ファンの定義とは (Pixiv Fanbox)

まず露骨に宣伝

えもっくすによる生配信にぜひご参加ください！

どんな企画をやろうかってMTGを毎日してるんですがえもっくす曰く「その場の雰囲気で臨機応変にやりたい」ということなので任せることにしました笑

どっちに転ぶかわかりませんがおおよそ、こんなことをやろうかって話はしてます。ただ当日の雰囲気とか臨場感を大事にしたほうが良いと思うのでカチカチに決めるのではなく大雑把に内容は決めておいてあとは臨機応変に・・ということにしました。

いろんな芸を見せてくれるはずです。

アサヒ企画ではやらないと思いますが絵師さんにも参加してもらって、お絵かき配信などもしていく予定です！

では本題いきます。

ファンの定義とは

ここFANBOXでは絵師さんはほとんどいないので参考にできる人は少ないかもしれませんが、もしファンサービスに関わっている方は「そうゆう考え方もあるんだな」と思ってくださるとうれしいです。

私達は「ファンの定義」を明確に決めています。初めて公開すると思います。長くファン相手の商売をしていこうと思ったらある意味「非情」なのですがこれをしておかないと、ブレブレになってしまって本来のファンからも見放されたりします。

従って絵守未來では明確に決めています。

皆さんファンの定義ってなんだと思います？

とにかく全て含めてめっちゃ好きだということ？

その人が成功してたら自分も嬉しい共感？

課金額？

時には言いにくいことも言える相手？

私達はこう考えています。

ファンとは

私達が過去にしたことを応援する人ではなく

私達の未来にすることを応援してくれる人

これを線引しないと『変化』できなくなってしまうんですね。「過去に対して＜のみ＞応援する人はファンではない」くらいまで言い切ってしまえる、つまり覚悟を決めるかどうかだと思っています。

Twitterに書くと曲解されて誤解を招きそうなのでつぶやきはしないと思います笑

とある方が、今までと全く違うことを発表したときに既存ファンの９０％は反対したそうです。ですがその方は残った１０％のファンとともに、何千倍にもファン層を増やしていま大成功されています。（具体名は迷惑がかかるので言えません）

なんでこの話をしたかと言うと、今私達がイラストともに「第二の軸」にしようとしている３Dキャラクターを使った配信にあまり快く思っていない方が一定数いることを知っているからです。

でもやります。どうなるかはわかりませんが、やる以上は絶対勝ちます。勝ちの定義は公表できませんが私達なりに決めた内容があります。

ド後発でいまさらどうもならないでしょうと冷めた見方をされている方もいるのですが、ド後発だからこそ「先行者の成功・失敗事例」というデータがほぼ完璧に揃っているので

私達が無駄に同じ失敗をしなくても済むというメリットがあります。

また、そもそも私達の勝ちの定義、目的は「１位」ではありません。

その競争競技には参加しません。

オンリーワンでもありません。それを言ったらみんなすでにオンリーワンです。

ワンは目指しません。ランを目指します。

そう。私達のたった一つの目的はロングランです。

長く続けること。これ以上のファンサービスはないと思っています。

長く続けること。これを約束したVTuberもほとんどいないんじゃないかと思います。

長く続けること。安心して応援できる。楽しめる。

私達はロングランにコミットします。

人気が出ないからやーめた。

儲からないからやーめた。

演者と喧嘩したからやーめた。

私達は人気が出なくても続けられる仕組みを考えました。

私達は儲からなくても続けられる仕組みを考えました。

演者さんとは喧嘩にならないような（極めてなりにくい）特別な契約をしています。

私達がこれからしていくことは「長く続けるために今すべきことはなにか」です。

何回も言いますが、絵守未來の全部好きになってくれなくて大丈夫です。

絵守未來はUSJやディズニーランドのようにいろいろなアトラクションを用意します。

イラストが好きな方はイラストを。

Twitterが好きな方はTwitterを。

イベントが好きな方はイベントを。

配信が好きな方は配信を。

全部好きですという方はそのままで笑

ディズニーランドが好きと言ってもいろいろなタイプがありますよね。

特定のアトラクションがすごく好き！という方もいます。

働くキャストが好きな方もいます。

世界観が好きでその場にいさえすれば幸せという方もいます。

色々あっていいと思っています。

本音を打ち明けます。

アサヒビールさんからお声がけいただいたとき

いやいや・・絵守未來じゃなくて初音ミクやキズナアイに頼んだほうが・・

と第一声で答えたのですが笑　お話をいただいて、段々と具体的になっていくとどんどんと不安が強くなっていき、この夏は睡眠薬なしでは寝られないという日々が続いていました。

ちなみにそのときにアサヒの担当さんはこう言ったんです。

いや、私は初音じゃなくて絵守のミクちゃんがいいの笑　とにかく企画出して。社内で通してみる。

約一ヶ月後連絡がありました。

企画通ったよ！　なんと７０本出された企画の中で２本採用。うち一本で絵守未來ちゃんが選ばれました笑　もうやるしかないね！

そこからはもうがむしゃらに企画内容を詰めたり、東京を走り回って頭を下げまくって、パートナー探しの日々です。

※パートナーは後日SHOWROOMさんに決まります。

ところが、無心でパートナーを探し回り、企画を考え続けるということをやってみると、不安はまったく生まれなくて、それより何より「昨日より進んでいること」が確認できて、やっている最中は、ずっと気持ちは満たされていたんです。

その時に確信したのですが、どうやら私達は「進んでいること」が確認できれば精神的な健康は守られるようだぞということです。

ただ、これは諸刃の剣で、「大きな成果が出ていなくても“昨日よりも進んでさえすれば”精神が安定する」ということを意味します。

かなり気を張っていないと、私達は知らず知らずの間に、この落とし穴にハマってしまいます。

たとえば。

「仕事のオファー」ってあるじゃないですか？当たり前ですが、自分に舞い込んできたオファーの内容は、自分ができる(できそうな)ものですよね？

私達だったらイラストの制作依頼とかですね。

オファーに応えるときは、自分の手持ちのカードを切るわけですが、その時そこで、クライアントに喜ばれて、お客さんに喜ばれたりなんかすると、一応は昨日よりも前に進んでいるわけです。働いた感を得られて、精神的にも安定するんですね。

アサヒさん企画はさすがに「いやいやうちらには無理でしょ」って思いましたが笑

ですが、もし、遥か遠くに目標を掲げているのであれば、目を向けなきゃいけないのは、「進んでいるか否か」ではなくて、「どれだけ進んだか？」という『移動距離』で、たとえ進んでいようが、距離が足りていなければミッションは失敗なんですね。

私達は「ハリウッドデビュー」という長期目標を掲げています。

今、私達のところには、それなりに仕事のオファーが舞い込んでくるのですが、それらのオファーに応えても、昨日より進みはしても、距離が足りないんです。

そのスピードだとゴールまで届かないんです。

具体的な話をすると、

私達が「手作業」をしていてはダメで、先日もお話ししましたが「0→1」の脳作業をし続けなきゃ、届かないんですね。

というわけで、絵守未來のコアメンバーは今を境に、いろんな手作業を卒業しようと思いました。脳作業一本勝負です。

で、ここからメチャクチャみっともなくて、情けなくて、無様な話をしますが…

脳作業は「進み」が確認できないんです。

丸1日走っても、丸1ヶ月走っても、昨日より進んでいるかが分からないんです。

いざ、仕事を脳作業一本に絞ってみると、これがビックリするぐらい恐怖で、不安で、精神力も体力も激しく削られるんです。

ここから解放されるのは、勝つアイデアが出た直後ぐらいで、またすぐに恐怖や不安が襲ってきます。朝から晩まで、ずっと。

今思うと「Twitterとグッズ販売」をやっている時はラクだったんです。

現場に行きさえすれば、手作業で(プレイヤーとして)それなりに結果を出して、昨日よりも前に進んでいることが確認できるので。

今は、イラスト制作以外の新規の仕事オファーを断って、自宅かオフィスに籠って、ウンウンと脳ミソだけを働かせる毎日。今月からは、さらに仕事を整理して、今よりもさらに脳作業の時間を増やします。

進んでいるかどうか確認できない時間が増えるわけです。

しかし、ここから逃げたら何物にもならないまま終わることは明らかなので、向き合います。

そんな私達から、今日も頑張っている皆さんに伝えたいことがあります。

生意気に「企業萌キャラでフォロワー数世界一」とか言ってしまって、しかも売上２兆円のアサヒビール様とのコラボも決めちゃって、もしかすると万能感が出ちゃっているかもしれません。

「怖いもの無し」で突き進んでいるように見えているかもしれません。

でも実際は、脳作業に仕事を絞ってからというもの、毎日メチャクチャ怖くて、毎日不安で不安で仕方がなくて、溺れそうになりながら今日もなんとか生きています。

余裕はまったくありません。

お互い大変な日々は続きますが、励まし合って生きていきましょう。

私達がプルプル震えながら、もがいている姿が、皆さんの支えになることを願っています。