Home Artists Posts Import Register

Content

まずはラフですね。

今回、イブキちゃんに寝バックしてぇ~~!!という素直な欲望に従いました。

我ながらこのラフがスラスラ出てきたの、欲望丸出しだなと笑ってしまいます。


手はシーツを掴んでる感じにしようと決めていました。あと、小ぶりなお胸とのけぞりにこだわりました。

衣装は大人の階段という意味を込めてドレス姿を基準にしましたがリボンの形と帽子の有無くらいしか変わらないですね。全裸ですし。

――――――――――――――――

スラスラ出てきたイブキちゃんに比べてこの男はとても苦労しました。

特にこの手前の腕。イイ感じにイブキを隠さない位置にするのには苦労させられました。イブキちゃんのぷにかわボディを男の腕で隠すなんて罪悪以外のなにものでもないですからね。

男が筋肉質なのは、まあデブのオッサンとか絶対えち絵に入れたくないという私の意思の表れですね。汚ッサン絵とか私には絶対に無理だ……。


それはそうと、寝バックって資料調べたら見た目結構シュールですね。

――――――――――――――――

線画に起こしていきます。

まあそんなにラフと変わりませんね。このラフと変わらないというのがミソで、ラフの雰囲気を損ねないように結構線は選んでいます。メイキング用の一個前のスクショとかよく見返しながら描いてますね。

ここが一番重要と言ってもいいので、手間は惜しまないようにします。

――――――――――――――――

塗ります。

まあバケツ塗りですね。グリザイユ画法を取る際、この時点では灰色一色で塗る方法を採る方も多いようですが(「フィギュア 原型」でググって出てくる画像みたいなのを目指す手法)、私は最初から塗り分けちゃいます。こっちの方が影塗り段階で完成版のイメージを掴みやすいので。

――――――――――――――――

顔の微調整を行いながら、レイヤー1枚で1影を塗って行きます。

この段階ではほぼアニメ塗りを目指し、影の面積自体はなるべく小さくするのを意識しています。個人的に情報量が少なめな方が好みなんですよね。後から調整しやすいですし。


普段のやり方だとどうしても情報量が多くなってしまいがちだったので、今回は一つのやり方として「アニメ塗り→不足分を補っていく」という形にしてみました。

――――――――――――――――

1影を修正したりぼかしたりしつつ、2影も入れていきます。

上の影だけだとさすがに情報量が少なすぎるので、ところどころぼかしたりエアブラシを入れたりして体の柔らかさなんかを表現していきます。

2影はなるべく小さく鋭く。1影でおおまかな形を表現し、2影はアクセントとして入れる、という感じですね。


あと、今回は0影というものを導入しています。これは私が勝手に名付けただけなのですが、「情報量をかさ増しするための1影より薄い影」のことですね。髪に入ってる薄い影が代表的な例です。これで髪や布の細かなニュアンスを表現するというわけです。

――――――――――――――――

ここから着彩していきます。

まず、ベースに赤茶色のグラデーションマップ。お肌はいつもの秘伝のグラデーションマップ。乳首は別個に乗算で赤みをつけて。髪は色調補正レイヤーで色相と彩度だけ変更しています。

黒い部分はこの段階だと塗り忘れています()


この段階は、塗り分けをしていると一瞬ですね。かなり変わっているように見えますが、諸々の調整含めて10~20分もすれば完了です。グラデーションマップは神。

――――――――――――――――

大切なものを思い出しました。そう、翼と尻尾です。

はい。完全に忘れてました。


というわけで描いていきます。まず翼は脱力してへにょりとさせます。気持ちよくて力入ってない感じを表現しています。

尻尾の方は男の腰に巻き付けて離さないようにして愛情表現。ちなみに尻尾の動きは某まぞくのシャドウミストレスさんを参考にしました。シャミ子が悪いんだよ。


全体の色味については、まず焼き込みリニアでうっすらと全体に色を乗せています。

その上から、「スクリーンレイヤーで青と赤を乗せるやつ」をやってます。……正式な名前が分からないのですが、赤と青の加工とかでググったらyoutubeのショート動画が出てきます。あんまり上手じゃないですが。

流行ってたときは顔周りだけだったのですが、こっちでは全身でやってます。

――――――――――――――――

さらに、オクルージョンシャドウを追加していきます。物体が入り組んだ場所が暗くなるというやつですね。これを入れると一気に立体感が引き立ちます。

また、お肌にハイライトと赤みを追加。これで一気にえちえち度が増してくれます。

肌の色味も細かく調整。えっちな絵ではここが一番重要ですからね。

――――――――――――――――

顔を細かく仕上げていきます。

目の方は、さっきまではグラデーションマップをかけただけだったのですが、そこに色々と加筆して情報量を上げていきます。目の縁を若干赤くしているのが色っぽくなるポイント。


また、口も色々と試行錯誤した結果こんな形に。歯を描くのって絵柄が古臭くなったりしがちで苦手だったのですがイイ感じに共存させることに成功したんじゃないかなと思います。


頬の赤みは耳の方まで赤くしていきます。

今回、手前の髪をかき上げている髪型の都合上、どうしても顔がのっぺりして見えてしまいがちなので、頬紅を強めに入れることで影っぽくして顔の立体感を出しています。

――――――――――――――――

背景を入れていきます。

シーツなのは決まっていましたが、それ以外は何も決まっていなかったために背景色には悩みました。最終的に、イブキちゃんの眩しい玉肌が目立つよう暗くしました。

――――――――――――――――

全体の色味を調整しつつ、背景に情報を加えていきます。

今回はクリスタの粗い水彩ブラシを使って、ちょっと熱気のようなモヤを入れています。また、イブキの周囲にハードライトで黄色い明かりを入れることでぼんやりと光っているような効果を入れています。これでイブキちゃんが輝くって寸法です。


あとは汗や水滴を追加し、シーツに染みをつけることで情事の激しさを表現します。

エロ絵において湿度は正義。

――――――――――――――――

さらにベッドのシーツを加筆したり、枕を描いてほぼ完成ですね。

ビクビクとしている記号も入れてあげてイブキちゃんを感じさせます。


全体の色を暗くしたのは夜っぽくていいかなと思ったのですが、後から見ればうーんって感じですね。最後に修正されます。

――――――――――――――――

差分。

表情を変更して、あふれる精液を描いています。

あとヘイローにノイズが。意識が飛びかけてますねぇ。


さりげなくビクビクの記号を描き変えるだけで結構違って見えるので、一手間としてオススメです。

――――――――――――――――

最後にフォトショで微調整を加えて完成です!

お疲れさまでした~✨



Files

Comments

No comments found for this post.