歌姫全滅EP:Aqours (Pixiv Fanbox)

〈瞳なし版〉

〈瞳あり版〉

レジストコード:黒花星人(AlienAtler)

身長1.6メートル/体重60キロ（推定）

恐怖の星・死の星と呼ばれる黒花星から飛来した異星人。

1974年、Ｔ都ＢＸ218地区の住民が蝋細工のようにされて全滅しているのが発見された。調査のために派遣された地球防衛隊の隊員たちが黒花星人を確認。これを追跡した隊員たちもまた、全員が蝋人形のような姿になって基地へ帰ってくることとなる。その後の星人の行方は不明。その後に起こった当時の地球防衛組織の全滅により、危険極まる異星人を取り逃がすという失態と黒花星人に関連するあらゆる資料は隠蔽・封印された。

20XX年にＳ県ＮＺ地区にて２度目の出現が確認される。私立Ｕ女学院のスクールアイドル部所属の学生を蝋細工のように変異させ多数の被害者を出す。人間の女性の姿から黒花星人の姿へ変貌する様子が防犯カメラに記録されており、今回の２度目の出現までは人間の姿で地球に潜伏していたと思われる。

Ｕ女学院での映像記録および以前の事件に関する資料の一部開示により、生物の蝋化現象は黒花星人の胸にある蘭のような黒い花「イザリア・ルブラ」から放たれる黒色スペクトラムＧ光線によるものであることが判明。この光線を浴びた生物は体組織を蝋質の炭化水素に瞬時に変質させられ、蝋細工のように固まってしまうこととなる。

黒花星人の特徴のひとつに女性がすすり泣くような声をあげるというものがある。1974年の出現時に最初の犠牲者になった男性は、深夜に温室から女性の泣き声のような音が聞こえるという噂話を調べようとして黒花星人と遭遇、蝋人形のようになって発見されたという資料が残っている。黒花星人の母星には大気が無いため、大気のある地球では特殊な呼吸方法を用いており、それが女性の鳴き声のように聞こえると考えられる。

地球に長期間潜伏、表立った活動をしていなかったにもかかわらず、突如学校を襲撃するといった行動を起こした理由は不明。同時期に複数の異星人が一斉に活動を開始している事から、異星人の間で何らかの談合・盟約のようなものがあったと思われる。また、レジストコード：プラスチック怪人および発泡怪獣・冷凍星人が黒花星人と同様にスクールアイドル活動をしている女学生を、石化魔獣が私立の音楽学校を襲撃した事件、また雪男星人がアイドルのコンサート、ねこ舌星人が練習中のガールズバンドを襲った事件が短期間に集中して起こっている事から、異星人は地球の音楽・特に女性の歌声に対して何らかの目的を持っている、もしくは警戒をしていると推測される。異星人は制限時間と目標人数の設定に基づき、特定条件にあてはまる地球人をハンティングして収集する遊猟、ゲームをしているのではないか、という警視庁未確認生命体関連事件特別合同捜査本部による仮説もあるが、現状異星人との対話によるコンタクトは取れていないため不明な部分も多い。

20220518歌姫全滅EPAqours