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はい

というわけで販売に先駆けまして、今作の創作裏話をしていきたいと思います。

表紙に記載のある通り


ネタバレ、ネガティブな愚痴を含みます

別に他者に対する悪口とかではありませんのでそこは安心していただけると…

自分の至らなさを嘆いているだけです。

それでもよろしければ以下どうぞ







〇なぜ今回こんなボリュームになったのか

漫画80P

CG集197P

まず根底にボリュームのある作品を作って販売サイトでの単価を上げようという意識がありました。

そうすることによって売れたときの、金額が多く入ってきますし、半額キャンペーンで売れても、売り上げを見込めます。


また最近、ボリューム多めの作品を販売している方が多く

30P 800円などではとてもじゃないですが僕のような弱小インターネットお絵描きマンでは下手をすると


「【悲報】 名もない弱小絵師さん。30P 800円でエロ漫画を販売する!」


とツイッター(現X)、まとめサイトにて晒上げられ鼻くそのようなクソリプを押し付けられる可能性があります。


これはもちろん冗談です。


昨今50P、80Pは当たり前みたいな空気になっています。

売りの一つとしてボリュームが有るか無いかという部分を攻略すればいいのではないだろうかと思いました。


僕はあんまりフェティシズムな絵を描けませんし、ストーリーがすごいわけでもありません。

エロに類まれな才能があるわけでもないです。


売りがありません。


勿論絵を良いと言ってくださる方、商品を買ってくださる方、支援してくださる方がいるのでゼロではないのでしょう。

ですが絵で食っていっている有名作家さんとは大きな違いがあるのだと思います。


じゃあなにを売りにするか。

絵はすぐうまくならないし、ツイッターやSNSが2日3日で100万フォロワーになるわけでもありません。そもそもばずったことがありません。


数を増やすしかないと思いました。


〇ページ数を武器にしよう。

ページ数を増やすと考えたとき実はそんなに苦ではありませんでした。

実はもともと、どの作品も続編の構想をしながら作品を作っていました。

僕の作品を買ったことがある人は知っているかもしれませんが、多くの作品のあとがきに、続編を~とか、次回作は別ヒロインで~とか、たわけたことを書いています。


実現していません。


売れていないからです。


100ダウンロードにも満たない作品の次回作。誰が買いますか?

テーマは同じで別ヒロインならワンチャンあると思いますが、ヒロイン同じで続編を誰が手を出しますか。


売れてない作品の2が新作一覧に有って

前作どんなんだろうって見てみたらダウンロード数80


ネガティブな感情しか出なくないですか?


今は少し考えを変えていて、むしろ続編を出したときに前作をセールにして

読んでもらう、もしくは無料配信して新作につなげるって考えもいけるかもと思っています どうせ売れてくて知名度無いんだから無料で配って宣伝に使うって感じですね。でもそれって買ってくれた人にどうなのという思いもあります。だから踏み切れない。

サクヤさんを作成する段階は売れてない続編は出す意味がない

そう思っていました。


好きで描いているんだから売れなくても続編作ればいいじゃないとおっしゃるかもしれません。


お金は重要です。

モチベーションになります。

少なくともDL同人で販売しているということは

お金【も】目的にしています。

売れない可能性の高いものを、2~3か月時間かけるのは、メンタルに来る可能性があるのでちょっと手を出せません。


話は戻ります。

いつも続編を考えて作品を作ってます。

ですが売れないから続編を書けません。


なら今回は続編も同時に作成しよう。

それを本編とつなげれば、結構ボリュームになるんじゃないだろうか。


けど本編漫画作成中に続編漫画作成は、かなり作業工程としても難しい。

ネームをそんなにガンガン作成できないし、総ページ数150Pの漫画はモチベーションが保てない。


じゃあ続編はCG集にしようとなったわけです。

CG集ならシナリオだけ考えておけばいいし、背景などの描くのが大変なシーンは言葉で説明できるし、漫画と工程が被らないから息抜きに描ける

なによりカラーはモノクロよりも


見栄えがイイ+人に見てもらえる可能性が増える


製作途中を公開すれば人に見てもらえる可能性も増える。目に留まるのではと思いました。


結果は販売本数で決まりますが、どうでしょう?

これで前作より売れてなかったら、無駄な努力乙ということです。

ですがその結果200ページ越えというボリュームになりました。


200ページもあれば、一回や二回使えるシーンが出てくるだろう。

買ったけど抜けなかったな…を防ぐ効果もあります。

すごい!

〇ここからは漫画本編の裏話

サクヤさんの設定は最初もっと複雑だった

サクヤさんの現在の設定は

〇我慢強く、何事にも最後まで取り組むことが出来る

〇能力も高く、努力と才能を持ち合わせる才女

〇しかし性欲が強くそれだけは我慢が出来ない→神が与えた唯一の弱点

〇旦那との行為に満足していない


こういう設定になっています。

故に我慢して我慢して、あのナンパ野郎に堕とされるという結果で、すっきりするというストーリーラインでした。

紆余曲折有るんですが、このラインに乗るまで時間がかかりました。


〇完全初期設定は自らの意志で浮気をするビッチ妻だった

旦那は仕事のできるめちゃくちゃイイ男、しかも男らしくモテまくる

妻(サクヤ)もそれに見合うレベルの才女、美人、同じくモテまくる

どちらも会社経営をしていて数億の資産を持っている。

もちろん忙しいけど、仲良しな2人

結婚記念日、いちゃいちゃセックスしまくろうと思っていたが旦那が来られない。

あれだけ楽しみにしていたのに…

するとナンパ師に声をかけられて…


サクヤは自らの性欲を満たすため、ナンパ師に酔ったふりをしてついていき

無茶苦茶にされるために、ヤリ部屋へ行きます(自らの意志で)

そしてナンパ師はラッキーと思いながら、人妻に手を出すが…


サクヤさんの性欲は2人では満足させられなくて…

最初はサクヤさんが受けですが、どんどんナンパ師が後手にまわり…搾り取られる…

という物語でした。

いつか描くかもしれないのでオチまでは描きませんがそう言った物語で

ヒロイン主導でした。


最初のサブタイトルが

「頭のイイ狩りの仕方」 みたいな感じだったんですけど

狩っているのはナンパ師ではなく、相手が来るのを待っていたサクヤという意味でした。

本編の最初の方のページはそのつもりで進めてました。

↑4Pのこのあたりのページまで、ビッチヒロインのつもり

でもNTRヒロインにもなるようにどちらにでも取れるような描き方にしてます

むしろ清純派な感じを出して、読み手をだまそうとしてます。


でもちゃんとしたNTR描きたいよなとなって路線を変更


ヒロインを完全に受けにしました。

〇NTRに変更→しかし重すぎる初期設定

NTRにするときどうするかと考えたときに、やはり我慢しているものを浮気相手にぶつけるというのが王道かなと思い設定を考えていました。

旦那は性欲が薄い

サクヤはそれを我慢している(自覚の有無にかかわらず)

それを開放するヤリチンども

王道ですね。


そこで我慢ということを掘り下げてキャラのアイデンティティにしようと思いました。


サクヤさんは昔から我慢が得意

→我慢しなければいけない環境に身を置いていた

→昔は良かったが現在経営がうまくいっていない経営者のもとで生まれ、生活も心もとなかった

→頭は良いが、進学するにもお金に余裕はない。しかしこの貧困生活から脱出するにはある程度の学歴はいるだろうと考えるサクヤ

→パパ活で金銭を享受し、受験合格。たまたま良いパトロンが付いて無茶しなくても稼げた。

我慢すれば好きでもない人とセックスして金銭をためられるという成功体験を得る。→我慢が得意になる

→我慢すれば報われるという精神性になる

→大学では基本はバイトで稼ぎ、学費で足りない部分をパトロンとのパパ活を利用

→周りは学費を親に出してもらっているボンボンばかり。周りのサクヤの評価は超が付くほど真面目な人。私たちとは合わないと、友達もあまりいない。またパパ活のうわさもまことしやかに流れる

→それも将来のために我慢していた。(私だって学生時代を少しは楽しみたいのに…)

→就職も考えるころ、旦那との縁談の話が来る。

→旦那は誰もが知ってる大企業の次期役員候補(親族経営)

→どうやら結婚することで自分の家の事業に、旦那一家から少なからず援助があるらしい

→嫌いではないが、愛しているとは言い辛い、しかし自分の親のため、昔から仲良くしていた自分の会社の人たちのために結婚を決める

→旦那は結婚し数年で本性を現す(この結婚はサクヤの能力と、サクヤの会社の特殊な技術目的での結婚だった)

→不仲に。

しかしサクヤは親や会社といった周りの人のために結婚を継続(支援打ち切りを考えて)、旦那は浮気をしていたり好き放題しているが、我慢、我慢、我慢!→もう壊れかけ

→結婚記念日にもう少しだけ譲歩してほしいと話をしようとするも、会うことすら反故にされ…。

→本編スタート

本編は今まで我慢していただけのセックスの本当の快楽を知り、我慢から解放される歓びを知り

最終的には旦那へ別れを切り出すという話でした。(実は弱みをかなり握っている)


重いし長い

こんなん誰が読むねん→没に


わりと鬱っぽい設定が好きで、やってしまった典型例ですが、結構僕はストーリーを描くときに重くしがちです。しかも前提である過去編を長くしがちです。

トラウマねっとり描きがち人間なのです。


しかも会社経営とか特殊な技術とかなにも調べず描いてるから、これ絶対突っ込みどころ満載になるやん…


結果めちゃくちゃエロと関係ないページが増えます。

エロ漫画なのに…


勿論それがエロに刺さる作品もあるでしょうが、今作では無いなといことで

いったんリセット。

そして単純に欲求不満という設定にしました。

そこからはスムーズでした。


〇ヤリチン2人、旦那も細かい設定が…

過去編を重くするということは、他のキャラの設定も同時に重くなります。

なぜならその過去編を受け止めることが出来る相手ではないと、ヒロインの救いにならないと思うわけです。そんなことないのにねー。

これは初期設定(重NTR版)のメモ書きです。


〇ヤリチンA 金髪 チャラいけどプレイは乱暴 自分勝手

金持ち一族の長男だが、才能がなく家族に見限られている

次男が飛びぬけていて、事業を継ぐのはそいつ

その劣等感をごまかすように親の金と権力で女と遊んでる

→いかにも一癖ありそうじゃないですか?

馬鹿ですねー、こいつにページ数裂いても抜く奴いねーのに


〇ヤリチンB マッチョゴリラ系 しかしプレイは女の快楽優先

金髪の友人。金はないが、体が丈夫。

見た目に反して理論派で、サクヤの離婚の手助けをする

→いらねー!なんか仲間になろうとしてて笑いました


〇サクヤの旦那

最初は純粋にサクヤを好きだったが、彼女の経営者としての才能に嫉妬

自身が経営者一族の一人になる格ではないとわかっているが認められず、彼女を攻撃してしまう。サクヤ目線で本編が進むためめちゃくちゃ悪人に描くが、実は最初は本心から好きと憧れを持っていて、そんな彼女に失望されたくないから仕事を頑張るも…結果が出ずに…闇落ちしてしまう。いつか旦那目線も描く

→描きません。こんなめんどくさい男は描きません。


というわけで没になるにきまっとるわい!

100Pでも足らないという、取捨選択しようねという話でした。


なので設定重いバージョンを作っていた時に

過去編のサクヤのパパ活編とか、続編とかいくらでも描けるなとか思ってましたが


どうせ売れなかったら描かないんだから路線変更しよう。

→最初から続編入れよう

→CG集にしよう

→現在の内容になりました。

紆余曲折有りすぎ―!


でもこの重い設定考えてた時は神作が出来ると思ってたんですよ。

脳内で神が下りてました。

シナリオを描いていったら……となりましたけど。よくあることですね。


いかがでしたでしょうか

この数か月サクヤさんはこんなに内容が変化してましたよというお話でした。


個人的には今作、CG集含めストーリー結構好きで(自分が上手く演出できているかはともかくとして)、もっとこうしたい、読み直すとわかりにくいはあるんですが

もし売れたら続編を作りたいです(またこいつ言ってるよ)

今回ほぼ出ていない旦那側の設定も考えてるんですよ(ニチャ)

旦那側は実はー(ニチャニチャ)

過去にー(ニチャー)

もし続編出すならそのあたり描きます。


では以上です。

ありがとうございました。

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