進捗にっき - どんな絵でもつづくコツ (Pixiv Fanbox)
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こんにちは。よく「絵を描くモチベーションが保てない」「何も続かない」というような相談を受けるので、私なりの継続方法をお話しようかなと思います。
ちなみに今はお絵かきが習慣化されていますが、これは習慣化される前の話です。参考になる方もならない方もいると思いますが、気軽に読んでください!
私が絵をはじめて描いた10年くらい前、記念すべき1枚目の絵に「1」というタイトルをつけました。そこで、「このナンバーが10000になるまで絵を描いていたら、歴史に残るかも!」と思いました。モチベーションはこれだけです。
例えば、「好きな作家さんから評価されるために頑張るぞ」「この作品と関わるために頑張るぞ」「フォロワー何人目指すぞ」などの目標は、対象作家さんの好みが変わったり、作品のテイストが変わったり、フォロワーが減って落ち込んだりなど、不安定になることもありますが、「10000枚描く」の目標は、描くだけで100、200枚と必ず数字が進んでいきます。
私は最初、数字を早く進めたい理由でとにかく毎日描いて、たくさん絵を完成させていきました。そうすると絵が下手でも上手でも、完成させていくのがとても楽しくなって、1年目くらいには絵を描くことが、習慣化されていました。
私はどんなに下手な絵でも、完成さえさせていれば成功だと思っていたんです。そのことが、最低限の自信になって続けられたのかもしれないです…。
失敗
ALGL3-4章を制作していた頃は、「レースドール」という、磁器粘土を焼く人形をつくっていたこともありました。
当時の1年後に控えた、ALGL6章の人形モチーフに合わせて、立体物をつくりたくて。でもこれは30万円の窯や、高い材料を買って毎日作業をしても、1体も完成させることが出来ませんでした;;(窯は売りました;)
レースドールでも習慣化を目標にしていたはずなのに、何が違っていたのだろう? 思いつくのは、「6章発表までに完成させなければならない」というプレッシャーです。
絵も「一生で10000枚描けたらいいな」ではなく、もし「毎年200枚描くぞ」という目標だったら、同じ数字でも心の余裕は違って、折れていたかもしれません…。
まず早くに成果を求めないこと、何かと比べたり、期限を設けて焦らないことがほんとに大切です。あと習慣化されるまでは、感情で作品を評価しすぎないこと、そして最後は、重なっていく年月を楽しむことです。
減らない数字は本当にモチベーションが安定します。ぜひ自分のペースで、成果物をつくってみてほしいです。おしまい
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ちょこっとメッセージ ♡メッセージフォーム
●絵をちゃんと描き始めて1年が経ちました、なぎ先生は描き始めてどのくらいで自分の絵に自信がもてるようになりましたか?
9年目くらいです!
(いいねがあったら嬉しいです!)