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【序章・獲物を見つめる支配者(わたくし)の瞳】

【語り部・白木 藍佳】


「…………ねぇ、茜さん? どう思います、あの方」


「んぁ? あの方って…………あ~、ユイガハマ、先輩、でしたっけ? 人気ですよね~」


 平和な学校の平和な時間。

 私、『白木 藍佳』は後輩であり友人であり、またお得意様でもある『墨田 茜』さんに声をかけてゆっくりと窓の外を指さしました。

 その先にいるのは明るい髪の色、そして可愛らしく整った顔に大きな胸を持つ美少女―――由比ヶ浜結衣さんがいらっしゃいます。

 私の通うこの学園には非常に美しい女子生徒が多いのですが、その中の1人と言える方。

 まぁ……普段私が扱っている商品……もとい、普段接している女性に比べたらやや見劣りするのは事実ですが、美しい顔立ちとスタイルをしているのは間違いありません。

 美少女と言う点でいうならば茜さんもなかなかのものではあります。

 日焼けした健康的な肌に、綺麗な黒髪は活発なショートカット。

 童顔寄りの美少女顔であり、活発な印象の大きな瞳。

 小柄ではありますがスレンダーでありつつ、胸もお尻も大きくはないですが決して貧層ではなく素敵な女性。


「確か、アタシの知ってる男子も何人か告白して撃沈してた、はず?」


「ええ。私もそのような噂は色々と聞いておりますの……」


 茜さんは窓枠に手を突いて身を乗り出しながら視線を外に。

 その視線の先にいる結衣さん―――男子生徒、女子生徒それぞれに囲まれている彼女。

 私も窓際に近寄り、彼女を見ながら小さく舌なめずりをしてしまいます。


「ん? あ~……藍佳ちゃん♥ なんか悪いこと考えてるんじゃないですか~? 目ぇやっば♥」


「あらあら……ヤバイことだなんて……♥ そんなそんな……♥ うふふ♥」


 私の視線から何かを感じ取った茜さんは面白がっていますが、今渦巻いている感情は『ヤバイ』なんて言葉にして良いのでしょうか?

 小さなハエが目の前を飛び回っている感情でありつつ、自分の庭に得体の知れないケモノが歩き回っているような不快感。

 それが私の中に渦巻いている感情の説明、ですわね。


 根本的に人間として合わない。


 観ているだけでイライラして、近くにいると思うだけで怖気が走る感覚です。


「ただ……奉仕部、でしたっけ? あそこの方々とは前々からどうにも反りが合わないなと思っているだけ、ですわ」


 私の言葉に茜さんは「お~、こわっ」などと言いながら自分のスマホを取り出して何やら弄り出していきます。

 それを気にせずに私は今も複数の生徒たちの輪の中心で笑顔を見える結衣さんに視線をたっぷりと注いでいくんです♥

 



【1章・あたしの青春ラブコメは終わってしまった】

【語り部・由比ヶ浜結衣】


「ん……っぇ…………は………………はぁ?」


 目が覚めたら訳のわかんない場所にいた。

 それがとりあえずお目覚め5秒の感想。

 まあ、訳がわかんないってほどわからなくもないんだけど、あたしがいるのはどこかの部屋、だと思う。

 どこかは分からないんだけど。


「なに……ここ……」


 首ごと視線を動かして確認するのは、ベッドがあるだけの小さな部屋。

 床はフローリングで窓も何もない。

 あるのはドアが一つだけで、そこが出入り口なのは確かだけど今は閉まっている。

 天井の蛍光灯がなければ真っ暗になってしまっているようなそこに制服姿のままあたしはいた。

 広さは、うーん、何畳? とかはわかんないけど、1人用のベッドを3つも入れたら満杯ってくらい狭い。


「なんで……あれ、学校で……久しぶりにゆきのんに会って…………イヤリングつけて貰って……そっから、記憶が……ぇええ~……なにこれ……」


 何も理解が出来ないまま、何となくその狭い部屋に待機。

 なんでかわからないけど、目の前にドアがあって鍵もなさそうなのに「ここから出なきゃ」って考えも思い浮かばない。


「…………ここ、どこ……えっと……ドア……ん?」


 ただただほんやりと床に座って待機。何となく「フローリングに直で座るとお尻痛くなりそう」なんてどうでも良いことを考えてしまっていた。

 でも、それだけで何でか、混乱したり叫んだり、この場から逃げようって気持ちにはならない。


「…………なんか……なんか……変? ん? なんだろ……」


 違和感しかないんだけど、その違和感を理解出来ないままに座って待機してしまっている。

 不安で怖くて、本当なら叫び出して錯乱しそうなものなんだけど―――そこに至らない。

 わけわかんない状況に首を傾げていたとき―――時計がないのでわかんないけど目を覚まして10分も経ってない頃だと思うけど―――部屋のドアが開いた。


 ”がちゃ”


「あら? 起きてらしたのですね……♥ おはようございます、結衣さん♥ もとい、肉便器20号さん?」


「にくべ? は…………なに言って…………ん、あれ? あんた、学校で……?」


 入ってきたのは結構美人気な女性って言うか、女の子?

 背は高めで、あたしと同い年か少し上に見えるくらい。そんな娘が何で? と思ったときに、その顔に微かな見覚えがあった気がしてきた。

 優しそうな顔立ちに長く、ふわっとした髪と大きな胸。

 あたしより大きいかもって思えるサイズのおっぱいで、一緒の制服姿。

 って、やっぱりその制服……総武高校の、だよね?


「あれ……もしかしてして同じ学校、だったりする?」


「………………………………ふふ」


 あたしの言葉に彼女は小さく笑ったんだけど、それが妙に怖くてゾクっとしてしまった。

 その恐怖に震えるあたしを前に彼女は長い髪をかき上げると、甘い香りを漂わせてどこか怖い笑みのまま挨拶をしてきた。


「初めて、白木 藍佳と申します。ええ、貴女はご存知ないでしょうけど、同じ学校に在籍しておりますの♥」


「ぁ、やっぱり? って、そ、そうじゃなくて、ここ、どこ? って、ここ白木、さんの? の家なの、なに……ここ? それに肉便器って……」


 自己紹介をしてくれた彼女。やっぱり同じ学校だったみたい。

 自分の記憶能力に少し感心しつつ、少しフラフラしちゃいながらも―――。


 『つけた記憶のないのに耳につけられたイヤリング』


 ―――を揺らして立ち上がり、頭に浮かんだ疑問をとりあえず聞きまくる。

 目の前に同年代の女の子。しかも同じ学校の人が来たことで少しだけ安心しつつ今の状況を確認しようとしていく。

 もしかして、あたしがどっかで倒れて白木さんが自分の家に運んできてくれたのかな? なんてことも考えているあたしを前に彼女はまた怖い笑みを見せると―――。


「ここですか? ここは肉便器貸出店として私が借りているマンションの一室ですよ? 3フロアぶち抜きで非常に広く間取りを取っている場所ですの♥」


「………………は? ……は?」


 ―――訳の、訳のわかんな過ぎることを言ってきた。

 日本語なのはわかったけど、まるで理解出来ずに意味不明な言葉。

 それを聞かされてあたしはどんなリアクション取れば正解な訳? って思いながら曖昧に笑っていると白木さんはクルリと背中を向けて来た。


「実際に見るのが理解には早いでしょう。百聞は一見にしかずにというのは事実ですからね? こちらにどうぞ♥」


「ぇ……っぁ、うん……」


 実際に『何か』を見せてくれるという彼女の言葉に頷いてその背中を追って歩く。

 何故か、何故か、本当に素直に頷いて、言われるがままに白木さんの後ろを大人しく歩いてしまう。

 別にあたしは反抗的な性格ってわけでもないんだけど、この状況で黙って従うのは……なにか『あたしらしくない』のはわかる。


「…………(わかる、わかるけど、逆らおうって気持ちが……)」


 自分の気持ちと言うか感情がチグハグな感覚のまま部屋を出ると、そこは狭い廊下のようになっていた。


「なに、ここ……」


 廊下の左右には、ホテルか何かみたいにドアがいくつも並んでいる。

 あたしのいた部屋もその一つ。

 チラッと振り返ってそのあたしのいた部屋のドアを見ると『肉便器20号』と書かれたプレートが張り付けられていた。


「に、肉便器……」


 なんかギャグみたいに見えるそれに小さく笑ってしまうんだけど、笑いながらも何か、すっごくゾッとした。


「ここは商品管理庫です。結衣さんも貸し出し時以外がここで生活するようになるんですよ? あ、トイレは共用で奥にあります。シャワー室もありますので清潔を心掛けてくださいね?」


「うん、わかった…………??」


「基本的に出入りは自由ですけど、まぁ、あなた方の身体はもう、基本は現状固定なので美容や健康に気を遣わなくても平気ですの♥ なので、ずっとそこで待機していてくださいね?」


「………………う、ん」


 言われたことに素直に頷いてしまうんだけど、何か、すごくヤバイことを言われている気がする。

 いや、気がするっていうかヤバイことを言われているのにそれを受け入れてしまっている。

 だけど、それに何か騒いだりリアクションをしたりって気持ちがまるで湧いてこない。


「…………(何、これ、怖い、よね、おかしい、よね? ぇ?)」


 怖い。

 怖い。

 怖い。怖いんだけど、なんで怖いかもわからないまま白木さんに案内されていく。

 あたしの住処となる商品管理庫を抜けた先には少し広めの部屋で、そこには服、化粧品などが置かれていた。


「ここは身だしなみを整えるための場所です。あと衣裳の貸し出しもやってますので、ご利用者様の希望に応じで服を着替えてください。あ、ご利用者様自身が用意してくださることも多いですが……ふふ、結衣さんには必要ない説明かも、知れませんね?」


「??? そう、なんだ……」


 理解出来ない。

 だけど、あたしには必要がない説明と言って笑う白木さんからは濃い悪意を感じた。

 剥き出し一歩手前みたいな気分の悪くなりそうな悪意。

 それに何か言うことなく、その衣装部屋? みたいな場所を抜けた先には教室くらいの広さの部屋。

 ってか、教室よりも広いかも、知れないくらい。いや、広い。


「ひろっ……ここマンションなの……?」


「ええ、そうですよ? 3フロアを合わせているのでこのくらいのスペースはありますわ♥」


 家の中って言うかマンションの中って言われても信じられない広さの部屋。

 その部屋。全体的に壁も床も天井も黒。

 行ったことはないんだけど、『高級ホストクラブ』とかこんな感じなのかもって雰囲気。

 その壁にはいくつも大き目のモニターがはめ込まれていたり、床に電飾埋め込んでいたりとなんか妙な雰囲気。


「は……ぁ……すご……」


 圧倒されちゃいながら、広すぎな部屋の中を見回していく。

 色々気になるものはあるけど、何よりも目を引くのが部屋の中央には大き目のアクリルケース。それこそ人一人入っても余裕がある高さと広さのものが3つ並べられていたりする。

 それより小さめのアクリルケースが部屋の中にいくつも並べられていて、なんか美術館みたいな雰囲気もあるかも?

 

「……ね……ねぇ、ここって何なの?」


「ふふ、物覚えの悪い駄ブタですわね♥ 先ほど言った通り、ですわ」


「は、はぁ?」


 理解出来ないものを理解出来ないままに質問した返事は明らかな悪口。

 それに怒ろうって気持ちが一瞬で鎮火するのを感じながら、とりあえずまた部屋を見ていく。

 見ても広い部屋の中にアクリルケースが並べられているってことしかわからない。


「ん? …………檻?」


 と、そこで気が付いたのは部屋の隅に置かれた鉄製の檻。

 他のアクリルケースよりも明らかに小さくて、大き目の犬を入れるようなものが部屋の隅も隅に置かれていた。

 それに妙に嫌な感じがして視線を逸らすと、いつの間にか部屋に女性が入って来ていた。

 

「は、ぇ? 誰? ……………………ぇ゛?! なんで、あれって女優の……って、あっちはアイドルユニットのセンターやってる……は、はぁ!? いや、なんで、美人過ぎる外交官とか言われてる、ええ?!」


 入ってきた女性たちは見たこともない……なんてことはなくて! なんか、どの人もテレビや雑誌で見たようなモノすんごい経歴の美人たちばっかり!

 そんな美人たち。共通点はないけど、どれもこれも美人で有名で、全裸。

 それと、全員が片方の耳に同じデザインのイヤリングをしている。あたしも耳にいつの間にかつけているものと同じやつ。

 その人たちが全裸で部屋に入ってくると、それぞれがアクリルケースに自分で入って、まるで『展示』されていく。

 

「ぇ……ええ? は、はぁ~……なんなの、これ……なに、ここ……」


「はぁ……ですから、肉便器貸出店だと言っているでしょうに……本当に知能の発達の遅れた豚ですわね」


 また悪口言われた気がするけど、やっぱりそれもどうでも良くて広い部屋に並べられたアクリルケースに納まった美女、美少女たちを眺めていく。

 そして、白木さんはまた説明を始めてくれた。


「胸にしか栄養の言っていない貴女がどこまで理解出来るかわかりませんが、ここは言ったように肉便器の貸出店です。女性専用の」


「女性専用……?」


「ええ、ご利用は女性に限っておりますが、借りた人が肉便器を男性に使わせることについては制限しておりません」


「ふっぅ……ん?」


 異常すぎることを聞かされているのに、あたしはそれに拒否感や嫌悪感を覚えたり怒鳴ったりすることもしないで頷いていく。

 それが異常だってことに気がつけないまま。


「中央の3つのケースがあるでしょう? あれが今月の人気トップ3です、それであちらが新作、そっちが準新作、そして旧作のランキングとなってます」


「へぇ……なんか、TSUTAYAみたい……」


「ええ、システム的にはその形ですね。ちなみに新作は400円、準新作200円、旧作は100円で貸出が基本でそこにランキングに応じたプラスがつく形ですが、どんなに人気でも1000円を超えることはないです」


「400円……100円? ……貸出? …………???」


「はい、所詮は肉便器ですからね。安くて当然ですの♥ お客様第一を白木レンタルサービスは心得ておりますので♥ あ、壁のディスプレイにはこれまでの貸し出しの映像が流れておりまして、あちらのディスプレイには今貸出中の肉便器の映像がリアルタイムで流されておりますので、次のご利用の参考にする方も多いんですのよ?」


 嬉しそうに色々語ってくれる白木さん。

 彼女の声に釣られてディスプレイに視線を向けると、ちょうど映像が流れだしていく。

 音量は控えめになっているんだけど、それは映像だけで強烈な物。


「…………っ……なに、これ……」


 そこに映ってるのは『展示』されている人気アイドルの女の子が、男子トイレの小便器を笑顔で舐めているもの。

 しかも、途中で男の人が入ってきて舐めている彼女の顔目掛けてオシッコまでしていた。

 そんな、AVでもかなりマニアックなものを人気アイドルがやってる事実に理解が追い付かない。


「あ、この娘借りれるんだ、うわー、どーしよ」


「ふぅん、男嫌いを自称していた女優をキモいおっさんと強制結婚ってイイ趣味ね……♥」


 いつの間にか、部屋の中―――店内?にはお客さんらしい女性が何人も入って来ていた。

 彼女たちは当たり前のようにアクリルケース内で展示されている女性たちを前に、流されるエグイ映像を見て吟味しているみたい。

 いくつも設置されたモニターには休みなく色々な映像が流れていくんだけど、どれもこれも本当にエグい。


「ぇ……え、ウソあれって……ぇ?」


 違うモニターでは人気コスプレイヤーの美人なお姉さんが乳首にハートシール、下も同じようなものだけの格好でコスプレ会場に登場して―――。


 『オフパコしてくださーい♥』


 ―――なんて大きな声で叫んで、男の人に近づいて行ってコンドームを配ったりしている。

 そんな映像をこの店のお客さんらしき女性は本当に楽しそうに見つめて―――。


「私なら、ここ、もっと激しくやらせるけどな~」


「やっぱり犬みたいにオシッコさせるのが良くない?」


「逆立ちさせてオシッコとかは?」


 ―――『自分だったらこうする』なんてことを楽しそうに話していた。

 その光景は本当に恐怖。

 異常すぎて怖い。

 怖さに理解が追い付かなくて身体が小刻みに震えてしまう。


「なん……な、の……っ……」


 追いつかないんだけど恐怖だけは背中に張り付いてくる感覚。

 背中に張り付いた恐怖。その叫びたいくらいの恐怖が心臓まで昇って来ていた。

 っていうか、大声出して叫んでこの場から逃げたい。

 なのに、出来ない。


「えっと……ぉ、お客様第一って……スゴイじゃん……」


 逃げたいのに怖いのに、口からは悲鳴じゃなくてよくわからない褒め言葉が零れ出て行く。

 今見た映像。その恐怖を必死に頭の奥に押し込んで言葉を絞り出した。


「ふふ♥ わかっていただき有難いですわ♥ 私、お金はもう飽きるほど稼いだので今はお客様が楽しんでいただければそれで良いと思っていますの♥」


 嬉しそうに語る白木さん。その顔は純粋な可愛さがあるように見えてどこか黒い。

 そんな彼女は自慢でもするように長くふわっとした髪をかきあげるとこの店? 白木レンタルサービスという『肉便器貸出店』の説明を続ける。


「あ、これは大切なことなのですが……このお店は肉便器は20個までと定めておりますの」


「20?」


「ええ、場所には限りがありますし、お客様も同じものばかりでは飽きるでしょうし……私自身も面白くありませんので♥」


 少しだけ、いや、ずっと不穏なんだけどそれより何か更に不穏な話になった気がしてゾクっとしてしまう。

 

「ええ、肉便器は20個まで♥ 基本的には人気の肉便器は目立つ場所に飾られますが、不人気の肉便器はこちらの檻にて飾らせて頂きます♥」


「…………」


 そう言って白木さんが案内してくれたのはあたしが『嫌な感じ』を覚えた檻。

 明らかに部屋の隅で、どうにも薄暗い場所に置かれた檻。

 入り口の対角線上にあるような距離間。


「不人気の肉便器を大きく飾っても無駄ですものね? ふふ♥」


 まだ、イマイチ話を理解出来ていないけど凄く、凄く嫌で危険な香りがしてくる。

 あたしの不安を察したみたいで本当にうれしそうな顔をしてみせる。

 多分、多分って言うか言うまでもなくこの人……ドSなんだと思う。

 

「それでこの店に展示できる肉便器は20個まで……結衣さんは20番目の肉便器……♥ ランキング20位の肉便器というのが今あなたの位置ですの♥」

「ランキングは2週間ごとに集計し変動していきますの♥ あ、ただの貸出だけではなくて映像販売の売り上げなども加味してのランキングを公表していきますのよ?」

「それと、この店では3か月ごとに肉便器を仕入れておりますの♥ その他にもご依頼させて仕入れることや気分で入れることもありますが……新しい肉便器をどんどん入れて循環させていくことが大切ですもの♥」


 ペラペラと嬉しそうに語り出してるんだけど、凄く……怖い……。

 自慢のコレクションを語るオタクって感じなんだけど邪悪。


「て、てか、あの、肉便器って、あたしのこと? えっと、それって……やらなきゃ、だめ、なの? 絶対ろくでもない雰囲気してるんだけ、ど……」


「……あら? 何かご不満でも?」


「ご不満って言うか……そもそも、受け入れる理由、0じゃん……肉便器って……」


 恐る恐るって感じで一応拒否をしていく。

 なんかもう、あたしが肉便器になること前提で話が進んでいるみたいで凄く怖い。

 誰が好き好んでそんなものになるんですかって話だし。

 軽く電波入っている雰囲気の話を聞くのも怖いし、どうにかことを荒げることなくエスケープしたい。


「ご不満があるなら、≪どうぞ? 言って下さいまし≫」


 そう思ったとき、白木さんが優しく、だけどねっとり絡むような言葉と共に何か指を軽く振るような動きをした途端。

 さっきまで胸の奥で溜まっていた思いが溢れ出してきた。


「……に……肉便器って、無理、ってか…………、あ…………ま、マジでなんなの!? この状況……肉便器貸出って……正気? 本気で言ってるわけ?! この人たちもなんで全裸で、こんなケースに入って……わけわかんないっ! ねぇ、頭おかしくなりそうだから帰してよ! ああああ! もう!」


「あらあら……♥」


 まだ暴れたり、何も言わずに外に出ようとしたりする気持ちは湧いてこないけど胸に溜まった思いは吐き出すことが出来た。

 不安な気持ち、理解出来ない恐怖を必死に言葉にして吐き出して叩きつける。

 あたしの叫び声に店内にいるお客さんたちは『面白そう』なものをも見る目を向けてくるけど気にしてらんない!


「肉便器になるのはお嫌ですか?」


「はぁ? 嫌に決まってるじゃんっ……てか! 肉便器ってなんなの? エロい漫画の読み過ぎなんじゃない?! しかも貸し出されるって本気でわけわかんない!」


「ふむ……それは困りましたね……ふふ♥」


「困るって、こっちが困ってるんですけど!? いきなりこんなときに連れてこられて肉便器になれって……マジで理解不能なんだけど……気持ち悪っ……!」


 言いたいことをとりあえず吐き出していくけど、それでも不安な気持ちは消え切らない。


「肉便器になるのはお嫌、と……一応覚えておきますね?」


 溜まりに溜まった思いをぶちまけていくのに、白木さんは妙に冷静でそれにカッとなってしまう。


「覚えておく、じゃなくて訳わかんないって言ってるの! ねぇ! 帰してよっ! 明日も学校―――。「お静かに」 ―――…………ぁ……う、ん……」


 もっと叫んで、もっと吐き出そうとしていたのに、白木さんの一言で急に気持ちが霧散していった。

 頭の奥が燃えるくらいに怒りが走ったはずなのに、それが急にスッと収まっていく。

 なんであんなに叫んでいたんだろ? なんて思うくらいの気持ちになってく。

 なってくけど、やっぱり何かおかしくて、何か不安で、叫びたい気持ちはあるんだけど結局それは形にならない。 

 

「では、話を戻しまして……えーっと肉便器の仕入れの話はしましたので……この店においておける肉便器は20まで、でも定期的に仕入れも行っている…………これ、どゆことかお分かりかしら?」


「ぇ……? どゆことって…………」


「…………♥」


 本当に嬉しそうに楽しそうに話しかけてくるんだけど、理解が及ばなくて何も言えない。

 ただただ、この美女たちが飾られている異様な空間で目の前の白木さんの言葉に震えるしか出来ない。

 さっきまで溢れ出していた怒りとかそんなものは頭の隅にもない状態で、ただただ震える。

 そんなあたしに微笑みかけた彼女はどこか芝居がかった動きで指を”パチン”と鳴らした。


「廃棄の肉便器をこちらに持って来てくださいまし?」


「ぇ? 廃棄? ぇ……ぇ?」


 どう考えてもロクでもないことが起きる予感。

 この場から逃げ出したいって気持ちが沸き上がるんだけど、それが形になる前に霧散していく。

 叫ぶことも逃げることも出来ないでいるあたしの前に、どこにいたのか知れないけどパンツスーツ姿でこの店の『スタッフ』の1人であるという女の人が1人の女の子が連れてきた。

 長い黒髪に綺麗な顔をした―――。


「は…………ぇ……ゆき、のん?」


 ―――雪ノ下雪乃。あたしの友達、親友とか呼んでも良いはずの彼女が全裸で首輪とイヤリングだけの姿でそこにいた。

 こんな場所で見るとは思わなかったゆきのんの顔に驚いていて、何を言ったらイイか迷っている内に彼女はあたしを気にすることもなく白木さんの目の前で土下座をし出した。


「藍佳さまっ! ど、どうか、お慈悲をっ!! 廃棄、だけはっ! お願いしますっ! 言いつけ通り新しい肉便器の仕入れもお手伝いさせていただきました、ですからぁあ!!」


 あのゆきのんが、雪ノ下雪乃が土下座。

 ゆきのんの性格というか普段の姿を知っているからこそ混乱するし、あたしの方を見たりもしないで白木さんの足元の縋り付いて涙と鼻水で顔をぐっちゃにしながら懇願。

 いや、懇願って言うか……命乞い……してる。


「ふふふ♥ そんなに必死になるのであればもっと最初から頑張れば良かったのでは? どう足掻いてもあなたは21位の肉便器♥ つまりは……廃棄、ですわね?」


「そ、んなぁ……! なんで、だって! 誰も借りてくれないのに人気をあげるなんて無理じゃないですかぁ! 藍佳さまぁ! お願いします、なんでも、なんでもしますから廃棄だけは……!」


「あらあら、お忘れですの? ここに入荷した際に貴女おっしゃっていたじゃないですか、誰かに媚びるくらいなら死んだ方がマシ、って♥」


「ぇ? そ……れ、それ、それは……ぁ……」


 目の前の光景を理解出来ないままに話が進む。

 白木さんがリモコンを取り出して近くのモニターの電源を入れて何か操作していく。

 あたしは、ぼんやりとその画面を見ていると映るのはゆきのん。

 全裸で、そこの隅っこの檻に入れられた彼女。

 今目の前で涙を流して媚びる彼女とは違う、強い目をしたあたしが良く知っているゆきのん。


 『ああ、わかったわ。あなたは頭がおかしいのね? それは非常に哀れなことだと思うけれど、だからと言って容赦はしないわ』

 『客に媚びて肉便器になれ……はぁ、そんなことするなら死んだ方がマシね』

 『まあ、私が死ぬ前に間違いなくあなたを殺すわ』


 睨みつけながら強い言葉を吐く彼女。

 その彼女が今は、白木さんの足まで舐めている。


「ほら、ごらんなさい? あなたの3か月前の言葉ですわ♥ 私はそれを尊重しただけですもの♥ ふふふ♥」


「ぁ、ああっぁぁぁ゛! 違うんです、あれは、あれは私じゃなくてっぇえええ!!」


「問答無用、ですわ♥ …………廃棄の準備をしてくださいまし♥」


「いやぁっぁあぁああああああ!!! なんで、なんでぇえええ! 新しい肉便器を捕獲したのに、なんで、私の代わりにコイツを廃棄にしてくださいいい!」


 みっともなく叫ぶゆきのんはあたしを見もしないで指さしてくる。


「ぁ、あた、し?」


「ふむ……」


 ゆきのんの言葉に白木さんはあたしに視線を向けて来た。

 そして、目をまるで三日月のように歪めるゾッとする笑みを浮かべると―――。


「そう言えば……結衣さんも肉便器になんてなりたくないっておっしゃってました、よね? でしたら……無理強いは良くないのかも知れませんわね?」


「っ!!!?」


 ―――なにか、なにかとんでもないことを言い出してきた。

 ゆきのんはあたしを身代わりにしようと必死みたいで「私はどんなことでもします! 心を入れ替えて無様な肉便器として生きていきます!」って媚びている。

 何をどうしたら、何を言ったら良いかもわからない。


「ぇ、えっ……ぁ……な、え? ゆ、ゆきの、ん……ぇ……」


 ただただヤバイのが分かっている状況で、さっきゆきのんを連れて来たパンツスーツ姿のスタッフさんが「廃棄の準備」と言われて無言で何かを始めていたのを視界の端に捉えた。

 それは部屋の入口付近に設置された円筒形のアクリルケース。

 上部が開くタイプのそれにはホースのようなものが接続されていて、そこから水が出ていた。

 女性は何度か水が出ることを確かめてから「オーナー、準備が出来ました」と告げた。


「えっと、あ、あれって、なんかマジックショーとかで見たこと……ある……気がするんだけど……」


 震える声でそのアクリルケース―――というか水槽を指さす。

 廃棄するって言葉の意味と、その水槽を合わせると答えが見えてくる。

 ゆきのんの怯えっぷりも答えを出すのに一役買っている気もする。


「特注の水槽ですわ♥ あそこに廃棄する肉便器を入れて徐々に水を入れていくんですの♥」

「ショーとしての人気も高く、人気のない駄肉便器の最後の見せ場としておりますの♥」


「………………」


 つまり、そーゆーこと、みたい。

 廃棄になった肉便器はあそこに入れられて、水を注がれて窒息して…………死ぬ。

 多分。というかほぼ間違いなくそーゆー装置。

 あたしは、ゆきのんが必死に何か吠えているのも聞こえなくなっていた。

 自分の心臓の音だけが激しく大きく聞こえる。

 気づけば、さっきみたいに好きなこと言えるし、動こうと思えばこの場から逃げようとすることも出来るようになっていた。

 つまり、今からするのはあたしの本心からの行動。


「それで……結衣さん♥ 肉便器はお嫌ですの?」


「…………」


 わざとらしい笑みを浮かべての質問。

 その言葉にあたしは―――。


「え、え~♥ そ、そん、んなこと、言ったっけ? むしろあたしからお願いし、たいくらいなんですけど♥ せぇ、精一杯、肉便器やりまーっす♥」


 ―――震える手で横ピース。

 涙を流しながらの肉便器宣言。

 さっきモニターの映像で見た女の子たちの姿を必死に思い出して―――。


「そ、総武高校2年の由比ヶ浜結衣っ♥ ぶ、無様? 無様な変態、肉便器として、な、なんでもしまーっす♥ むしろ、させてくださーい♥ スケベ、スケベ大好きでーっす♥ ぶいぶい♥」


 ―――泣きながらのガニ股ダブルピース。

 今ここでこうしないと廃棄されるって予感はヒシヒシ。

 両手でピースしながらの泣き笑い状態で少しでも気に入って貰おうと考えることしか出来ない。 


「ふふ♥ とても無様な肉便器になれそうで安心しましたわ……♥ では、予定通り廃棄はこちらで♥」


 あたしの宣言に白木さんは満足そうにして、パンツスーツ姿の女性―――スタッフさんにゆきのんを廃棄にするように告げた。


「へ、あ、なん、なんで?! ちょっと、なんで?! 私じゃなくて、いや、いや、いやぁぁあああ!! 足、止まって! 歩かないで、いやぁぁぁぁあああ!」


 ゆきのんは口では色々叫んでいるのに素直に言う事を聞いて水槽に向かう。

 白木さんへの命乞いとあたしへの罵倒を繰り返したゆきのん。

 スタッフさんはゆきのんの足首に重りをつけていく。

 そしてゆきのんは自分で水槽の中に入っていき、蓋が閉じられ鍵をかけられた。

 絶望した顔を見せるゆきのんが涙を流すのと同時に、水槽に接続されたポンプのスイッチが入れられると―――。


 ”バシャバシャバシャ”


「いやっぁぁあああぁああ!! なんで、なんで、なんでぇええ! 許してください藍佳さまぁああ!!」


 ―――水が注入されていく。

 徐々に徐々にゆきのんの足首から水に浸かっていき、綺麗な顔をぐっちゃぐちゃにしながら”ドンドン!”と水槽を叩く音が響く。

 声をあげて、必死になる姿にあたしは気づけばオシッコを漏らしてしまっていた。


「この映像は会員様全員に配信中なんですよ♥ ふふ、不人気の肉便器もこの瞬間は大人気なんですの♥」

「三か月間も猶予があって人気を得られなかった便器に生きる価値はないですからね、最後くらいは♥」

「あ、普段はもっとお客さんを入れてやるんですけど、今回は結衣さんの為の特別ステージですわ♥」


「…………っ……!」


 本当に嬉しそうに語る白木さんに恐怖を覚えながらあたしはただただゆきのんが水に飲みこまれていくのを見ていくしか出来ない。

 気づけば店内のお客さんたちが楽しそうにゆきのんの最期を見ていた。

 時間はどれくらいかかってるのかはわかんないけど、1分2分じゃないはず、10分とか20分とか?

 徐々に水かさが増えて、ゆきのんの細い足が水に浸かり、腰も浸かっていく。


「死にたくない死゛に゛だぐないぃいい!! おでが、ぃじまずぅうう! キモオタと結婚もします、犬とエッチもしますからぁぁああぁぁあ゛!! だずげぇぇぇええ!」


 水槽を何度も叩いて、つるつるの円筒形のアクリルケースを必死に登ろうとしていく。

 だけど当然昇れないし、足につけられた重りのせいで浮かぶことも出来ない。

 水が腰を越えて、胸に迫る辺りでゆきのんはあたしへの罵倒を繰り返した。


「なんで私が死ななきゃいけないの!? 死ぬならお前だろ!! なんで、代われ! 今から代われぇぇえええ!」


 いつも冷静で知的で、だけどどこか可愛いゆきのんから出ているとは思えない酷い言葉の連続。

 それを叩きつけられてただただ茫然と見ていく。

 何分経ったかもわからない、白木さんやお客さんはスマホで写真や動画を撮ったりしていた。

 時にはスタッフさんに撮影を任せて、水槽の前でピースしている写真まで撮っていく。

 その異常な状況も終わりを告げる。

 水はもうゆきのんの顎の下まで来ている。どうにか顔を上に向けようとしても限度がある。


「お、お願いしまずぅうう……なんでも、なんでもしますからぁあ! お願い、助けて、死にたく、じにだぐないんれひゅっ! っぁ……っぁ! ぁぁあああ! ガボッ!? ゴッボッ!?」


 その限度を迎えた。

 水はゆきのんの頭を飲みこみ、命乞いするのも無視してどんどん増えて、水槽一杯になった。

 ゆきのんは水の中で暴れて、もがいて、手足をバタバタさせて動かなくなった。

 

「……………………」


 あたしはそれを最後まで震えながら観ているしか出来なかった。

 親友が苦しんで死ぬ姿をじっと、ただじっと見ていくしか出来なかった。

 そのあたしに満足した顔の白木さんは近づいてきて改めて質問をしてきた。


「はぁ……♥ 素敵なショーでしたわね♥ と……先ほども効きましたが一応改めて確認ですが、結衣さん♥ これから貸出肉便器になっていただくのですが、問題ありませんこと?」


「…………」


 その質問に、あたしは泣きながらのWピース♥

 精一杯、精一杯バカっぽく無様に―――。


「もっちろーん♥ は、はぁ、さ、最低の肉便器として、頑張りまんこっぉ……♥」


 ―――オシッコでパンツを濡らしながら肉便器として生きることを宣言していったの。

 だって、死にたくなんて絶対にないから……。



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【幕間1.5章・ただただ死にたくないあたし……死にたくない】

【語り部・由比ヶ浜 結衣】


 貸出肉便器になったあたしは新作ってエリアにまずは置いて貰うことになった。

 他の人は裸だけど、あたしは制服姿のまま。

 あたしの他にも『新作』は2人いて、人気アイドルと、SNSで話題になったコスプレイヤーの人。

 3人並べて、それぞれアクリルケースの中で陳列されている。

 陳列されているのは入口から近い場所なのでここで人気を得ないとゆきのんみたいに端っこの檻に押し込められて廃棄を待つだけになっちゃう!

 あたしはゆきのんみたいにならない! なりたくない! ……そう思っているのに入ってきたお客さんはロクに見てもくれない。


「やだ……死にたくない、やだ、やだ……やだよ……っ!」


 目の前をお客さんが通り過ぎる度に心臓を刺されている気持ちになる。

 早く、誰か、誰かあたしをレンタルしてっ! 必死にそう願っていくしか出来なかった。



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【2章・やはりアタシが肉便器に求めるのは無様さのみってね♥】

【語り部・墨田 茜】


「今日は新作入荷の日~ってね♥ 藍佳ちゃーん、可愛い可愛い茜ちゃんが来てあげましたよ~♥」


 元気よくアタシが向かったのは『肉便器レンタルサービス』のお店でっす♥

 マンションの一室を利用した、おそらく日本で唯一の肉便器レンタル店!

 オーナーは同じ学校の先輩の白木 藍佳先輩。通称、ってかアタシは藍佳ちゃんって呼んでるの。

 ふわっとした長い髪のおっとり系美人でおっぱいもチョーでっかい藍佳ちゃん。

 アタシは胸もないし、ロングに合わないからショートにしてるから憧れの先輩って感じ?

 それで! このお店は女性専用店で、かつかなりのお金持ちか、会員の紹介とかコネ持ちじゃないと紹介して貰えない店。

 っても、利用料は普通にDVD借りる程度のお値段なんですけどね?

 ちなみに、アタシは親がえげつない金持ちなのでここに来れるんです。

 ここで肉便器を借りて色々遊ぶのがアタシの趣味! JKにはストレスが付き物なので、こーやって発散してこそ健全に生きていけますからね~♥

 んで、このお店は定期的に新しいレンタル肉便器を入荷してくれてる訳で、アイドル、女優、モデルと本当にハイエンドな肉便器ばかりで遊び甲斐があるお店。

 リクエストすればどんな有名美女でも仕入れてくれるし、もーさいっこう♥

 なので、ほとんど毎週のように来ているヘビーユーザーのアタシは慣れた調子で入店。

 入り口にいるスタッフの女性の1人に挨拶して、お土産を渡したらオーナーの藍佳ちゃんも来てくれて新作コーナーに!

 藍佳ちゃんは仕入れた肉便器を自慢したいタイプなので、一緒に見て回るの。


「ぇ!? わぁお★ ベリーベリーのミナちゃんじゃないですか、まっじ~? よく仕入れましたね! こんなレアもの!」


「ふふふ♥ リクエストが多かったので、少し頑張りましたのよ?」


「しっかも、有名レイヤーのきの子ちゃんまでいるし、うわー、迷うラインナップですな~…………って、ぇ゛、結衣センパイ?」


「…………♥ ふふ♥ ふふふふ♥」


 新作コーナーには本当にびっくりするくらいの美少女がいて、テンションあがりまくり♥

 可愛くて有名で、人気な彼女たち♥

 この娘たちにどんな無様なことをさせようかと考えるだけで、クリトリス勃起しちゃいそうなレベルです♥

 どっちを借りるか、それとも慣れた肉便器を借りるかと悩んでいた時、新作コーナーに見知った顔を発見!

 いえ、この肉便器レンタル店は有名人ばかりを扱っているので見たことある顔ばかりはそうなんですけど、そこにいたのは直接見たことあるお顔!

 

「ええ……? うわ~、結衣センパイ、入荷されちゃったんですね~♥ おめでとうございますってか、むしろご愁傷様?」


 そう、そこにいたのはアタシの通う学校の先輩。

 男女問わず人気者で、男子に告白されまくりの由比ヶ浜結衣センパイ。

 美少女として有名ですけど、この肉便器レンタル店ではなんて言うか、そこそこ? 中の下くらい?

 アイドルに混じって中の下なら十分かもですけどね?


「っぁ……あたしのこと知って、ね、ねぇ! 借りて、ねぇ! あたしのこと借りてよ、ねぇ!」


「ん? あ~、もう知っちゃってる感じですが? 不人気の肉便器がどうなるかって、そりゃそうですよね~♥ 入口の水槽でワカメみたいになってるの結衣センパイのお友達ですもんね?」


「…………!」


 アタシに気が付いた結衣センパイは涙目で必死に声をかけてきてくれました。

 どうやら、自分の運命を知っちゃってるみたいで、チラッと視線を向ける先は入口の廃棄用の水槽♥

 そこで長い黒髪をワカメみたいにしながら漂ってるのは、雪ノ下センパイ♥

 入荷されても媚びたりしないで生意気なことばっかり言ってて、ほとんど誰にもレンタルされずにそのまま廃棄されちゃったみたいですね♥

 アタシも一回借りてあげようかとお声掛けしたんですけど、「結構よ」なんて断られちゃったんですよね。

 結衣センパイは自分があーなるってのを知ってるみたいで、なんか必死に訴えかけてきます。


「ふふー♥ わかってると思いますけど、ここで結衣センパイをレンタルする人なんてほとんどいませんからね? ほら、並んでいる肉便器見たらわかるでしょ?」

「アイドルに女優、レイヤー、声優、中には弁護士なんてのもいるんですから♥」

「そんな中で結衣センパイなんて片田舎他のJKをわざわざ借りる意義って0っス、0♥」


「そん、な……ぁ……っ!」


 指で輪っかをつくって『0』アピールしながら、しぃっかりと現状を言葉にしてあげます。

 藍佳ちゃんは長い髪をかきあげつつ、「ふふ、そんなにハッキリ言ったら可哀想ですよ?」なんて言ってますけど、こーゆーのは最初にガツンと教えておかないと、ですからね! 

 アタシになりの優しさってやつです。


「最初の一週間はここに展示、次に少し奥の準新作、一ヶ月したら後は人気ランキング順ですからね♥」

「で、言ったように有名美女の肉便器だらけのここで、おっぱいが大きくてちょっと可愛い結衣センパイって誰が借りてくれるんでしょーか? にゃは★」

「このままだと、結衣センパイはランキング20位の肉便器に一直線確定ですよね~♥ 余命3ヶ月ってどんな気持ちですか? 肉便器として死ぬ気持ちってどんな感じですかぁ?」


 せっかくなので常連としてここのルールを教えてあげちゃいます♥


「死……ひ、い、いや、死にたく、ない……っ……」


「…………♥」


 ガタガタ震えて目に涙を浮かべる姿は少し哀れでかなり笑えてきちゃいますね~♥

 チラッと店の中を見ると、それなりにお客さんはいるんですけどみんな他の肉便器を借りていって結衣センパイにはチラ見くらい。

 それも当然のことなんですけどね?

 ここは、アタシも詳しくは知らないというか理解することが出来ないんですけど、藍佳ちゃんの『能力』で作ったイヤリングで肉便器を自由に出来るんです。

 肉便器全員の耳にはそのイヤリングがつけられていて、これをつけていると本当に好きなように言う事を聞かせられるし、周囲の人間にも都合良く記憶を消したりも出来る超優れもの!

 更には常に360度全方位から映像も撮影出来ていたり、他にもモロモロなんでも出来ちゃうんですよね。

 藍佳ちゃんはそれを作ってこのお店をやっているみたいで、正直逆らったらアタシもここに並びそうな雰囲気あってチビ怖っ!

 胸に秘めてるけど、ぶっちゃけ藍佳ちゃんにもエッチなことさせたい気持ちはあるんですよね~。多分、口にしたらアタシもここに並びそうなので絶対言いませんけどね?

 んで、誰もが知ってるアイドルや自由が今も展示されてる訳で、その中でちょっと可愛いJKでしかない結衣センパイをわざわざ借りる理由もなしってこと♥

 本当に当然のことなんですよね?

 それをじっくりと説明してあげて、改めてこのままだと3か月後には廃棄ショーをやるのは結衣センパイだと教えてあげると、さっきまで以上に震え出しちゃった♥


「やだ……やだぁ……いやぁ……お願い、お願いだから、誰かレンタルしてよぉ……っ! 死にたくない、死にたくないっ……ゆきのんみたいになりたくないよぉ……っ!」


 自分で自分を抱きしめる様にしながら震える姿を見ていると、アタシの良心とかそんな感じのアレがジクジク傷んじゃうんですよね~。


「ん~~~~…………」


 本来は今日は隣の人気コスプレイヤーきの子ちゃんを借りて、お下品エロコスでAVでも撮ろうと思ったんですけど、結衣センパイの為にひと肌脱いであげちゃいます♥


「しっかたないですね~、そんなにレンタルして欲しいなら、アタシがしてあげます! ただし! アタシが運営しているアダルトコンテンツ会社でAV女優としてデビューすることが条件です♥」


「っ!? え、えーぶい……えーぶいって……あの?」


「どのかは分からないですけど、AVはAVです♥ アタシ、アダルトコンテンツの会社を作ってて、今は年商5億くらいなんですけど、そこで最近はAV部門に力入れてるんです、ハードなやつ♥ そこでデビューするっていうなら定期的にレンタルしてあげますよ?」


「!!」


 アタシからの提案。

 それはAVデビューするならレンタルしてあげるという優しい話です。


「これって結衣センパイにはメリットありまくりですからね?」


「は? い、いや、借りて貰えるのは、そうだけど……AV……」


「AV出ることが大切なんですよ! ここに展示されてる肉便器は皆美人で有名人ですよ? その中に並ぶなら知名度をあげるしかないんです!」

「AVに出て、名前を売って、男なら誰もが一回はヌイたことあるスケベ女になればきっと借りてくれる人は増えますよ?」

「それに、ここの規約もあってAVには目線挿れますし、自己紹介とか身バレ部分には上手いことバレないようになってるからリスクは低いですよ、かなり」


「…………」


 指を立てて、AVデビューするメリットを教えてあげちゃいます。

 さっき言ったように、肉便器の映像は本当にどうやってるのか知らないけど、360度カメラでリアルタイム録画されるし、例えば肉便器に全裸で大通りを走らせても観ている人は騒いだり驚くけど、顔は覚えられない認識阻害効果付き。

 この店の客以外が写真や動画を撮影しても、ブレてまるで映らなくなってしまうようになっているみたいなんです。

 改めて説明すると、藍佳ちゃんの『能力』がヤバ過ぎて怖くなるので深くは考えずに楽しむことに決めてます。


「…………」


「あら、どうかしましたか?」


 視線を藍佳ちゃんに向けると、彼女はおっとり優しい美人顔で微笑んでくれるんですけど……うん、やっぱり怖い。

 何にしても、そんな訳でかなり安全にAV撮影出来て、デビューも出来るんですからね?


「もちろん無理強いはしませんよ? もしかしたら奇特な人が結衣センパイを借りてくれるかも知れませんし。でも、まー、アタシに借りてもらった方が得だとは思いますけどね?」


「…………」


「ただちょっと可愛いだけでおっぱいしか取り柄のない田舎JKがこの豪華メンバーの誰か1人にでも勝てると思ってるんなら、ご自由にってやつです♥」


 選択権は結衣センパイに投げてあげます。

 まあ、藍佳ちゃんのイヤリングがあるので命令すれば無理矢理にさせることも出来ますけど? アタシが撮りたいのはそーゆーのじゃないんで♥

 出来れば生々しい奴が撮りたいんですよね……♥ 自分から人間の尊厳を捨てるようなやつ♥


「っ……わ、わかった……デビュー、する……デビューさせて、くだ……さい……」


「…………♥」


 少し悩んだ末に結衣センパイは泣きながらデビューの意志を伝えてくれました♥

 それは嬉しいんですけど、やっぱり何事も始まりは笑顔じゃないとダメですよね?

 ってことで、「笑顔で自己紹介してくださーい♥」ってリテイク♥

 イヤリングの撮影機能があるので、別に撮る必要はないんですけど気分ってことでスマホを構えたアタシの目の前でアクリルケースの中の結衣センパイは横ピースしながら―――。


「そ、総武高校2年っ……ゆ、由比ヶ浜結衣っ♥ え、えへへ♥ おっぱい、だけが取り柄なバカ女ですけど……今日から最低AV女優として頑張りまーっす♥ っ!」


 ―――半泣きですけど笑顔で宣言してくれました♥

 アタシはそれに笑顔を向けて、スタッフさんにお声掛け。

 新作レンタルなのでまずは3日で1200円をお支払い。

 そのお金を見て結衣センパイは信じられないって顔してましたけど、こんなもんですよ♥

 新作一日400円、準新作200円、旧作100円ですからね♥

 藍佳ちゃんは「良いのが撮れたらうちのサイトでも公開しますので頑張ってきてくださいね?」って送り出してくれたので、こりゃもーやるっきゃないですよね♥

 結衣センパイ、安心してくださいね? アタシがセンパイを日本で一番有名な変態女にしてあげますから♥



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【幕間2.5章・なりたくなかった超変態スケベAV女優になったあたし】

【由比ヶ浜 結衣】


「なんで……こんな……あたしが何したって言うの……っ……!」


 レンタル肉便器なんて訳わかんないものにされてから、あたしは毎日毎日恥晒しな真似をさせられてる。

 墨田 茜さんの会社のAV女優として登録させられて、来る日も来る日も撮影。

 しかも、普通にエッチするなんてほとんどなくて『ドスケベな変態JK』として撮影だからバカみたいなことさせられちゃってるの。

 ただエッチするだけなら我慢できたかも知れないのに。

 今日は『おバカなスケベJKの逆ナン企画』

 あの2人、白木さんと墨田さん―――藍佳さまと茜さま、それと2人の取り巻きが離れた位置から見て、撮影している中。

 あたしは街中だって言うのに乳首にハートニプレス、下は超ミニスカートで―――。


「っ……やっはろ~♥ そ、そこのおにーさんっ♥ あたしぃ、フェラ中毒の変態女なんだけどぉ♥ あは♥ オチンポしゃぶらせてくれない? めっちゃうまいよ~♥ いぇーい♥ ぴすぴす♥」


 ―――Wピースしながらの最低な逆ナンをさせられちゃってるの。

 腰をくねらせて、おっぱいを”たっぷたぷ♥”見せつけるように揺らしての逆ナン。


「あ、自己紹介してなかったっけ? ほら、学生証もあるから見て見て~♥ 総武高校所属の由比ヶ浜結衣でーっす♥ おっぱい95センチのHカップでっす♥ デカパイちゃんて呼んでね♥」


 相手の記憶には残らないらしんだけど、学生証を見せつけながらの自己紹介は凄いストレスと恐怖。

 こんなこと嫌なのに、したくないのにやらないとあたしに待ってるのは廃棄。

 よく分からないけど、藍佳さまが作った? このイヤリング。

 肉便器全員につけられているイヤリングの効果で、好き勝手にあたしの身体は操れるみたい。

 ゆきのんが叫びながらも自分で水槽に入ったのはこれのせいみたい。

 で、自由に肉便器での行動や考えを操れるんだけど、あたしにはほとんど使われないの。


「ねぇ♥ おちんぽ、おしゃぶりさせて♥ ほんとに、ほらぁ♥ おまんこ濡れちゃってるんだから♥ 見て見て……♥ おまんこピース♥」


 これも、自分の意志、自分で考えて、他の肉便器さんの映像を見たり、話を聞いてやってること。

 一応は逃げ出したりは出来ない様にはされてはいるらしいのと、身体は『改造』されちゃってる、とか。

 改造と言っても疲れが早く取れたりそんなものくらい。

 いくら犯されても一日中無様なことしても寝て起きれば回復してまた動ける身体になっちゃってる。それだけ。

 そんな訳で、私は私の意志で、自分の考えて無様なことをしてるの。

 知り合いの誰かに見られたら自殺しなきゃいけないようなことを……。


「っ……ほらほらぁ、おまんこ、濡れちゃってるんだよ? えへへ……♥」


 ガニ股になったあたしは短いスカートを捲り上げて、片手のピースでおまんこを広げて見せつけちゃう。

 自分でもわからないけど、繰り返しの撮影で条件反射的に濡れて糸引いてるそこを昼間の街中でお披露目。

 なんで、こんな最低なことになっちゃったんだろ? そう考えながら、今日も変態JK女優としての撮影をしまくってくの。



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【3章・プールでエロ水着営業を頑張る結衣さんも無様で素敵ですわね♥ ふふ♥】

【語り部・白木 藍佳】


「一ヶ月で17本に出演ですか、頑張ってるみたいですわね、結衣さんは♥」


「でっしょ~? 絶対有名女優になって日本中の男にオナニーさせるって意気込んでるから、応援よろ~っす♥」


「はいはい、こちらでも映像販売はさせていただきますわね♥」


 結衣さんをうちのレンタル肉便器にして一ヶ月。

 一緒に入荷したアイドルやコスプレイヤーさんは色々な人に貸し出されて、肉便器ランキングを上げていますが、結衣さんはほとんど茜さんしかレンタルして貰えない日々。

 ランキングも20位で固定のままですね。

 そして、茜さんにレンタルされる度に撮影して、たった一ヶ月の間に17本のAVにデビューしているそうです♥

 私も観させて頂きましたけど、どれもイキイキと惨めな変態行為をしているようで本当に何よりですわ♥

 そんな話を私は茜さんとしているのですが、場所は市民プール。

 そこの日陰のベンチに水着姿で座っている私と茜さん。

 私は長めの柔らかい髪を後ろでポニーテールにまとめて、控えめな黒のビキニ。

 茜さんは健康的な日焼けした肌にタンキニの水着で非常に活動的で愛らしい姿を見せております。

 そんな茜さんがスマホに保存してある動画や画像を見せて下さいながら結衣さんの頑張りを教えてくれるんです♥

 私が能力で作った『催眠イヤリング』には撮影機能もありますし、その映像は私も全て把握できるのですが、茜さんのこだわりの写真や、映像を見せて貰えるのはとても楽しいものですの♥


「ほら、これ見てくださいよ~♥ この間、アダルトショップでバイブ買わせてそのままその場で無許可オナニーしたときの映像♥ 店員さん、女の人だったんですけど本気でビンタされちゃって爆笑っス♥」


「まぁ♥ これは、ふふ♥ ビンタされながらもオナニーを続けていて、結衣さんのスケベさが良く出てますわね♥」


 楽しそうに見せてくれた映像の中では、制服姿の結衣さんが購入したバイブをその場で開けて、店内で大きな声をあげながらのオナニーをしています。

 最初はあっけにとられた女性の店員さんも直ぐに、『やめてください! 警察呼びますよ!?』って叫んでるんですけど、結衣さんは止まらずにオナニー継続。

 最後はビンタまでされて、床を転がっても尚オナニーしているというかなりの逸品ですわ。


「これは人気が出そうですわね♥」


「っしょ? 結衣センパイはただ犯されるよりもフェラとかぁ、あのおっぱい使ったパイズリ、あとは露出とか無様なのが人気みたいなんですよね~。その辺でもっと売っていければ……うーん……」


「ふふ、優しい後輩にそこまで真剣に考えて貰えて結衣さんも果報者ですわね♥」


「ぇへへ~♥ 結衣センパイが廃棄になりたくないって言ってますからね、後輩としては助けてあげなきゃ、ですから!」


 可愛く、先輩思いな後輩の茜さんの笑顔に癒されながら、視線を少し騒がしい方に向けます。

 ここは市民プール。割と新しくて綺麗なので老若男女問わず来ているようですが、そんなにはしゃぐようなこともないのですが、今日は別です♥

 何故なら―――。


「はーい♥ 変態オチンポ大好きJK結衣のドスケベAV今なら一個500円でーっす♥ たっくさんありますから遠慮なく買って~♥ ぴーっす♥」


 ―――結衣さんがAVの手売りイベントをやっていますので♥

 私と茜さんでどうにか結衣さんの人気を爆発させてあげねばと思って企画したのがAV手売り企画です♥


 せっかくなので目立つように結衣さんはハート型のエロビキニ姿♥


 サイズが小さくて乳輪が隠しきれてないような水着で、乳首にはピアス♥


 更に片方のピアスには結衣さんの学生証を吊るしてあります♥


 それだけじゃなくて、おまんこの上には男子トイレマークと『肉便器』の文字♥


 おっぱいの谷間には射精しているチンポの落書きもありますし、お尻には『豚』『マゾ』『お尻叩いて~♥』なんて文字♥


 それだけじゃなくて身体中にはたっくさんの落書きをしている状態で、結衣さんは大きな声でAVの手売りをしています♥

 大きなおっぱいを揺らして、大きな声で常に笑顔で元気にお仕事中です♥

 普通なら大騒ぎですけど、私の催眠イヤリングは装着させた肉便器だけなくそれに関わる周囲の人間にも効果を及ぼすのですわ。

 なので今は―――。


 『由比ヶ浜結衣を蔑み、笑い者にはするけれど通報したりはしない。そして、ここをされば記憶は自然と薄れる』


 ―――という催眠をかけてありますの。

 その効果が効かないのは私と、レンタル客である茜さん、そして結衣さんだけ♥

 なので、思う存分に結衣さんは恥を晒すことが出来るんです♥


「あ、それじゃアタシそろそろ撮影したげないと……! 藍佳ちゃんも、ほら、いきましょーよ♥」


「はいはい♥ 急かさないでくださいまし♥」


 撮影はイヤリングによってされているで、自分でしなくては良いんですが茜さんは実体験主義なようでカメラ片手にプールサイドを走っていきます。

 やや強い日差しに溜息をつきながらも私もその背を追って結衣さんの方へ。

 沢山の人に囲まれている彼女は笑顔で―――。


「ドスケベJK♥ デカパイ女の恥晒しなAVが今なら500円ですよ~♥ ほんっとにエロくてスケベで人間終わっちゃってる内容ばっかりだよ♥ えへへ♥ 逆ナンフェラとかぁ、全裸でショッピングモールダッシュとかありますよ~♥」


 ―――変態的な内容のAVのパッケージを手に持って必死に販売宣伝中。

 足元には段ボールがいくつも置いてあって、その全てを手売りするように命令してあるんです。

 これもまたAV撮影の一環で、デカパイJK女優が必死に自分の出演作をワンコインで手売りするというもの。

 しかも、子供連れの多い市民プールですので―――。


「ちょっと、何考えてる訳?」


「さいてー……なんでこんなとこでやってるの? しかも女子高生がAV女優とか終わってる」


「あ~ぁ、ちょっと可愛いからって勘違いしたパターンね。うっわ、しかも出てるの下品な作品ばっかじゃない」


「見て、これ? 逆ナンフェラ100本だって……終わってない、マジで」


 ―――女性からは大不評の模様ですわね♥

 催眠イヤリングの効果で『女子高生がAVに出ている』ことにも疑問を思わないでいるようで、お姉さま方は結衣さんを心配することなく侮蔑していきます。


「えへへ~♥ あたし、ほらぁ♥ おっぱい大きくて可愛いからぁ、こりゃもうオナネタになるしかないなって思ってAVデビューしちゃいましたぁ♥ いま17本目でーっす♥ ぴーっす♥」


 侮蔑されても笑顔で、笑われたら更におバカなリアクションを取るのが結衣さんのお仕事です♥

 ちなみに、催眠イヤリングの効果で強制はしていないらしいですけど、茜さんは結衣さんに色々なお下品系のAV、エッチな漫画、アニメを見させまくって学習。

 合わせて、本来なら多少でも薄れていく『死への恐怖』を常に頭の中にあるように催眠で設定しているようです。

 なので、結衣さんは慢心することなく貸出されない日も必死にお勉強して死にたくないと泣きながらお下品なことを学んでいるみたいですね♥


「ほらほらぁ♥ 現役JKのデカパイたっぷりのAV♥ これ500円って買わないと損だぞ~♥ にしし♥ 自慢のGカップ♥」

「少し動くだけで揺れまくりのおデブおっぱいを揺らしまくりぃ♥ これなんかぁ、パイズリ逆ナン100人斬り! 超おススメだし♥」


 段ボールからAVを取り出しては宣伝して、片腕をおっぱいの下に通して”たっぷゆさ♥”揺らして見せつけています。

 男性客は多少惹かれてはいるようですが、周囲の目を気にして中々手を伸ばせないみたいです。


「うわぁ……最低すぎ……逆ナンでパイズリ? 女の地位を落すのってこーゆー娘のせいだよね」


「妊娠して退学、そのまま風俗とかにいっちゃうコース……」


「親はどんな教育してる訳? よくこんな変態女育てられたよね」


 女性たちの見下して、かつ嫌悪しまくりの言葉や視線に突きさされながらも結衣さんは笑顔でピース♥


「風俗嬢になるのは夢でーっす♥ 毎日毎日おまんこしてお金貰えるとかサイコーじゃん♥ あ~ん♥ 想像しただけで濡れるぅ♥」

「親だってぇ、おまんこしてあたしを作った訳だしぃ♥ エッチなことの申し子でーっす♥ いぇーい♥」


 両手でピースしながら、足を開いて腰を”カクカク♥”揺らす最低な挑発ポーズ。

 女性たちの怒りを煽りに煽るようなことをしていけば、場の空気は悪くなり売れる気配は皆無です。

 また、誰かが「可愛いけど本当にJK?」なんて呟けばすぐに結衣さんは、乳首のピアスからぶら下げた学生証をアピールしていきます。

 頭の後ろで手を組んで、デカパイと腰を突き出しながら―――。


「マジJKでーっす♥ 総武高校2年♥ 由比ヶ浜結衣ちゃんでーっす♥ あ、SNSのアカウントもあるから見て見て~♥」


 ―――瞳に涙を浮かばせつつも笑顔の自己紹介を忘れません♥

 ちなみに、結衣さんのSNSは今はエロ写真、エロ動画、お下品発言の連続で友人は軒並み消えてフォロワー数だけはじわじわ伸びている状態です。

 色々と人生終わってしまっている結衣さん♥

 落書きたっぷりの身体を見せつけていき、それでもAVはまるで売れないでただの無様な女になっていく彼女は―――。


「ぃ、今ならぁ♥ 購入者様特典で~♥ あたしのマジフェラ♥ もしくはパイズリ♥ スケベなこと何でもしちゃうんだけどなぁ♥」

「れろれろぉ♥ あたしのフェラ……マジでやばいよ♥ パイズリも、にひ♥」


 ―――ガニ股エロ蹲踞でしゃがみ込むと、片手でチンポを掴んで扱くジェスチャーをしてエアフェラをして見せます。

 それだけじゃなくて、反対の手で水着をずらして乳首を見せて誘惑。

 更には両手でおっぱいを寄せて”たぷたぷ♥”揺らしての見せつけまでしていきます。

 そのエロさに我慢できなくなったのか1人の男性が「そ、それじゃあ、買うからフェラ……」と500円を差し出した。


「ぁ…………ありがとうございまぁっす♥ たっぷりおしゃぶりするから、あたしのAV、良かったらお店で見かけても買ってね♥」


 初の販売に結衣さんは少しだけ安心したように表情を緩めて、足元の箱から取り出したAVを手渡すとその場でフェラ開始です♥

 ガニ股エロ蹲踞でしゃがみこんで、男性の水着をずらして露出させたチンポを前に―――。


「はぁはぁあ♥ やっばぁ♥ おちんぽ立派過ぎておまんこ濡れるぅ♥ えへへ♥」

「えっとぉ♥ 由比ヶ浜結衣♥ スケベで90cm越えのデカパイ女がおしゃぶりしまーっす♥」

「にひ♥ それじゃあ、現役JK女優のドスケベフェラチオ♥ 楽しんでね♥ ぴーっす♥ れろぉ♥」


 ―――横ピースしながら舌を伸ばしていきます。

 今日までに何本も何十本も、100以上もしゃぶってきた結衣さん。

 初対面で名前も知らない相手なのに、躊躇いもなくチンポを舐めていきます。


「れろぉ♥ じゅるるるぅ♥ ん~♥ おちんぽ、おいっしぃ♥ やっばぁ♥ れろぉ♥」

「マジでチンポ舐めてる瞬間が一番幸せかもぉ♥ れろぉ♥ ちゅっ♥ ちゅぱちゅぱ♥」

「れろぉ♥ はぁあ♥ ぁむ♥ じゅるる♥ チンポ、おしゃぶりしてると、っぉ゛♥ おまんこ、マジ濡れしちゃって♥ れるぅ♥」


「ぉおぉお……すっげ、めちゃくちゃ気持ち良い……っ♥ こんな、可愛い娘にフェラして貰えるとか……っ♥」


「じゅっぷ♥ じゅるるるるぅ♥ 可愛いとかぁ、嬉しくなっちゃうんだけど♥ たっぷり口まんこサービスするからね♥ じゅちゅる♥」


 デカパイを”ゆさゆさ♥”揺らして、乳首のピアスからぶら下げた学生証を揺らしながらも激しいフェラチオ♥

 常に笑顔! と茜さんに指導されている結衣さんはピースしつつ笑顔のおしゃぶり。

 そのおまんこは濡れちゃっているようで、プールサイドにマン汁をポタポタ垂らしていき、それを茜さんは真剣に撮影中な模様です。


「結衣センパイ♥ まんこ濡らしながらおしゃぶりとかヤバ過ぎじゃないですかぁ? あは♥ そんなにおちんぽ美味しいんですか? 頭だいじょぶ?」


「っ……! じゅるるるるぅう♥ らってぇ♥ おちんぽ、舐めてるだけで脳みそキュンキュンきちゃうんだもんっ♥ ほんっとおちんぽ最高♥ おちんぽ様って感じ♥ れろぉ♥ じゅれろ♥ じゅっぷじゅぷ♥」


「うっわ、結衣センパイ、男根崇拝しちゃってるじゃん♥ それネタに一本撮れそう♥」


 頭を揺らして、おっぱい揺らしておしゃぶりする結衣さんをからかいながら撮影する茜さんは、楽しそうにしながらも次のネタを考えているようで本当に仕事熱心な方ですね。

 結衣さんは徹底的に無様で下品なことや、おちんぽで興奮するように教育されているので本心では死ぬほど嫌でもおまんこは濡れちゃう最低なのスケベ体質に仕上がっているそうですわ♥

 仕上がっていると言いますか、ふふ、逃避でしょうけどね? 催眠イヤリングの効果で『狂う』『壊れる』は禁止してあしますのでこの状況に適応する為には快感に逃げるしかありませんから。


「れろぉ♥ はぶちゅ……♥ じゅるるるぅうう♥ れろぉ♥ ちゅじゅるるぅうう♥」


「うわ、うわ♥ うわ~♥ 結衣センパイ、そのバキューム顔ヤバいっス~♥ 超ブサイクっ♥」


「ぇへへぇ♥ 結衣はぁ、フェラブス女でーっす♥ ちゅぢゅっ♥ ぢゅちゅるるるるるぅうう♥ ぴーひゅぅ♥」


 男性の太ももに片手を当てながらのガニ股フェラをお披露目中の結衣さん。

 可愛らしい顔を台無しにするレベルのバキュームフェラチオ♥

 頬を凹ませて、口の端にチン毛までつけちゃっている結衣さんの顔を茜さんは何枚も接写で撮影。

 

「フェラって、ここまでするもの、だっけ? ぇえ……?」


「音、えっぐ……こんなん絶対家じゃ出来ないやつじゃん」


「可愛い顔してたけど、マジでブス顔になってるし、そこまでする意味あるの、これ?」


 見ていた女性たちのドン引きっぷりは強くなっていきます。

 普通のエッチ。まともな品性を持っている女性からしたら理解出来ないレベルのバキュームフェラですからね♥

 結衣さんの整った愛らしい顔を完全に台無しにするレベルのそれ♥

 普通に考えてドン引きですよね?

 ちなみに、催眠イヤリングの便利な効果で私と茜さんの存在感は薄くなっているのでいくら近距離接写していてもフェラチオされている男性は気にする様子もありません。

 本当に便利な催眠イヤリングなんですけど、私の今の能力では30個しか作れないんですの。

 故に肉便器は『20個』まで、残りは予備と幾人かの権力者につけさせているんです。

 便利で何でも出来ますけど、個数には限りがあって、本来結衣さんのようなどうでも良い一般女子生徒にはもったいないんですけど―――。


「ふふふ♥ つけさせて良かったですわ♥ とても……無様♥」


 ―――後悔なんてありませんわ。

 まあ、必要になったら廃棄してイヤリング回収すれば良いだけなんですけどね?


「じゅっぷ♥ じゅるるるぅう♥ れろれろぉ♥ あ♥ おちんぽビクビクしてきてる♥ 射精しちゃう? びゅるる~ってお射精してくれるの? あは♥」


「はぁはぁ……そ、そろそろ、っぉ……っぁ……や、やば、出るっ♥」


「ちゅじゅる♥ れろぉ♥ 遠慮なくらひてぇ♥ ザーメン好きぃ♥ チンポ汁大好きだからぁ♥ れろぉ♥ じゅっぷ♥ れるちゅじゅるるるぅ♥」


 立派なおちんぽを舐めて、咥えて、唇を締め付けて頭を揺らしてのピストン♥

 可愛らしい顔を無様に歪めてのスッポンバキュームフェラ♥

 学校で人気の女子なんてイメージ0の、完全にチンポ中毒のおしゃぶりブタのお顔です♥

 

「あ~、ほんっと結衣センパイのフェラ顔ブス過ぎて好きなんですけど♥ 女捨ててるこの顔、めっちゃキュンと来ちゃうんですよね~♥」


 頬を凹ませての激しく、音もえげつないフェラを茜さんに笑われながら撮影されても―――。


「じゅちゅるるるるるぅううう♥ いぇーい♥ フェラブスの結衣でーっす♥ 茜さまぁ♥ 可愛くおブスに撮って~♥ ぴーっす♥」


 ―――カメラ目線でピースをしてみせています♥ 目には涙が浮かんでいますし♥

 その内心でどんな感情が渦巻いているのか考えるだけで私も興奮してしまいます。

 そして、男の人が「出るっ!」と声をあげて、そのまま結衣さんのお口の中にお射精♥

 たっぷりのザーメンを流し込みながら腰を震わせていきます。

 精液が”どぷどぷ♥”出される度に、結衣さんはそれを受け止め、おまんこから”ポタポタ♥”マン汁を垂らしていますわ。

 

「ちゅじゅ♥ じゅぞぞ♥ ……ん……っぁ……♥ ぇへへ~♥ んぁ♥ めっちゃ出たんだけど♥ んっぁ♥ 零れひょう♥」


 お口でザーメンを受け止めた結衣さんは口をあけてピースしながらの見せつけ♥

 そこにはたっぷりのザーメンが溜められていまして、茜さんは笑いながら撮影をしていきます。


「えっぐ~♥ ほらほら、飲んで飲んで♥ 飲んだら感謝の言葉、忘れちゃダメですからね~♥ 結衣センパイ、すぐに言いつけ忘れるバカ女なんスから♥」


「…………っ……ん、ごっくんっ♥ ぷは……ぁ♥ ザーメンおいし♥ 喉に絡まって最高ぉ♥ んっぁ……ぐぇっぷ♥

「はぁはぁ……っ♥ あたしみたいな激安のザーメン便所にお精子お恵みありがとうございまーっす♥ おちんぽ様、マジでラブでーっす♥ いぇーい♥ ピース♥ 自動で目線ついちゃいますけどぉ、記念撮影もしておっけー♥ 」

  

 命令された通りに、むしろそれ以上にお下品な感謝の言葉にザーメンゲップ♥

 そこに顔の横でWピースしながらの記念撮影までさせていく結衣さん。

 私のイヤリングの効果で撮影しても自動で顔や、身分が判明する部分には自動でモザイクがかかるようにはなっているんですけど、記念撮影くらいは許す寛容さはありますの。

 この場合は、結衣さんの目元に目線が入るだけで、きっとあの男性の良い思い出になるでしょう♥

 プールでデカパイ美少女JKからAV手売りされて激しくおしゃぶりされた。なんて♥ ふふ、素敵なエピソードですわね?


「動画も? あは♥ えっとぉ、げふ♥ 総武高校2年♥ 由比ヶ浜結衣ちゃんでーっす♥ おっぱいクソデカJKでぇ♥ おちんぽ大好きスケベ女ちゃんでーっす♥ 学生証もほらほらぁ♥」


 恥を晒す以外に生き残る道がない結衣さん♥

 ガニ股横ピースして、乳首からぶら下げた学生証をスマホのカメラに向けていきます。

 AVを購入した男の人だけじゃなくて、他のギャラリーたちもこぞって撮影中♥

 何人に撮られてしまっているのか考えるだけでゾクゾクしてきてしまいますわ。

  

「えへ♥ ちゃんと可愛く撮ってくれた~って! あ、ごめ♥ 唇にチン毛くっついてたかも……♥ ん……ごくん♥」


 唇に付着した陰毛まで舐めとって飲み込んだ結衣さんは再びピースをして見せて、それを男性は興奮した様子で撮影して去って行きました。

 初対面の男性相手にAVを手売りして、サービスでフェラチオに記念撮影♥

 最低過ぎるスケベな行為をした結衣さんですけど、まだまだこれから♥


「AVは全部で100本♥ 売れ残ったらペナルティ……ですからね♥」


 無様で惨めな姿を見せてくれることを願って、私は小さく微笑んでしまいます。

 小さな世界。学校でチヤホヤされていた結衣さんがどこまでも堕ちていくことが楽しくてたまらないんです♥



 ―――。


 ――――――。


「はぁはぁあ……げぇぇっぷ♥ あ、ありがとうございました~♥ お金に余裕あったらまた買ってね♥」


 男性客ばかり20人目のお客さん。

 目標の100本にはまだまだ足りないですけれど、必死に声をあげてお下品に媚びて手売りしていく結衣さんは既に20人分の精液を飲んで、ザーメン臭い息を吐いてます。


「結衣センパ~イ♥ もっと頑張らないとペナルティ確定ですよ~? ほらほらぁ、3時間もやって20本じゃ閉園まで絶対間に合わないじゃないですかぁ♥」


「…………だって、こんな……っ……!」


 撮影している茜さんは結衣さんに叱咤激励しますが、されている彼女は何か言いたげな表情をしています。

 だけど、何も言うことなくまた笑顔を浮かべて大きな声で営業再開。


「っ……! すぅ……す、スケベで変態なJKのAVいかがですか~♥ 500円で土下座おしゃぶりもしちゃいますよ~♥」

「デカパイJKのチンポしゃぶり500円っ♥ パイズリもOKでーっす♥」


 ガニ股で腰を”カクカク♥”振りながら両手にAVを持って客引き。

 スマホで撮影はされまくっていますけど、そうそう買ってくれる人も出ませんね。


「っぁ、現役JKの由比ヶ浜結衣っ♥ 趣味はぁ、逆ナンチンポ漁りっ♥ 特技はチンカス掃除でーっす♥ ……っ……誰か……っ……」


 ただの腰振りだけじゃなくて、しゃがみこんで片手の逆ピースでおまんこを広げてエアフェラしたりとバリエーションも増やしていくあたり茜さんの指導の良さがうかがえますわね♥

 と、そこに―――。


「ねぇ、ユイちゃん? だっけ? 私が買ったら何してくれんの? クンニとか?」


「ぇ……」


「だから~、私が買ったときの特典は? 私、チンポとかないんだけど? あったらパイズリされてみたいけど♥」


 ―――声をかけてきたのは女性客。

 楽しそうに意地悪そうに結衣さんに声をかけてきた方は20代半ばくらいに見える―女性――つまりお姉さまですわね。

 彼女は、男が買ったらフェラやパイズリ特典だけど、女が買ったときは何をしてくれるのか?

 そんな質問に結衣さんは困った、というか焦った顔をしていますね。

 撮影している茜さんも「あ~、そのパターンか~」なんて言っていますし、考えてなかったようですわね。

 結衣さんは茜さんに視線を向けて「どうしたら良い?」というアピールをしていきますが、お客さんはせっかちなようで―――。


「ね……♥ 買ってあげるからさ、ここにオシッコしてよ♥ 立ちションね、立ちション♥ わかる?」


 ―――2人が答えを考える前にドリンクが入っていた紙コップをプールサイドに置きました。

 そこにオシッコをして見せろ、そう告げてきましたの♥ しかも、立ったまましろなんていう酷い命令♥

 

「ふふ……♥ イイ趣味してらっしゃるわね? うちの店にお招きしようかしら?」


 その命令は観ている私も感心してしまう内容。

 女性相手に立ったままのオシッコ命令なんてかなりのSな雰囲気です♥

 きっと彼女も茜さんのように女性を弄ぶのが好きなタイプの素敵な方♥

 私の肉便器レンタル店を紹介すれば良いお客さんになってくれそうですわ♥


「お、オシッコ、立ちションって、っぇ、こ、ここで?」


「ここで♥ チンポしゃぶるくらい平気なビッチなんだし、ほら♥ やってよ♥ ガニ股でね?」


「…………オシッコ、た、立ちション……っ……」


 ノリノリで命令する女性客に対して結衣さんは戸惑い、迷っている様子。

 茜さんは、下手に自分が口出すよりかは面白いことになりそうと察したのか撮影役に徹しています。

 私も観客気分でお2人のやりとりをじっくり観察です♥


「買って欲しいんでしょ? だったらオシッコくらいして見せてよ♥ あ、するときはオシッコビームって叫びながらね? バカっぽく♥」


「は、はぁ? ビーム……? なに、それ……っ……」


 結衣さんを辱めることを楽しんでいる様子のお客様。

 その提案に私は笑ってしまいそうになって、かつ本当にうちの店に招待しようか悩んでしまいますわ。


「なにそれ、じゃなくてやれって言ってんの♥ 買って欲しいんでしょ? AV♥」


「…………っ……」


 男性相手にフェラをするのは興奮するように躾けられている結衣さんですが、オシッコをする行為はただただ恥ずかしいようです。

 何度も女性と、置かれた紙コップを見て、躊躇い迷っていくようですが、彼女に選択肢なんてあるわけもないんです♥


「わ、わかり、ました……オシッコ、します……っ……」


「あは……♥ マジでやるんだ、プライド0って感じじゃん♥」


 結衣センパイの決断を女性は笑ってバカにする。

 その言葉に一瞬ムッとしているようでしたが、結衣センパイは足を震わせながら紙コップの上に立って水着をずらしておまんこお披露目。

 周囲に何人ものお客さんがいる状況で、女性に命令されながら―――。


「っ…………お、お買い上げありがとうございまーっす♥ 総武高校2年、由比ヶ浜結衣の、お、オシッコ、ビーム見って下さぁい♥ っ……っ! っぁ……っ♥」


 ”じょろ……ジョロロロロっ♥”


「あははは♥ 女の子なのに立ちション♥ うっわ~♥ マジで無様じゃん♥」


 ―――立ちション開始♥

 片手はピースしてぎこちない笑顔を作り、もう片方の手でおまんこを広げながら黄色いオシッコを紙コップにどんどん出していきますの♥

 ただただフェラしたりパイズリしたりとはまるで違う羞恥に顔を真っ赤にしながら膀胱の中身を空っぽにしています。

 その無様な立ちション姿に他の女性からの嘲笑が届くのは必然ですわね。


「え~? 立ったままオシッコするとか犬以下じゃん♥」


「しかもどんだけ出すわけ? 黄色いし臭いし、水飲みなよ~?」


「女子高生が立ちションとか、ぷぷ♥ 終わってる感スゴイんだけど♥」


「ね~? もっと笑ってよ、笑いながらオシッコするよね? あなたバカ女でしょ? バカならもっと笑って♥」


 異性にエロい目で見られたりするようりも同性からの嘲笑が心には響くもの♥

 結衣さんは顔を真っ赤にしながら小さな声で「見ないで……見ないで」などと言いながらのガニ股立ちション♥

 プライドも何も踏みにじるようなその行為を終えて、最後に”ピチャン”と滴を垂らして立ちションは終了♥

 終了なんですけど―――。


「ねー、おねーさん♥ 私も買うからさ~♥ そのオシッコ飲んでよ♥」


「あ、私も買う~♥ 買うからさぁ、お尻の穴広げて見せて?」


「じゃあ、私はまんこ~♥ 思いっきり広げて見せて見せて~♥ ヤリマンのまんこみたーい♥」


 ―――他の女性客も実に楽しそうに購入希望をして下さっているようです♥


「ぇ、な、の、飲むって、お尻の穴? は、ぇ……え……」


 本来なら喜ばなくちゃいけない購入希望。

 ですけど、プライドを踏みにじるような命令をされる結衣さんは顔を青くしていますね♥

 ただただ人前でオシッコをさせられるだけで恥ずかしかったのに、そのオシッコを飲んで、アナルを広げて、おまんこを他人に見せる。

 心を病んでしまいそうな羞恥命令に絶望した顔を浮かべているようですけど、私も茜さんも助け船など出す気はないんです♥

 どこまでも無様に、惨めな姿を見たいですから、ね?



 ―――。


 ――――――。


「はぁはぁ……はぁ……はぁあ……」


 あれから数時間。

 私と茜さんは途中休憩したりしましたが、結衣さんはずっと市民プールで変態エロ水着スタイルでAV手売り。

 時刻は閉園の時間なのでこれにてタイムアップ。一日中動いていた彼女は息も絶え絶えな模様。

 ですが、いくら頑張ったとしても結果が大切な訳なので―――。


「売上本数87本、ですか」


「ノルマは100本って言っておいたハズなんですけど~? 結衣センパイ、算数できます? 足りてませんよ~?」


 ―――これはもうペナルティ確定、ですわね♥

 結果は87本でノルマにはもうあと一歩というところでした。


「そん……な……い、一日中……恥晒したのに……なんで……ぇ……っ……!」


 ペナルティという発言に結衣さんはうなだれてしまっていますが、ノルマはノルマですので♥

 悲しそうな結衣さんの姿を見るのは私も辛いですが、ここは甘くしてはいけませんからね? 彼女のためにも♥


「それでは……♥ ペナルティ、決定、ですわ♥」


「あ~、結衣センパイ、残念! で、藍佳ちゃん何しちゃいます~?」


「そうですはね……♥ 結衣さんにぴったりのペナルティは……♥」


 まだ人は周囲にいる状況。催眠イヤリングの効果で自動でモザイク修正は入りますが結衣さんを撮影する人は沢山います♥

 その状況で、私が出したペナルティは―――。


「イヤリングの効果を少しですが弱めます、モザイクも薄くなって、音声もそれなりに残るように♥」


「ぇ? あ、藍佳さま、それって……え?」


「ふふ♥ その状態でお下品な自己紹介をする。それがペナルティですわ♥」


「!!!」


 ―――催眠イヤリングの効果を弱めた状態での自己紹介♥

 結衣さんが人前で堂々とAV手売り、プールサイドフェラをしまくれたのはイヤリングの効果があったから♥

 もちろん『廃棄』という死への恐怖もあったのは確かですけど。

 撮影されても自動で顔や、乳首からぶら下げた学生証にモザイクが入る様になっているからこそ結衣さんは覚悟を決めてスケベなAV女優として振る舞えたんでしょう。 

 その効果を0にする訳ではないですが、弱めた上での自己紹介♥

 そのペナルティに―――。


「い、いやっ! そ、ん、そんなの、絶対イヤっ! っだって、そんな、もしあたしだって、バレたら……今日だって同じ学校の人いたし、今もいるんだよ!?」


 ―――結衣さんは必死な顔で拒否してきます。

 彼女の言うように、私や茜さん、そして結衣さんの在籍する学校の生徒はいましたし、今もいます。

 その人たちも、この市民プールから出れば今日のこの出来事はぼんやりした記憶になりますが、撮影された写真や動画は別ですの♥

 今日のことや結衣さんのことを思い出さなくても、記録として残るそれ。

 その上、修正薄め状態で自己紹介するというのは『万が一』のことが起こりえることかも知れませんからね。

 結衣さんの必死の拒否もわかります、が。


「え~? 拒否するならレンタル評価0つけますけど、いいんですかぁ?」


 拒否されればされるほどさせたくなるのは性ですわね♥

 茜さんは実に楽しそうに微笑んで、「レンタル評価を0にする」と告げます。

 それは、私のお店で肉便器を借りた返却時につける評価。

 その評価が悪いと、当然ランキングも下がってしまいます。

 ただでさえ茜さんしか借りて下さらないのに、ここで低評価をつけられたら結衣さんは20位になったまま入れ替え時期を迎えてしまい、待つのは廃棄♥


「ぇ……ぇ? なん、で……」


「はぁ? なんでって、ノルマもこなせない上にペナルティも拒否する肉便器とかサイテーじゃないですかぁ、藍佳ちゃんもそう思いますよね?」


「ええ……♥ そうですわね……♥ そんな肉便器は不必要と言わざるを得ませんわ♥」

 

 呆然とする結衣さんを追い詰める茜さんに私もお手伝い♥

 でも、お手伝いでも何でも言っていることは事実ですの♥

 私の肉便器レンタルサービスに言う事を聞かないものを置いておく余裕なんてありませんから♥


「~~~~っ……っ!」


 自分がどんな立場、どんな状況にいるのかを改めて思い出したご様子の結衣さん。

 かなりの葛藤があったようで、頭を抱えて、苦しそうに呻いた後に―――。


「わかり、まし……た……」


 ―――絞り出すようにペナルティを受けることに同意してくださいました。

 常に頭の中に死への恐怖を置いたままの状態の彼女は、羞恥と恐怖に身体を震わせながらペナルティを受け入れたようです。

 茜さんしかほとんどレンタルして下さらないのに、評価0つけられたら廃棄コース確定ですからね?

 この一か月で未だに20位固定なんですもの♥

 そんな駄肉便器のくせにペナルティを拒否なんてありえないこと、ですわ♥


「はいはい、それじゃあ、今日の感謝と自己紹介♥ そ・れ・と♥ 結衣センパイの大好きなザーメンジョッキも用意しておいたのでググっとどーぞ♥」


「誰も……好きなんて……っぅ……なんで、臭いでっ……♥ 臭いのに……っ♥」


 茜さんはビールジョッキにたっぷり入ったザーメンを手渡して撮影準備♥

 ジョッキに溜め込まれたザーメンのキツイ臭いに顔をしかめる結衣さんですけど、過去のAV撮影で数日間精液飲まされまくったせいで拒否感はあっても精液の臭いで発情するようになってしまっていたりします♥

 普通なら嘔吐いてしまいそうなザーメン臭に腰をくねらせちゃってます♥


「ほんっとスケベな肉便器ですわね……♥」


 これ以上の口出しはせず、私はギャラリーとして今日の締めを楽しく観覧です。

 多くのお客さんに囲まれて、中には同級生や後輩もいるような状況♥

 その中心で結衣さんは笑顔で無様な姿を晒していきます♥


「すぅ……はぁ…………っ、きょ、今日はぁ♥ あたしのドスケベAV営業販売にお付きあいありがとうございまんこ~っ♥」

「目標には届かなかったですけどぉ、おちんぽ沢山おしゃぶり出来ましたしぃ♥ 恥知らずなことしまくれたので最高でーっす♥」


 ガニ股エロ蹲踞で、片手はおまんこを”ぬぽぬぽ♥”弄ってマンズリしながらのご挨拶♥


「最後にぃ♥ あたしの自己紹介とザーメン一気を見てね~♥ ほらぁ、撮影タイムですからスマホ構えて構えて~♥」


 目には涙を浮かべていますけど、しっかり笑顔なところは流石は17本のAVに出演しているプロですわね♥

 周囲に撮影を促して、周りの人たちがしっかりとスマホを構えたら乳首のピアスにぶら下げた学生証を見せつけるように胸を張って、ガニ股で片手はおまんこを逆ピースで広げながら―――。


「えーっと♥ 総武高校在籍の由比ヶ浜結衣っ♥ 趣味は逆ナンチンポおしゃぶりとぉ♥ 露出でーっす♥」

「デカパイとかおまんこを見られるのが大好きでぇ♥ 暇さえあれば露出してマンズリしてる超スケベ♥」

「もし街で見かけたら即レイプして♥ おまんこ濡らして待ってるから♥」

「もちろん好きなものはおちんぽとザーメン♥ このジョッキ一杯のザーメンも、余裕で……っ♥ ん……んぐっ♥ んっ♥」


 ―――自己紹介&ジョッキザーメン一気飲み♥

 どろっどろで、チン毛もチンカスも混じっていておおよそ人間が飲むものじゃないようなそれを喉を鳴らして飲んで行きます♥


「え、え、うわ、本当に飲んでるのあの娘?」


「わ~、終わってると思ったけどここまで終わってると笑えてくるよね♥」


「精液とか口にするのも嫌なのに、うっわ~♥ 人間やめてない?」


「しかも、ほら、腰揺らして興奮してるでしょ、あれ♥」


 女性客からの嘲笑混じりの完成を聞きながらどんどん飲んで、ジョッキを傾けていく姿は無様そのもの♥


「ごっく♥ ごく♥ ごきゅ♥ ごく♥ ごくごくっ♥」


 ガニ股マンズリでのザーメン一気飲みという女捨てきった姿を見せきった結衣さん♥

 見事にリットル単位のザーメンを飲みきったら、お口を開けて舌を伸ばし、『空っぽ』アピールして―――。


「げふっぅ♥ これからもぉ♥ 最低スケベなAV女優として頑張るので由比ヶ浜結衣をよろしくお願いしまぁ、ぅっぷ♥ ぐぇぇぇええっぷ♥ げふっ♥」


 ―――自己紹介しながらのザーメンゲップ♥

 完璧なまでに無様な姿に私も茜さんも大満足って感じですね♥

 周囲のお客さんからのリアクションも上々♥

 この市民プールから出れば記憶も徐々に薄れてしまいますし、誰かに広めようとは思わないように催眠はかかっているのが残念なくらいですわね♥

 罵倒されて、バカにされて見下されながらも結衣さんは笑顔でピース♥

 修正が薄い状態で顔のアップなんかも学生証と一緒に撮られてしまっています。

 もっと、もっともっと頑張って最低女として有名になってくださいね?

 結衣さんが廃棄になったら、私きっと悲しいので♥



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【幕間3.5章・結衣センパイのプロデュースはアタシにお任せ!】

【語り部・墨田 茜】


「うーん……なかなか順位あがんないですね~……」


 ふっかふかのソファに制服姿でだらしなく座ったアタシは膝の上においたノートパソコンを睨みつけながらため息。

 今いるのは藍佳ちゃんの自宅のお部屋。

 お店じゃなくて自宅の方ね? そこのソファで考え事してるの。


「どうかなさいましたか?」


「んぁ、藍佳ちゃん……」


 そこにやってきたのは家主である藍佳ちゃん。

 トレイに紅茶とお茶菓子を乗せて持って来てくれた貴重な私服藍佳ちゃん♥

 彼女は長くてふわっとした髪を縛って前に垂らしてて、おっとりお姉さん感強め。

 出して貰ったお茶を飲みながら、ノートパソコンを見せていくんだけど、そこに映っているのは藍佳ちゃんのお店のサイト。

 そこは現在の肉便器の展示状況、貸出状況やランキング、そして貸出先の映像なんかもリアルタイムも観れちゃうんだけどアタシが指さすのはランキングの最下位。


「ほら、結衣センパイ、今日も誰も借りてないじゃないですかぁ」


「あら……」


 貸し出し状況を見れば、20個の肉便器のうち17個は貸出中で、残るのは結衣センパイ含む3つ。

 サイト内で見れる店内カメラを確認すると、部屋の隅っ子の檻の中で震える哀れな結衣センパイの姿が映るんです。


「普通のエッチは微妙ですけど、一部のAVの売り上げは結構いいんですけどね~……その割に本業に響かないっていうのは残念なんですよね~」


 大きく伸びをしたら今度はアタシの経営するアダルトコンテンツの会社のサイトに繋いで、結衣センパイ出演のAVをチェック。


「この前の海で逆ナンものも売れてますし、全裸に男湯チャレンジもかなり売れてるんですよ? ほら、これも、SNSで参加者募って自宅に突撃おフェラブタチャレンジもかなり」


「あら、本当ですわね……」


 売り上げを藍佳ちゃんに見せると、彼女も意外そうにしてくれている。

 結衣センパイのエロコンテンツとしてのパワーはかなりあるってことは確かなのにやはり知名度には負けてしまうんですよね~。

 お店に並んでいるのは本当に大人気で有名な肉便器ばっかりですもん。


「無様系、露出は売れてるんですけど……ん~、3ヶ月で知名度あげまくりは無理かな~……セクシー女優として深夜バラエティに売り出しも……厳しいかぁ」


 どうにか、どうにか迫る廃棄期限前に結衣センパイを人気の肉便器にせねば! その一心でアタシは頭を悩ませていくのです。

 そんなアタシを藍佳ちゃんはまるでお姉ちゃんかママみたいに見つめてきて―――。


「本当にセンパイ思いの後輩がいてくれて、結衣さんは幸せね♥」


 ―――なんて言ってくれるんですけど少し恥ずかしくて、頬を赤くしながらパソコンをいじいじ。

 スマホの方でもお友達にチャットでアイデア呼びかけなんかをしていくんです。

 全ては結衣センパイを日本一の無様肉便器にする為に!



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【4章・結衣さんによるおちんぽ10本当てるまで帰れま10! ふふ、少し恥ずかしいですわね】

【語り部・白木 藍佳】


「それで、今日はどんなことをいたしますの? 私、何も知らされてないんですけど……」


「ん~、結衣センパイのAV、どうにも伸びが悪いみたいですけど、露出とかフェラ系、あと必死になっているのはウケるようなのでちょっと企画ものって感じ、ですね~」


 結衣さんが肉便器になって一か月と少し。

 未だに肉便器ランキング20位に留まっている結衣さん。

 その彼女の為に、センパイ思いの茜さんは日々色々な動画やイベントを企画して少しでも人気を出してあげようと頑張っているようです。

 その心意気に感動している私と茜さんがいるのは学校の男子トイレです。

 今日はここでの撮影で、私と茜さんと結衣さん―――だけでなく茜さんのお友達も撮影に見学に来ているんです。

 その彼女たちは―――。


「由比ヶ浜せんぱーい♥ 立ちションしてみせてくださいよ♥」


「ってか、先輩のおっぱいでっか~♥ なにこれ、ブタみたいじゃないですか♥」


「乳首にピアスしてるってエロ過ぎ♥ さっすがAV女優ですね♥」


 ―――結衣さんを囲んで遊んであげているようです♥

 流石は人気者の結衣さんですね?

 囲まれている彼女は身体中に『肉便器』『チンポ中毒』『AV33本出演』『チンポ崇拝』なんて落書きされて、乳首にはリングピアスで片方には学生証を吊るしてます。

 服はテカテカのニーソックスと、ハート型の穴あきエロ下着だけのドスケベ姿♥

 そんな姿で、後輩女子たちに乳首を引っ張られたりして貰ってます。


「っぁ♥ や、やめてって、ひんっ♥ だめ、敏感、になってるんだから、っぁ♥ っぁあ♥」


「あは♥ 先輩、乳首弱すぎ♥ うりうり♥」


「まんこも濡れてんだけど早くない?」


 完全に玩具扱い♥ もしくはエロいこと何でもして良いサンドバッグでしょうか?

 後輩女子たちの好奇心で弄ばれる姿を見ていても面白いのですが、そろそろ撮影開始、のようですわね。

 

「さって、とー! そんじゃ、結衣センパイ、撮影開始しますから、ルール説明を、どぞ!」


 茜さんが仕切りを開始。

 エロビッチな無様AVを撮るので、説明は事前に結衣さんに教え込んでいるようです。

 その結衣さんは後輩女子たちに囲まれながらも、一瞬だけグッと何かに耐える顔をしてから横ピースをすると元気良く説明します。


「は、はぁい♥ みんなのオナネタアイドルの結衣ちゃんでーっす♥」

「今日の企画はぁ、題して! お口だけでチンポ10本当てるまで帰れま10でーっす♥ いぇーい♥」

「ルールは簡単♥ これからあたしが目隠して10人のおちんぽをおしゃぶりして、その味や臭いを記憶して探し出す、これだけ♥」

「9時スタートで18時がリミット! それまでに10人当てられれば成功! 当てられなければ失敗♥」


 後輩女子たちも撮影に協力するようで、手書きのフリップを出してルールをアピール。


「し、失敗した場合は今日あたしが学校内でやったことは全部、記憶に残っちゃうので人生終了懸かってる感じでやばやばって感じ♥」

「成功すれば記憶は消去して貰えることになってまーっす♥」


 記憶の消去とかその辺は私たちにしかわからない内容ですけどね。

 ルール説明を終えた結衣さんは笑顔ですけど、自分で言ったルールの恐怖に足を震わせてしまっていますわ♥


 『チャレンジに失敗すれば今日の記憶は消えない♥』


 普段はあまり大事になっても困るので、記憶は徐々に薄れるような催眠をかけていますけど、今回失敗した際はそれもなしです♥

 失敗すれば今日学校にいる全員が、結衣さんのスケベな奇行を記憶することになりますわ♥

 それはもう、人生終了が懸かっているに等しい行為♥

 どんなことになるのか考えるだけで私も興奮してしまいますわ♥


「そんじゃ、結衣センパイにアイマスクしてあげて~? 今回のターゲットチンポ外に待たせてるから♥」


 そして始まる結衣さんの人生を賭けたチャレンジ♥

 緊張と不安で震える結衣さんの目元を隠すアイマスクがつけられ、外で待機させていたらしい男子生徒が入室してきます。


「っ!」


 催眠でこの状況には異常は覚えないようにはしてありますが、学校のアイドルと言ってもウソはない結衣さんがいることに息を飲む彼。

 声を出さないように言い含められている男子生徒は緊張と興奮にチンポを固くしながら進んで、しゃがんだ結衣さんの前でチンポを露出します。


「はいはーい♥ 結衣センパイ、一本目きましたよ~?」


「っ! は、はーい♥ ん……すんすんっ……♥ はぁ、すんすんっ♥ すんすん♥」


 顔の前に突き出されたチンポに対して結衣さんがしたのはまずは臭いの確認のようです。

 少しでも情報を記憶しようと必死になっている姿が実に無様♥


「由比ヶ浜先輩、必死過ぎじゃないっスかぁ?」


「ブタじゃん♥ 本気で、これ♥」


「チンポの臭い覚えようと本気になってる人初めて見たんですけど♥」


 その姿を後輩女子らに笑われても、結衣さんは必死に臭いを嗅いでいきます。

 無様に鼻を押し付けて、亀頭、カリ首、裏筋、根元、キンタマまでじっくり臭いを嗅いでからのフェラ♥

 

「それじゃ、おしゃぶりするね? ぴーっす♥ ……ん……れろぉ♥ じゅるる♥ れろれろ……♥ れろぉ♥ ん♥ れろぉ♥」


 AV、エンタメであることを忘れていない結衣さんはアイマスクしたままピースでアピール。

 もう立派なAV女優ですわね♥ 感動してしまいます。

 そんな結衣さんがしているのは、普段のヌクための激しいフェラではなくてかなりじっくりと舐めて形と味を覚えるフェラチオ♥

 カリ首、亀頭のあたりは特に念入りに何度も何度も舐めては必死に覚え込もうとしているご様子ですわ♥


「ぅっわ~♥ 由比ヶ浜先輩、めっちゃくちゃじっくり舐めるじゃないですか♥」


「お口でチンポの形覚えようとするとか無理げっしょ?」


「つーか、そもそも覚えるの無理じゃね? って、うっわ、舐め方えっぐぅ♥」


 見られて笑われているのも恥ずかしさはあっても、それよりも記憶優先な模様。

 顔真っ赤にしながら何度も格度を変えてはおちんぽおしゃぶり。


「れろぉ♥ れるれるぅ♥ じゅるる♥ れろぉ♥ ん♥ ちゅじゅる♥」


 同性に見られながらのフェラと言うのは当然恥ずかしいものですが、結衣さんは照れてる暇はないとばかりのおしゃぶりをしていきます。

 真剣に、本当に記憶していき、そのまま射精させて精液ごっくん♥


「ん……んみゅ♥ ん、むぐ♥ むぐ……ん……じゅる♥」


 ただただ飲むんじゃなくて、まるでワインのテイスティングのように舌の上で転がしてるようですね。

 後輩の娘が「なに、ザーメンソムリエ?」などと言って笑っていく中でじっくりと味を覚えてから飲み込んでいき、次の男子の交替―――のハズでした。


「覚えましたね~? じゃあ次の男子呼びますよ~。チンポ好きなのはわかりますけど、時間かけ過ぎると自分の首を絞めますからね?」


 そう言って茜さんが次の男子生徒を呼ぼうとしたとき―――。


「ま、待って!」


 ―――結衣さんがストップをかけました。

 それは私も茜さんからしても予想外のタイミング。


「はぇ? 待ってって……なにを?」


 ポカンとした茜さんの当然の疑問。

 何を『待て』と言っているのかもわからないでいて、一瞬の沈黙が流れて結衣さんが告げたのは―――。


「ぉ、オシッコ、オシッコも飲みたいんだけど…………っ……」


「「「「「…………」」」」」


 ―――あまりにも予想外な一言♥

 精液だけじゃなくてオシッコも飲みたいなんて、ここで飛び出てくることも考えていなかった一言でした♥

 きっと、少しでも得られる情報を増やそうという策なんでしょうけど、私と茜さん、そして後輩たちも大爆笑してしまったのは仕方のないことですわ♥


「あ、あははははははは♥ 結衣センパイ、あは、さ、サイコー過ぎぃ♥ おっけ、おっけ、オシッコも、あははは♥ ごめんね? 結衣センパイ、オシッコも飲みたいって、出せる? あははははははははは♥」


 茜さんはお腹を抱えて大爆笑♥ 私も声を我慢するのに必死なレベルでプルプル震えて、他の後輩も笑いすぎて辛そうです。

 中には「オシッコ飲みたいって……ぇ? 本気で言ってるの?」「プライド捨ててるにもほどがあるでしょ……」なんてドン引きしている方もいらっしゃいますが、それも当然でしょう。

 そんな爆笑と軽蔑の中で、結衣さんは耳まで真っ赤にしながらも男子生徒のおちんぽから出されるオシッコを―――。


 ”ジョロロロロロ”


「んくっ♥ ごく……ごくごくっ♥ ん、ごくっ♥ 濃すぎっ、ゴクン♥」


 ―――味の感想を言いながらも飲んで行って、そこでもまた大爆笑が産まれました♥

 あまりにもコメディアンな結衣さんに、もう私も茜さんも大興奮状態ですわね♥



 ―――。


 ――――――。


 時間をかけて10人のおちんぽの記憶を終えた結衣さん。


「ぅぷ……っ……」


 流石に苦しそうな顔を見せていますね、それも当然ですけど。

 10人分のおちんぽ、ザーメン、オシッコまで飲んでお腹を膨らませた食いしん坊ない彼女は乳首のリングピアスに学生証、身体に落書き、テカテカニーソにエロ下着の格好でいざチャレンジ開始です♥

 目隠しを取って、今から校内を駆けまわって逆ナンからのフェラ、そして相手を射精させて初めて回答権を得られるルールです。

 失敗した場合は更に追加でパイズリしないと次の逆ナンにいけないという決まりもあります。

 改めてまとめますと―――。


 ・目隠ししておしゃぶり記憶した10人のチンポを校内を巡って探す。


 ・その際には結衣さんが逆ナンして声をかけてフェラをして、射精させたときに始めて正解不正解がわかります。


 ・失敗したらその場でパイズリをしてもう一度射精させないと次の逆ナンにいけない。


 ・そして時間内に10人当てられなければ、今日のこの校内での行為の記憶は消されることなく残る。


 ―――と、こんな感じですわね。

 この学校に男子は300名ほど、その中からおしゃぶりした10人を探し出す企画。

 ちなみに、男子生徒たちからさきほどのおしゃぶりの記憶は消してあるので、反応から探すのは不可能でしょう。

 それでも、彼女はやるしかないんです♥


「そ、それじゃあ♥ 改めてチンポ10本当てるまで帰れま10♥ 人生終了スペシャル始めまーっす♥」


 顔真っ赤♥ 口はオシッコと精液臭い結衣さんは震えながら男子トイレから出ます。

 可愛い顔にはチン毛も付着させてしまっていますが、拭う時間も惜しいようですわね♥ 似合ってますしイイですけど。

 廊下に出ればそこは普通に学校で、廊下を生徒が歩いています。

 ちなみに、授業は今日は無しと言う風に催眠で設定してあります♥

 授業があると、盛り上がりに欠けるので私からの配慮ですわ♥

 今日は生徒たちは男子も女子も―――。


 『授業がないことを不思議にも思わず好きに校内を移動している』


 ―――状況になっております。

 それはつまりそこら中に生徒がいる訳で―――。


「ぇ、あれ、由比ヶ浜さん? ぇ、ぇ、なに、ぇ?」


「どしたの? って、結衣?! 何してんの……あんた」


「? はぁ? 何で全裸って、ぇ、なにそれピアス?」


「キャァアア! 変態……って、由比ヶ浜、先輩? ぇ、ぇ? なに?」


 ―――当然、彼女を知っている人だらけなので大盛り上がりですわ♥


「まぁ、結衣さんの行動を邪魔したりしないようにはしてあるので♥ 存分にしゃぶり倒してくださいまし♥」


 ここで結衣さんを心配する人が出たり、教師が止めに来たりしては撮影になりませんからね。

 なので、催眠イヤリングの効果でその辺もカバー済ですわ♥

 今日、結衣さんがどれだけスケベなことをしても誰も止めませんの♥

 

「ほら、結衣さん? 皆さんに謝罪くらいしてはいかが?」


「は、は……ぃ……」


 誰も止めないからと言っても、校内に変態女がいるのは失礼ですからね。

 謝罪するように促しますと、結衣さんは素直に頷いて生徒らに向けてピースをしながら―――。


「ごっめんね~♥ 今日はぁ、チンポ当てるまで帰れま10やってるからぁ♥ ドスケベ変態女がフラフラしてるの気にしないでね~♥ 今日は一日チンポしゃぶりまくりで忙しいから、もう行くね♥ もー、早くザーメン飲みたぁ~い♥ ぴーっす♥」


 ―――片手を口の近くでシコシコ動かしてのエアフェラしつつの謝罪♥

 しっかりとした謝罪に―――。


「なに言ってるの?」


「頭おかしいんじゃないの?」


「由比ヶ浜さんってそんな人だったの? きもちわる……」

 

 ―――なんて声が聞こえてきますけど、結衣さんにそれを気にしている暇なんてありませんからね♥

 最初のテイスティングで1時間はかかったので今は10時、残りは8時間。

 その間に、10人当てないとさっきまでの行動も、これからの行動も全部生徒たちの記憶に残ってしまいます。

 ですので、結衣さんは焦りを見せつつも、撮影だということを忘れずに男子に近づいて行くと―――。


「ごっめんね~? ちょっとチンポタッチさせて♥ ん~♥ あたし好みのおちんぽはいるかなぁ?」


 ―――ズボン越しに股間を撫でて刺激♥

 ルールとして、ズボン越しなら何かするのはOKにしてあります。

 ただし、脱がしたらもうおしゃぶりして射精させて正解か不正解かの判断になるのです。

 なので、結衣さんはスケベなエロビッチとして男子に迫りまくり♥ デカパイを”たっぷゆさ♥”揺らして、押し付けて勃起させてはチンポタッチの繰り返し♥

 もちろんチンポタッチだけではなく―――。


「くんくんっ♥ すんすん♥ ん~♥ チンカス臭いぞ~? しっかり洗っておかないとぉ、あたしみたいな変態女に狙われちゃうからね?」


 ―――臭いもちゃんと確かめていきます。

 そのエロ無様さに私も茜さんも笑いが止まらない状態ですわ♥


「あ~、もう、結衣センパイ最高すぎって何回言わせるんですか♥」


 カメラ片手に笑いすぎて溢れた涙を拭う茜さん。

 エロビッチな姿を見せながら校内を歩き回っていく結衣さんが、30分かけてやっと1人に狙いをつけました。

 廊下で見つけた男子のズボンをその場で脱がしておしゃぶり開始♥


「れろぉ♥ じゅっぷ♥ じゅるる♥ れろれろぉ♥ じゅるる♥」


「っぉ、っぉ、すっげ、由比ヶ浜先輩に、フェラして貰えるとか、マジで最高っす……っぉ♥」


 しゃがみこんでのフェラですけど、その激しさ、テクニックは娼婦顔負け♥

 朝はチンポを覚える為にじっくりでしたけど、今は回答権を得るために素早く抜かなくちゃならないので私たちだけじゃなく他の生徒が見ている中で激しい音を立てておしゃぶりしていきます♥


「フェラってこんな音立てるの?」


「由比ヶ浜先輩慣れ過ぎてない? どんだけチンポしゃぶってんの?」


「つーか、うわ、おっぱい思ってた以上にでっか♥」


「さすがに引くわ……憧れてたけど、これはない……」


「身体に書いてあるAV出演ってマジなの?」


「チンカス大好きですって書いてあるけど……きっつ……顔が良くても、これじゃ……」


 廊下で始まったフェラ抜きショーへのリアクションは興奮、軽蔑、そして嘲笑とドン引きって感じですね。

 まあ、いきなりスケベ過ぎる格好で現れてその場でフェラ抜きすればそうなっても仕方ないのでしょうけど。

 しかも、今日まで撮影で何本ものチンポをしゃぶってきた結衣さんのフェラテクはそこらの援交JKなんて目じゃないレベル♥


「じゅっぷ♥♥ じゅっぽ♥ じゅるる♥ じゅっぷぷ♥ じゅぷぷぅ♥」


「すげ、気持ち良すぎ、これ♥ っぉ……由比ヶ浜先輩、すっご……」


 廊下に音を響かせる爆音フェラ♥

 頭を激しくスライドさせて、美少女顔を無様にさせてチンポを扱きまくり♥

 その刺激に、ロクに経験もない男子高校生が耐えられるはずもなくほんの1~2分で射精♥

 ”どぴゅるっ♥”とお口にザーメンをぶちまけていきます。


「ん……んんっぅ♥ ん……ごくん、ん……♥ うん、これ、この味……間違いなし! この人があたしが朝しゃぶったチンポでっす♥」


 口に出されたザーメンを飲み込んで確信を得たのか、結衣さんは茜さんの構えるカメラに目線を向けて、チンポとツーショットピースしながらの回答。

 その答えは―――。


「………………せーっかいでーっす♥ 結衣センパイ、いきなりの正解♥ うっわ、マジで当てられると思ってなかったんですけど♥」


 ―――見事に大当たり♥

 本当に朝しゃぶったチンポを記憶してそれを当てるというクソビッチが過ぎるテクニックを見せてくれた結衣さんに私も茜さんも、後輩女子らも大盛り上がり♥

 拍手して彼女を讃えたら記念撮影です♥

 ガニ股エロ蹲踞で正解チンポをしゃぶりながらの横ピース写真♥

 ちなみに、チャレンジ失敗したらこの写真が生徒全員に配られるルールです♥


「よーっし♥ この調子でガンガンチンポ当てていくよ~♥ いぇーい♥ ぴーっす♥」


 盛り上がりを見せながらも焦りを隠せない様子の結衣さんは直ぐに次を探すために早歩きで校内を進んで行きます。

 私たちはその背中を追いながら、いきなりの正解に驚きが抜けきらずにワクワクしてしまっていました。



 ―――。


 ――――――。


「んっぁ♥ あっつ……はぁはぁ、この人が、朝、あたしがしゃぶったチンポ、です!」


 あれから時間はかなり経過して時刻は17時も過ぎた頃。

 結衣さんが当てたのは9人。

 しゃぶったチンポは今ので54本目。

 お腹も明らかに張ってるくらいにザーメンを飲んで、顔もべったりザーメンマーキングされている結衣さんは明らかに疲労困憊。

 焦りと恐怖に震える彼女の答えですが―――。


「…………残念! 不正解でーっす♥」


「っ……そん、な……!」


 ―――茜さんの無慈悲な不正解宣言。

 絶望的な表情を見せる結衣さんですが、それも直ぐに切り替えてパイズリをしていきます。


「じ……っ、ふー……時間取らせちゃってごめんね♥ あたしのデカパイぬきぬきで許して♥」


 少し声を震わせながらもエロビッチな姿を見せながらのパイズリご奉仕♥

 間違えた際はパイズリご奉仕で謝罪しないといけないルールなので必死になってパイズリをしていく結衣さん。

 既にデカパイの谷間もカウパー、ザーメンでテッカテカ状態。

 射精した直後のチンポを射精させるのはいくらズリ慣れした結衣さんでも難しいことなので、ここが非常にタイムロス。


 ”むにゅっ♥ たぷ♥ むにゅぅ♥”


「ほらほらぁ♥ 現役JKのGカップだぞ~? オナホだと思って遠慮なくどぴゅってね♥ ほら……ほら……っ」


 焦りながら、チンポを挟み込んで上下に扱いて、捏ねたり刺激をしていく。

 そして、どうにか射精をさせた頃には17時25分。

 タイムリミットは18時、あと35分だ。

 その間に探し出さねばならない状況で、男子生徒はまだ250人はいる。

 状況としてはかなり絶望的♥


「さすがに無理かな~、由比ヶ浜先輩」


「えー、じゃあ、マジで人生終了じゃん♥」


「男子たちにレイプされまくるんじゃないの?」


 後輩女子たちはもうチャレンジ失敗前提で盛り上がっていて、それは私も茜さんもです。

 時間的に回答権はあと一回。

 250分の1を引き当てるのはかなり難しいと言わざるを得ないですからね。

 朝の記憶も50本以上チンポをしゃぶった後では薄れ切っているでしょうし。

 これはもうチャレンジ失敗♥ 結衣さんは明日から変態スケベ女として学校でもちきりになりますわね♥

 そう思っていたところ―――。


「…………っ……お、お願い、お願いしますぅぅうう! 誰か、最後の1人、誰か教えてくださいっぃ! お願い、お願いですからぁぁあ!!」


「あらあら……」


 ―――恐怖が限界に達したのかエロビッチな言動も出来ずに私と茜さんの足元にすがりつくように土下座してきました。


「だーめですよ~、結衣センパイ♥ それやったらルール違反じゃないですか♥ ほら、まだ時間はありますから、ファイトファイト♥」


「そ、んなぁ……! ぼ、ぼぅ、もう無理ですっ! 当てられないです、絶対、無理です、許してくださいぃいい!」


「そー言われても……ルールなんで、ね? 早くしないと時間切れになりますよ~?」


 涙を流して、必死に懇願する姿はどうにも滑稽で笑いを誘いますが、ルールはルールと茜さんは優しく諭していきます。

 しかし、まるで駄々っ子のように結衣さんはすがりついては懇願するばかり。

 これには私たちも困ってしまい、少しだけ話し合った末に条件を出すことにしました。


「結衣さん、最後の1人を教えてあげても良いですけど、条件がありますわ♥」


「そ、簡単な条件、本当に簡単なやつね?」


「じょ……条件……?」


 条件と言う言葉の響きに何か警戒しているようですけど、そこまで酷いことは言いません。

 ニコニコと微笑んで、足元で土下座する結衣さんに優しく告げていきます。


「結衣センパイのAVは今後は全部顔もモザイク修正なしでリリースすること♥」


「それと、最後の1人にはせっかくですしフェラパイズリからの飲尿で〆、これだけです♥」


「…………! も、モザイクなしって……」


 ゲームのルールを覆すような結衣さんの懇願。

 普通なら無視ですし怒ってもいいくらいですけど♥


「私たちは結衣さんが大好きですからね?」


「そうそ♥ 結衣センパイLOVE勢ですから♥ この優しい条件で許してあげますよ♥」


 私も茜さんも結衣さん大好きなので、非常に優しい条件を出してあげています。


「ぅ……う~~…………!」


 かなりの葛藤があるようで頭を本気で抱えては苦しそうにしている結衣さん。

 パイズリしまくりのおっぱいの谷間から精液を垂らしながら彼女は口を開きます。


「かお、顔は、モザイクなしで良いので……せめて、学生証にはモザイク、ください……! 名前にも修正を……どうか……どうか!」


 土下座しながらの必死の懇願。

 それに私と茜さんが顔を見合わせていると―――。


「せめて……せめて、本人じゃないって言い訳、できるようにさせて……」


 ―――涙を流しながら訴えかけてきました。

 多分、肉便器から解放されたときのことを考えて、学生証が映らなければ本人じゃないって言い張れると思っているの、かも?

 非常に無駄な足掻きと言わざるを得ないのですが、それはそれで可愛いので「OK」を出してあげたいのですが、簡単に了承してしまうのもなんですからね。


「わかりましたわ♥ その代わりこの先、どうなろうと改名と顔の整形は禁止ですからね? した場合はこれまでの全てを修正なしでバラ撒きますので」


「っ!!?」


 廃棄ルートをたどる肉便器が未来を考えること自体おかしいですけど、結衣さんの想いも無視できませんかね?

 ただ、一応の『完全に別人として人生再起』ということは出来ないように望みを潰してもあげます。

 それをどうとったのか、彼女は少し悩んだ末に泣きながら土下座をして―――。


「よろしく、おでがい、じまず……」


 ―――涙声で了承してくれました♥

 そして、結衣さんに最後の1人を教えて、その激しいパイズリフェラからのオシッコごっくんを見届けた後に、今回の映像は全編モザイクなしでリリースしました♥

 かなりの好評を博して、初めて茜さん以外の方が結衣さんをレンタルしたほどでした♥

 このまま廃棄にならないように頑張ってくださいね?


 ―――。


 ――――――。


「いぇーっぃ♥ 結衣ちゃんのおちんぽ当てチャレンジ無事完了でーっす♥ 10人当てたあたし凄くない? おちんぽソムリエって呼んでね? ぴーっす♥」


 あの後。最後の1人を終えてのラストおしゃぶりを終えた結衣さんの姿を撮影です。

 答えは教えてあげたので、やらせですけど、作品の締めは必要ですからね。

 今回協力してくれた10人を集めて、教室で〆の挨拶です。

 多くの生徒が見守る中で、身体を精液と落書きでかざった結衣さんが笑顔でご挨拶。

 そして―――。


「それで、最後はやっぱりコレ! ってことで~♥ えへへ、失敗した時にパイズリで頑張って搾ってきた精液50人分でーっす♥」


 ―――大型のジョッキに四分の一ほど近く溜まったザーメンを見せていきます。

 不正解の際にパイズリで射精させたもの集めたそれ。

 そのジョッキを”ゴトッ”と重そうな音をさせて教室の床におきました。


「ではでは♥ ここにぃ、あたしの大好物のオシッコをお願いしま~っす♥」


 そして始まるのは男性10人による放尿♥

 ジョッキ目掛けて”じょぼじょぼ”と音を立てて出されて行きます。

 黄色かったり薄かったりするオシッコが、ジョッキに溜められたザーメンと混ざってそれはそれは酷いことになっていきますわ♥

 そこに更に、撮影協力をして下さっていた茜さんのお友達から―――。


「由比ヶ浜先輩も、ほら♥ 得意の立ちション見せて~♥」


「早く早く! 終わっちゃうから、早く!」


「笑顔でね~?」


 ―――アドリブ立ちション指示の追加。

 それに結衣さんは辛そうな顔をしながらも立ち上がると、横ピース♥

 震えながら笑顔を見せて、ガニ股で今なお小便が注がれて泡立つジョッキに―――。


「最後だしぃ、由比ヶ浜結衣の……お、オシッコビームいきまーっす♥ っ……っ!」


 ”じょろろろろっ♥”


 ―――立ちションしていきます♥ 

 10人の男子に囲まれるようにしてのオシッコ。

 そのあまりの無様さに笑いと、ドン引きの声が漏れていきますが、結衣さんもプロですからね、しっかりアドリブにも対応です。


「いぇーっぃ♥ 男子と連れションして、な、仲良しになっちゃったかも♥」


 最低なことを笑顔で、ピースしながら宣言してますわね♥


「ほんっと、最低……」


「二度と連絡しないでってか、ブロックしとくから」


「結衣……なんなの、あんた……」


「由比ヶ浜先輩って、おかしい人だったの?」


 もちろん、何も知らない女子生徒たちからの侮蔑と落胆の声は降り注いでますわ。

 男子は興奮しているようですけど♥

 ちなみに私と茜さんは結衣さんの「連れション」発言にお腹抱えて笑ってしまいました♥

 と、そんな視線の中で連れションをした結衣さんはもうジョッキから溢れまくりのオシッコザーメンカクテルを持ち上げると―――。


「そ・れ・じゃ♥ っぅ……し、締めの一気飲み……いきまぁあ~っす♥ っ…………っぅ……! ごっきゅっ! ごきゅっ!」


 ―――片手を腰に当てながらのガニ股一気飲み♥

 喉を鳴らして「ごくごく♥」とどんどん飲んで行きます。

 さっきまで以上のドン引きの視線と声、男子さえも「さすがに下品過ぎ」と引くレベルです。


「ごきゅっ……ごく! ごきゅ♥ ごく……ごくっ……!」


 それでも結衣さんは休まず飲んで、何リットルものそれを飲み切るとジョッキを逆さにしながら横ピース♥

 全身をガクガク震わせながらの締めの挨拶♥


「はぁはぁあ……そ、それじゃあ、今日はぁ、あたしの為におちんぽ沢山ありがとうございまひ、ぐぇぇぇぇえ~~~~っぷ♥」


 盛大なゲップをしての終わりとなりましたの♥

 このAVは学生証と名前以外修正なしで販売されて、かなりの売上を記録したそうですわ♥

 茜さんの努力が実ってなによりですの♥

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【幕間4.5章・あたしの学校生活……】

【語り部・由比ヶ浜 結衣】


「…………」


 制服姿であたしがいるのは通っている学校。

 本来、肉便器になるとあの店の『肉便器保管庫』で生活するのが基本で、ゆきのんもそうだったみたい。

 今思うと、そう言えばしばらくゆきのんに会ってなかったことをぼんやり思い出しながら授業を受けてる。

 で、肉便器であるあたしが学校にいるかというと、茜さまがレンタルして下さった際はこうして学校で生活もすること多いの。

 日常生活を送らせることで、映像にメリハリが出て売り上げがあがるかも、とか言ってたけど……よくわかんない。

 わかんないんだけど、ただ授業を受けているだけの時間が凄く大切に感じてくる。


「…………前は、退屈だったのに……」


 そんなことを小さく呟いて、片手をそっと制服越しの胸に。

 大き目。前よりも大きくなっちゃったおっぱい。

 その乳首につけられたピアスに存在を確かめて、自分が肉便器であることを認識していく。

 ゆきのんみたいに廃棄されたくない思い出必死に頑張ってるけど、この先のことはわからない。

 考えると不安になるばかりでゾクっとしてきちゃうから、必死にそれを振り払う。

 合わせて……学校での撮影も何回もしてるから少し気が想い。

 藍佳さまのイヤリングの効果で記憶は消えてるのはわかってるけど、クラスの男子の何人かはおしゃぶりしたし、セックスもしちゃった。


「…………」


 今。黒板で問題を解いている女子には唾を吐きかけられたこともある。

 ってゆーか、クラス全員の前でオシッコもしたし、男子全員におっぱい揉まれたこともある。

 けど、皆のその記憶は消して貰ってるからあたしはこうして授業を受けられるんだよね。

 

「…………でも、あたしは覚えてる、から……」


 そう、皆が忘れていてもあたしは覚えてるの。

 

 あたしをチラッと見ては顔を赤くしている男子に豚呼ばわりされながら犯されたことも。


 優しくしてくれる友達にドン引きされながらお尻叩かれたことも。


 あんまり話したこと女子の命令でオシッコ飲まされたことも覚えてる。


 だから、少しだけ落ち着かない。

 授業が終わったらその落ち着かない教室から出るんだけど―――。


「ぁ、結衣センパイ♥ ちょっと暇なんで遊びましょ~♥」


「っ…………あ、茜、さ、ま…………はい……」


 ―――一呼吸着く間もなく、あたしを借りてくれている茜さまに声をかけられちゃった。

 その後ろには、茜さまのお友達もいる。

 きっとまた全裸で廊下ダッシュとか、童貞狩りとかさせられるんだと思う。

 その予感に震えながらも逆らう事なんて出来ないのがあたしの学校生活。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【5章・由比ヶ浜? 可愛いし胸デカいけど彼女は無理だわwヤリマンすぎだし下品すぎ♥】

【語り部・男子生徒】


「お、今回は5Pもの? 由比ヶ浜もやるね~♥ 前回のも良かったけど、これもやばそ♥」


 家に届いた新作のAV♥

 それは俺の通う学校のアイドル的な人気の美少女・由比ヶ浜結衣主演のモノ。

 なんでか知らないけどAVデビューしているらしい彼女のAVを同じ学年の白木さんが送って来てくれる。

 流出も口外も厳禁。したら二度とAVは送らないと言われているので、そんなことするはずもない。

 由比ヶ浜のAVを見られるなんて幸運を捨てる気はないからね。

 何にしても、自室のDVDプレイヤーにセットしてオナニー準備。

 今回のAVのタイトルは―――。


 『デカパイJKの逆ナン5P♥ 180分で32射精堪能しちゃいます♥~結衣の本音もお届け♥~』


 ―――ってタイトル。

 期待しながら再生していくと、いきなりほぼ全裸の由比ヶ浜♥

 めっちゃ可愛い顔にデカパイでエロ過ぎる身体、そこに『豚便女』だとか『パイズリブタ』なんて落書きされまくっている。

 その彼女が笑顔で―――。


 『今日も元気に逆ナンチンポ漁りしちゃいまーっす♥ 2日ぶりの撮影でおまんこ疼きまくりなの♥』


 ―――なんてクソビッチなことを言って、ピースからの前かがみで谷間を寄せて見せつけてくる。

 憧れてる女子のエロ過ぎる格好、それだけで射精しそうだけどそれじゃもったいないので必死に耐えながらチンポ片手にじっくり鑑賞。

 由比ヶ浜が夜の街を全裸で露出、男に声かけては集めてラブホに連れ込んでの5P♥

 ベッドの上で仰向けに寝た男のチンポをおまんこで咥えこんで、デカパイを”ゆさゆさ♥”揺らしての騎乗位♥

 エロ過ぎる動きに興奮してチンポを扱いていたら、一瞬画面が停止して―――。


 『エロエロインタビューコーナー! 結衣ちゃんの本音が聞きたい場合はオプションボタンを押してね?』


 ―――なんて文字が出て来た。

 これがタイトルに書いてあった『結衣の本音もお届け』ってことなんかなと思いながらとりあえず進めていく。

 男の上でガニ股騎乗位をして、そのデカパイを”たっぷたぷ♥”揺らしていく結衣に女性インタビュアーがマイクを向けていく。


 『ここで! 最低のドスケベAV女優の結衣さんに質問でーっす』


 『はーい♥ なんでも聞いてね~♥ 隠すとこなんて0なんで♥ おっぱいのサイズから性感帯まで教えちゃいまーす♥』


 『ぉ、頼もしいですね~♥ では、経験人数は?』


 『えっとー、確か……182人でーっす♥ 今は今年中に4桁目指してヤリマンレベルを上げる予定でっす♥ あ、今のこのチンポ様で183人です♥ ぴーっす♥』


 笑顔でクソビッチなことを応えていく由比ヶ浜。

 普通じゃありえないほどの経験人数び俺は驚きつつ、どこか寝取られ気分も味わいつつ『本音』も聞いてみようとオプションボタンを押してみた。

 映像が切り替わって、どこかの部屋で制服姿の由比ヶ浜がソファに座っている。

 どうやら撮影後に撮ったものらしい。

 そして、その由比ヶ浜にインタビュアーは改めて同じ質問、『経験人数』を聞いていく。


 『…………188人、です……なんで、こんな……ひっく、あ、あたし、ちょっと前まで処女だったのに、なんでぇ……っ……!』


 質問に答える由比ヶ浜はセックス中とは明らかに雰囲気が違っていて暗い顔で涙を流していく。

 それに最初は驚いたんだけど、俺は段々興奮して行く。


「いいな……由比ヶ浜の泣き顔……ビッチ顔よりグッとくるかも、これ……♥」


 映像を切り替えてまたセックスシーンに戻していく。

 今度は違う男のチンポを咥えていく由比ヶ浜への質問。


 『では、フェラしたチンポの数はどのくらいでしょうか~?』


 『れろぉ♥ じゅるる♥ じゅっぷ♥ ぇ~? おちんぽ、ザーメン、チンカスとオシッコは大好物だから数とかわかんないかもぉ♥ でも、300本くらい? あは♥』

 『みんなおしゃぶり好きでしょ? あたしの、じゅっぷ♥ おしゃぶり顔、オカズにしてシコ抜きしてね~♥ ってか、咥えさせにきてね~♥ れろぉ♥』


 チンポしゃぶりながら笑顔での答え。

 そして『本音』に切り替えると、さっき同じでソファに座るくらい顔の由比ヶ浜が映る。

 

 『ち、チンポ、咥えた数? そんなのわかんない……っ、したくてしたわけじゃないの知ってるでしょ!?』

 『ぇ…………は? は、371本…………は、はは……あは、なに、それ……はは……ぉぇぇええ!!』


 インタビュアーが『チンポ大好物じゃないんですか?』と質問したことで怒りを見せた由比ヶ浜だったけど、しゃぶった本数を知らされて絶望した顔を浮かべて最後には吐きそうになっていた。

 その涙にぬれた表情に興奮しつつ、またビッチモードへ切り替える。

 そこで結衣は男に抱えられて風呂場で子供みたいに放尿中♥


 『オシッコ中にごめんなさ~い♥ ちなみに、人前でどれくらいオシッコしましたか?』


 『あはは、溜まってたみたいで沢山出てごめんね? って、人前で? ん~、マーキングとか好きだし、でも、30回くらいはしたかも?』

 『あたし、立ちションマジで上手いからね?』


 『その情報はいりませーん♥』


 小便しながらのインタビューとか前代未聞だろ、と苦笑しながら本音に切り替える。

 吐き気は収まったみたいだけど蒼い顔をした由比ヶ浜が映った。


 『人前でオシッコ……思い出させないで、ください…………34回?』

 『もう、なんなの、なんなのあたし……しかも、立ちション28回って……バカみたい……ぅぐっぅ……っ……!』


 自分を卑下して自嘲しようとしたけど無理があったのか、由比ヶ浜は顔を抑えて泣き出した。


「ぉ~♥ いい顔で泣くじゃん♥」


 この泣き顔をずっと見ていたけど、落差が見たいからまたビッチな方に切り替える。

 今度はそのデカパイでのパイズリシーンだ♥

 ”たぷたぷ♥”揺らして男のチンポに奉仕しながら、先端を舐める仕草はめちゃくちゃエロい♥


 『パイズリ得意みたいですけど、パイズリの経験はどのくらいですか?』


 『デカパイは使ってなんぼってね~♥ 経験はぁ、ん~、100チンポは挟んでるかな?』

 『デカチン見たら、あたしのおっぱいで挟めるかな~とか考えてついつい挟んじゃってるし♥』


 ピースしながらのパイズリフェチな宣言を聞いて、次は本音だ。


 『パイズリ経験…………123本、です……』

 『おっぱいって、こんなことに使うものじゃないのに……こんな、パイズリの為に……っ……』


 自分の胸をギュッと抱きながら涙を流す姿を楽しんで、今度はそのまま流していく。

 逆パターンもありって気分だな♥


 『現在56本のAVに出演中みたいですけど、ズリネタにお勧めのAVはありますか? 是非ともこれでチンシコしてって作品!』


 インタビュアーの最低すぎる質問に、由比ヶ浜の目には涙と怒りがこもっているのが見える。

 それもまた良いもんだと感じていく。


 『ない、です、そんなの……! 全部、全部なかったことにしないくらいなんですからっ……! あたしが、あたしが何したっていうの……っ!?』


 大分精神やられているみたいでまた泣きだす由比ヶ浜。

 本当にいい泣き顔だと思いながらビッチに切り替える。

 ベッドの上で股を広げてた由比ヶ浜。

 そのまんこを男たちがバイブで弄っていく状況でのインタビュー。


 『っぉ゛♥ お♥ ズリネタにお勧め、かぁ……。ん~、どれもチンシコレベルMAX狙ってるからね~♥ んっぁあ゛♥』

 『強いて言うなら、由比ヶ浜に告白して玉砕男子の復讐!~クソビッチのおまんこをわからせろ!~かも♥ 土下座しまくりで犯されるし露出も、玩具扱いもありの超大作♥』

 『過去に生意気にもあたしがフッちゃった男子からの復讐だからね♥ もー、めっちゃくちゃエグイよ♥ ヌキどころだらけ♥』


 その内容を聞いて、俺は「確かにあればエロかった」と頷いた。

 あの作品は本当に傑作だったなーなんて思いながら次のインタビュー。

 男にキスされている由比ヶ浜への質問だ。


 『クソビッチな結衣さんですけど、好きな人とエッチって経験ありますか?』


 『ちゅじゅる♥ 好きな、ひとぉ? あるよ~♥ 今も、ちゅ、してるじゃん♥』

 『あたしのぉ、好きな人はおちんぽ♥ 男の人全員大好き、でーっす♥ れろぉ♥』


 『あはは♥ さっすが結衣センパイ、じゃなくて結衣さんですね♥』


 横ピースしながらのチンポ大好き宣言に興奮しながら、これに対して由比ヶ浜の『本音』はどうなんだろう?と期待しながら切り替えた。


 『好きな人…………ない、です……それにこれからも、ない……』

 『だって、こんな、100人以上ともやった、ヤリマンで……好きな人となんて…………ぁ、ぁっぁああぁあ……っぁ』


 色々な思いが溢れ出したのかこれまで以上に涙を流す由比ヶ浜。

 そのいい泣き顔がどうにもグッと来た俺は本音シーンばかりをリピートしていった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【6章・ねぇ、これって由比ヶ浜の配信ってマジなの? うわ~、遊んでるとは思ってたけど、やばすぎ】

【語り部・無し】


「は~い♥ 今日はぁ、ドスケベ女結衣のAVだと普通過ぎって言われちゃうかも知れませんけどぉ♥ 生ハメエッチを楽しんでまーっす♥ ぴーっす♥」


 ある動画配信サイトで配信されているチャンネル。

 そこに映るのはデカパイ美少女JKと銘打たれて、そのまま事実と言って問題なし美少女で巨乳な由比ヶ浜結衣。

 乳首にピアスをして片方には学生証をぶら下げていて、身体中にエロくて下品な落書きをされていた。

 その顔と言うか目元には非常に細い黒線がかけられていて、学生証にはモザイクがかかっているが見る人がみれば『由比ヶ浜結衣』だとは一目瞭然である。

 そんな彼女は笑顔で男の上にてガニ股騎乗位で腰を振っている。

 結衣は「普通過ぎ」と言っているのだけど、その場所は―――。


 『真昼間の海水浴場』


 ―――である。

 人も非常に多いそこに敷いたレジャーシートの上で、結衣は今笑顔でガニ股騎乗位してデカパイ揺らしながら挨拶をしているのだ。

 それに彼女は『一切気づいていない』

 藍佳が作り出した催眠イヤリングの効果で、『撮影スタジオでのノーマルセックス』と思い込まされているのだ。

 そして、茜からは「楽な撮影だけど、その分、エロく無様に下品に、ね? じゃないと次の撮影エグくしちゃいますからね?」と釘を刺されていた。

 それに顔を青くした結衣は、「スタジオ撮影で誰にも見られないんだし、頑張らなくちゃ」と覚悟を決めていたりする。

 本当な大勢に囲まれながらの状況なんだけど、彼女は気づけない、気づかない。

 更には、今現在の姿をまるまる動画配信されていて、既に1000人以上が視聴していることにも気が付かないでいた。


「はぁあ♥ おちんぽ、きもっちぃ♥ おまんこズボズボされてるのと幸せ感じる~♥ あは♥」


 下品なことを言いながらピースをして、Gカップの爆乳を”たゆっ♥ たぷ♥”と揺らしての騎乗位。

 更には、他の男が脇に立てば即座に「じゅちゅるるる♥」と音を立ててしゃぶっていく。

 その姿に、藍佳と茜によって配信チャンネルに招待された総武高校の生徒たちは―――。


 『マジかよ由比ヶ浜なん、これ? wwww海で?』


 『下品過ぎでしょ……かなり引くんだけど』


 『おっぱいでっか。ゆいがはまソックリってか本人だよな?』


 『生でしてんの? 妊娠とかしないの、これ……』


 『マジで退学して欲しい。つか死ね』


 ―――なんてコメントを書き込みつつ楽しそうに観ていたりする。

 しかし、当然ながらそれを知ることもない結衣は『ただのスタジオでの平和なAV撮影』だと信じたまま、海水浴場で腰を振っていく。

 ちなみに、藍佳は「海は髪が傷みますので」と欠席だが、茜は現地でしっかり撮影と指揮をしている。

 なので、彼女はカンペで『笑顔で自己紹介!』と出したりしていく。


「じゅちゅぅ♥ ん……はぁ♥ えっとぉ、総武高校に通う美少女JKっ♥ デカパイで有名な由比ヶ浜結衣でーっす♥ 好きな男性はぁ、臭いチンポの人ぉ♥ れろぉ♥」


 カンペに従い、かつ『無様に下品に頑張る』ことを心掛けている結衣はチンポしゃぶりながらのピースで自己紹介。

 それに現場のギャラリーも沸き立つし当然配信を見ているコメントも盛り上がっていた。

 申し訳程度の目線はついているけれど、自己紹介されてしまえば本人なのは確定だ。

 一応。音声にもピー音は入っているが、配信では『由比ピー浜結衣でーっす』くらいのものである。

 なので―――。


 『学校の名前出さないでよこの変態!』


 『俺のチンポも臭いんだけどしゃぶってくんね?』


 『マジでこの人最低すぎ、きもっ』

 

 『さっさと消えてくんないかな』


 『こんな変態だったのかよ、最高過ぎww』


 ―――と、まぁ、怒りのコメント混じりで大盛り上がりだ。

 配信にはそんなコメントがどんどん流れて溢れていくが、繰り返すが結衣はそれには気が付かない。

 気が付かないままに、茜によるカンペ指示で下品な発言を繰り返す結衣。

 彼女は色々な恐怖に耐えて、屈辱に震えながらも必死に必死に下品なエロ女を演じていた。

 全ては『いつかの平穏』の為に。

 両手でチンポ扱きながらガニ股騎乗位をするし、立ちバックしながらフェラもしていく。

 延々とそんなエロ配信を続けた最後に茜は結衣にカンペを出した。


 『実はこれ配信してます。視聴者4489人&総武高校の生徒500人ほど』


「は…………」


 出された結衣、ガニ股騎乗位をして中出しをされる準備をしていた彼女は完全に固まる。

 もうイク寸前。あとほん少しでイク状況で出されたカンペに理解出来ずにいる彼女。

 そっとノートパソコンを取り出して配信中の画面を見せると―――。


 『由比ヶ浜見てる~~wwwww』


 『帰ってくんな勘違いブス』


 『俺もまんこ使わせて使わせて♥』


 『由比ヶ浜結衣総武高校2年、住所は■■■■■■■■』


 『本気で死んでほしい』


 『マジで10回は射精したわ』


 『↑もったいね、この便女犯す用にとっておけよ』

  

 ―――流れまくるのは総武高校生徒たちによるコメント。

 それに結衣の顔は真っ青になっていた。

 おまけのように、茜は結衣の認識阻害の催眠を解いて今いる場所、状況―――ビーチで100人以上に囲まれているってことを認識させた。


「……………………」


 無言で周囲を見回していく結衣。

 もう完全に放心状態の彼女。

 みんながみんなスマホを構えて動画や写真を撮影している中心にいることを理解してしまった結衣。

 脳が処理落ちしかけている状態で、彼女が悲鳴をあげる寸前にチンポを挿入していた男が腰を突きあげて”どちゅっ♥”と結衣のまんこを突きあげた。

 ギリギリ、イク寸前でストップしていた状態でのその刺激に加えての、悲鳴をあげそうになっていた結衣。

 それが合わさった結果―――。


「ぃっっっっイクっぅぅうぅうぅうう゛ぅうぅうぅうぅ゛う゛ぅ゛~~~~っ♥♥♥」


 ―――結衣は痙攣しながら断末魔のような声をあげて絶頂していった。

 それは指示を出した茜の想定以上の光景で、彼女は小さくガッツポーズをしていた。

 そして、結衣は見られ、撮影されながら激しくイキ、涙を流しながら必死に顔を隠そうとしていくのだった。

 だが、それは許されず、泣きながらもその後も犯され続けていくのだった。

 一応。総武高校関係者は配信を見た後に、ゆっくりと記憶が消えていくように催眠を施されているのだが、そのアフターケアもそろそろ終わりなのかも知れない。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【7章・結衣さんは廃棄が決定いたしました♥】

【語り部・白木 藍佳】


「結衣さん、こんにちは♥」


「藍佳、さま……? えっと、そろそろ展示の時間、です、よね?」


 結衣さんが肉便器になってうちの店で取り扱った今日で3か月♥

 本来ならもう展示している時刻ですけど、未だに個室で待機していた結衣さんに声をかけます。

 ここに来た当初の制服姿の彼女。

 身体は前よりもグラマーになって、乳首にピアスもあけてしまっている結衣さんを連れてお店の方へ。

 そこには茜さん、そして茜さんのお友達も数名集まっていますし、既にお客さんも入っています♥

 他の肉便器はもう展示されている状態で、私は視線を結衣さんに向けます。

 既に何事かを察しているようでがたがた震える彼女に向かって優しく、優しく宣告をしてあげます♥


「結衣さん♥ 今日で3か月、ですね♥ 最初に言ったように3か月ごとに新規入荷をして最下位の肉便器は廃棄する日です♥」


「…………っ……ぁ……ひ……っぃ……」


「ふふ♥ 結衣さんのランキングは20位♥ 廃棄、ですわね♥」


「い、いや、いや……いやっぁあぁぁぁああああああ!!!」


 悲鳴をあげてへたりこむ結衣さん♥

 茜さんは「精一杯頑張ったけど無念でした! ごめんね、結衣センパイ」と謝罪までしてくださっていて本当に優しい方ですわね♥


「廃棄って、ウソ、許し、許して、許して下さいっぃ!! ゆ、ゆきのんみたいに、あんな風に死にたくないんですっ! ゆるじでぇぇえ! 3か月、なんでも、なんでもしたのにっ!? あんな、あんな恥晒してきたのに、なんでっぇぇええ……!!」


 なんでも何も、人気が無いからなんですけどね?

 そんなことをいちいち指摘してあげる暇はないですし、お客さんも廃棄ショーを楽しみにしていらっしゃるので無視して進めます。

 雪乃さんを廃棄したように店の入り口に設置してあります、円筒形の水槽に裸にした結衣さんを入れて差し上げます。

 身体には前の撮影の落書きがたっぷり残っている状態の彼女♥

 死に様まで無様なの確定な結衣さんを水槽に閉じ込めて廃棄開始です♥


「今回は、茜さんのご希望でせめてザーメン大好きな結衣さんのためにとザーメン窒息廃棄でございます♥ では皆さん♥ 存分にお楽しみください♥」


「ざーめ、は、うそ、うそでしょ、ねぇ、ねぇ…………ねぇええ!!!!」


 叫び声を無視してスイッチオン♥

 水槽のポンプ、モーターが駆動して―――。


 ”どっぽ……どぼぼっ”


「こ、これ、全部精液……!? ぉ、おぇ……臭いが、し、死ぬっ……助けて……助けてぇぇえぇええ!!」


 ―――精液がどんどん水槽の中に流し込まれていきます♥

 この日の為に集めた大量のザーメン、それがどんどん結衣さんの足首から飲み込んで行きます。

 膝、太もも、腰と増え往く水かさならぬザーメンかさ♥


「由比ヶ浜先輩、ばいばーい♥」


「精液に溺れて死ぬ人間って、結衣先輩が初めてなんじゃない?」


「全部飲めば助かるんじゃないですか? がんばれ~♥」


「精液大好きな先輩には夢みたいな死に方ですよね♥」


 後輩女子たちは優しく結衣さんを見送っていくようです。

 止まることなくザーメンは水槽に流し込まれていき、腰を過ぎて、胸、首、顎にまで達していきます。


「はっぁ! ぁ! お願い、お願い、しますっ! 助けて、なんでも、なんでもしますっ! お願いですからぁああ!」


 必死の命乞いですが、そんなものBGMでしかないんですよね♥

 あの由比ヶ浜結衣の最後の姿がザーメンで溺死なんて本当に笑えますよね?

 学校ではアイドル扱い、男女に人気で我が物顔だった彼女の最後が、これ♥


「ふふ……ふふふ……♥」


 目を細めながら、この場にいるとある女の子に視線を向けました。

 彼女は私の視線にビクっと震えてガタガタと身体を揺らして落ち着きがない様子ですわ。

 もう、私と茜さんの興味はその震える少女に向かっているんですけど、そのとき―――。


「死、ぃ……いや……っ! ……あああ! はぁはぁぁあ! AV、名前も住所も、出してくださぃい! 過激なこと、もっと、もっとしますかあぁぁあ!」


「ん? …………へぇ……♥」


 ―――結衣さんの悲鳴がBGMじゃなく、面白いものに変わったのを感じました♥

 それは茜さんも感じたところのようで、震える少女から視線を戻してザーメンで溺れかけの結衣さんを見つめます。


「っぁ、げほっ! ほ、奉仕部も、っぉ、おちんぽ奉仕部に改名して、肉便器として継続、しますからぁ!」

「たすけ……っぁ! 落書きも、っぉ、全部、全部刺青にして一生消えないようにしてくださ、ぃ……っぁ! も、は、ぁ! げほ!」


 必死さからくる、あまりにも必死な命乞い。

 本来なら無視するものですが、その内容は私と茜さんからすると興味惹かれるもの♥


「その言葉……本当でして?」


「!!! は、はい! もちろん、もちろん本当ですっぅ! 全部、全部あたしの意志でやりまず、からっぁあ! っぅっぁ! だずげ……!」


「…………♥」


 少しだけ考えてから、私は精液の注入を止めました。

 さっきの結衣さんの命乞い♥ それはとても楽しそうなものに感じられたので♥


「仕方ないのでもう少しだけ可愛がってあげることにしますわ♥」


「っ! ぁ、ありがとうございまずぅううう……! はぁ……よ、よかった、よかったぁ……っ!」


 私の言葉に涙を流して安堵しているようですけど、ふふ、ここで死んだ方がマシだったなんてこともあるんですからね?

 

「それでは結衣さんはこれからおちんぽ奉仕部として活動、全部公開でAVデビュー、身体の落書きは全部刺青にしていただきます♥」


「はぁはぁ……はひ、全部、やります、から、助けて……っ!」


 ほとんど口だけギリギリ精液から出している状態の結衣さん♥

 見えませんけどつま先立ちでギリギリ立っている状況のようですね。

 口元ギリギリ、少しづつ精液を飲んでしまっている彼女に私は―――。


「ああ、精液はもったいないので全部飲んで下さいね? これは≪命令≫です♥」


「っぇ……な、ぇ? っぁ……! む、無理、こんな、何十リットルあると―――ぁ! なんで、勝手に、っぁ! ぁ! っぁぁああ! ごくっ! ごきゅ……ぉぇぇえええ!?」


 ―――精液を飲み干すように命令を出してあげます♥

 流石に溺死するほどの精液を飲み干すのは『普通』では無理があるので、ただの命令だけではなくて私だけしか使えない催眠イヤリングの能力で結衣さんの肉体を変質。

 精液ならいくらでも飲める肉体に変換しておいてあげます♥

 廃棄ショーが中止になったのですから、大量ザーメン処理をショーとしてお客様を楽しませて貰わないといけませんからね♥

 

「さ・て……♥ あなたも、ああならないように頑張ってくださいね?」


「ぁ……ぁ……なんで、こんな……ぁ……っ!」


 結衣さんから視線を切って見つめるのは震える少女♥

 今日、入荷したばかりの新作、可愛らしい顔をした私の後輩である一色いろはさん♥

 どうやら、結衣さんの姿を見て自分の未来を想像してしまったようですね♥

 絶望と言うのが似合う顔をしている彼女の肩を軽く叩いて激励しておきます。

 さて、結衣さんがこれからおちんぽ奉仕部として頑張る為に色々根回ししてあげなくてはいけませんね♥

 ふふ、忙しくなりそうですわね♥

 これからのことを考えて微笑む私。

 レンタル肉便器やの店内では結衣さんがザーメンを啜る音、それを野次る声、いろはさんの泣き声などが混ざってとてもとても心地良い音色を奏でています♥

 それを聞きながら、まだまだ色々と楽しめそうな予感にゾクゾクしてしまいますわ♥

 ああ、ただ結衣さんは名前も住所も公開して欲しいと懇願してきましたが、茜さんからのご要望でそれはなしになりました。

 なんでも―――。


「全部開放しちゃうとそれはそれでロマンないんですよね。誰かわからないあの子! みたいなのがAV女優としては売れるラインなんですよ」


 ―――とのことです。

 まあ、私はその辺詳しくないですし、センパイ思いな茜さんからのご要望ですので許可しておきました。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【最終章・やはり由比ヶ浜結衣の青春ラブコメは終わってしまった】

【語り部・無し】


 総武高校の体育館。

 そこには全校生徒が集められていた。

 今日は全校集会なのだが、教師も、生徒も誰もが『なんの集会なのか』を理解していなかった。

 だというのに全員きっちり集まり、ただただ集会の始まりを待っていた。

 ただ、その中に数名、これから始まることを理解している生徒もいた。


 白木 藍佳。


 墨田 茜。

 

 一色 いろは。


 その3名とあと数名の女子生徒。

 彼女たちはこれから始まることへの期待に笑みをこぼしていた。

 もちろんと言うか、いろはだけはガタガタ震えているのだが。

 そして、その期待を裏切らぬように1人の女子生徒―――非常に可愛らしく校内でも人気な由比ヶ浜 結衣がロングコート姿で壇上にあがっていった。

 まるで校長先生の挨拶でも始まるかのように自然と静かになる生徒たち。

 教師も何も言わずに皆、結衣に視線を向けていた。

 その先にいる結衣。

 頬を真っ赤にした美少女は着ているロングコートを一気に脱ぎ捨てた。


「っ♥ み、みなさーんっ♥ こ、こんにチンポ~♥ 総武高校のオナネタアイドルの結衣でーっす♥」


 コートの下は全裸の結衣♥

 スタイル良い彼女だが、ややお腹は張っているように見える。そして前よりもデカパイが育った結果、Hカップになっている彼女はガニ股横ピースで下品過ぎる挨拶をした。

 結衣は全裸ではあるけれど、乳首にはリングピアスをしており、片方には学生証、反対には『おちんぽ奉仕部』と書いたプレートが下げられている。

 更には全身に『肉便器』『マゾブタ』『チンカス中毒』『年間AV200本宣言!』なんて落書き―――のように見える刺青をしていた。

 命乞いの際に宣言した通りに全身に最低の刺青をほどこした結衣。

 その姿に何も知らない生徒たちはざわめいていく。


「実はぁ♥ 今日は皆さんにお知らせがありまーっす♥ 奉仕部は名前をおちんぽ奉仕部に改名して、学校内でドスケベなことやりまくりNGのスケベサンドバッグになりまーっす♥ いぇーい♥」


 ざわめきの中で結衣はガニ股で腰を”カクカク♥”揺らしての最低なエロ宣言♥

 更には、壇上に設置された大型スクリーンには結衣のこれまでのAVというか変態行為の数々が流されていく。

 更にはそれを起点にして、『これまで消されていた総武高校関係者の記憶』がよみがえっていく。


「ぁ……あ、由比ヶ浜って、AV出て……」


「うわ、何で忘れたんだろ……私……」


「やば、オレ由比ヶ浜先輩にフェラされてたじゃん!」


「最低……きもっ……!」


 これまで学校で行った数回のAV撮影に、何度も行われたエロ配信の記憶がどんどん復活していく生徒たち。

 ちなみに、記憶は蘇るし今後消えることもないのだけれど、結衣は藍佳に何度も土下座して「学校の外でが口外しない」という条件をつけて貰っていた。

 その代償として―――。


 「今後は毎回立ちションで全て配信しますからね?」


 ―――という条件をつけられていたが、結衣には頷くほかなかったのだ。

 混乱状態の全校集会、野次が飛び交う中で結衣はくるっと後ろを向いて、背中を見せるた。

 そこにはデカデカとチンポの落書きイラストが描かれていて、それも刺青にされている。

 その下には―――。


「あたしはぁ♥ おちんぽに奉仕するのが生きがいのドスケベ女でーっす♥ おちんぽ崇拝者でっす♥」


 ―――『おちんぽ崇拝』の文字、それも当然刺青になっている。


「これ全部刺青にしてあるので、あたしの覚悟もわかってくれたと思います♥ もちろん、ちゃんと形にする意味でっ♥ 二度と制服は着ないでスケベな服やエロコスプレしかしないことも誓いまぁっす♥」


 宣言。パフォーマンスはまだ続き、結衣は用意した自分の制服を畳んで足元においた。

 それを跨ぐように立つと、両手でピースをしながら―――。


「っ♥ 二度と制服はきない、の、でっ♥ っぉ゛♥ 全部、こうやって、っぇ♥ んぁ゛♥」


 ”じょろっ♥ じょろろろろろ♥”


 ”ぶりゅりゅっ♥”


 ―――放尿&アナルからザーメンをぶちまけて制服を汚して見せた。

 お腹が膨らんで見えたのはこのため、だった。このためにオシッコも溜めていたし、アナルに何度も中出しして貰ってザーメンも溜め込んでいた。

 かなりの量のオシッコとザーメンを漏らした結果、結衣の制服は二度と着る気のおきないレベルに汚れていた。

 その上でガニ股Wピースをした結衣は、肩を震わせて涙を流しながらも笑顔を浮かべていく。


「これであたしは二度と制服は着ませんっ♥ おちんぽ奉仕部として、何年でもこの学校にお仕えしたいとおもいまーっす♥」


 卒業まで、ではなくて何年でもおちんぽ奉仕部の活動をすると宣言した結衣。

 その上で、用意してきた今日までに撮った大量のAVも壇上から餅投げのように撒いていく。


「AVデビューもしてるので観てね~♥ 超スケベで普通の女優さんが出来ないような最低なお下品AVばっかり撮ってるから、みんなで笑いながら観てね~♥」

「シコシコしたくなったらあたしを呼んでくれたらおまんこでも、お口でもご奉仕するから♥」

「これからはぁ♥ みんなのザーメンはあたしがぜーんぶ処理しまーっす♥」


 涙を流しながら、結衣は自分の人生の終了を感じていた。

 感じるまでもなく完全に終了しているのが確定な状況。

 男子は喜び女子はドン引き。

 中には結衣を利用することを考えだしている女子や、彼女を嫌っている女子生徒が楽しそうにしていたりする。

 だが、誰一人として結衣を心配したりするものはいなかった。

 ある意味、学校全体に受け入れられる形で結衣はおちんぽ奉仕部として認められることになっていったのだった。

 いろはは自分もああなってしまう予感に震え、藍佳と茜はその姿をどこまでも楽しそうに見つめていくのだった。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【エピローグ・奉仕部は永遠に♥】

【語り部・由比ヶ浜 結衣】

 

「はっぁあ♥ んっぁ♥ あたしのおまんこ、どう、ですかぁ? ヤリマン、だけどっぉ♥ きもちっしょ♥ んんんっ♥」


 あたし。由比ヶ浜結衣はあの宣言以来、おちんぽ奉仕部として活動をしている。

 なんでか知らないけど、藍佳さまの催眠イヤリングの効果で精液とかでしか栄養を摂れなくなったこともあって毎日毎日エッチしないと生きていけない最低ビッチ状態なの。

 最初は「トイレなんだし大きい方も処理しなきゃ」なんて言われたけど、それだけは許して下さいとお願いして結果、オシッコを飲むのもお仕事になっちゃってる。

 既に今日だけでも何十人ものオシッコを飲んでるし、その度に女子からバカにされちゃって心が……もう擦り切れそう。

 あたしがここでこうしているのはあたしの意志で、総武高校の生徒たちは―――。


 『とんでもない変態女が無理矢理男子トイレを占拠している』


 ―――って認識にされちゃってるの。 

 ほんっと……最悪。

 今は、おちんぽ奉仕部の部室―――と言う名の男子トイレで何十人目かわからない男子の上で腰振って中出しして貰ってる。

 あ、しっかり許可は貰ってるので男子トイレのプレートは『おちんぽ奉仕部』って変更されてたりする。

 そこで行われているおちんぽ奉仕活動を藍佳さまと茜さま、そのお友達が撮影してはネットに流し中。もうあたしはネットでは有名な変態女。

 ドスケベな服しか着れないから、たまに街中歩いていても即連れ込まれて犯される日々。

 学校でも男子からは肉便器扱いだし、女子からは笑われたり罵倒されたり、最低なことばっかりさせられる。

 それだけじゃなくて、お金稼ぎも命令されて援交に風俗にって休む間もないんだけど、それでも身体が壊れないようにさせられちゃってるの。

 一生、エッチなことして無様に生きられるようにって藍佳さまからの配慮で身体を改造されちゃってる。

 今日も、学校が終わったらそのままAV撮影。

 ほとんど毎日撮影してて、デビューから数か月で100本超えちゃった。

 肉便器のレンタルもされていて、AV女優として有名になったから借りて貰えることも増えて今はランキング15位くらい。

 でも、またいつ最下位になるかもわからないから常に必死に媚びて、最低なことしまくって評価を上げて貰ってるんだ。

 もう、本当に最低な、死んだ方がマシだったかも知れない日々。


「はぁ……はぁあ……はぁ……っ♥」


 犯されて遊ばれて、意識失いそうになるんだけど、そうそう気絶も出来ないようにさせられちゃってるあたしは奉仕部の部室の床の上で精液まみれで倒れちゃっている。

 荒い息を吐きながら、早く起きて次の利用者の為に身体を綺麗にしないと、とか考えて行くんだけどふと、茜さまたちの声が聞こえて来た。


「そういえばさ~、生徒会長になったいろはちゃん、いるじゃん?」


「あ~、いるね~、あの変態生徒会長♥」


「あは♥ あれ凄いよね♥ ドスケベ変態生徒会長として立候補、おちんぽ奉仕部にも入部してスケベ奉仕活動をします、って♥」


「マジでウケたよね♥ おちんぽ最優先政策とかいっちゃってさ♥」


 それは、あたしの後輩の一色いろはの話。

 あたしと同じく肉便器になって、あたしと同じく廃棄されそうになったのを命乞いで生き延びた仲間? 後輩?

 その彼女も、学校内で恥を晒して生きることになったみたい。

 ゆきのんも死んで、あたしもこんなんで、あの娘も肉便器……。

 奉仕部とか言って活動していた頃を懐かしく―――。


「ねー、茜~、この精液臭いブタ借りてっていいの?」


「いいよ~、なにすんの?」


「ん~、ほら、生徒会長と2人でフェラ援で金稼ぎ対決させよっかなって?」


「うわ、おもしろそ♥ アタシもいくー♥」


 ―――思う間もなく、次の御利用客。

 最低なことをさせられることをわかっていながらもガクガク身体を震わせて身体を起こしたら、ピースしながら―――。


「ぇ、えへ♥ おちんぽ奉仕部にお任せあれ♥」


 ―――無様な笑顔を浮かべることしか出来ないの……。

  


Comments

chicory

始めるとすぐに雪乃がリタイアして悲しい 死はやはり重すぎます。 しかし、内容はいいです。 なんだ この矛盾は やっぱり一番いいのは逆ナンに援交があふれる渋成でみんな幸せにお金を捧げるのが一番ですね!

双nari

_(:3 」∠ )_〈明るいエロから破滅的なモノまで何でもお届けでお送りしております! _(:3 」∠ )_〈明るい渋成は完全にエロく平和ですからね👍 女の子もノリノリでお貢ぎエッチ!