【未統合PSDデータ:配布終了】と部分メイキング【かなたん】 (Pixiv Fanbox)
Content
表情差分と今回は肌の塗りをポイント解説しつつ軽いメイキングをしていきます。
まず差分をどうぞ。
こちらもかなたんの元気ぽさが出る感じになって結構お気に入りです。
では今回は前述したとおり肌の塗りの解説をメインに少しメイキングさせていただきますね。
PSDデータはこちらになりますのでよければ照らし合わせながらご覧くださいませ。
●未統合レイヤーデータ
●差分データ
が入っております。
【PSD配布は終了しました】
【前情報】
環境
PC* iMac
使用ソフト* CLIP STUDIO PAINT EX
使用デバイス* Wacom Cintiq Pro 24
●今回の線画は時短も兼ねて自作ミリペン(Twitterで作り方公開してあります)
●かなたんの新衣装ばちくそに可愛い。
【肌をぬる】
①ベース色を塗ります。
かなたんのメインの色が青と紫が主になっているのでベースの色も色相が近いピンクベースの色を置いていきます。
先に頬ブラシと、肘など血色の良い部分は軽く赤みをいれてしまいます。
②1影を塗ります。
ベースの色レイヤーの上にクリッピングして乗算で色を入れます。
この時の色もあまり色相をピンク・赤・青・紫部分から離れない様にする事で全体の色味のバランスを取ります。
結構彩度高めのピンクを先にガッッといれて、後から彩度の低い青みがかった色を影の内側に混ぜていくと自然な色味になるのでそんな感じで塗っていきます。
③2影をぬります。
さらに濃い色(この色も色相からあまり外れない)を入れます。
上の図で見るを周りが白いので「結構濃くね?」って思うんですけど仕上がりをみるとそうでもないです。物と物が密着する部分や設置する部分、際の部分などは面積を小さめに濃い影を入れる事でより立体感がでます。
こんな感じでベース→1影→2影→(反射光)で他部分も塗り進めます。
【かき込み】
線画のある髪とは別に後ろに薄い色で髪の影を追加します。
これにより奥行き感と画面の情報量を簡単に増やせるのでオススメです。
基本的な塗りが終わりましたら一旦全部統合してしまいます。
後の加筆修正作業をしやすくするために最近はよく全統合しています。
(仕事絵の場合は修正のために未統合は別でとっておきます)
そして加筆修正したものがこちらです。
塗ってる途中から顎のラインズレてるなぁ…と感じていたのでここで直しました。ああとミリペンの線画なので線自体の強弱はほぼ無に等しいです、
これでも構わなかったのですがもう少し腕の前後感がほしかったので輪郭を太めに加筆しました。髪の毛も上からおくれ毛などを加筆して完成です。
所要時間は大体5、6時間程。時短にミリペン使ったのに対していつもと変わりませんでした^^でもおてての負荷は減るのでまぁよしです。
以上となりますがいかがでしたでしょうか。
部分解説はやりやすいの今後もちょこちょこ制作ポイントと共にできればなと考えております。
ではまた次回。