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1:ラフ

遅くなってしまいましたがメイキング始めます。

まずは没ラフですね。今回は3枚のラフから1枚を選んでいただくところから開始しました。



これらの中から、今回は依頼者様に2枚目を選んでいただいた感じです。

あとの2枚もどこかで使い回……再生する可能性もあるので、見覚えのある構図の絵が出てきたらそういうことだと思っておいてくださいw


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2枚目をベースに、依頼者様の意見を聞きつつキャンバスの横幅を広げ胸を盛っていきます。

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ブラなしバージョン。

ちゃんと重力に従っていて体や腕に乗っている感じを出していきます。

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顔描いていきます。

アオリ構図なので顔の角度が合ってませんねぇ。このあたり、結構上手くいかなくてぐずぐずしてました。やっぱり角度のついた構図って難しいですね。


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で、納得のいくまで描き直しまくったお顔がこちら。

やっぱり可愛くないとテンション上がらないんですよね。

なんか腕が欠けてるのは差分のためです。今回は腕も動かす必要がありましたので。

……決してダルマが趣味とか、そういうわけではないですよ?


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おっぱい入り下着を乗せます。

デザインはなーんとなく頭の中に浮かべつつもまずはラフということで適当に。

……私、こういうデザイン考えるのめっちゃ苦手なんですよね。苦手なことは後回し後回し♪

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オナニーの手つきも作っていきます。

こう、画像を移動したときに「ばるん」ってなる感じを重視して、下着verと比べつつ描いていきます。肉に埋まってる手を描くのめっちゃ大変でした(こなみかん)

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そしてラフ塗り~。

ストッキングを忘れてたので追加しつつ、いい感じに塗っていきます。

目だけ本気塗りなのはただ単に気分です。可愛くないとやる気が出ない!!!!


今回は構図が単純なので逆光で迫力を出してやろうという感じです。

最近逆光の塗り方が分かってきました。ちなみにこの段階では影が明るすぎますね。まあそのあたりはおいおい色調補正していくので大丈夫です。

色調補正は変形と違って劣化しないのでガンガン使っていこうぜ!!!!

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おっぱいverですね。

ちなみに画像出力タイミングの都合上、こちらの背景の方が旧verです。「シチュ的に室内の方が~」という依頼者様の意向に沿ってああなりました。

ちなみにこっちのバージョンだと向こうの方に人影が見えたりと色々アブナイ感じです。


ちなみになんとなく肌が光って感じられるのは髪やタイツにかかっているリニアライトの効果によるものです。グラデーションってホントに大事。

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2:線画

線画に起こしていきます。

目だけは何故か完成版だったのでそのまま。ちなみに今回の目から(正確には落書きしたミユちゃんの目から)さらに描き方を変えています。なんか色々と複雑になるので細かくは説明しませんが、大きな変更点は瞳と目尻の線画が途切れている部分ですね。

これによってなんだか目がきらきらして見えます。オススメの表現です。


そして線画ですが、見ての通りブラのデザインができています。これ描くのに3日かかりました。非効率極まりない……。

なんか描いたり消したりしつつこんな形になりました。蝶の羽があるのは、この時プレイしていたゲームのせいです。星のカービィ ディスカバリーという大変面白いゲームですね。個人的にカービィ史上最高傑作でした。本当に最高だった。

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こっちも線画にします。

あんまり語ることないですね。ぶっちゃけラフの線を削って線画にした部分も多いです。


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塗り分けてからラフの色をコピペします。それだけ。

これで線画が完成ですね。

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3:塗り

さー塗ってくぞー!!!!

ここから先はダルマ状態になるのでご注意を。いや何に注意すればいいんだって話ですが。


全体的に影の色を濃くしつつ、まずは髪や髪飾りを塗っていきます。

今回はほぼほぼ影なので、いつもの1影の感覚で2影を入れていきます。

例によって例のごとくエアブラシでぼんやり吹いてあげると綺麗な丸みを帯びてくれますね。

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天使の輪を入れていきます。

実は天使の輪を入れる際に理論とかそういうのは頭から消した方がいいです。普通は光源と視点の位置関係で形とか変わるんですよね。

でもそのへんはイラスト特有の記号化で、割と変な形にしています。どの角度から見てもこの形。これが一番ビューティホーだと試行錯誤して学びました。

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お肌塗り塗り。ついでにタイツ修正。ふとももの丸みが足りなかったので。

胸のあたりはおっぱいで隠れるのでノータッチです。しかし乳首ないとエロスのカケラもないですねぇ。


膨らみを強調するように2影を入れていきましょう。線画の段階でぷにぷに度合いは決定されるので、線画に従って暗い部分に2影を入れます。

あと、すじ近辺やおへそ周りにほのかな赤みを入れて上げると大変えっちです。

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下着も塗り塗り。

差分のレイヤーフォルダーを行ったり来たりしながら塗っていくので割と面倒。

布系は肌と同じように塗るとつるつるになりすぎるので、多少エッジを残してざっくり塗りです。

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こちらはおっぱい塗り。

まあ肌塗りと変わりませんね。

乳首は影の中で明るすぎたり暗すぎたりしないよう慎重に色を調整していきます。明るすぎると蛍光色乳首になるので間を置いて何度も調整した方がいいです。

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下着にリニアライトを入れて馴染ませます。

この加工をすると、さっきのように肌が光ってるように感じられたり、あと透けてる感じが出てえっちになります。重要。

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4:仕上げ

色んな部分を調整します。

下着にレース模様を入れてみたり、肌やタイツにハイライトを入れてみたり。

タイツはいつものように自作のノイズブラシですね。まあエアブラシにノイズのテクスチャを乗せるだけの簡単なお仕事なのですが。

あと、全体的に肌の明度や彩度を落として逆光感を強くしています。

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反射光や追加の細い髪などを入れていきます。

後ろの方の髪の毛を明るくする加工、気に入っちゃいました。覆い焼きリニアでやってます。

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さらに細かい仕上げ。

肌の影が足りなく感じたので、3影を追加したり。

目を透けさせる加工をしたり。

線画に色を乗せたり。

まあそういう感じですね。

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仕上げが済んだバージョンのオナニー差分です。

表情は動いてませんが大変えっちでお気に入りに登録ありがとうございました。

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5:背景

背景です。

まずは壁を近づけました。あと自由変形で少しパース感も出しました。

アオリ構図なので上に消失点ができるんですよね。


あと椅子を描きました。

それっぽい椅子の写真の意匠を参考にしつつ、対象定規で描いていきます。

質感とかは写真を見たまま塗っていきます。デッサンの経験がモノを言う瞬間。

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背景を描きます。ジョバンニが一晩でうんたらかんたら。

手順を具体的にすると、


1:パース定規を使って窓の格子を描く。グリッド機能を使うと楽。

2:パース定規に沿って小物を描く。壺もパースに沿わせるように。

3:カーテンその他を厚塗りで描く。線画っぽいのは最後に上から描いてます。

4:レースカーテンっぽいものを半透明なレイヤーにノリで描く。

5:奥の方に屋根っぽいシルエットを描く(すんごい適当です)

6:覆い焼きレイヤーとエアブラシで明るくする。


という感じですね。

ぶっちゃけここに関してはひたすらどうしようか迷いながらワケも分からず描いてた記憶しかない……。レースカーテンについては、私がよく使うSAI2の自作ブラシで適当にできちゃうので解説のしようがないんですよね。クリスタでも濃い水彩を適当にいじれば再現できそう?

この壺、ラフ時点では花を挿す予定でしたが変に目を引くので削除しました。

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反射光を入れたり、下からの光を入れたり、画面周辺の彩度を落としてアリシアさんに視線が行くようにしたりと、色んな仕上げをしています。

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6:差分

差分量産のとき。

まずはオナニー差分の表情を少しとろけたものにします。

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こっちは絶頂の表情。

汁とかはあとで追加します。どうなったかは完成版をご覧ください!

汁の描き方に関しては、写真やイラストを参考にしつつ白でひたすら描いていくだけですね。地道な作業。

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そして絶頂後の差分。

この目は結構描くのが難しくて、なんか普通に変形しただけでは目と目が開いてしまったりで色々微妙だったのでかなり加筆しています。

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最後にキラキラエフェクトを追加して完成です!!!!

お疲れさまでした~~。


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