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この世界は、三柱の女神によって創られました。


一人は、勝利という概念を司り、ありとあらゆる戦いに必ず勝つ、戦の女神。


一人は、過去と現在と未来、そこに起こる全ての事象を知る、智の女神。


そしてもう一人は……繁栄と豊穣を司り、世界における力の流動、栄枯盛衰を操る、創成の女神です。


……なんて、この世界に住む人間であれば、誰でも知っていることですから、今更あえて語ることもないでしょう。


そして、それらの女神は、己の持つ権能……その武力を聖騎士に、その智を枢機卿に、そして創成の力を聖女に、それぞれ三人の人間に受け継いだことも。


そして、今……貴方の目の前にいる女が、その聖女である、ということも。


説明するまでもなく、知っていることですね。


ええ、ええ……そうでしょう。


私の姿を一目まみえたその瞬間、歓喜に大きく打ち震えながら、膝を地面につき、首を垂れていたですから、確認するまでもないことでしたね。


確かに、この世の頂点にして、最も尊き現人神たる私は、その姿を平民の前に表すことは、滅多にありません。


特に、貴方のような……平民である農夫が、これだけ近くで、女神の美貌を直に眺められるなど、歴史の上でも数えるほどしかない幸運でしょう。


これもまた、聖女の慈悲です。


私の姿を、その目に焼き付けることを許可します。楽にしなさい。


……よろしい。


では……話を進めますが、我々、女神の力を受け継ぐ聖女たちが、このように……生殖適齢期の年齢になると。


その力を後世に残すため、次の世代の聖女を作る……神聖なる、処女懐胎の儀を行うこともまた、ご存知でしょう。


……念のため、その儀式がどんな内容であり、どう行われるのか、貴方の知っていることを、聞かせなさい。


……ええ、そうですね。まず、女神の力と血筋を受け継ぐ、三人の女性は、常に汚れなく潔白な身体と魂を持たねばなりません。


汚らわしいオスの、ギトついた性欲が込められた、くっさい精子で孕むなど、女神の依り代たる聖女として、あってはならないことです。


ですから、我々聖女たちは……その時期になれば、少なくとも男子は絶対に禁制、女性であってもごく限られた、神殿仕えの巫女たちしか入ることのできない、儀式の宮殿に籠り。


女神の奇跡を借りて、穢れなき乙女同士で、男性器に頼ることなく、孕ませ合うのですね。


……ええ、貴方がたにはきっと、表向きに、そう伝えられているのでしょう。


全く……改めて、下らない与太話ですね。


馬鹿馬鹿しい……人間同士の正当な繁殖行為が、どうして汚らわしいのでしょうか。


ですが……少なくとも民衆に向けては、そう言わなければならない理由が、理解できない訳ではありません。


だって……そうでしょう?


女神の女体とは……こんなにも豊満で、乳も尻も太ももも、むっちむちの脂肪まみれ。


背も格別に高く、これではまるで、最高級の抱き枕か肉布団です。


この、媚びっ媚びでいやらしい、曲線まみれの身体で、弱くて小さな男性を抱き包まれたなら……ああ、想像するだけで、ちんぽ勃起しまくって、前かがみ。


あっあっ、想像するだけで、天国……。


抱きたい、抱きたい、抱きたいっ……。


聖女のうっすい絹のローブの下に、分厚い乳肉がゆさゆさ揺れて、これじゃあ聖女どころか、まるで娼婦……。


あ~っ……今すぐあのバカでっけえ乳まんこ、ローブの下に手を突っ込んで、直接むっちゅむっちゅ音立てて揉みしだきてぇ~っ……。


あ、もうだめ、絶対レイプする、犯す、もう殺されてもいいから、思いっきり抱きついて、身体中まさぐり倒してやる……。


……なんて、今あなたに、そんな欲望を、どうしようもなく植え付けてしまったように。


私の、豊穣を司る、女神の母性的な女体は……どこもかしこも繁殖向き。


ガチ孕ませセックスのために最適化された、究極的にえっろい女体なのです。


ではここで、貴方に質問をしましょう。


文字通り、命を賭けたって手籠めにしたい、女神の身体がここにありますが。


その女を……たった一人の男だけが、妻として娶り、好き放題にいちゃいちゃと、四六時中絡み合う権利を得ることができたとして。


そして、それ以外の全ての男性が、女神が自分以外の誰かに抱かれているという事実を、例えば婚姻のパレードなどにより、まざまざと見せつけられるとして……。


果たして貴方は、絶対に……その男を殺してでも、私という女を奪おうとしないと、本当にそう断言できますか?


そして、もしも貴方が、喉を掻きむしって死にたくなるような羨望も、そして妬みさえも、飲み込める人間だったとして。


周囲の人間が、貴方と同じように、理性的に振舞えると、本当にそう思いますか?


……ええ、そうです。


そうなれば、暴動の一つや二つでは、事態は収まらないでしょう。


……はあ。だから私の身体って、嫌いなんです……。


あんまりにも、美しすぎるから。


そして、あんまりにも、エロすぎるから。


たったそれだけのことで……世界を、滅ぼしかねない。


だからこそ……太古の昔から、私達聖女は、嘘をついてきたのです。


聖女は、男なんかと、セックスはしない。


奪い合いが起きるくらいなら、その機会そのものを捨ててしまえばいい、と……そう判断して、嘘をつき続けているのです。


本当は、聖域などという……清廉潔白とはかけ離れた、爛れ切ったヤリ部屋に籠って、毎日毎日、旦那様とセックス三昧の日々を送るというのに。


……ではここで、もう一つ、貴方に問いかけましょうか。


どうして私は、世界をひっくり返すほど、こんなに重要な機密を、貴方というただの平民に、伝えたのでしょうか。


これではまるで……貴方を宮殿に拉致して、一生ベッドの外に出さず、性欲とストレス解消用の、愛玩孕ませ家畜として、永遠に飼い殺しにするみたいではありませんか。


……ああ、いえ、平民という呼び方は、もう正しくはありませんね。


貴族よりも、領主よりも、誰よりも偉くて。


そして、誰よりも幸運で、誰よりも幸せな……旦那様。


貴方は、世界の頂点に立つ、女神の……その、夫なのですから。


……はい、そうですよ。


平民の前には、滅多に姿を現さない私が、わざわざこんな農村にまで出向き、お迎えに上がったのも、そのため。


貴方を、宮殿に召し上げるためです。


たった今から、貴方は私の、旦那様なのですから。


夫となるべき貴方を、わざわざ呼びつけるなんて、そんな不躾な真似はできません。


……はい、私は既に、貴方の妻です。


ですから……例えば、女神の高貴な肌を、たった一人独占して、お尻を撫でまわし、セクハラをするのも……。


腋を晒させ、思いっきり雌の匂いを嗅ぎながら、抱きつきパイ揉みをなさるのも……。


それはむしろ、自然なことですので……どうぞ、ご遠慮なく、思いつく限りのセクハラをしなさい。


そうですね……宮殿に着くまでの間、御車の中で、私の胸をたっぷり揉みたくり、感触を覚えておくのも、よろしいかもしれません。


宮殿に着けば……私と同じくらい、えっろくてどすけべな女が、もう二人、手に入るのですから。


雌肉の抱きごたえを、今のうちに覚えておいて、スムーズにハーレムを味わい、ベッドに着くなり乳肉の揉み比べを行うのも、中々乙なものでしょう。


……はい?”あと二人”とは、どういう意味か、と……?


決まっているでしょう。


私と同じように、女神の力を受け継いだ……枢機卿、レーヴァと、聖騎士、フェイルノート。


それらもまとめて、貴方には娶ってもらうのですから。


当然……三人とも、きっちり孕ませていただきますからね。


……はあ、私の話、ちゃんと聞いていましたか?


脳みその分の血液が、ちんぽに奪われているのは分かりますが……しかし、聖女の話を流し聞きするとは、良い度胸をしていらっしゃる。かえって女神の夫に相応しいかもしれませんね。


……いいですか。女神が特定の男のモノとなったと、世間に知られれば、スキャンダルどころでは済まされないのです。


ならば……万が一にも、バレるリスクを減らすため、宮殿に連れ込む男の数は、なるだけ絞った方がよいでしょう?


ならば、三人の女神で、一人の男をシェアするのは、全く道理にかなったことではありませんか。


……はい、そうですよ。


ですから、言ったではありませんか。


貴方は、世界で最も、幸運な男である、と。


……良かったですね、普通に生きているだけでは、永遠に手が届かないどころか、一目と見ることすら叶わない、究極の美女が……いっぺんに三人、貴方のお嫁さんになりました。


一人は、すらりと引き締まった、スタイル抜群の長身に、男性も女性も一目惚れさせる、中性的な美貌を持った、爆乳女騎士。


一人は、クールで落ち着いていて、どこか妖艶なミステリアスさがある、理知的な美貌に……それと不釣り合いな、どっしりと太ましい、柔らかく熟れたデカケツとぶっとももが特徴の、爆乳女参謀。


そしてもう一人は、この世界を統べる女王にして、繁栄と豊穣を……つまるところ、繁殖とセックスを司る、存在そのものがどすけべな、どこもかしこもむっちむちの、爆乳聖女。


そのうちの誰か一人だけでも、妻にしてしまえば、百年も二百年も交尾していたって味わいきれないほど、女神の依り代となる女体は、人智を超えた淫蕩を誇ります。


一生宮殿に引きこもって、ベッドの上で寝そべる女体に、腰を擦りつけるだけでも、飽きるなんて考えもつかないくらい、味の濃い絶世の美女……。


それら三人とのハーレムなんて……もう、妄想が、追いつきませんね……。


どんなにどすけべな、性欲をぎとつかせた理想を思い浮かべても……まるで現実に味わえる快感には足りない、想像を絶する、天国……。


手のひらを添わせれば、艶々すべすべ、絹のような肌に、吸い付くような潤いが染みついて……。


きっと貴方は、それだけで、腰が抜けてしまうでしょうね……。


そんな女体に囲まれて、抱きつかれて……蕩け切ったナマの雌穴に、思いっきり種付けだなんて、もう、死んでしまいそう……。


ねえ……旦那様。


そろそろ、おちんぽのムラつきも、限界でしょう。


……極楽へと、参りましょうか。


……はい?最後の質問、ですか?


……何故、自分なのか……と?


それは……星の数ほども居る男性の中で、どうして自分などという、ごく普通の男を選んだのかという意味ですか?


……愚問も愚問ですね。考えるまでもありません。


それは、私達三人が……みんな、貴方のことを、愛しているからです。


貴方以外の男なんかに、身体を許したくはない。


逆に言えば……貴方とならば、むしろこちらから望んで、抱いて差し上げたいと。


満場一致で、三人共に、そう思っているからです。


……ほう、嘘だ、と?


……どうしても、信じられませんか?


求婚を行った時からずっと、貴方は戸惑っておられましたが……いよいよ、これだけは飲み込めませんか。


突然に降って湧いた、この世のものとは到底思えない、幸運と呼ぶのもおこがましい、ひどく幸せな何か……。


当然と言えば当然ですが、貴方はそれを……疑っていますね……?


こんなにも都合のいい話が、この世にある訳がない、きっと騙されているはずだ、と……。


……ええ、ええ。それも、無理からぬことでしょう。


私だって、私がどれだけ非現実的なことを宣っているかくらい、理解しています。


大体、突然に押し掛け、こんな荒唐無稽な話を持ち掛けたのは、私の方ですし……そうですね、分かりました。


今ならば……この話を、断ることも、許しましょう。


どうしても、私の話が信じられないなら……私の手を振り払い、今まで通りの、平和で味気ない生活に戻るという選択肢を、取ることもできます。


ですがもし、貴方が私の申し出を突っぱねたなら……もう二度と、私は貴方の前に、姿を現すことはありません。


そうなれば……我々は、貴方ではない、適当な男に、同じ話を持ち掛け、好きでもない男に、嫌々でも抱かれて……。


貴方のことを想いながら、貴方ではない誰かの子供を産むことになりますが……それでも、良いのですね?


貴方はきっと……それこそ、今すぐ首を吊って死にたくなるほど、後悔するでしょうね……。


もう、どんなことをしても手が届かない、超の字が何百と連なる高嶺の花が、たまたま自分の手に降りてきたのに……そのチャンスを掴まなかった。


ただぶくぶくと太っただけの脂肪とは別格の、最高級の霜降りのような、だっぷんだっぷんのえっろい雌肉、揉み損ねて……。


眼に焼き付いた私の姿を、必死に思い出しながら、自分ではないそこらへんの男に、三人の女神を横取りされて、惨めにしこしこオナニー漬け……。


ほら、私の手を掴まないと、そんな考えたくもない、最低最悪の未来が待ってますよ、いいんですか……。


極上かつ食べ放題の、特大ボリュームの据え膳、手を出さない理由なんてないですよね……?


……ふふ、いい子いい子、です。


……流石は、全知の枢機卿。100%堕とせる殺し文句、先にカンニングして聞いておいて、本当に良かった……。


では……今日この瞬間を以て、私、聖女アルテミスは。


女神に誓って、正式に、貴方の妻となります。


では……従者も待たせていることですし、早速、宮殿に向かいましょうか。


しかし、いくら馬車とはいえ……宮殿までは、いくらか時間がかかりますから。


しっぽりねっとり、柔らかな女神の身体を、一足先につまみ食い……というのも、宜しいかもしれませんね……?


ふふ……彼女らには悪いですが、こっそり抜け駆けして、旦那様の正妻レースには、一歩リードさせていただきましょう……♡


役得、役得……♡

Comments

毎日充実

自分の身体のドスケベさを利用して大好きな男の子を自分の伴侶にしようとしてくるドスケベボディ上位存在さんだ!卑しい!大好き! 最高の作品をありがとうございます...これだけでシコれます...

くらい

清廉潔白を謳う聖女様がありとあらゆる手練手管を使って旦那様に気に入って貰おうと媚びてる言葉回しが倒錯的でとてもえっちでよかったです。

熊琴

ただただ幸運だからという理由だけで超越存在に愛されるのホントすばらし

Anonymous

錬金術師のときも思いましたが、こういっただいこん節全開の文章に声が乗るとなんかこう…素敵だ… 早く聴きたいです。