【メイキング】メイドいちゃラブえっち (Pixiv Fanbox)

最近ちょっと描くのが楽しくなってきた差分式のイラストについて、こんな風に作ってるんだよ的なメイキングを試しにお見せしてみたいと思います。

この前アップしたメイド穂乃果ちゃんとのいちゃラブもの。

1枚目はこんなでした↓

セリフ・効果音無しver.↓

さらに各パーツ毎に色分けすると…↓

こうなります。

色分けした部品ごとにお絵かきソフト（クリスタ）内でフォルダ分けしてあります。

パーツの分け方はラフや下描きの段階で予め考えておきました。ここが一番大変。

頭や上半身は全ページ使い回しだったけど、手足のパターンは1コマしか使ってないものもあったりで色々です。右肩のフリルは全ページ固定だけど左肩フリルは差し替えられる様に別パーツになってたりとか。

その他のパーツ例。

本編では使ってない組み合わせなので、ぴったり合う影用のレイヤーが無い！

あとエプロンの構造が1枚目と変わってて明らかにおかしいんですが、セリフとか入れるとそっちに目がいくから誰も気付かんやろ！と思って修正せずにそのままにしちゃいました（間違いに気付いたのが全線画終わった後だったので修正が面倒だったのです…）。

差分絵を作ると、表に出す機会は無かったけどよりえっちな組合せなんかも作れて楽しいですね。フォルダが多すぎてパーツの前後関係とか把握するのが大変なんですけど。

差分は手抜きみたいなイメージがあるかもしれませんが、トータルするとそんなに楽できると言う訳でも無いなぁ〜という感想です。作画時間は少し減らせるかもだけど、パーツ管理の構想とか切り分け方とか考えるのに結構な労力使うので…。

その点今回のメイド服はパーツ分割がやりやすい構造の服だったので助かりました。

ついでに背景のお話。

FANBOXを始めた頃から徐々に背景素材の使い方を憶えるようにがんばってました。

今回の背景はほぼ全てクリスタの3D素材をベースにしていて、それにフリーハンドやテクスチャ素材で加工修正をしてイラストに馴染ませている感じです。

キャラ（穂乃果ちゃん）をどかすとこんな感じ↑なんですが3D素材まるわかりの状態にしちゃうと…

こうなりました。

床は平面のフローリング柄素材に遠近変形を掛けたもの。

奥の壁は後から直線ツールで描いただけなので、ここでは存在すらしてません。

そしてよく見ると正方形クッションは2パターンしかないですね。

今回は単純な背景なので、輪郭線や落影ちは手書きで描き足しました。シーツのしわも追加。ある程度手書き要素を入れる事で3Dとフリーハンドのキャラ絵との境界や違和感を消せるような気がします。

プレゼントの箱はモノクロ化しても3D素材感バリバリなままですが、セリフで隠れがちだしあまり目が行かなさそうな所なので割とそのままで。

ちなみに使った3D素材は殆どが無料のものです。この中だと、プレゼントの箱だけ有料素材だったはず。

フリー素材の方がシンプルなものが多い感じなので、モノクロ漫画の背景用には却ってちょうど良い気がします。こんな便利なものを作ってくれるクリスタユーザー有志には感謝しかない！🙏

それを踏まえて改めて1枚目・2枚目を見ていただくと、3D素材でもそんなに気にならない感じがしませんか？どうでしょう。

以上、手抜きネタバレメイキングでした！

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以下、おまけのセリフ・効果無しバージョンです。