振り向き仙狐さんメイキング (Pixiv Fanbox)
Content
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下書きです。
体を描きつつ、ポーズを決めます。尻尾を大きくふんわりと。尻尾の付け根が描きたかった。
尻尾のもふもふ大事です。とにかく尻尾。
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服の下書きを描いていきます。巫女服の上からエプロンですね。体のラインは見えない感じにダボッと描きます。
それからさっさと頭の線画を完成させます。今回、顔部分に関しては下書き無しで行きました。なんか下手に下書きやるより綺麗にいくという個人的な経験則。
表情は優しげなモノを意識しました。完全なる世話焼きおばあちゃんですがそれがいい。
仙狐さんはイマイチ性的に見られないので、色気とかは無視していきます。可愛さ重視。
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線画完了。過去絵に比べて肩の力抜けてる感じがしてお気に入り。
まあおおむね下書きなぞっただけですね。菜箸の角度は全体のバランス見て変えました。というか可愛いな今回(毎回言ってる気がする)
髪飾りと毛先を追加しています。巫女服の模様は塗りで描く予定。
しかしホント可愛いな仙狐さん。ウチの先祖も誰か神的な存在に恩売ってたりしないだろうか。いっそのこと男でもいいから誰か来て欲しい(もちろん美少女が一番嬉しい)。
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下塗りです。この段階が一番絵の完成度低く見えてテンション下がります。
さっさと目を塗りたい。
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肌と目を塗っていきます。
目は今までと比べて塗りを簡素に変えました。ゴチャゴチャしすぎるの、よくない。
肌は面積が少ないのでさくさくっと塗っていきます。鼻の頭の影は原作漫画っぽい形に。
あと、ついでに手を微調整しています。でも多少大きいままですね。ロリっ子ですが、手が大きい方が包容力がありそうな気がします。
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毛を塗っていきます。
髪の塗りもいつもに比べて簡単気味に。天使の輪もスクリーンレイヤーで控えめな演出。ただし毛先は個人的趣味により跳ねまくっています。趣味だから仕方が無い。
尻尾は原作漫画を参考にしつつ、グラデーション気味にひたすら塗りを重ねていきます。もふもふ感を大事にしたい。もふもふは大事です。もふもふ。
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服を塗っていきます。
服の塗りって本当に難しいですよね。なんか最近少しだけ分かってきたような気がしますが、どうにも行き当たりばったり感が否めない。
今回はお尻の丸みを大切にしました。服の上からお尻の形が見えるのって素敵です。
巫女服の模様もこの段階で塗ってます。影を工夫して袖口部分は軽く浮いてる感じに。
仕上げにSAI2の質感機能でテクスチャをぺたり。情報量、大事です。
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光と影を追加していきます。発光レイヤーを多用。
反射光を描き加え、お尻の丸みを強調し、腕や尻尾で隠れてる部分に乗算で影を追加し、髪を多少彫り込む……といった感じ。
この工程を経るだけでぐっとクオリティが上がるので光と影は本当に大事です。
そして線画に色を乗せます。これも一瞬でクオリティが爆上がりするお手軽要素。欠かせない。
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仕上げに背景と、恒例の光の粒です。
背景の図形は原作漫画の表紙より。なぜか影がついてますが、理由は自分でもよく分かりません。
そして人物の後ろに影を入れたりして、背景と人物を分離します。これだけで一気に絵が見やすくなるのでオススメの工程。
あとはパラパラと光の粒を散らし、半透明の大きな丸を入れたりして完成です。
ここにGIMPでグロー効果を入れたモノが完成品になります。