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寝坊したことで慌てる自分が嫌いなので、寝坊した時ほど急がずに優雅な朝を過ごす絵守未來です。お疲れ様です!


先日ご紹介した藤ちょこ先生のピエゾグラフ。工場から進捗が上がってきましたのでTwitterでチラ見せしたものを詳しくご紹介します!


ピエゾグラフは専門の職人がイラストを解析して、イラストで表現していた「厚み」をレイヤー分けで処理していきます。この職人さんは某世界的に有名な某美術館(大人の事情で言えない)から依頼されて展示用の油彩画の複製原画を作っている人です。


世界的な名画を完璧に再現する人なので、もうほぼプロ画家みたいな人です。


その方がイラストの作風や世界観をしっかり理解しながら、イラストの中で絵師さんが2次元で表現した立体を2.5次元で再現していきます。


レイヤー情報を特殊なプリンターに入力してまずはベースを立体印刷をします。3Dプリンターみたいなイメージで大丈夫です。


白インクを2層打ちして盛り上げてから、最後カラーを打っていきます。










この盛り感の「印影」を上手く出すのが職人技になってまして、鴨見カモミ先生の油彩画タッチの作品はもともと油彩画のプロなので上得意なのですが、美少女塗りやグラデ塗りになると、元の作品の作風を壊さないように注意深く持っていく必要があり、露骨にセンスが問われます。


ということで、明日完成できそうな感じです。


この後、弊社でチェック後、藤ちょこ先生にお送りして最終チェックをしていただき、問題なければ直筆サインを頂いて返送。その後特注額に額装して販売となります。


死ぬほど手間がかかるので、世界に一点の作品となりまーす。





ちなみに個展で好評だったアクリル印刷に漆張りした作品(66万円)は100人近い抽選が入っているとかいないとか。実はこれ、うちも同じものが作れるんですが、これ実は原価=売価なので(ほぼウルシ代ですw)ビンボーな弊社はちょっと手が出ませんでした!



以上です!!!!!!!






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Comments

エックス

やー、とっても素晴らしいです。 立体感と陰影が美しいですし、グラデーションも綺麗で素敵ですね…!

Anonymous

立体感やべーよ

コシモ

作品の質を極めると、とんでもない工程が必要なのですね。凄い!

Anonymous

んーすばらしい