レアモンスターと無価値な少女について+ラフ絵、設定画 (Pixiv Fanbox)

本作のテーマは解かりやすいですがそのまま「価値」です。 この作品で一番描きたかったシーンは石を二人で分けるシーンです。 周りからはただのゴミでも特定の人にとっては価値を持つ可能性があるという メッセージを解かりやすく表現するために入れました。 （なんならこのシーンを描きたいがために本作を描いた） クラリーが無価値な少女から大金を稼げる人間に変貌する点も価値の曖昧さを表現しています。 最近サバイバル動画をよく観るのですがこういうものは価値の見方を変えてくれるのですごく好きです。 食べ物のありがたみを知れたり、逆に世間体に囚われすぎることの無意味さを知れたり。 クラリーと虹石も原始的な生活をしていますがそのあたりの影響があります。 あとちょっとした小ネタですが「ブラック工場にきたブラックな新人」に登場する謎生物の幼少期がこの作品にこっそり描かれてます。 逆異世界転移したのでしょうね。 キャラは「色」をモチーフに使っているので 虹石→虹色、クラリー→clarityからなので透明、ブラック新人→黒　という感じになっております。