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まずはラフです。

なんかこう、ノゾミが全裸でむりやり開脚させられててめっちゃ恥ずかしがってて、ヒカリは着衣のままノゾミをいじめながら先生に差し出してる、という立場の差を思い知らせる羞恥プレイをさせたかったんですよね。

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ヒカリにいじめてもらいました。ラフなのでぷにっとした肉感とかは据え置き。

この娘、実はゲーム内の表情差分で笑顔が一つもないので(たぶん)どんな笑顔にしたものか迷ったんですよね。確か進捗のラフではこの顔を最初出してました。

でも……なんかめっちゃ少年っぽい顔だなって。ヒカリのイメージじゃないなってなりましたね。後で。


帽子を大きくしたのは、こういうのの大きさで体の華奢さを対比できるというやつです。ちっちゃい娘を描くときにはよく使える手法ですね。

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なので色々と微調整してこうなります。

ヒカリの顔はいつもの表情に。そしてインパクト不足に思えたので、ノゾミは片目を出させました。こっちの方が表情が魅力的に見えますからね。

手を下ろしたら絵全体の重心を整えるために少し斜めに。


ちなみに右側の尻尾は、形をよく見ると分かるのですがヒカリの尻尾です。尻尾と右手で脚を開かせてるんですね。

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コイツを線画へとおこしていきます。

線画へ起こす際は、ラフの線をパーツ毎に線へ置き換える感じでやってます。


まずはノゾミ。今回もほとんど変更はないですね。髪のディテールが少し増えてるのと、耳の位置が変わってるくらい。

あと、ヒカリの指で乳首を押さえられてるぷにっと感は大切にしています。

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ヒカリの方は髪が色々と適当だったのでちゃんと描きます。

あと、足もタイツだと分かるようにシワを入れておきます。指の頂点から頂点に線が延びている感じですね。

ハイランダー鉄道学園の校章がゲーム内で正式に出てきたので、こちらでも正式なものを実装しました。K-Noteくんが描いたやつは立ち絵から推測した曖昧なものだったのです。


指を手袋に見えるように描く際は、縫い目の表現が最重要なので忘れずに。

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塗り分けてパーツ分けします。

ほぼ一緒ですが、目を若干イジってますね。

ヒカリはまつげが分厚く見えたので今風に薄く。ノゾミは羞恥心を強調するため目そらし気味に。


可愛いですね。

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ガツガツ塗って行きましょう。

まずは1影。アニメ塗りを基調として、情報量は最小限に留めます。……ってことを最初忘れてて首元だけブラシ塗りっぽい感じです。そろそろ慣れろ。


目はハクロちゃん描いたあたりからの描き方ですね。影の付け方とか多少変えてます。理由としては……なんでだっけ?忘れました。すまない。

ハイライトは視線の向いている方向と逆に入れてることが多いです。なぜか違和感あるときだけ逆にしてますが。……どういう法則で入れるのかが最適なのか、未だに曖昧ですね。

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2影とハイライトを追加し、1影をグレードアップしていきます。

いつものことですが、2影はなるべく最低限の部分に。特に物体と物体の距離が近い部分に入れると効果的です。

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そして0影を入れます。50%くらいの不透明度になってる1影ですね。

肌や髪、服全体のディテールをこれでかさ増ししていきます。肌ではゆるやかな凹凸、髪では毛の感触、服では繊維や細かなシワのディテールを足す感じですね。今回はないですが、ツルツルした面では反射してる物体の影とかを足すのもグッドです。

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背景を入れ、オクルージョンシャドウ等をエアブラシで吹き、立体感を演出していきます。入り組んだところにオクルージョンシャドウを入れると一気に存在感が増してくれますね。


乳首の移動は、こっちの方がツンと立ってる感じが出るかなと考えてのことです。こういう細かな位置でも肌のハリとか変わるんですよね。

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さて、着彩です。

ここでぶっちゃけますが、今回K-Noteが描いた絵から色のレイヤーをそのまま持ってきてます。左の方に消し忘れた黄色い紐が浮いてるという怪現象が起きてるのがその証拠ですね。今気がつきました。


というわけで、このステップはK-Noteの作業を再現したものなので試行錯誤とかはほぼありません。乳首のハイライトだけ色々イジりました。

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とはいえそのまんまだと合わない部分もあったりするので、調整も随時していきます。帽子のツバを少し黒くして画面を引き締めたりですね。


とはいえここからは調整段階なので気は楽です。心の赴くままやっていきます。

肌に赤みを入れたり、首元の影に青みを入れたいなーとかやってます。

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髪の加工ですね。顔周りにハードライトで透け感を出しつつ、焼き込みリニアレイヤーにエアブラシで濃い部分を入れてあげることで立体感を出します。

フィギュアのシャドウ吹きみたいなイメージですね。こう考えるとフィギュアの工程とかも参考になるかもしれませんね。今度調べてみようかしら。

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光によるグラデも入れます。

こうやるだけで肌がぼんやりと輝いて見えたり、画面全体が明るくなったように見えるんですよね。不思議なものです。

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そして全体エフェクトです。結構変わったでしょ?

これ、前の橘姉妹絵では最初の方にかけてるんですよね。加工順に関しては気分です。焼き込みリニアで全体に薄く色味をつけ、そのうえからいつもの青と赤のスクリーンレイヤーを薄く乗せています。


……これ、言葉で言っても伝わらないのでスクショ載せますね。

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これです。通常表示をするとこんなレイヤーを乗せています。

まず全体を青いエアブラシ(0,0,255)でザーッと塗り、肌周りにだけ赤(255,0,0)を乗せている感じですね。これをスクリーンに変え、あんまり大げさになりすぎないように不透明度10~15くらいでのせてます。

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さてまだまだ加工していきましょう。

まず背景を暗くして人物の輪郭を際立たせます。

そして、肌に追加のオクルージョンシャドウを入れて立体感を更に強調します。肌って明るいので普通にグラデーションマップ使うだけだと物足りなくなりがちなんですよね。特にえち絵は肌の立体感が重要ですので。

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肌のハイライトを入れつつ、微調整を行います。

肌のハイライトについては、モノクロの時に肌を真っ白で塗っている都合上、ハイライトを入れられないんですよね。なので別口で入れます。

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さあさあ最後の仕上げです。

目を髪に透けさせて透明感を出します。そして追加の髪で髪のディテールをかさ増しします。いやー、この工程は本当に楽しいですね。一気に完成度が上がった感じがします。

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そして汁気を追加して完成!

やっぱり汗はいいものですね。吐息も追加で興奮して火照ってる感じを出していきます。えっちだ……。

こういうの、クリスタの粗い水彩は使いやすくていいですね。好き。


今回もいい絵が描けました。お疲れさまでした。


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