C99新刊制作メモ&ミニ色紙イラスト (Pixiv Fanbox)
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先日発行した同人誌について、いろいろやってみた事を自分用メモを兼ねて紹介してみようと思います。
細かすぎて本を読んでても判らないような部分が多いと思いますが、こんな事考えてるんだよ〜的な感じで見てもらえると嬉しいです。
①表紙6色印刷
「何のこっちゃ?」な見出しかもですが、今回初めて挑戦してみました。
カラー印刷は通常4色のインクを混ぜて刷ってるんですが、それに2色プラスしてより色の表現を豊かにしようというモノです。特に蛍光色っぽい派手な色合いとか、ピンクがかった肌の発色がよくなるそうです。
制作データもそれ用に作ってみました↓
左が今回用のデータで、右が通常のもの。
ビミョーな違いですが左の方が色味が全体的に滑らかな感じです。下記のポイントを見てみると少し判りやすいかも?
①タイトル文字「ほのゆき」の部分の鮮やかさ
②キャラのお尻のグラデーションの滑らかさ
②瞳の発色
右は右で陰影がクッキリしてて良い部分もありますが、元絵の再現性は左が勝ってるかな〜という感想です。
特殊なオプションなので印刷費もちょっと上がってしまうのですが、日頃のご支援金のお陰で試してみる事ができました。ありがとうございます!
もし良かったら新刊の表紙、改めて見てみてね。
6色印刷を詳しく知りたい人は印刷会社のサイトをどうぞ↓
②表紙裏メタリック印刷
写真だとかなり判りにくと思いますが、紫色の所が特色インクで刷られてます。
もう本文とは全く関係のないデザイン部分の話なんですが…以前別の本でゴールド・シルバーの装丁はした事があったので、今回は本の内容にも合わせてパープルメタリックにしてみました。
結果は…正直「う〜ん」という感じ💧
紙質との相性もあってメタリック感があんまり出ませんでしたね。普通の紫色っぽくなってしまった。コート系の紙質(ツルツルのやつ)じゃないと上手く行かなかったのかな〜。光を当てる角度によってはギリギリ判る程度。まぁダメじゃないけど普通って感じでした。
これ系で大成功したのはゴールドですね。金は高級感がありすぎるので総集編的なものにしか使い辛いのがネックだけど。
…という感じで、今回の本でも色々試しながらやってみました!
本文描くのも勿論楽しいけど、デザインや装丁考えるのも同人誌作りの楽しみですね。コレクションしておきたくなるような本が作れたらいいなぁ思ってます。
まぁ、エロ同人にデザイン性は余り求められてはいないと思いますけど…
③ミニ色紙イラスト
新刊のBOOTH通販で描かせていただいた穂乃果ちゃん達です。時間の都合で3枚しか頒布できませんでしたが、ありがとうございました!
感想などもちょいちょい頂けていてとても嬉しいです☺️
久しぶりのアナログ絵でした。ミリペンでペン入れしたの何年ぶりやろか。
コピック(色ペン)あんまり持ってないので基本モノクロです。カラー色紙とか描ける人ってほんと神なんだよなぁ…。こういうの描くと、デジタルで簡単にトーン貼ったりベタ塗れる事の手軽さと有難みが実感できますね😌
ではまた✋