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Changedの主人公のゲームオーバー時の姿の1つ。 2枚目はラバースーツっぽく縫い目の描写アリになっています。 ------------------------------------------------------- ・・・あれだけ細心の注意を払ったのに。 今回「も」僕の脱走は失敗に終わってしまった。 その巨大な腕で背中をひと撫でされただけで、僕の全身は徐々に黒味を増していき、一瞬のうちに撫でてきた巨大な腕の持ち主と同じ・・・黒いドラゴンの姿に変化していたのだ。 黒光りするゴムのような、この研究所にいた連中と同じような体表。 どこから見ても僕は人間では無くなってしまった。 背後の窓の外に広がる鮮やかな黄昏空の色合いが、途方に暮れる僕の気持ちを更に沈めさせる。 「これからどうすれば・・・・」 僕はうなだれるように両腕を地面に付け、半ばパニック状態になっている頭を少しでも冷静に保とうとした。 その時。 「え?」 僕は・・・ 下腹部の縦に割れた皮膚の割れ目から、今までに見たことのないような生々しいものが見えていたんだ。 それが何かなのはなんとなく分かっていた。 こんな時になんで・・・と思っていたのも自覚していた。 でも・・・ 僕は無意識のうちにそれを4本指となった腕で掴んでいたんだ・・・。

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