ジークレー直筆サインの仕様変更します! (Pixiv Fanbox)
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こんにちは!ジークレーの直筆サインについて仕様変更をいたします!
いままでは用紙の裏に直接サインをしていただいていたのですが、数が増えてきたこともあり絵師さんに大変な手間を取らせることととなってしまっていました。
なぜ変更したかが気になる方は以下の「なぜ変更するのか」文章をお読みください。興味がない方は、「今後のジークレーについて」までジャンプしてください。
◆なぜ変更するのか
送って送られて・・のやりとりで2週間以上近くかかることも・・
絵師さんのスケジュール次第でそれくらいかかってしまうことも多々あり、それだけお客様にお渡しできる日が遅れてしまっていました。これはこうゆう仕組みにしている絵守未來が100%悪いことであって、絵師さんのせいにするつもりはまったくないのでいままで絵師さんのサインに時間がかかってて・・という言い訳はしてきませんでした。ですが受け取って、サインして、再発送するというのは絵師さんにとってはかなりの手間であることは間違いありませんでした。
サイン失敗のプレッシャー
絵師さんにとっては弊社のジークレーは「高額紙幣」のようなものです。サイン時は緊張しますし、ミスしたら刷り直しと思うとなかなかサインしにくいものです。実際失敗して謝罪をする絵師さんを何人も見てきて、うちのしくみが悪いだけなのに謝らせてしまってこちらこそ申し訳ありません・・となっていました。
そのような精神的なプレッシャーを和らげてあげたいと考えました。
サイン時や、運送中の汚れリスクがかなり高まる
絵師さんもきれいなタオルの上でなどと気を使っているのですが、クリーンルームではありませんし、サイン時はどうしても印刷面を下にする必要があり、微細なゴミや汚れが印刷面についてしまうことがありました。
また、弊社の特殊な顔料インクは用紙に染み込まずに上に乗っている状態なので、印刷面を下にすると擦れたり、塗料の一部が剥がれたりの原因となっていました。(その際はまだ刷り直し、再サインなのです)
結果的に相当な期間とコストと絵師さんへの負担がかかってしまっていました。
◆今後のジークレーについて(A4ジークレーも直筆サインに対応します!)
今後についてですが、考えること3ヶ月(笑)専用の「サイン済み和紙ラベル」を用紙裏面に貼り付けて割印をするという方式に変更します。
この和紙ラベルは一度貼るときれいに剥がすことはできないのですが、さらに専用印鑑を使用した割印をすることで真贋を保証します。サインはすべて直筆で、エディション数の数字(?/30のところです)も手書きとなります。
スキ(テカリのある文様)の入った和紙なのでコピーも不可能です。不規則な和紙のスキ模様が天然の偽造防止の透かしのような役割になるという寸法です。スキ模様は完全ランダムなので貼られたラベルは世界に一枚しかないということになります。
ホログラムや偽造防止加工を検討したのですが、和紙の模様のランダム性を使ったのはうちくらいかなって自画自賛してます笑
これなら絵師さんも気楽にサインできます。サインを失敗してもいいし、印刷用紙自体を移動させないので、汚れるリスクがありません。売れた数だけ一気にサインしてもらえばいいわけですね。
この方式にすることで「廉価なA4にそこまでコストも手間もかけられない」という理由で直筆サインをしていなかったA4ジークレーにも直筆サインが入るようになります!!!これが一番のビッグニュースですね!
こちらの新ジークレーは2019秋冬コレクションから対応となります。
A4はお値打ちだけど直筆サインがないしな・・と悩んでた皆様この機会に是非!
現場からは以上でーす!