『VOTRE CHÂTEAU』解説① (Pixiv Fanbox)
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今回から『VOTRE CHÂTEAU』のことについてちょっとずつお話していこうと思います。
ゆるく書くのでゆるく楽しんでもらえたら嬉しいです。
記事1つ目なのでテーマを決めたときのお話など全体の設定について。
■テーマ
舞台を雑居ビルにすると決めたのは昨年6月頭頃。
いつもデザインを担当してくれているひなみちゃんには次回作でやりたいことを決めたら雑に共有しているんですが、最初に話した際の会話はこちら。
そりゃそうなる……。
この時点で
・1階に不動産があって1曲目もそこからはじまる
・各フロアはお店もあれば住民もいてめちゃくちゃ
・FANBOXの特典で鍵をつけたい
というところは決まっていました。
この頃自分の中で「ルームキー」というグッズに対するブームというか憧れが高まりまくっていたため、特典は絶対鍵にするぞと燃えていました。無事できてよかった。
■ストーリー(構成)
『1つの場所を舞台にして、そこに関連する人たちの群像劇・キャラソン風の曲を詰め込んだCDを作りたい』
という大きなテーマ(作りたいものの目標)が大元にあって、昨年の「いろは七不思議探訪記」も構成としてはおおよそ同じです。前作の個人的な反省点が世界観の設定や楽曲の繋がりが分かりづらいことだったので、今回はデザインや事前告知でもなるべくそういった話がわかりやすいようにした……つもりです。
全体構成は1曲目の主人公視点から始まり、各フロア住民の覗き見曲(主人公ちゃんが実際に覗き見しているわけではないです)、それを経て再び7曲目という流れになります。
これも同じく6月頃にはざっくり決まっていました。
1曲目は先に私が簡単なお話のテキストを書き、それを元に楽曲とマンガを同時進行で制作していただく流れだったのですが、密度があるとはいえない自作の文章に肉付けされていく感覚がとてもワクワクしました。
曲・マンガの制作進行中は適宜進捗を共有し、どちらかで取り入れられそうなワードや要素があったら取り入れていただいたりもしています。
全部は恥ずかしいのでテキスト一部です。
これは導入となる1曲目のストーリーなので大体1500字くらい書いていました。
曲マンガともに、テキスト内の言葉をそのまま入れていただいているところが結構多いです。うれしはずかし……。
■キャラクター設定
ビジュアルが出ている主人公(+動画が上がっているScientificationの子)に限らず、今回の楽曲は全てにキャラクター像・設定をつけていて、それを元にそれぞれの楽曲を書いてもらっています。
一番最初に決めたのが主人公の設定で、あとは「雑居ビルってこういうお店あるよね~」「こういう人住んでいてほしいよね~」という妄想をしながら煮詰めていった形です。
自分の好きな要素が詰まったオリジナルキャラクターに曲を書いてもらえたことになるんですね。素晴らしい。
キャラ設定は折角なので別記事で紹介しようかなと思います!
次回をお楽しみにということでよろしくお願いします。
「ここどういうことなの!」っていうご質問などがあれば答えられる範囲で書きます!
よろしければコメント欄へどうぞ……!