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オランダ美女2





 ー綺麗でも汚くもない俺のアパートだが、クローゼットの中には俺の趣味満載のコスプレ衣装から大人のおもちゃまで全て揃っている(自分で買うのは恥ずかしいので、当然感情がなくなった操り人形たちに買い集めさせたたものだ)。

今回は超弩級にスタイルがいい女なので何を着せても似合うだろう。もしくは自分でもご自慢だったであろうスタイルの良さが台無しになるような、例えば力士の肉じゅばんとか超ダサダサの服にするのもいいかもしれんね。


 俺は衣装と使うグッズを選んだ。

女は自分から俺の上にまたがり、俺のモノを自分の秘所に導いた。感情はないが、このシチュエーションならこうなるというパターン認識に沿ってそこはびしょびしょに濡れていたため滑らかに入った。

う、こ、この女の中、めっちゃ気持ちいい。なんというか、俺のモノと凹凸がピッタリだ。

女だけ動かして俺はマグロの予定だったが、あまりの気持ちよさに俺は自分から動くことにした。こんなに気持ちいいなら受け身ではなく自分の思い通りにしなければもったいない。

俺は女の頭をもののように掴み、腰を激しく動かした。

女はパターン認識に沿って半眼で舌を出したとんでもなくいやらしい表情をして頬に赤みが差し、額にうっすら汗が浮かんで淡い髪の毛が張り付いている。

女は自発的に俺の首に手を回し、長い脚を俺の腰に絡めてしっかり俺の体をホールドすると自らも腰をグラインドしてダーリンダーリンと連呼しはじめた。

さすが外国女。日本人のように可愛い声でアンアン言うだけではなく、なんというか動物の交尾のような激しさ、生命の強さを感じる。なるほど、この女はセックスの時こう動くのか。

セックスの時どのような言動を取るかは女によって千差万別だ。ある女はマゾっぽいことを言い、ある女は人より乳首が勃って泡を吹くなど個体によって違うので、ここは何度体験しても飽きない部分だ。

本来なら恋人や夫でなければ知り得ない女の秘密を簡単に知ることができるという征服感と、その女は普通に見えても実際はすでに俺によって感情を消された抜け殻で、どれほど美人だったり頭がいい女でも俺の思い通りに動くだけの単なる人形であるという事実はいつでも俺を興奮させる。

俺は女の中に勢いよく放出した。気持ち良すぎて腰が痺れてしばらくは動くのがだるかった。


 行為が終わり、女は俺のモノを唇で丁寧に掃除している。女にスマホを見てみろと指示すると女の友達から何十件もの着信があった。

俺は軽く舌打ちして、女に服を着て友達と合流し旅行を続けるように言った。

友達は最初ぐちぐち言うだろうが、外国人なら明日になればケロッと忘れて同じように楽しく旅行を続けるだろう。


 あの女はこれからも友達と食事に行き、彼氏と付き合ったり別れたり結婚式を挙げたりして子供を産んで歳をとりいつかくたばるだろうが、今日以降は人と同じように振る舞っているだけで、女の笑顔や自然な反応は実際には中身がなく他人には見抜けない「哲学的ゾンビ」であり、どれだけ幸せそうな家庭を築いても俺が一声命令すれば夫と自分の子供を笑顔で躊躇なく殺し、家族の死体の前でどんなえげつない変態セックスでもするだろう。

女は俺の部屋を出て行く前に、感情があった時の自分の行動パターンをなぞって

「じゃあね。連絡してね」

と俺にキスして笑顔で帰っていった。その笑顔も実際には顔の筋肉が笑顔の形になっているだけで中は空っぽなのだが。


これが俺の「力」だ。




*前回の更新で小説の前半部分をアップしました。

結末の前に挿絵のリクエストがあれば描きますとお伝えしたところ、いただくことができましたので、今回それに基づいた挿絵と小説の結末部分をアップいたしました。

「赤毛のオランダ人が操り人形状態になっている状態」です。リクエストありがとうございます。ご覧いただきありがとうございました。


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