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_(:3 」∠ )_〈オークションまでしかいけんかって……。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   架空都市・渋成。  どこかにあるハズだけど、どこにあるかもわからない。  エロいことに自由な街。  その渋成に複数ある駅の一つからデブった腹を揺らして肥満体のおじさんが降り立った。 「ふぃい……あっついねぇ……」  常夏で気温が高めの渋成。肥満体なのもあってかなり汗っかきなおじさんはシャツに半ズボンのラフな格好ながら既に汗だくであった。 「ふーふー……暑い、暑いけど、こ、ここが渋成……ネットの噂が本当なら……風俗がめちゃくちゃ安くてお得で、か、かつ可愛い娘ばかり……!」  既に汗だくのおじさんは、駅から出た時点で既にヤル気十分な様子。  おじさんながらも童貞の彼はネット上では伝説や妄想扱いの『渋成風俗伝説』に釣られてここまでやってきたのだった。  ちなみに期待半分くらいの感覚で―――。  「さすがにネットの噂が全部事実ってことはないだろうし、業者の書き込みの可能性高いけど、まぁ、業者がいるってことは風俗はあるんだろうし? なるべく可愛い娘で童貞卒業だ!」  ―――程度の気持ちでもあった。  プチ旅行を楽しむ気分で渋成に降り立ったおじさん。  怪しさ爆発なくらい鼻息を荒くして駅前のビルやテナントを確認していく。 「ふ、普通の都会って感じ……だよねぇ……ん~……風俗の案内所とか、ないかなぁ……ネットでは詳しい店の名前とか場所全然見つからないんだよねぇ……」  綺麗な街と言う感じの渋成。  おじさんはまだ気づいてはいないけれど、妙の女性が多く、そして残らず美人と言う状況。  風俗しか考えていない彼は今はまだ昼間だし、夜までに情報を集めようと考えていた。  渋成には渋成独自の『渋成ネットワーク』というネット回線があり、基本的に情報は『外』へは個人の体験談としてしか漏れ出て行かない。  なので、どこにどんな店があるかとかは現地で渋成ネットワークに繋いで調べるなりしなければならないのだ。  そんな訳で情報ほとんど0のままのおじさんは頭の中で『ご飯、風俗、ホテル』と三大欲求を満たす場所をまずは知ろうと、性欲の塊に見えて堅実な考えで行動しようとした。  した……そのとき―――。 「あらぁ? 何やら素敵なおじさまがいらっしゃいますけれどぉ……♥ もしかしてぇ、お暇だったりしますぅ?」 「…………♥ とっても素敵な香りですわ……♥ おじさま、もしよろしければお茶でも一献いかが?」  ―――いつの間にやら接近していた2人の信じられないほどの美少女に左右から腕を組まれてしまった。  1人は薄桃色の少しふわふわした髪をツインテールにした狐耳美少女。  1人はしっとりした黒髪をツインテールにしたどこか湿度のある美少女。  共に冗談みたいに美しい美少女だった。 「は? っぇ? っぇ? な、っぇ? は……!??!(え、な、なに、誰って……うっぉおお?! な、なに、この信じられない美少女?! 制服、JK? に、にしてもおっぱいデッカ! ぁ、あたって、当たりまくってる!?)」  いきなりのことに驚いて1ビックリ。  左右の美少女がこれまでの人生で見たことないレベルの美少女で2ビックリ。  押し当てられているおっぱいがめちゃくちゃ大きくて柔らかくて3ビックリ。  連続するビックリに混乱しつつもしっかりチンポを勃起させてしまうおじさんに、その美少女2人は―――。 「あぁ、いきなり驚かせてしまってごめんなさい、えっとぉ、私、玉藻ちゃんと申しますぅ♥ もしお時間あるのでしたら……ね?」 「大鳳、と呼んでくださいな♥ おじさま……いいえ……旦那様♥ はぁ……素敵な香り♥ この香り……夢中になってしまいますわ♥ ん♥ れろぉ♥」 「ぁ! こら抜け駆けは許しませんよ?! 私も……れる♥」  ―――甘くエロく誘惑しながらおじさんのデブった腕に浮いた汗を舐めだした。  その優しく柔らかくエロい刺激に彼の混乱は完全に限界を突破。  何が何だかわからないままに、2人に腕を引かれておじさんは顔真っ赤で気づけば喫茶店に連れ込まれていた。  慣れた様子の2人に誘導されて、奥まった位置にあるパーティションで区切られた半個室のようなそこ。  ソファ席で左右をガッチリと玉藻ちゃんと大鳳ちゃんに固められたおじさん。  未だに状況を把握できていない彼だけど、一瞬だけ「もしかして、これ……やばい客引き、とか?」とゾクっと身体を震わせた。  しかし、その震えが恐怖に繋がる前に美少女の甘い笑顔を向けられてついついデレデレ。  この街に来た目的などを聞かれ、腕に押し当てられたおっぱいに興奮しながら―――。 「ふ、ふひ、い、いや、風俗に、その、ど、童貞卒業を、ねぇ」 「「…………」」 「っぁ! い、いや、ご、ごめんね? せ、セクハラ、だよね、こ、これ……」  ―――興奮のあまり正直に風俗で童貞卒業に来た、と告げてしまったのだ。  その言葉を聞いて笑顔だった2人が急に真顔になったのを見て、おじさんは「しまった! 調子に乗った!」と冷や汗をかいていく。  2人の目的はわからないけど、美少女のおっぱいを腕に押し当てられて舞い上がった末のセクハラ。  完全に警察沙汰だと、さっきまで興奮していた顔を青ざめさせていく彼だったのだが―――。 「10万円……ここにあります……。もし、よろしければ旦那様の童貞、この大鳳にお譲りくださいませんこと?」 「っぇ?」 「15! なぁに横入した挙句に勝手なことを言ってやがります? おじさま♥ 私なら15万円ださせていただきますので♥ このままホテルか私の部屋でいかがでしょーか?」 「……っ? ぇ????」  ―――2人の美少女は同時に財布を取り出すと、まるでオークションでも始めるかのようにテーブルの上に万札を積みだした。  相変わらず状況の理解が出来ていないおじさん。出来る訳がないこの状況。  そんな張本人で中心である彼を置いて、玉藻ちゃんと大鳳ちゃんは視線をバチらせて、勝手にオークションを始めていた。 「20万円。旦那様? お胸が大きい娘はお嫌いかしら? この大鳳……バストは100cm越えているの♥ それに、ふふ♥ パイズリは得意ですわよ?」  10万円さらに追加してテーブルに乗せた大鳳ちゃんはしっとりエロく、そのデカパイを”ぼにゅん♥”と押し付けて上目遣いにアピール。 「っぇ? っぇ? 20万円? え? わ、ワシが払うんじゃなくて、っぇ、く、くれるの?」 「はい♥ 旦那様の童貞……大鳳にどうか……♥」 「そ、それじゃ―――」  理解出来ないままに、もはや夢か何かと想いながらも大鳳の誘いに転ぼうとするおじさん。  そこに―――。 「25万円!」 「―――っぇ?! ぁ、た、玉藻ちゃ、ん……」 「わたくし、バストは大鳳さんにやや劣りますがそれでも94cmのナイスバディにございます♥ もちろんパイズリも得意ですし、おしゃぶりも、れろぉ♥ 長い舌でチンカスお掃除からアナル舐めまで♥ お着換えも得意ですので、コスプレエッチもし放題♥ それに……大鳳さんより1つ年下……現役JK2年生ですので♥」 「っ!?!? じぇ、JK……2、2年生……!」  ―――更にお金を追加して、舌なめずりしながらのドスケベなアピールを玉藻ちゃんがブッコんでいく。  年齢の差までアピールして若くピチピチだと、1歳の差だけれどその大きさはおじさんには計り知れない。  どっちも美少女でどっちもデカパイで、更にエロいなら決め手は年齢? お金? と混乱の中で今度は玉藻ちゃんに転びそうになっていた。  だが、だが、だが、大鳳ちゃんは諦めない、止まらない。  ”ギリッ!”と玉藻ちゃんを睨むと、今度はスマホを取り出して丁寧な動作で操作をすると写真を表示して見せつけた。 「旦那様♥ もし、もし旦那様がよろしければ大鳳の”後!”にお友達を交えて歓迎会でもいかがでしょーか……♥ みな、JC以下ですのよ?」 「!?!?!??!」  そこに映っているのは小柄でスレンダーな可愛らしい美少女集団。  スカートを捲り上げて無毛だったり、生えそろってない毛をアピールしている彼女たち。  デカパイ超美少女を味わった上にお金貰えて、更にはJCとの乱交。最高過ぎる提案におじさんな生唾を飲んでいく。 「ああ、もちろんお金も……30、いえ……40出させて頂きます、今は手持ちがありませんが必ず♥ なんでしたらこの娘たちも1人5万円はだすかと♥」 「ほっぉっぁ?!?!?」  理解出来なさすぎる状況に奇声まで発し始めたおじさん。  勝ち誇る大鳳ちゃん。しかし、玉藻ちゃんの目はこれっぽっちも死んでいない。  指を”パチン”と鳴らすと、すっと現れるのは―――。 「うむ! 何か用か玉藻よ! 余に頼みたいことでもあるのであれば遠慮なく言うが良い♥ 余は心が広い故にな♥」  ―――この喫茶店の制服を着た小柄でめちゃくちゃ可愛い金髪デカパイ店員さん♥ 「ネロさん? 私、これからよろしければこちらのおじさまとホテルに行くのですが、ご一緒に―――」 「よし任された!!! 直ぐ行こう! 今すぐ行こうぞ♥ ん? 金を積んでいるのか? いくら欲しいのだ? 余に言うが良い♥ 100か? 200か?」  負ける訳にはいかないと、自分の童貞の分配は減る可能性はあるまでも、玉藻ちゃんは友人?でJCのネロちゃんを召喚していく。  カオスっていく状況におじさんはただただ翻弄されながらも、チンポを固くしていくのだった。       

Comments

Anonymous

リクエストにお答えありがとうございます、とはいえ生殺しー

双nari

_(:3 」∠ )_ 〈すません! _(:3 」∠ )_ 〈文字数はかなりサービスしやしたが、キャラ2人でモリモリだとなかなか厳しく! しかし、好きなシチュは好きなシチュでした👍