【R-18】ウイちょびっと縛る／メイキング（19枚） (Pixiv Fanbox)

1：ラフ

まずはラフです。落書きのつもりなので段階ちょっとすっ飛ばしてます。

今回は以前買った「ボディちゃん -杉森建- Edition」を使ってみたくてうずうずしていたので使いました。

まずは写真を撮ります。（指紋見えないよう一部白くしてます）

ポーズは軽く縛られてる感じ。

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で、クリスタのゆがみツールその他でいい感じにイジります。

なんとなく分かるかと思いますが、腰と太ももを太くしました。

素体そのままだと味気ないですし、写真なのでどうしても平坦になってしまうんですよね。立ち絵ならそのままでもいいんですが。

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なぞりなぞります。体だけ。

頭に関しては私の絵柄と頭身が合わないので、今回は少し小さめにしてます。あと向きも変えています。

基本的にこのボディちゃんを使うときは頭は参考にしないようにしています。

髪の毛はぶわっと広がる感じですね。

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で、服着せます。

この辺りまでは服の上から亀甲縛りか菱縄をかける予定があったのですが、めんどいのでやめました。インナーごしの潰れおっぱいが描きたかったのです。

で、今回はこのラフをそのまま線画に加工する予定でした。なのである程度細かく描いていきます。

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線画の色を黒く変え、塗り分けます。

基本は公式絵の通りですが、えっちな雰囲気にするため肌の色はやや濃くしています。それだけだと浮くので合わせて他も微調整。スポイトはしてません。

なんか昔、ネルケのアトリエで歴代錬金術士の絵をNOCOさんが描いた際に色をスポイトしてないって言ってて「えーなんでー？？」って思ってましたが、最近はスポイトしない方が自分の描きたいものにたどり着くのが早いんだなって分かってきました。

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2：塗り

そして影をつけます。

今回、いつもと違ってこの段階から丁寧に塗っています。

もちろん、これが清書だからです。

今回はなるべくお手軽に描くことを目標にしましたので、線画を省略してお送りしております。なんかこっちの方が味が出て面白いかも……いやいや全部これで通すのも……みたいな葛藤があります。どうしようね？？

影の塗り方自体はわりといつも通りですね。

光源を意識して描く。素材によって影の付き方を変える。これにつきます。

今回、イメージとしては「さらさらヘアー」「少し厚みのあるタートルネック」「ふわふわセーター」「薄めのスカート」みたいな感じですね。服のシワは生地が薄く柔らかければ増やすのが鉄則です。

そして顔の周りのリニアライト。ちょっと前から取り入れてる手法ですが、かなり気に入ってます。強めに大げさに入れるのがコツです。

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髪の2影を塗っていきます。

暗い部分と明るい部分でしっかりメリハリをつけます。そして暗い部分はあまり多くなりすぎないよう、それでいてしっかりと主張するように調整しなければいけません。

また、広がった髪は層が薄くなるので透けている、という表現をするため先端や周辺部分に行くにつれスクリーンで明るい色を入れています。エアブラシ大好き。

そしてそして、肌部分の調整ですね。

これに関してはちょっと濃くしすぎてますが、まああとで調整入れてるので。

調整を恐れないことが大切です。

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で、タイツも描きます。というかこちらは描いてました。

今回、「スカート」「タイツ」「生足素体」という順でレイヤーフォルダーを重ねているので、ワンタッチで脱がせるのです。

線画は素体なぞったときのものを流用。ふとももがいい感じですね。

ランガードは乗算で表現。やっぱりタイツで一番重要なのはランガードですから。

……ランガードってタイツにはあんまりないのかな？　ま、まあいいです。一応ストッキングという解釈ってコトで。

あとは服の2影も塗ってます。

まあ特筆すべき点はないですよね。左側が影になってるのでやや多めに入れてます。

インナー部分はおっぱいの形を強調するようにさりげなく。

仕上げにエアブラシでざっくり入れるのはいつものやり方です。

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生足～♪

見ての通り、すじとふとももです。足首はアキレス腱に注意してあげるとそれっぽくなりますよ。

あと、この段階で色々と線画を綺麗にしました。特にセーターと脚はなかり見違えてますね。……あんまり変わらない？　いやぁ、拡大したら前のヤツ、結構ゴミだらけなんですよね。最低限のゴミ取りだけはしておきました。

支援サイトで高画質版を見に来たらゴミが目立った、ってなったら悲しいでしょ？

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生足塗り塗り。

2影で立体感をつけつつ、ハイライトを入れます。これだけで一気に艶めかしくなってくれるの、いいですよね。ハイライト万歳。

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タイツも塗ります。

これ、生足の影を移植して色を変えてるだけですね。

サボりではありません。逆にタイツはいただけで影が大きく変わったら変でしょー？

パンツは上からスジが分かるようにしておきましたぜ。

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いい感じに色調補正。

リニアライトかオーバーレイで全体的に肌の色を透けさせます。……黒のままでもよかったのですが、私のサイドエフェクトがストッキングっぽく加工しろって囁くんですよね。

んでんで、ハイライト。こちらはいつもタイツに使ってる自作のノイズブラシです。エアブラシにノイズのテクスチャ乗せてるだけです。それを覆い焼きで入れます。若干ぼかした上に改めてはっきりしたハイライトを小さく入れるとまろやかな仕上がりになります。舐めたい。

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スカートかぶせますね。

これ、さっきまでのと比べて線画を掃除しています。細くなっている上に、プリーツの線が綺麗になってるはずです。

影も綺麗に直しました。

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2影ぇ！

見たまんまの感じでつけてます。股間に多めに入れて、ふとももラインを強調。着衣えろすを存分に表現します。

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3：仕上げ

仕上げます。

背景を整理し、体のからきちんと影を落として実在感を出してあげます。

あとは顔を調整してさらに可愛く。肌の2影も調整ー。

そして重要な工程として、「彩度」レイヤーで影とベースカラーの境界部分の彩度を思いっきり引き上げています。

これ、やってあげるだけで一気に絵に深みが出るんですよね。オススメです。いわゆる0影というやつで、影の境界部分は固有色が強く出る、というものです。光が強ければ強いほど色も強く出るそうです。

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んで、最後の仕上げです。

まずはトリミング。膝部分をカットして、収まりよくしています。これはフィーリング。

そして背景の色を調整したりなんかそんな感じのことをして絵全体を馴染ませます。

イメージは古書館の中のベッド的な。あるのかな？　まあ寝泊まりしてるっぽいしあるでしょ。なかったら作れ。

そして線画の色トレスも行ってます。キャラの色だけを統合し、ガウスぼかしをかけ、かさねまくったものを統合し、線画レイヤーフォルダーにクリッピングです。その後不透明度を調整ですね。

要所要所に強く色を加えるのがミソ。前髪の先端とか。

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差分も作っていきます。

顔を赤くして更に恥ずかしそうに。

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興奮してる感じに。

追加の髪の毛も描いたりしてます。

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そして最後！！

フォトショ様による加工だぞー！！

とはいえ、今回はあまり加工してません。グラデーションマップをうっすらかけるだけだったので、たぶんクリスタでもできます。SAI2はできません。ぴえん。

ああ、でも髪の彩度を少し落としたのはいつもお世話になっております、CameraRawフィルターですね。

さらにはクリスタで息っぽいのを入れたり、周辺を暗くしてみたり。

以上で完成です！！　お疲れさまでしたっ！！