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[12月25日 18時57分] 「ふー…………」  千代町にも雪は降る。  そこまで大雪ではないけれど、緩やかに降り落ちる雪を見ながら1人の少年―――戸田 錬太は白い息を吐いた。  その息に飛ばされて雪がほんの少し軌道を変える。  今日はクリスマス。12月25日の夜。  彼は千代町の駅前広場で恋人である白川 凛子を待っていた。  待ち合わせは18時で今は19時少し手前。  時間厳守が基本の凛子にしては遅刻だが、事前に錬太には連絡があった。  凛子は昨日から友人のところで泊まりでパーティーをしていたという話で、今も少し遅れてしまっているという電話があったのが一時間ほど前。  錬太はその連絡を受けて「凛子姉にしては珍しいな」と驚きつつも、いつも自分にも他人にも厳しくを地で行く、誰からも頼られる風紀委員長である凛子がそんな自分を緩めて遊んでいることは良いことだ、そんな風に考えていた。 「少し冷えて来たかも……」  服を着こんでは来たけれど、今は冬で、いるのは外だ。  錬太は身体を震わせて、近くのファストフード店にでも入っていようか、そんなことを考えていたが、そこに―――。  ”ひゅぅぅぅううう…………ずどぉん!” 「すまないっ……! 錬太っ……待たせた!」 「大丈夫だよ、凛子姉、そんなに慌てなくて」  ―――上空から彼女である凛子が雪を吹き飛ばして降り立った。  急いだ結果、ビルの上などを走ってきた彼女は少し息を切らせて、額にかいた汗を拭った。   「っ……それにしても……そのコート……可愛いね? 香水もつけてるんだ……いい匂い」 「んっ?! ぁ……こ、これか? いや、佳純が着ていけと……香水も、あ、た、たまには、な……」  滑空してきたことで乱れた髪や服を直す凛子。  彼女が着ているのはどこかサンタを思わせう赤と白のコートだった。  非常に可愛らしく、また長い黒髪もその色合いに良く映えていた。  そして、ほんのりと香る香水。どこか大人びた香りが凛子の魅力を一層引き立てているようであった。  ちなみに佳純というのは凛子の友達であり、バスト98センチ、Hカップの凛子に次ぐサイズの爆乳のギャルであった。  その娘が見立てたというコートに錬太は頬を赤らめながら、素直に褒めた。  真っすぐ褒められた凛子は照れてしまい、顔を赤くしていくが素直に―――。 「ぁ……ありがとう…………❤」  ―――そう返事をしていた。  そして、あたらめて凛子は遅刻の謝罪をし、2人は手を繋いで歩き出した。  そう、今日はクリスマス。2人はデートをしに来ていたのだ。 「こういうデートは久しぶり、だな?」 「あ~、そうかも。昼間でのデート多かったし、期末テストもあったからね~」  駅前のイルミネーションを見ながら、2人が向かっていくのは近くの自然公園。  そこでも大規模なイルミネーションが毎年行われており、デートスポットとなっていた。  2人きりの時間を楽しむように歩幅を合わせて歩く2人。 「ふふふ、デートできなくて、寂しかったんじゃないのか?」 「寂しいって、毎日会ってるのに………………凛子姉は?」  凛子と錬太の家は隣。家事の出来ない錬太と、その義妹の美玲の代わりに家事をする為に毎日凛子は戸田家を訪れていた。  学校も同じであり、顔を合わせない日なんてないほどに毎日会っている。  しかし、それでも―――。 「………………❤」  ―――凛子は答えの言葉の代わりに繋いだ手を強くに握った。  寂しかった。そう答えるように。  錬太もそれに応えるように手を握り返した。  そして、2人は小さく笑い合うと、自然公園に足を踏み入れた。  多くのカップルが集まり、出店なんかもありお祭り気分のそこ。  ロマンチックなデートとは言えない雰囲気ではあった。   「おお、これは凄いな……」 「うん…………」  そんな中で2人は大きな木をクリスマスツリーに見立てたイルミネーションの前で、それを見上げた。  綺麗で、豪華に飾り付けられた木。  2人でそれを見上げてはいるが、周囲に人は多く、写真や動画撮影の音も響く。  少し集中できない空気。   「凛子姉……こっち……」 「ん? どうした、錬太?」  錬太は凛子の手を引いてクリスマスツリーから離れていく。  広い自然公園、イルミネーションの辺りには人が多いが、夜であるためそこから離れると人はまったくいない。   錬太は暗い道を進んでいき、公園の隅の方まで移動した。 「こんなところに連れて来て……淫らしいことでもするつもりだったのか? まったく……❤」  凛子は少し呆れたように笑うが、錬太は答えない。 「少し待ってて……」 「?」    ただ、小さく告げて一本の木の前でなにやらしだした。  薄暗く、常人なら良く見えない状況の中―――凛子は深海12000mの暗闇でも普通に見える―――凛子は待った。  数分間、作業をした錬太は凛子の元に戻ってきた。  その手には何かのコードにつながったスイッチを持っていて―――。 「凛子姉…………メリークリスマス❤」  ”カチッ”  ―――優しい言葉と共にそのスイッチをオンにした。  ほんの一瞬”ジッ”という音が小さく鳴り、次の瞬間には目の前の小さな木にイルミネーションが灯された。  頂点には輝く星。  木を輝かせるイルミネーション。  光の文字で描かれるのは『Merry Xmas』とサンタの姿。  キャンディケインに靴下の飾り、それにプレゼントボックス。 「っ……ぇ……こ、これは…………」 「公園の管理人さんにお願いして、少しだけ使わせて貰ったんだ」  このデート。この日の為に数日かけて錬太が準備したものだった。  凛子は驚き―――ぶっちゃけ視力の関係で木にコードやダイオードが取り付けられているのは見えていたが―――感動し涙を流していく。  そのリアクションに錬太は喜びつつも照れ臭そうに微笑み、木に括り付けておいたプレゼントを取り外した。 「凛子姉……はい、これ……」 「っぁ、い、いい、のか? こんな……ぁ……ありがとう…………っ❤」  イルミネーションだけでなくプレゼントまで渡された凛子は感極まり、それを受け取るや否や―――。 「錬太っ……ちゅぅっ……❤ ん……ちゅぅ❤」 「んっ! 凛子姉ぇ……ぁ……ちゅ……❤」  ―――抱き着いて濃厚なキスをした。  涙を流しながらのキス。5分以上もの長い、長いキスを終えて唾液の糸を引かせながら凛子は口を離した。  そして涙を拭い、感謝の言葉を述べると彼女。 「ん……ぁ……本当に嬉しい……❤ ありがとう。錬太……❤」 「凛子姉が喜んでくれて……本当に良かった……うん……」  キスを終えても抱き合う2人。  大きなおっぱいを押し当てながら感動と喜びの涙を流す凛子。  そして、ふと思い出したように凛子はバツの悪い顔を浮かべた。   「すまない……私からのプレゼントなんだが……その、まだ完成してなくて……」 「完成? ……大……丈夫、気にしなくて良いよ。凛子姉と2人で過ごせるだけで十分だから」  プレゼントを用意できなかったという凛子に対して、嫌な顔一つしないで錬太は優しく微笑んだ。  普段は年上で、頼れる姉のような存在である彼女の長く綺麗な髪を優しく撫でて2人はまた、熱いキスをした。  そして、興奮した気持ちをそのままに2人は予約しておいたレストランでの食事からのホテルという少し背伸びをしたデートコースを堪能していく。  100万ドルの夜景―――とは言えないけれど、綺麗な夜景の見えるホテル。  そこで2人は一年の思い出を語り、少し早いが来年の楽しみを語り合い、そしてシャワーを浴びて、凛子は裸でベッドに横になり―――。 「錬太……❤ 来て…………?」  ―――あそこを手で隠しながら足を開いて彼氏を誘惑する。  錬太もその誘惑に興奮しながら、小さめのチンポにコンドームを被せると彼女に覆いかぶさるように身体を預けた。  大きく綺麗な胸、くびれた腰、大き目のお尻、整えられたアンダーヘア。 「凛子姉……手、どかすよ?」 「ん…………❤」  隠されていたそこを開放するように手をどかさせ、そして錬太は生唾を飲んだ。  何度も何度も唾をのみ、興奮しながら凛子のまんこへとチンポを押し当てた。  そして―――。 「凛子姉っ……っ……ぁ❤」  ”にゅぷ……❤” 「ん……っ❤ 錬太、ぁ……❤」  ―――2人を身体を重ね合わせていく。  窓の外では雪が音もたてずに振っていくのだった。   【蛇足】 [12月25日 17時34分] 「んんんっっぅぅっぁ❤ はぁああぁああ❤ だめっ❤ も、だめぇええ❤ おまんこ、許してっ❤ ひぃいいぃ❤」 「はぁはぁ……❤ ぉ、まだ、ダメだよぉっぉ❤ ぉ、もっと、ぉおお❤ 締め付けきっつぅ❤」  錬太との待ち合わせ時間18時。その30分ほど前、凛子は錆びれたラブホテルの一室で肥満体のキモオタに犯されていた。  ベッドの上は何時間も使われた後でぐっちゃぐちゃになっており、バイブやローター、ローションにと様々な道具も散乱していた。  長く太目のチンポを挿入されて、種付けプレスをされる凛子は目を白黒させながら何度も絶頂し、ピストンされる度にマン汁を噴き漏らしていた。  そして、部屋の中には二人だけではなく―――。 「ふみぃいいぃ❤ はぁああ❤ も、マジ無理ぃ❤ お願い、やすまへてぇ❤ あーし、死んじゃうから、ぁぁあああ❤」 「まだ駄目だよぉぉ❤ ほらほらぁ❤」 「んひひ佳純たんのギャル尻最高ぉ❤」    ―――備え付けのローテーブルの上で蹲った黒ギャル・佳純を2人のキモオタがバイブでまんこやアナルを弄って遊んでいた。  この部屋には3人のキモオタ、そして凛子とその友人の黒ギャル佳純がいた。  こうなったのは時間は24日の夜に遡る。  錬太とのデートの服を選びたいという凛子がアドバイザーとして佳純を同伴させて買い物をしていた。  その後、アドバイスをしたのだからと半ば無理矢理合コンに連れていかれた凛子だったが、そこでリビドリアンに遭遇!  ラブセイバー・リンコに変身した凛子は、佳純を守りながらも何とかリビドリアンを倒した凛子であったが、リビドリアンになってしまった人間は欲望発散させねば再びリビドリアンになってしまうので正義の味方の義務として、その身でキモオタたちの欲望を受け止めることにしたのだ。  倒したリビドリアンは複数の人間が一体になったタイプで、そこにいたのはキモオタ三匹。  それが24日の21時過ぎ。  そこから延々と20時間近く、3人のキモオタと凛子、ついでに「えっちしたーい❤」とついてきた佳純はラブホの一室でエロいことをしまくっていた。  性欲の固まったキモオタ3人には、遠慮も容赦もなく、尽きない性欲で美少女2人を弄んでいた。  2人とも何度もイかされ、ほとんど不眠不休でヤリっぱなしだ。  コンビニで買って来た飯を食べながら犯され、シャワー浴びながらもセクハラされ、何度も何度も中出しされまくっていた。 「ふぐぅうう……❤ もう、子宮……❤ 無理っ……❤ それに、ぃ、この後、デートなんだっ……❤ 許してっ……❤」  お腹が膨らむほど中出しをされて痙攣している凛子。  デートと聞いてキモオタは意地悪く笑うと体重をかけて、グリグリと奥を刺激して彼女を追い詰める。 「デートなんてキャンセルキャンセル❤ ほらぁ、電話してさぁ、夜も僕らのお便女やっていなよぉ❤ んひひ❤」 「はぁあああ❤ んんっ❤ それは、だ、だめぇえ……っ❤ ぁ❤」  子宮を追い詰められて悲鳴じみた喘ぎ声をあげる凛子。  結局は電話させられて、錬太に「少し遅れる」と中出しされながら申し出ることになった。  その後、限界ギリギリまで犯されて何度も精液を飲まされた凛子は解放して貰えることになったのだけど、錬太の為に編んでいたマフラーがキモオタに見つけられてしまった。  モテない僻みをこじらせリビドリアンになった彼はそれに興奮し、再び凛子を犯した。  種付けプレスで体重をかけて子宮をこね回しながら―――。 「ねぇ、凛子ちゃん❤ このマフラー僕にちょーだいよぉ❤ ねぇ?」 「っ❤ だ、だめっ……❤ 何を言って、それは、ぁああ❤ 錬太の、も、ものなんだ、ぁ❤」  ―――マフラーをおねだり。  必死て抵抗する凛子だったけれど、結局11分でKO。  彼氏の為に編んだマフラーまで捧げることになったのだった。  そして、佳純を残して解放された凛子はシャワーを浴びて、それでも20時間のセックスの臭いが不安だったので普段はつけない香水を佳純から借りて付けてデートの場所に急行したのだった。 「すまないっ……! 錬太っ……待たせた!」 「大丈夫だよ、凛子姉、そんなに慌てなくて」  ちなみに、佳純は26日の朝に開放。  意外と楽しくなったらしく、3人とはセフレになったという。

Comments

Anonymous

純愛とNTRの差が激しすぎて脳が破壊されますね笑 special libidoの凜子と錬太の件を読んでから本編を読んでも、脳が破壊されてキモチイイです。

双nari

_(:3 」∠ )_〈あざます! 落差で脳を破壊する! _(:3 」∠ )_〈ラブラブの裏では、やりまくりというのがクルんですよね!