真面目な記事でも書いとくか・・ (Pixiv Fanbox)
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朝から「暴走モード」「絵守未來どうしたなんかあった?」と言われまくってましたが本人は「え?めっちゃ平常心だけど?」だったほにゃうえです!こんにちはこんにちは!
「絵守さんは、ネガツイ量産している絵師さんについてどう思いますか?」と、よく訊かれるのですが、外でお答えすると適度に燃えてしまって、その対応で無駄に時間をとられるので、信頼の置ける支援者様しかいないFANBOX内だけでお答えしたいと思います。
私達は「コンプレックスを原動力としている表現者」にあまり興味を持てません。
「怒り」が原動力になっている人や、オフェンス一辺倒の人(守備が疎かになっている人)に対しても、やはり興味が持てません。
上の「3つ」は瞬間的に支持を集める装置としては魅力的ですが、私達が興味があるのは「革命が起こる瞬間」で、革命には時間がかかります。
色気を感じる人に備わっているのは「瞬発力」よりも「持久力」で、長期戦(数十年戦争)の設計ができていない時点で、「あまり興味が持てない」というのが正直なところです。
「治水工事を後回しにして、戦争に出て、ようやく手に入れた『戦利品』が洪水で流されちゃったら元も子もねぇじゃん」という話です。
地味で面白味に欠けるかもしれませんが、私達は、明日も明後日も、そして10年後も、20年後も、面白いアプローチを“続けていきたい”ので、たいして話題にもならない「治水工事のような作業」にコストを割いていきます。
昨今のVtuberにも同じことが言えるかなあと思ってます。
あまりにも攻撃力全振り脳筋演者が多すぎです。
私達は一回一回はそれほど飛び抜けて面白い内容でなくても、「続けること」で「お昼といえば笑っていいとも」のようななんだかしらないけどBGM代わりに見てしまう配信をやっていきたいと思っています。
絵守未來も同じです。
御存知の通り絵守未來は大きく話題になるような華々しい活躍はしていませんが、私達は「どうしたら10年後も変わらず絵師さんの支援ができるか」に常に目線をおいています。
「生涯試合をし続けるのだから、たったの一打席で判断するのではなくて、打率を上げた方がじゃん」という考えですね。
私達も「自分が空振りするポイントを把握して、打率を上げた方がいい」という考えがベースにあるのですが、この『打率』というのを、もう少し丁寧に分解して考えた方がいいと思っています。
結論から申しあげますと、上げなきゃいけないのは、『打率』ではなくて、『得点圏打率』です。
『得点圏』というのは、ランナーが2塁か3塁にいて、「一発打てば点が入る」という、いわば『チャンス』のことですね。『得点圏打率=チャンス強さ』と翻訳することができるでしょう。
「3回に1回は打つ」という打率3割のバッターと、「普段は全然打たないけど、3回に一回ぐらいの頻度で回ってくる【得点圏】の時は100パーセント打つ」という打率3割バッターとでは、「打率」が同じでも、「打点」が全然違うんですね。
要するに、自分の取り分を考えた時に上げなきゃいけない数字は『打率』ではなくて、『得点圏打率』です。「チャンスが回ってきた時に確実にヒットを打てる」ということが重要なんですね。
(※チームのことを考えたら、「3回に1回は打つ」というバッターがいないと、そもそも【得点圏】が発生しないのですが、野球の話は、あくまで喩えなので、いい感じに流してください)
そう考えると、得点圏(チャンス)以外の打席は、「自分が打てない球はどれなのか?」ということ(空振りポイント)を調べる為に使った方がよくて、言ってしまえば、『得点圏外打率』なんて0割でいいんですね。
仕事で大切なのは「なにをやるべきかを決める」のではなく「何をやらないかを決める」ってやつです。
『得点圏外打率』の収穫は「空振りポイントを知る」ということで、それを知る為の最低条件は「打席に立つ」ということ。打席に立たないと、『得点圏打率』が下がり続けるという話ですね。
「お金を何に使うか?」も基本この考え方で、使わないと『得点圏打率』が上がりません。
「時間を何に使うか?」も同様。
身に付けなきゃいけないのは「チャンスシーンで確実に打てる力」で、勝ちパターンに依存してしまう組織や人が衰退する理由は「打率は稼いでるつもりかもしれねぇけど、得点圏打率(生涯打点・生涯売り上げ)が落ちてるぞ」という点ですね。
うちくらいの凄まじいプロになると「得点圏外で高確率でヒットを打ってんじゃねぇよ。空振りポイントが分かんねぇだろ。バカかよ」と考えるようになりますし、『打席に立つかどうか迷う』は論外中の論外です。
整理すると…
・得点圏外でコンスタントにヒットを打つ=失敗
・打席に立たない=大失敗。
・得点圏外で空振りするポイントを確認して、得点圏で確実にヒットを打つ=成功。
といったところでしょうか。
打席に立たないことによって、高確率でヒットを打つことによって、「何を失っているか?」を考えるといいと思いまーす。
現場からは以上でーす😊