Home Artists Posts Import Register

Content

※2022/08/07 全体公開開始 【2400×1297pixel】【Rubber/Shark/Dragon/Dog】 以前の落書き(2枚目)を再構築したものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『皆様、お目覚めになりましたでしょうか? ・・・この度は、当生体スウツ研究所への献体へご志願いただき、改めてありがとうございました。これが採用不採用を決める最終選考になります』 『これから最終選考に残られた皆様には、自分以外の相手を射精まで導いていただきます。方法は相手の体に危害を加えるような行為以外でしたらば自由です。部屋内の道具もご自由に使用していただけます。皆様が眠っている間に着用して頂いたスウツは当研究所の技術も使用しているため、自らの力で脱ぐ/破壊することは不可能ですのであらかじめご了承ください』 『選考落ちになる要件は以下の通りです。 1、首に巻かれたベルトを外すこと。 2、相手に肉体的な危害を与えること。 3、相手に対して精神的なダメージを与えるような言動を行うこと。 4、相手よりも先に射精してしまうこと。以上になります』 『射精の判定になりますが・・・先走りやメスイキ等ではカウントされませんのでご注意ください。相手を選考落ちにさせるためには、吐精を伴う射精を行わせる必要があります』 『最後まで残った方は生体スウツへの改造権が確約されます。皆様今までの努力の結果を惜しみなく発揮してください。ではカウントダウンを開始いたします・・・』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「最終選考・・・ねぇ」 別室のモニターでその様子を眺めていた研究所広報課の主任、適合者であるツァイロンは少し呆れたような表情をして同室の研究員に振り向き、語り始めた。 「こういう人間性を問うようなやり方はちょっと自分は違うかなって思うんだけど。生体スウツになりたい志願者達だけの最終選考とはいえ、この設定じゃ生々しい人の感情が出るんじゃないの? 発案者が誰かは調べるつもりは無いけど、なんだかなぁっていう感じ」 「ツァイロンさん、今回はC班の室長の立案ですね、ちょうど今月の採用担当をされていますので・・・やっぱり、違和感というかお気に召されませんか?」 ツァイロンは両手を掲げてやれやれといったポーズをして見せる。 「うん、無理。こういうのは百歩譲って拉致素体にする内容だと思うんだけどね。こんな密室で最後の1人にだけ素体権あげます、って競争させたらどうなるだろうね。自論になるけどいい結果はそれほど期待できないんじゃないのかな。相手を出し抜いてまでなりたい、っていう子は正直なところ生体スウツとしては不向きだからね。なれても実験体止まりだろうね」 言い終わるとツァイロンは自前のタブレット端末を起動し、研究員のデータベースを開く。 (C班の室長・・・ちょっと要警戒しておいたほうがいいかな。何か嫌な予感がするんだよね・・・) 同室の研究員の前では平静を装いつつ、ツァイロンは少し不安を感じていた。

Files

Comments

No comments found for this post.