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◆ 「率直に言って、手を組みたいと思っているのよ」 「率直に言って、丁重にお断りさせていただくわ。  まずはきちんとしたもてなしの作法を学んでから出直してくることね」  モンド城近郊、人目につかない洞窟を改造したファデュイの拠点にて。  悠然とした"淑女"の問いかけに対して、エウルアはあくまでも冷たい調子でそう返した。  とはいえ、場の趨勢が明らかに淑女――シニョーラの側に傾いていることは、この場を見れば自ずと知れる。  天井から伸びた鎖によって両手を頭上に一纏めで吊るされ、スラリと伸びた脚はつま先立ちの状態で留められ続けたことで、ゆらゆらと所在無げに揺れているのがエウルアの現状だ。  既に勝敗は決していて、エウルアの命運はシニョーラによって完全に握られている状態。  そんな状態でぶつけられた率直かつ冷徹な調子の言葉に、しかしシニョーラは特段気分を害した様子もなく、派手なメイクで縁取られた美貌を、嗜虐的な微笑み交じりに歪める。 「何故かしら。互いにモンドの愚か者どもに虐げられた同士でしょう?  ローレンス家に生まれ、復讐を嘯く貴女となら、きっと心から仲良くなれると思ったのだけれど」 「お生憎様、貴女が欲しいのは"友"ではなく"手駒"でしょう?  それに貴女の言う復讐はただの八つ当たりだもの。無意味な癇癪に付き合うほど私は暇じゃないわ」 「…………へぇ、そう…………」  虜囚の身とされてもなお、エウルアは毅然とした態度を崩そうとはしない。  そして一方、自らの復讐心を指して”癇癪”と表現されたことを受けて、シニョーラはその表情をそれこそ癇癪を起した子供のように歪めて、衝動のままに掴んだ鞭を振るった。 「っう……!!」  体にフィットする薄手の装束。鋭利な鞭の一撃がその上から二度三度とエウルアに降り掛かる。  肌を割かれるような鋭利な痛みと、薄手の布地が裂かれて段々とボロボロに崩されていく、どうしようもない責め苦の時間。  そして同時に、女がただ癇癪を発散するだけの無為な時間。 「何も知らないくせに、随分と知った顔をして言ってくれるじゃない……!!  お前如きに……!お前如きに、私の怒りと、恥と、屈辱の!一体何がわかるというのよ!!」 「うぐ……っ!!知らないわよ、そんなの……っぐぁ、ぁ……っ!!」  怒り任せの鞭の一撃で、段々とエウルアの白い肌が晒されていく。  白い肌に刻まれる鞭の痕。革製の鎧の金具が壊れ、ブラウスの布地が破られ、下着やホットパンツが段々と裂かれ崩れて、執拗な鞭撃によってエウルアは全裸に剥かれていってしまう。 「この……っ!!この、この、このぉぉっ!!!!」 「ふぅぅ……っ!!っう、あっ!!――ひうっ!!あ、あぐ……ぅっ!!」 「この……っ!!何も知らない、騎士風情がぁっ!!  私の、復讐を、侮辱するな!!このっ!このっ!!このぉぉぉっ!!」  そうしてエウルアの肌の上に、僅かな布の残骸と傷だらけのニーハイブーツが残るばかりになった頃。  白い肌に刻まれた痛々しい鞭の痕が隠すものもなく窺え、痛みに耐える荒い呼吸によって、形の良い白い胸や尻がふるふると揺れる姿を晒すようになった頃。  シニョーラはようやく鞭を放り捨ててから、一度大きくため息を吐き、肩を怒らせるまでに至っていた激情を、何とかその心の奥底にまで宥める。  エウルアを懐柔できずとも、強制的に従わせることはできる――――ファデュイの執行官らしい冷徹な結論を抱き、彼女はそれを実行すべくエウルアの乳房を鷲掴みにして揉みしだいた。 「っう、ぁ、なにを、するつもり……!?」 「清純ぶる必要なんてないわ。ただ貴女を従わせるために辱めを与えるだけよ。  そもそも最初から覚悟はしていたでしょう?嫌われもののファデュイに捕らえられた時点で、拷問や陵辱を受ける可能性だって、当たり前のように想定できたはずよ?」  シニョーラは嘲笑うトーンで言い、鞭の痕も生々しいエウルアの乳房を正面から鷲掴みにしてゆっくりと揉みしだきながら、陵辱の始まりを告げた。  白くハリのある乳房が手の中で形を変えるたびに、抵抗を示すように鎖がジャラジャラと音を立てて、虚しくエウルアの無力さを喧伝する。 「あ……っ!!は、ぁ、ぁ、あう……っ!!っう……!んっ……!」 「あら、随分と胸が弱いのね。もう乳首も勃っているじゃない。  これなら最初からこうしておいた方が、むしろ時間がかからなくて良かったかしら」  言いながら、長い爪で玩弄するようにエウルアの乳首を責め立てるシニョーラ。  エウルアの雪のような白い肌に浮かぶ桃色の肉芽は、鞭を何度か掠められたことで痛みと性感に張り詰める形で勃起し、混乱の中でその先の刺激を待ちわびてしまっていた。 「ふぅっ……!!ん、んぁっ!!ぁ、あ、ふぅぅっ……!!  んっ、んぅっ、んぅぅっ……ひ、ぃうぅぅぅ……っ!!あ、あぁぁ、あっ!」 「冷徹なふりをしていたけれど、随分と欲求不満だったようね?  いいわ、ここで思う存分発散させてあげる。対価として情報も全部吐いてもらうけれど」 「っ、ぁ、あう……っ!!そんな事、するわけ……っあ!?あ、あぁぁっ!!」  シニョーラの指による責めは、鞭による暴虐的なものとは違ってあまりにも緻密で巧みだ。  旧貴族の権威に拘泥するローレンス家において、性行為とは即ち須らく穢れた行いだった。そんな家で育てられたエウルアにとって、それこそ文字通りに初めて与えられた性的な快楽。  女として成熟した身体を初めての快楽――――それも、あまりにも巧みな指による責めで嬲られ、エウルアは隠しようもなく無垢な反応を示してしまう。 「はぁ……っう!!ふぁっ、ぁ、あぁぁひぅ……っ!!  あ、やめ……っ!!あ、あ、あ、あぁんっ!!ひぅっ!やめて……っ!!」  形の良い白い美乳の上で、淡い色味を晒しながらそそり立つ乳首。既に快楽に震えるほど屹立したそれら。  シニョーラの長く尖った爪が、そんな敏感な肉蕾の先端を柔く転がすように擽って、そのまま撫でまわすように根元からゆっくりとなぞり上げていく。  痛みはなくただ快楽だけを与える責め苦に、エウルアは縛められた体を跳ねさせて、気付けばあまりに甲高く淫靡な声で喉を震わせてしまっていた。 「は、ぁ……!ぅ、ふぅぅぅ……っ!!はっ、ぁ、あ、あうっ……!!」 「そろそろ情報の一つでも吐いてくれないかしら。  そうじゃないといつまで経っても終わらないわ。……それとも、こっちを弄られるのがお望み?」 「――――っっ、や、やめて……!ぁ、あぁぁダメ!あ、ダメっぅあ、あぁん!!」  シニョーラの右手がエウルアの秘部に触れて、その場所を柔く擽った。  ただそれだけでビクリと跳ねるエウルアの身体。じゃらりと虚しく鎖が鳴いて、淑女の右手にぽたぽたとエウルアの膣から愛液の雫が落ちていく。 「…………あらあら、本当にそうだったなんて。  言ってくれればもっと早くから、そっちの方を重点的に弄ってあげたのに」 「っあ、ひぃっ!!ぁ、あぁぁやめなさ――――っっんんんぁあぁっ!!」  エウルア自身の意志とはまるで無関係な、女としての生理的反応。  シニョーラはそれを嘲笑いながら、目の前で縛められて顔を羞恥と屈辱に染めた見目麗しい女騎士を、慣れ切った手練手管によって弄びながら辱しめていく。  指先で辱しめられるエウルアの秘部は、それこそ陶器のように艶やかだ。  身体そのものの成熟とは裏腹に、陰毛の一本すら生えた痕跡のない幼い秘部。当然のようにピッタリと閉じたその場所を、シニョーラはただゆっくりとなぞるように愛撫する。 「やっ、ぁ、ぁ、ぁああぁぁ……!やっ、やめて……!  やぁぁっ!!あ、あ、あ、あぁぁっ、ひぅっ!!んんんっ!!んぅぅぅぅぅっ!!あぁぁぁ!」  ただ閉じられた秘部を、指先でなぞられながらパクパクと蠢かされるだけ。  ただそれだけの、それこそ愛撫とも言えない程度の刺激にすらエウルアの身体は敏感に反応して、ゆっくりであっても確実に性感によって蝕まれてしまう。 「この様子だと、クリトリスなんかも知らなさそうね。  いい機会だからそれも覚えておきなさい?自分の身体がどれだけ脆弱なのかも含めてね」  シニョーラの中に育まれているのは、もはや怒りではなく嗜虐心だけだ。  あんなにも強気に挑発を返してきた女が、ただこの程度の刺激で何も言えずに身をくねらせて、哀れましくも甲高い雌猫の声で媚びるが如くに啼き喚く。  嗜虐の愉悦に浸りながら、シニョーラは少しずつクレバスの中に指を埋めて、その膣口周辺を探ってエウルアの最も鋭敏な器官――――クリトリスを見つけ出した。  やはりと言うべきか快楽によって少しだけ勃起していて、けれどどこまでも小さく幼いままのクリトリス。予想通りのそれをシニョーラは二本の指で摘まみ上げて、ゆっくりとすり潰すように扱いていく。 「ふ、ぁ!?ああぁなに、これ……っ!?あ、あ、あ、あぁぁぅうぅぅっ!!  んぁっ、ぁ、あ、あ、あぁんっ!!はぁっ!あん!やっ、やぁぁぁ、あ、あ、いやぁああぁぁぁっ!!」  シニョーラにとっては手慣れた愛撫の前段程度であっても、エウルアにとってクリトリスを摘ままれ扱かれる感覚は、無明の快楽の奔流でしかない。  スラリと伸びた脚がふるふると震え、雪のような白肌が真っ赤に染まり、すでに触れられていない筈の乳首は、ぷっくりと膨れて哀れましく刺激を待ちわびるようになっていく。 「お気に召したようで何よりだわ、旧貴族出身の波花騎士さん?  声を抑えることもできないようだけれど、クリトリス虐められるのがそんなに気持ちいいのかしら」  あえて彼女自身の矜持を逆撫でするように言いながら、シニョーラはただゆっくりとエウルアの最も敏感な場所を、児戯に等しい緩やかな愛撫によって責め立てる。  ゆっくりとクリトリスを扱きながら、愛液で蕩け少しずつ柔らかくなってきた処女膣を、水音を立てながらゆっくりと広げるように責め立てていくだけの、あまりに容易く稚拙な愛撫。 「ひ、ぅぅぅぅ……っっ――――っあ、あ、あっ……!はぁ……っ!!  ぅ、うぁっ!ぁ、やめ、ぇっ……!!ひ、ぅうぅぃっ!!ぁ、あああぁぁぁっっ!」  だがシニョーラにとっては”その程度”の責めでも、エウルアにとっては”耐えがたい”責め苦だ。  必死に声を抑えようとすれば、自らの身体が奏でる淫らな水音を強制的に意識させられる。  ゆっくりと溜め込まれる性感が、次第にエウルアの身体の全てを侵食するように侵してしまう。  捕らえられた挙句に女として辱しめられるという、あまりにも屈辱的な最悪。  けれど、そんな風に心は最悪だと思っているのに、体だけがどうしようもなく快楽を叫んで、エウルアが成そうとする抵抗の全てを封じ込めてしまう。 「そんなに悔しそうな顔をしても、耐えられなきゃ意味がないわよ?  わかりやす過ぎて拍子抜け。――――ここを、こういう風に擦られるのが一番キくんでしょう?」 「は――――ぁあぁぁぁぁぁっ!!やっ、ぁあぁぁやめて……っ!!  うぁっ、ぁ、あん!!あぁぁっ!!ぅうぅあぁぁぁっ!!やめ――――っっううぅイくぅ……っ!!」  シニョーラの指がクリトリスを緩く撫でまわすように扱き上げると、エウルアの身体がビクビクと痙攣して、彼女はそのまま屈辱と共に初めての"絶頂"を味わわされた。  淑女の手指を濡らす淫らな愛液と、痙攣することで小刻みに鳴る鎖の音。屈辱と快楽によって紅潮したエウルアの顔はそれでも整っていたけれど、しかし騎士の凛然は突き崩されかけてしまっている。 「はぁっ、ぁ、あぁ……っ――――ふ、ふぁっ!?あんっ!!  ぁ、あぁぁやめ……ッ!今ダメ、やめて!ぁあぁやっ……!あっ、あっ、あぁん!!」  しかしそれでも、エウルアに対して与えられる責め苦は強まりこそすれど弱まりはしない。  与えられた絶頂に混乱するように、ひくひくと蠢いてしまっている膣肉。そこに更なる快楽を与えるように、淑女の指がエウルアの膣内の浅い場所を掻き回す。 「あっ、やっ、やっ、やっ、やぁあぁぁっ!!はっ、ぅううぅぅぅぅっ!!  んんっ!あ、ぁ、やぁっ!!ひぅっ、ぁ、あ、ダメ、だめ、だめ、だめぇぇっ!!あ、あぁぁぁっ!!」  指で膣口を嬲られて、早くも二度目の絶頂を与えられてしまうエウルア。  シニョーラのしなやかで悪辣な指を締めつけるエウルアの処女膣。痛みはなく快楽だけを与えられ、処女の証を失わせることもないままに、ただ快楽だけをその身に溜め込まれてしまう快楽責め。 「『ダメ』じゃなくて『いい』の間違いでしょう?こんなに濡らしているんだもの。  いっそ限界までイってみなさいな。そうすれば下だけじゃなくて、上の口ももう少し回りが良くなるかもしれないものね?」  膣口を掻き回す指が、段々とエウルアの奥へ奥へと責める場所を変えていく。  自分の指では触れたことすらない場所を、愛のない愉楽と嗜虐のためだけに深く深くへと嬲られて、なのにどうしようもなく身体だけが女としての淫らな悦を叫んでしまっている。 「ひぁ……っ!!っう、ぅ、ぅうぅぁあぁぁぁぁっ!!  やっ、ぁ、やっ!そこダメ、ダメ、だめだってば……っ!あっ、あぁぁイく……イくっ!ううぅぁああぁ!!」  声を抑えることもできず、鎖の物悲しい音にエウルアの嬌声が重なって響き続ける。  淑女の手では収まりきらない愛液が、エウルアの太ももを這って彼女のニーハイブーツの中を濡らし、短く噴出した愛液の雫は彼女の足下に噴きつけられる。  与えられる陵辱に、痛みを伴うような暴力性は一切ない。  そしてだからこそ、その凌辱はエウルアの心をこれ以上なく打ちのめしてしまう。 「あ、あ、あ、あぁぁんっ!!や、ひゃぅっ!?  ぃ、ぃいいぁっ!!あ、あ、やぁぁぁぁっ!!ぁ、あ、ぁ、やめて、ぁあぁイくっ……!!」  段々と跳ねあがるように、秒を読むごとに激しくなっていく嬌声と水音。  嬌声が跳ね上がると同時に鎖の音が鳴り、鎖の音をスイッチとするようにまた嬌声のトーンが跳ねる。  痛みも苦痛もないからこそ、意識させられてしまう純然たる快感と性感。  エウルア・ローレンスという女の脆さをどうしようもなく意識させるための責め苦を与えながら、シニョーラはその二つ名に謳われたような優美な笑みと共に、エウルアの美乳の先端に吸い付いた。 「ふ―――ぅぁあぁぁっ!!やっ、ぁ、や、ぁあぁぁぁっ!  やめ……っあ、あ、あぅっ!!そこ舐めないで……っあぁぁ!!あぁぁっ!ひぅうぅぅっ!!」  ざわざわとざわめく感覚――快楽と不快の狭間の感覚がエウルアの肌の上を這いまわっていく。  暖かく湿ったしなやかな舌で、敏感に張り詰めてしまった胸の先を飴のように舐りまわされると、膣口を嬲られるのとまた違った性感が身の奥底から湧き出して仕方がない。 「は、ぁ、あぅ、ぅぅうぅっ!!んっ、んぁうっ!ぁ、あぁぁんっ!!  はぁ、はぁ、はぁ、はっ――――んんんんっ!!ぅうぅっ!!あ、あぁんっ!!はぁぁぁっ!」  そして同時に、膣内の脆い場所を責め立てる指の動きも止まらない。  それら一つ一つでも耐えがたい責め苦なのに、シニョーラは更にエウルアを責め立てるように、舌先で舐っていた乳首を甘く噛み締めてから、逃げ場を無くした状態の乳首を勢いよく舐めまわす。 「んぅぅうぅぅぅぁあぁぁっ!!ひぅっ!ぁ、ひゃぅぅぅっ!!  んっ、んぅぅぁあぁぁぁぁっっ!!ああぁぁぁやっ、やっ、やっやぁあああぁぁぁああ!!!!」  エウルアの口から漏れるのはもう、騎士の言葉ではなく少女の悲鳴でしかなかった。  与えられる快楽に翻弄され、その身と心を蹂躙されていく少女の悲痛な絶叫。濡れそぼった膣は指が少し動かされるだけで水音が立つまでに至り、その強気だった表情は見る影もない性感と恐怖に染まっている。  乳首を舐り尽くされて甘く絶頂させられ、その状態で膣内を掻き回されて身を跳ねさせる。  エウルアの身体にはすでに力など入っていない。床に崩れ落ちて転げ回りたいほどに身の内で性感が暴れ回っているのに、その身を吊るす鎖は頑健で、エウルアは惨めな虜囚として嬲られ続ける以外になくなってしまう。 「…………そろそろ情報の一つも吐く気になったかしら?」  エウルアの乳首をじっとりと一舐めしてから、あまりに妖艶な仕草でシニョーラは問うた。  そんな最中であっても続けられる、膣口を掻き回し搔き乱す責め苦。響く淫らな水音の中で、エウルアは身を震わせながら必死で頭を振るしかない。 「あ、あ、あ、ひぅっ、ぁ、あ、あ、この程度で、言うわけ……っ!  ――――ふぁっ!?ぁ、あ、あ、あ、あ、やぁぁぁっ!!あぅっ!んっ、んぁぅううぅっ!!」  だが、どれだけ意地を張って耐えようと試みても、もはやそれは無意味な抵抗に過ぎなかった。  妖艶かつ嗜虐的な微笑みと共に、シニョーラは膣内に埋めた指をより一層素早く、より一層深く脆い場所で蠢かして、無垢なまま淫らに変えられた騎士の心身を嬲り尽くすだけだ。 「んぅぅうぁあぁあああぁぁっっ!!はぁっ!はぁ!はぁ!はぁ……っ!!  っっっあああぁぁっ!!はぁっ、ああぁぁぁっ!!やっ、やっ、やっ、やぁぁぁぁっ!!」 「強気なのは嬲り甲斐があっていいけれど、辛くなるのは貴女の方よ?  もう声を抑えることもできていないくせに、根性だけで耐えきれるわけがないじゃない」  Gスポットを何度も何度も掻き回しながら、もう片方の手でそそり立った乳首を爪弾く。  しとどに濡れそぼったエウルアの膣内。ひくひくと蠢動して、今までよりも一層強い絶頂を控えたその場所を、シニョーラはただ嬲りまわしていく。 「やっ、ぁ、あ、あぅぅぅぐっ!!  はぁっ、ぁ、あぁんっ!!――――っっっう、うぁあぁぁっ!!」  そしてそのまま、シニョーラの目論見通りにエウルアの身が跳ねた。  喘ぎ声が一瞬止まり、鎖がジャラジャラと泣き叫ぶように音を響かせ、エウルアの表情が屈辱と羞恥と恐怖をない交ぜにして、真っ赤に染まっていく。 「あ、あ、あ、いやっ……!!あああいやっ!!やめて、やっ、ぁぁぁいやぁぁっ!!」 「やめるわけないでしょう?泣いても喚いても、今更後悔しても遅いわよ。  その生意気な口が利けなくなってから、改めて訊かせてもらうわ。『ファデュイに仕える雌犬に――――慰安奴隷を兼ねた西風騎士団への間諜になる気はないか』とね」  強く速く容赦なくGスポットを嬲りつけられ、性感がエウルアの意識を埋め尽くす。  縛められた身が意識とは無関係に何度か跳ねて、どうしようもなく身の内の熱が高められて、そうしてひくひくと膣口が蠢動して、その直後だった。 「ぅ、ぁ、あ、ひっ……ひぅ、ぁ、あぁぁやっ、ぁああぁ!!?  ――――あ、あ、あ、やっ、ぁああやっイくっ!!や、やぁぁぁぁあああぁぁああぁっっ!!!!あっっあ――――――――ッッ!!!!!」  大きく大きくエウルアの身体が跳ねて、勢いよく膣口から愛液が噴出する。  これまでのように零れ落ちたり短く滴を噴いたりするのではなく、明らかに長く線となって噴出したそれは、エウルアの身体が女としての限界に達したことをこれ以上なく示してしまっていた。 「うぁ、ぁ、あぁぁひぅ……っ!!っぁ、あ、ぁあぁっ、やっ、ぅぅ、ひ、ぁぁ……っ!!」  声にもならない短い呻きを漏らしながら、ビクビクと淫らに全身を痙攣させるエウルア。  そんな彼女の肌に刻まれた鞭の痕に、シニョーラがゆっくりと指を這わせる。ヒリヒリと疼く感覚が快楽一色に染められた身に挿し込まれ、エウルアは「ひぁんっ!!」と甲高く喘ぎを零すしかない。 「もう身体は堕ちているみたいだけれど、心の方はどうせまだでしょう?  なら徹底的にやってあげるわ。泣いて許しを乞うようになっても、イき狂うまで続けてあげる」 「ひ、ぁ、あぁぁう……っ!!この、必ず、復讐して、あげるから……!!」 「はいはい、出来ない事を夢見るのは自由だものね。ご自由にどうぞ?  …………それこそ、怒りに支配された癇癪であるようにしか思えないけれど」  息を荒げて睨むエウルアの抵抗を意にも介さずに鼻で笑って、それからシニョーラは再び、絶頂の余波でひくひくと震え続ける膣内に指を突き入れる。  ゆっくりとゆっくりと膣内に指を埋め、そしてエウルアの反応が最も鋭敏になる場所で水音を立てながら指を遊ばせ、女騎士の心と体の全てを辱しめていく。 「は、ぁあぁうぅぅぅっ!!んぁっ、ぁあぁんっ!やめっ、やめて!!  やっ、ぁああぁやっ!!やっ!んぅぅっ!!はぁっ!あぁぁんっ!!あぁぁっ!!ぁあああぁぁぁ!」  逃げ場のない快楽がエウルアを襲い続ける。  身を跳ねさせ、潮を噴き、睨む目が蕩け、思考すらろくに結ばれなくなっても、永遠のように。  燃えるような性感がエウルアの心を焼き尽くすまで。  責め苦は終わらない。嬌声は炎のように一層高く燃え上がり続ける。  苛烈な責めの中でエウルアは、ただ燃えていく自らの心すら手放して、冷たく無情な快楽の渦に呑み込まれることしかできなかった。 ≪了≫ お読みいただきありがとうございました! 次回はFGOより『コヤンスカヤ×宇津見エリセ(電マ責め、触手姦)』を更新する予定です! また、現在skebで『原神』のキャラ限定の割引を行っております。 詳しい要綱は『https://www.fanbox.cc/@mizuumi-sui/posts/3075403』を参照ください! ご興味がありましたら、そちらも何卒よろしくお願い致します!

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