銀塩アートについて (Pixiv Fanbox)
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iwでは銀塩、透過、刺繍と新商品が登場します。
そんな中「どれが一番いいの!?」って思う方もいると思うので、絵守未來基準ですが、「デジタルアートの再現度」という目線でランキングを付けます!
1.銀塩アート
2.INTENSEデジタルジークレー
3.透過アクリルボード
4.刺繍アート
以下、その他アクリル製品はほぼ同着です。
透過と刺繍は比べるものではないので、上位2種についてちゃんと説明します。
銀塩アート
80年の歴史を持つ富士フィルムさんのフィルム現像技術を使い、印画紙に感光乳剤を塗布し、レーザーによる化学変化で発色させたのが銀塩アートです。人間の目の16倍にもなる1ドットあたり1670万色を再現でき、化学発色のため粒状感はゼロ。100年間色が剥がれない、退色しにくい、水に強いという高い耐久性も特徴です。富士フイルムが追求してきた究極の印画紙「MAXIMAペーパー」に印刷されます。プロフェッショナルプリント向けに特別に設計された品質の印画紙です。
INTENSEデジタルジークレー
特殊なRGB顔料インクジェットプリンターで、再現可能な色領域実に184 京通りもの組み合わせから、 階調性・色再現域・粒状性・光源依存性がそれぞれ最適になるように選び出し、高次元で安定した高画質を実現しています。インクジェット式のデジタルプリントでは現代最高峰のプリントです。60年間の耐オゾン性、耐光性(耐紫外線)があり、極めて退色しにくいのが特徴です。インク粒をクリア樹脂でコートすることで、表面に独特の薄っすらとした輝きがあります。美術館品質のコットン100%国産無酸性紙を使用しています。
両者の違いは粒状性と質感です。
銀塩アートは印刷ではなく化学変化による発色なので、粒状感はありません。INTENSEも5,760×1,440dpiの超高解像度ヘッドで印刷しているので肉眼では全く判別できませんが、10x以上のルーペで拡大すると若干の粒感は見えてしまいます。
一方質感は、INTENSEはエンボス(凹凸)のあるコットン100%紙に顔料インクを「紙に載せる」印刷をしているため、重厚な立体感があります。
#染料インクは紙に染み込みます。
銀塩アートは『美しい作品は=平滑性が非常に重要』と再定義しました。INTENSEで使用しているコットン100%紙は、特殊な環境・・例えば梅雨時に窓を開けはなした状態などの高湿度環境によって用紙が波打ち、作品よりも平面の蛇行が気になってしまうことがあります。銀塩アートは印画紙を平滑アルミ複合樹脂パネルに裏打ちしているため、湿度の影響を受けず(水をかけてもOK)、どんな環境でも高い平滑性が特徴です。
ということで・・・
回りくどくなりましたが再現度で言えば
1.銀塩アート
2.INTENSEジークレー
です。
ただし、10点満点を付けるとしたら銀塩10点として、INTENSEは自信を持って9点を付けられます。そこだけは本当に自信があります。
会社的には?利益率の関係で、INTENSEが売れたほうが嬉しいのですが、僅差とは言え、モノは銀塩のが上です。
以上、銀塩とINTENSEの違いをなるべく正直に書いてみました!正確性を期すために言葉が難しいかも?と思ってます語彙力がなくスミマセン!
もし質問があればコメント欄でぜひ!この投稿のご質問には必ず返信します!