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「ふぅ・・・まったく、グランには既に妻がいるとな?それも数多く。妾というものがありながら、随分な様だな・・・と、言いたいところではあるが・・・まさか、十二神将の者等が含まれているとは。我々十二神将は民の抱える闇・・・欲を見抜く。特にマコラは母君がああであるからな、浮気者を成敗せずにはおれぬはず・・・まあ、他の者等とて不貞を許すはずがないがな。それもこれも、グランの人徳故に成せる業か・・・まあ、順番で言えば妾が後だ。既に紡がれた縁に文句も付けられまい。正妻である妾が狭量では示しがつかぬしな。・・・よし、今からグランの部屋に行く。「これまでの女共と手を切れとは言わぬが、これからは正妻の妾に一等気を掛けること」と言い含めておかねば。ヒトハ、フタバ、ミツバ、ヨツハ、イツハ、妾は少し留守にする。妾がおらぬ間、番をしておれ。」「・・・あの、お供につかなくてよろしいのですか?」「よい。・・・男と女が二人きりで逢うのだ、供をつけるわけがなかろう・・・ああ、そなたらは恋愛の駆け引きも知らぬものな?これからは妾を見て学ぶがよい。・・・ではな」「「「「「お気をつけて、ハイラ様」」」」」 「・・・・・・・・・いや、如何にも玄人ぶってましたがハイラ様も恋愛経験ないじゃないですか・・・25年間ほとんど外にも出てないのに・・・」「流行りの恋愛読み物で理解した気になっておられては、グラン様に笑われてしまいます・・・まあ、我々も似たようなものでとやかく言えませんが」「・・・・・・どうなると思います?ハイラ様、聡明な方ではあられますが融通が利かないところありますし・・・もし嫌われでもしたら、大泣きされるやも・・・」「まさか、グラン様に限って女性を悲しませるようなことはなさらないでしょう。」「少々癖の強い十二神将の面々と上手くやっておられますから、きっとハイラ様の想いも受け止めていただけるでしょう・・・」「というか、いつの間にグラン様と婚約していたことに?お世話をしている間というか、ずっとハイラ様のそばにいたのに、そんな話少しも耳に入っていなかったのですが・・・」「そういえばそうですね?一体いつの間に・・・?」「・・・・・・まさか」「・・・何か心当たりが?」「いえ、その、少し前にハイラ様と、先程話に出たお気に入りの恋愛読み物を回し読みしていたのですが、『運命で結ばれた男女は視線を交わしただけで互いが婚約すべき相手だとわかる』という展開がありまして・・・」「・・・いやいやいや、25になるまで引きこもって恋愛どころか対人会話の経験すら碌にないからといって、まさか読み物の話をそのまま鵜呑みにするなど・・・」「う、うぅ、でもその、ハイラ様、大変目を輝かせて、何度も頷かれながら・・・」「「「「「・・・・・・・・・」」」」」「・・・あぁ、ど、どうしましょうか、急に立ち眩みが・・・」「そ、そういえばハイラ様、普段はあまり話さないのに、先程は物凄い早口で沢山話をされていました・・・もしやあれは不安と焦りの表れだったのやも・・・」「運命の人と思った殿方に、既に多くの妻がおられましたから、夢にまで見た初恋が喪われることを恐れられているのでしょう・・・」「・・・いえ、大丈夫です!」「フタバ・・・その心は?」「実はグランサイファーで生活するようになってから、偶然ラオラオ様とお話しする機会があったのです」「寅年の式神の方ですね。何かあったのですか?」「はい、直前までお酒を飲んでおられたのか、大変酩酊されていましたが・・・他の十二神将の皆様方の、グラン様との馴れ初めを聞かせていただいたのです」「ほとんど似通った出会い方をされたそうですが、シンダラ様などは出会ってから半刻も立たないうちに3人で指を絡め合い・・・その、まぐわい始めたそうです」「・・・いや、流石にあり得ないでしょう!恋愛読み物どころか春画のような展開、現実に起こるはずが!・・・失礼ですが、流石に酩酊されたラオラオ様の・・・!」「いえ!でも!偶然通りがかったアニラ様にお尋ねしたのです!『アニラ様も、その様な出会い方をされたのですか?』と!」「・・・そ、それで!?どうだったのですか?!まさかアニラ様も・・・?!」「・・・『出会ったその日の内に、蕩けるように結ばれながら、日が頭の上に上るまでまぐわったのう・・・❤』と、うっとりと恥ずかしそうにされながら・・・」「・・・あ、アニラ様が!?あの、今代の十二神将で一番しっかりされてるアニラ様が?!」「は、はい!ですから、きっとハイラ様のことも受け止めてくれるはずです!大丈夫です!!」「・・・・・・じゃあ、『ハイラ様がグラン様にめろめろにされて帰ってくる』に300万ルピを掛けます」「あ!ずるい!絶対当たるじゃないですか!私は200万ルピ!!」「私も!!」「ちょっと!一緒の所に掛けたら勝負にならないじゃないですか!」「・・・あの、少し話は変わるのですが・・・」「「「「?」」」」「ハイラ様が今夜まぐわったとして、もしかして『その次の相手』は・・・我々だったりしないでしょうか?」「いえその、先程の絵物語の話で思い出したのですが、実は初めてグラン様と会った時に・・・こう、『びびびッ』と胸の高鳴りを感じまして・・・❤」「私達は体も人のものとそう変わらないですし、この方が運命の人なのやもと、感じたのですが・・・❤」「実は私も心当たりが・・・❤」「あ、わ、私も・・・❤」「・・・私も❤」「・・・そんな、私以外にもだなんて❤」「「「「「・・・・・ど、どうしましょうか❤」」」」」って不安に駆られるハイラに意味不明マウントを取られたためちょっと愚痴をこぼしつつ普段通りではいられない主人の身を案じたり主人の行く末で賭け事をしようとしたりちょっと猥談に花を咲かせたりもしかしたら自分たちの初体験は6Pの乱れた体験になるのかもと不安と期待で胸を高鳴らせる辰神宮の式神のヒトハとフタバとミツバとヨツハとイツハ達 ハイラ編は次回のネタバレになっちゃうので、次回投稿の時に一緒に更新します!!(タイトルでモロバレとか、言わないで!) はず 様 Skebでリクエストしていただきありがとうございました! ↓Skebもやってます!↓ https://skeb.jp/@minomushi115

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