物を持った男は、野獣の如く英美の体を弄び、激しい腰使いで得られる快楽に酔いしれ何度も絶頂を迎えていた。そんな時にも英美は淫部を濡らすことは無かった。

感情をコントロールしていた。

英美が絶頂に達する時とは、男達が精力を使い果たし、英美から離れようとする、その後だった。

男達を・・・・・強姦する。

性欲の赴くまま激しく男達を扱き、既に枯れ果てる寸前の・・・最後の一滴までを搾り取るのだ。

決して“イカせる”事はあっても、“イカされる”ことなど一度も無かった。

それにたった一度揉まれただけで、こんな脳天を突き抜けんばかりの刺激など味わったことがなかった。

しかし、そんな考えも直ぐに吹っ飛び、淫部がジンジン疼きだしイカされないようにと股にギュッと力を入れて締めつけるが、腰がカクカクと震えだし、ベッドにはみるみるシミが広がりだす。

(イ、イカされた?・・・こ、この私が?・・・屈強な男達でさえ手玉にとって何度もイカせてきたこの私が、こんな子供におっぱいを一揉みされただけでイカされた。そ、そんな!)

英美は、孝介から離れようとするが・・・出来ない。・・・いや、離れたくないという強烈な衝動に精神が支配され動けず、股間をぐじゅぐじゅに濡らし続けた。

孝介の手は、まだ英美のおっぱいを揉み続けている。

あまりの気持ち良さに、激しく喘ぎ声を上げるしかない英美。

口は半開きになり涎を垂れ流し、目は虚に宙を彷徨っている。

しばらくすると、その刺激は全身を性感帯にされたかように、孝介が軽く太ももや腕に触れただけで激しい刺激が走り、英美を更に深い快楽へと突き落として行った。

とうとう英美は、腰をカクカク振るわせ後ろに、ベッドへと倒れ込み、孝介はむっちりとした英美の太ももの上に馬乗りなり今度は両手でおっぱいを揉みしだき、ぷっくりと、さくらんぼのようになる乳首を交互に口に含みながら舌先で舐め回していった。

一揉みごとに、更には乳首を一舐めされるごとに英美の隠部からは勢いよく水蜜が迸り、シーツを濡していく。

英美は孝介に全く抗えず、されるがまま・・・イカされ続ける。

孝介の右手は、ゆっくりと隠部の方へと移動すると、うっすらと茂った陰毛を掻き分けクリトリスを探し当て、優しくつまんだ。

「ウギャァーッ!あはぁーーーーーん!」

おっぱいを揉まれる快感以上の刺激が、英美を襲う。

“イキ狂う”そう感じる程の激しさだ。

涎を撒き散らし、白目を剥き、もんどり打つくらい激しく悶え続ける。

巨大な乳肉は激しく振り回され孝介を体ごと叩き飛ばしそうだ。中指がググッと膣奥深に差し込まれた途端、時が止まったように英美が静かになる。

「あうっ!」

と声を発しながら体を痙攣させると、凄まじい勢いで大量の水蜜を撒き散らす。

さきほどよりも大量の水蜜は部屋の端まで迸り壁を濡らし、床もぐっしょりと濡らしてしまう。

ひくひくと引き攣った様子の英美に、孝介は耳元で囁いた。

「お姉さん、嘘ついてたよね?」

英美に反応は無い。カッと見開かれた瞳は正気を失っているようにも見える。

「・・・少し、やり過ぎちゃったかな。手加減は十分にしたつもりだったんだけど。」

孝介は小さな両手で英美の顔を優しく包み込み唇を重ね舌を捻じ込ませると、そのザラザラとした感触を味わいながら舌を絡めていく。

孝介は経験豊富だった。普段から性欲を満たす為に両親には内緒でいろんな女と関係を持っていた。それはお互いに同意の上でのことだ。

今ではその経験で得たテクニックだけで、女を“イキ狂わす”事もできてしまうほどだった。



孝介には、ある特別な能力もあった。

その存在だけで男を狂わせてしまう佐知江の息子なら、当然と言えるだろう。

それは・・・・・

佐知江が列車に乗り込めば、確実に数十人の男達が性欲を曝け出し精液の匂いが車内に充満し騒然となる。時にはそれは列車を停車させてしまほどにまで発展する。警察沙汰にもなる事も少なくは無かった。

これは、佐知江の催淫能力のせいだった。

そんな佐知江の催淫能力が、息子である孝介にも受け継がれていた。それは佐知江よりもはるかに強力だtら。それは、仮に佐知江が孝介を催淫させようとしてもそれを打ち消し、尚も佐知江を催淫させることができるほどの強大だ力だった。

孝介のセックステクニックと催淫能力。この二つだけでも女を快楽に溺れさせて死に至らしめることができるほどの武器だ。

しかしそれに加えて、孝介には絶大な武器がもう一つ存在した。

それは・・・・・



「うっ・・・・・・」

英美の意識が、孝介のキスでしっかりとしてくると、次第に全身の感覚が戻り始め、唐突に孝介の舌の感触が英美の口一杯に伝わった。

子供とは思えぬ激しい舌使いとそのテクニックに、英美は再び快楽を呼び覚まされ、直ぐさま意識が遠のく感覚に見舞われた。

抵抗出来ない。口の中を貪るように激しく蠢く孝介の舌は、激しくも隠部をジンジン疼かせるほどに気持ちよさを英美に与えていた。そして疼きが止まらぬ隠部には、未だ孝介の指が入れられている。

巧みに動かされるその指先は通称Gスポットと呼ばれている、挿入口から数センチの辺りの膣壁を垂直に押し上げ刺激を与えていた。これは、クリトリスを直接刺激するよりも激しい刺激を与えられる。こういった事を孝介は熟知している。

最初は優しくそして次第に強くと、英美の息遣いや体の火照り具合など、英美の体の全ての反応を感じ取っているかのようにその動きや強度が自在に変化していく。それはまるで、何十人もの女と関係を持つ経験豊富な男かAV男優を凌駕するテクニックだ。

暫くして、孝介は行為を止め、子供とは思えぬドキッとするような色気のある眼差しで、英美を見詰め・・・

「じゃ、そろそろ仕上げに取り掛かろうかな。」

「えっ?」

孝介が口にした言葉の意味を理解出来ずに唖然としている英美に、孝介はゆっくりとズボンを脱ぎ、股間にあるモノを引き摺り出し、腹部に乗せた。

それは腹を押し潰さんばかりに重くのし掛かり生暖かく、湯気を立てるほどに湿気を帯びた黒々とした肉棒と睾丸だった。

腹部が沈み込むほどにズシリと重くのし掛かる孝介の逸物と睾丸は、今日まで英美が目にしてきた何十人もの男達のモノとは余りにも掛け離れたモノだった。精子を生成する睾丸は逸物の付け根あたりからゆとりのある陰嚢に包み込まれ左右に大きくはみ出し、その存在感を否応無しに英美に見せつけていた。

「・・・・・・・・・・!!!」

言葉にはならないが、その表情から今の英美の心境が窺える。



孝介は、学校に通っていた頃から一般的な成人男性が羨むほどの立派なモノを持っていた。それ故に、体育や水泳の授業では、みんなからからかわれていた。

女子からは、ズボンの股間が大きく膨らむ様子に「キモい!」だの「バケモノねっ!」だのと散々罵られてきた。

当然、年頃の孝介は凄く悩んだ。

そんな悩みに担任の神波 瑠美は相談に乗ってくれて、凄く感謝していた。

そんな孝介が瑠美の一件から学校へ通わなくなってからは、その逸物は急激に成長を遂げ、今のようなサイズとなった。

父、雄大も、巨根であった事が影響しているのかもしれないが、孝介が12歳になるころにはそのサイズは雄大を遥かに越えるまでになっていた。

常軌を逸していたのは、逸物のサイズだけでは無い。睾丸も、林檎かメロンのような信じ難いサイズだ。そのためか、性欲と精力に至っても、孝介の華奢な体からは想像もつかないほど凄まじいもののようで、自慰行為を行う時には、その射精の量から数枚のティッシュを重ねて使う程度では全く役には立たず、必ずトイレか入浴時に行っていた。



あまりの衝撃に押し黙る英美に

「大っきいでしょ?パパのよりも大っきいんだよ。一緒にお風呂に入った時に大きさ比べをするんだけど、パパはいつも悔しがってたよ。」

無邪気に笑いながら話す孝介は、逸物を英美の腹部に乗せたまま扱き始める。

小さな手が、自分の腕よりも太い逸物を扱く様は異様としか言いようのない光景だ。

既に我慢汁に濡れ切っていた逸物は、ぬちゃぬちゃと音を立てて扱かれ、英美の目の前でみるみる太い血管を浮き立たせ、大量の血流が逸物の芯となる海綿体に吸収され、本来の逸物の形がそこに姿を現した。

カリ高でオレンジサイズの亀頭に、到底片手では指が回り切らない程の極太の竿を持つその逸物は、英美の淫乱な気持ちを誘うがそれは直ぐに恐怖へと変わる。

「そ、それを入れる気なの?」

孝介はニコリと笑うだけだ。

「い、いやよっ!そんなモノ入れたら壊れちゃう!」

泣きじゃくりながら大きく首を振るが、孝介はそれをグイッと持ち上げ、ゆっくりと後ろへと位置を変え、隠部へと押し当てる。

淫部から伝わる感触からも、それが途方もないデカさだと分かる。

「大丈夫、きっと一度味わったら癖になって直ぐ欲しくなるからさ。」

「い、いやっ!」

口では拒絶しているが、淫部はそれを求めているかのようにぐっしょりと濡れ切っていた。それは英美の本心を表しているようにも見える。

「ほら、ココは正直だね。僕のこのおちんちんを欲しがってるよ。これだけ濡れてたら、挿れても勢い余って抜けちゃいそうだね!」

自分でも分かっている。どんなに痛みを伴おうが、あのデカい逸物が欲しい!あんな凄いおちんちんを咥え込んで全てを壊してしまうほど快楽に浸りたい!と。

英美は唇をギュッと噛み締める

「大丈夫だよ。だってココは赤ちゃんが産まれてくるところでしょう?僕のこのおちんちんなんて、小さいもんだよ。でしょ?」

理屈ではそうだろう。しかし、出産を経験していない英美にとってこのサイズは未体験だ。

心拍が上昇して息が上がり、口呼吸でも酸素が足らないようだ。

「挿れるよ?」

拒絶しようにも、もうその物体の一部が隠部の割れ目を強引に押し広げて入って来ている。

「あうっ!」

一瞬、ゾクっとする痛みが全身に走るが、それは直ぐに快感へと変わり英美の体は自らそれを求め咥え込んでいった。

カリ高の亀頭は、Gスポットを抉り取るように刺激してから奥へと突き進んで行く。

それはまるで、膣内のベストポジションを全て知り尽くしたように激しい刺激を与えながら突き進んでいくようだ。

「ぐあぁぁーーーっ!ヒィィィィーーーーーッ!し、子宮が壊れちゃう!」


腹部に亀頭の形が浮かび上がり、それがゴリュッゴリュッと鳩尾へと移動していく。

英美は大きく口を開けて呼吸し、激しい刺激に襲われながらも腹部に蠢く亀頭の形を目で追っていると、ピタリと動きが止まる。

このサイズから、当然全てが収まることがない孝介の逸物は。半分挿入した所で子宮口に到達してしまう。

「お姉さん、気持ちいいでしょ?」

和かに微笑みながらそう言った後に、孝介は腰にグッと力を込めた。

既に最大まで勃起し尽くした思われた逸物が、今の力みで更に太さを増した。

「ヒギィィィーーーーッ!!」

英美は悲鳴にも似た喘ぎ声を上げ、一瞬気を失うも直ぐに覚醒する。

孝介はゆっくりと腰を引き、逸物をバックさせる。そして挿入口まで戻すと、今度は一気に押し込んだ。一度通ったとはいえこのサイズだ。再びイキ狂うほどの刺激が前を駆け巡り、子宮口に到達したかと思うと、今度はそこで止まらず、最奥まで突っ込んだ。

もうこれ以上行き場はない。それでもグリュグリュと押し込まれ、逸物は子宮内で大暴れする。

「うぐっ・・・・・・・・・・・・!ガハッ!ヒィィィーッ!!!」

息を詰まらせるような英美の反応は、快楽の極限を見せているようだ。

目を潤ませ、涙と涎でぐしょぐしょになる英美の表情は、意外にも和かだった。

うっすらと笑みを浮かべ、孝介を見遣る。

孝介は、根元近くまで入れたあとは何度もピトン運動を繰り返し、子宮の最奥の壁を叩きまくった。

精神崩壊を起こしてもおかしくないその刺激は、英美に異次元の快楽を与え続けた。

英美は激しく悶え、放心状態の意識の中で、その永遠とも思える快楽は英美の中に、何かを芽生えさせた。

その頃、ようやく孝介にも絶頂が訪れようとしていた。

ベッドの上のシーツは、これまで英美が数え切れないほどの絶頂を迎えてぶち撒けた水蜜でずぶずぶに濡れ切っている。

「うっ!お姉さんイクよっ!」

短く力強いストロークで、素早く腰を打ち付ける孝介は、止めとばかりに思いっきり腰を力ませつつ突き出した。

大人の握り拳ほどの亀頭が全速力でGスポットを叩きながら突き抜け、膣壁を激しく抉り取るように子宮口を突き抜け、最奥の子宮壁に勢いよく叩き付けられた。

「ああぁーーーっ!で、でりゅぅーーーーーーーーっ!!!」

孝介のはじめての喘ぎ声が部屋中に響き渡ると、ドロリとした精液が子宮内で太い束となってぶち撒かれ、あっという間に子宮内を満たしてしまう。その射精は数分にも及び、既に子宮内は精液で満杯だが、射精の勢いはまだ止む気配はなく、どんどん周囲の壁を押し広げ、体積を増す。

英美の腹部はみるみる臨月のお腹のように膨らみ、グブグブと音をたてている。

ズボッ!

ようやく全ての精液を英美の中でぶち撒け終えた逸物は、一気に引き抜かれた。

大きく開き切った淫部からは、濃厚な精液がドロドロと溢れ出してくる。それは直ぐにシーツには染み込まず、溶けたスライムのようにそこの留まっていた。

英美の腹部が元通りになる頃には、ベッドの上や床の上は二人がぶち撒けた愛液でぐっしょりと濡れ切り、マットレスの中まで染み込んでいた。

辛うじて意識を保っていた英美に、孝介は優しく声をかける。

「お姉さん、どうだった?本当は、最初からお姉さんに催淫能力があるの分かってたんだ。お姉さんの側に座った時に、僕の体が少し反応していたから分かったんだ。あのね、僕にも催淫能力があるんだけど、今は使わなかった。とても強力だから滅多には使わない。もし今使ってたら、お姉さん死んじゃってたかもしれないからね。」

「・・・・・・・ウフッ、もっと。」

英美が笑っている。

「えっ?」

「もっと犯して・・・・・下さい。やっと私を壊してしまうくらい満足させてくれる人が現れた。・・・・今度は催淫もさせて、もっと、もっと!激しく私を犯して下さいっ!君の言うことなら何でも聞きますから!性奴隷でも下僕にだってなっても良いの!一生マスターにお仕えいたします!だからっ!」

「マ、マスターって、何かの主人公じゃあるまいし。」

「いいえ、私にとって、貴方様はマスターです!私を究極の快楽へと導いてくださいました!」

「そ、そうなんだ。エヘヘヘッ!」

照れ臭そうに頭を掻く孝介は、この黒川 英美の性欲は異常だと感じる。

ここまで激しく犯さされて、和かな顔をしている女は見た事もなかった。

「僕が催淫能力まで発動させてお姉さんを犯したら、死んじゃうかもしれないよ?僕の催淫能力はお姉さんのものとはレベルが違うんだ。本来なら、僕はその催淫能力だけで女の人を“イキ狂う”まで犯せる。・・・・・仮に死ななかったとしても、廃人になっちゃうかもしれない。」

「構わないのです!私の身の安全など気になさらず、全力で犯して下さい!」

体を横たえたままだが、両手を合わせ祈るように孝介に懇願する英美のその姿は、まるで神を崇める信者のようだ。



英美はある資産家の娘だった。兄弟は兄が二人、それもかなり歳が離れている。

兄は学校の成績もトップクラスで家庭内でも両親が将来を期待していた。しかし二人の兄に対して英美は成績も底辺のレベル、何も取り柄がなくつまらない学校生活を送っていた。

そんなある日、学校帰りに他校の男子生徒三人に襲われ犯された。初めてのセックスだったが、気分は高揚し、最初は犯されていた英美は、今度は逆に襲い犯し始め、三人が気絶するまでセックスを続けた。

その日からセックスの気持ち良さが忘れられず、学校帰りにはわざと裏通りなど人通りが少ない道を選んで帰った。もちろんその目的は、強姦・・・される事だった。

恵まれた男受けするスタイル、特におっぱいのデカさはこういった時大いに役立った。

路地裏を薄着で歩けば必ず男の二、三人は後をつけ、必ずと言って良いほど襲ってきた。

最初は男達の好きなようにさせてやるのが英美のやり口だった。男達は英美のおっぱいに顔を埋めたり逸物をそこに挟みパイズリに興じたりと、やりたい放題に英美を犯した。そして最後は代わる代わる淫部に逸物を突っ込み、性液を気が済むまでぶち撒けた。こうして思う存分男達を楽しませ、英美の性欲が最高潮に達した時、今度は英美が男達を徹底的に犯し、からっからに干上がるまで徹底的に搾り取った。

いつしか、英美の性欲は自分でも制御できぬほどにまで高まるようになり、夜な夜な男を待ち伏せ襲うようになった。流石にこれは尋常ではないと感じた英美は、家を飛び出し行方を眩ました。

その後、こうして風俗業を営み性欲を満たす毎日を送っていたころへ、願ってもない特異体質の孝介が現れたのだった。



「そこまで言うんなら、良いよ。でも命の補償はできないからね?それでも良いなら僕は全力でお姉さんを・・・犯す。」

「あ、ありがとうございます!・・・・もし、私が生きていたら、マスターの性奴隷にして下さいませ!下僕でも構いません!私のこの体を、命を、全てをマスターに捧げますの!」

「分かった。・・・・・じゃ、始めようか?」

「はいっ!」

既に孝介の逸物は完全復活を遂げ、亀頭はテカリを見せるほど皮膚を引き伸ばして膨らみ雄々しく天を向いて勃起している。心なしかさっきよりもサイズが増しているように見え、我慢汁は一般男性の一回分の射精量はあろうかという量がぐぷぐぷと溢れ出ていた。

「きっと、催淫能力を発動させた状態で、僕がコレをお姉さんの中で一往復させただけで確実に意識は吹っ飛んじゃう。でも僕は、そのままお姉さんを満足するまで犯し続けるからね!催淫能力は精神を支配しちゃうから生きていらる確率は、限りなくゼロに近いと思う。・・・最後に何あ言うことはある?」

「マスター!愛しています!」

「あ、ありがとう!・・・僕もお姉さんの事、好きだよ!」

「・・・・・ありがとうございます。」

この直後、淫部に激しい痛みが走ったかと思うと同時に、激しい刺激が全身を硬直させ、激流の如く快楽が英美を幾重にも包み込んだ。幾度となく絶頂が訪れる。それは断続的なものでは無く絶え間なく続き、“イキ狂う”というレバルをはるかに超えた永遠とも思える異次元の快楽だった。

体の中にあるモノ全てが、淫部から吹き出して行くような感覚だった。

(私・・・・・この子に壊されて行く。あのでっかいおチンポが私の中で荒れ狂い全身を喰らい尽くして行く。・・・・・・もう私の中には何も残っていない。・・・・ああーっ!今度はあの子の熱い体液が私の中を満たして行く!熱い!熱いっ!・・・・・あれだけ沢山の男を犯してきたのに全然満足できなかった、それなのに、この子はあっさり私を満足させてくれた、私の全てを壊して消し去ってくれた。もう、“私”ではない。全てがあの子のものになったのね。・・・・・・凄い!本当に凄い子!こんなにも可愛い子なのに。全く敵わない・・・・・・・

英美の意識は、次第に真っ暗な淵へと沈んで行った。



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「うっ・・・・!」

ゆっくりと目を覚ます英美。気分はとても晴れやかだ。

辺りは豪雨にでも見舞われたかのように全てが水浸しだった。

ベッドはもちろんの事、テレビやテーブルの上もバケツに入った水をぶち撒けたように濡れ切り、至る所に白濁したペースト状の精液が垂れるこなくこべりついている。

部屋中に充満する、強烈な雄と雌の匂いを一気に吸い込んだ英美は、収まっていた性欲が再び目を覚まし、淫部を疼かせる。

「マスターに、また犯されたいの・・・・・。」

孝介の姿を求めて、辺りを見回す英美。

すると、浴室のドアが閉じられる音がして孝介が姿を現した。

色白で華奢な孝介が、その股間からもう一本脚が生えているかのような巨大な逸物をぶらぶらさせながら、こちらへと歩いて来る。

小振の西瓜かメロンかと思わせる大きな睾丸も、もうギッチギチに張り詰め、既に次の射精を待っているようだった。

英美を視界に捉えるや否や、孝介の逸物は我慢汁を溢れさせ、何度かビクンビクンッと大きく弾んでから一気に垂直に勃ち上がった。

その様子に英美の性欲は臨界点に達し、

「マスター!準備は出来ております!どうか私を、マスターの性処理にご利用くださいませ!」

孝介は英美の申し出を受け入れ、再びベッドへと身を投じ、翌日の昼まで果てぬ性欲を英美にぶつけた。



夕方に目を覚ました二人は、一緒にシャワーを浴びた後、すっかり清掃を済ませて綺麗になったベッドにタブレット端末を持ち込み裸のまま横たわり、先ずは今回の計画の詳細を英美に説明し、そのあと次の計画へと駒を進める準備に取り掛かった。

「マスター?他にも協力者を探すのですか?」

「うん、お姉さんとは違うタイプの女の人をね!」

「ねぇマスター?その“お姉さん”って言う呼び方を変えて頂けませんか?今はもう私は、マスターの性奴隷であり下僕ですの。“お姉さん”はおかしいと思うのですが?」

「そうだね。それじゃ・・・・」

孝介はしばらく考えを巡らせ

「“くろかわえいみ”だから・・・その文字の中から幾つか選んで・・・“く・ろ・え”・・・・クロエってのはどうかな?」

「はい!マスターにつけて頂けた名前なら全部お気に入りですの!これからはクロエとお呼びください!」

「うん、そうするよ、クロエ。」

「はい!マスター!」



クロエを仲間にした事で、ほとんどの男はクロエの超乳と催淫能力で抹殺できるだろう。そのほかの男の抹殺には、違うタイプの女が必要だった。


つづく

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