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「あ、あれ? どこにやったのかしら……もしかして、私……落としちゃった?」  公園前派出所。そこに勤務する金髪デカパイでスタイル抜群の美女である秋本麗子は少し焦った様子でピンク色の制服のポケットなどを漁っていく。  何かを落した様子の彼女は、腰をくねらせ、不安そうにしつつも熱い吐息を漏らしていた。 「ん……♥ このままじゃ仕事にならないし、誰か来る前に一度抜かないと……」  派出所には今は麗子しかいないけれど、他の誰かがいつくるかはわからない。  そう判断した彼女は何かに耐えるように内股気味になって、派出所の奥の休憩スペースに向かおうとしたのだが―――。 「おーう、ん、麗子だけか?」 「っ!? りょ、両ちゃんっ……!? ぉ、おはよ……」 「おう」  ―――そこに両津勘吉がやってきた。  缶コーヒー片手にかなり着崩した制服スタイルの彼は眠そうに出勤し、自分の机に座った。  軽い挨拶を済ませればそれでも興味も何もないのか、両津は自分の机の中から何かを取り出し、仕事とは無関係の趣味の作業を始めていた。 「…………(両ちゃんは遊びに夢中だし、ぃ、今なら……)」  机に向かって真剣な顔で仕事に関係ないことをしている両津の姿を見て小さく息を呑んだ麗子は、モジモジと腰を揺らし、制服から溢れそうになっているデカパイを揺らし、こっそりと休憩室に向かおうとしていた。  と、そこに新たな男が現れた。 「おはよう、両さん、麗子さん」 「おう、寺井か」  やってきたのは丸メガネをかけた冴えない雰囲気の寺井。  彼の登場に麗子はビクっと震えて、また休憩室に行くのを躊躇していた。 「…………っ(いっそ、外に出て抜いてきちゃった方が安全かしら?)」  何やらあせっている雰囲気の麗子はこのまま派出所内にいるよりかは、リスクを冒してでも外に出た方が良いのかもと考えだしていく。  そんな彼女の焦りも知らないままに、寺井は笑顔で両津に話しかけては適当にあしらわれていた。  いたのだが、ふと彼は思い出したようにポケットから小さなピンク色の物体を取り出した。 「あ、そうだ、両さんならわかるかな? これ、さっきそこで拾ったって子供に渡されたんだけど……」 「なに?」 「何かのリモコン、かな?」  彼が取り出したのは手のひらに収まるサイズの細長い物体。  そこには複数のボタンと、ゲームコントローラーのスティックのような物体が取り付けられていた。  それを出勤する最中に、偶然拾った市民から渡されていたのだ。 「スティックがついてるってことはラジコンか何かじゃないのか? 弄ってみろよ」 「ぇ? うーん、じゃあ、この辺とか?」  ”カチっ”  2人のそんな会話に気を配る余裕がなくなっている麗子は、こっそりと派出所を出ようと準備していた。  パトロールとでも言って抜け出そうとしている彼女だったのだが―――。 「2人とも、私ちょっとパトロールに、っぇ……っぁっ♥ んんんっ♥♥」  ―――寺井が落し物のスイッチを押した瞬間に彼女はビクンと身体を震わせた。 「うわっ、麗子さんどうしたの?」 「っ……な、なんでも、なんでも、ない、わ……っ♥ っ♥」  急な動きに寺井は心配そうに声をかけるが、それに麗子は少しひきつった笑顔で対応する。  大丈夫と言われればそれ以上突っ込んだことはしないのか寺井は引き下がり、再び両津と会話をしていく。  そして、麗子はと言うと2人から距離を取った位置で必死に声を抑えながら悶えていた。  何に悶えているかと言うと、最近彼女がハマってしまっている遊び―――。  『勤務時間中のリモバ遊び』    ―――に、だ♥  麗子のおまんこにはサイズは小さめだけどイボの多いリモコンバイブが挿入されていた。  それを自分で操作してスリルと快感を味わうのにハマってしまっていたのだが、そのリモコンを落してしまい焦っていたのだ。  そして、そのリモコンは現在寺井の手の中にあった。  それに気が付いた麗子はどうにかそれを回収しないと、考えていた。 「はぁはぁ……っ♥(は、早く回収しないと、さっき寺井さんが振動のレベルをあげたから、っぁ♥ バイブ、激しくなって……っ♥)」  怪しまれずにリモコンを回収しないといけないのだけど、イボイボバイブの振動に麗子は腰を震わせてしまっていた。  幸い、寺井と両津は麗子を気にしてはないのだけど、当然安心はできない。  いや、安心はできないどころか―――。 「そのスティックが操作キーになってる可能性あるから弄って見ろ、どこかで音がするかも知れないぞ」 「これかい? じゃあ、こんな感じで」  ―――何も知らない2人はそのリモコンを適当に好き勝手弄り出していた。  両津のアドバイスを受けて寺井はゲームのコントローラーのスティックのような部分を操作。  バイブの先端が可動式になっていて、そのスティックの動きに合わせて麗子のおなまんこがかき回されていく。 「んっんんっぅっ♥ っ♥(だ、だめぇ♥ グリグリされると腰抜けちゃうのっ♥ だめっぁ♥ だめぇえ♥)」  強すぎる快感に麗子は口を押えてへたり込んでしまう。  そんな彼女に気が付かないまま更に寺井はリモコンを操作する。 「とりあえず全部押してみろ」 「そう? ん~、じゃあ次はこれかな?」  何も考えずに操作されるリモコンバイブ。  しかも、自分ではなく他人が操作しているので快感の予想がつかない。  麗子は寺井の適当な操作に腰を震わせ、必死に指を噛んで声を我慢していく。  挿入したバイブの電池が尽きるのが先か、寺井がリモコンをどうにかするのを諦めるのが先か。  麗子は1人耐えながら、自分で弄っていたのでは味わえない快感に目を潤ませていくのだった。 「それじゃあ、こっち?」  ”カチッ” 「~~~~っ♥♥(だめぇ♥ イ、イっちゃうからっぁ♥)」    

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