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寒いでゲスねぇ…あまりの寒さに語尾もおかしくなりがちな今日この頃でございますけれども、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

最近更新が遅れがちになっていたのでその言い訳…というテイでわりとシリアスな内容の報告をさせていただこうと思います。今回はとーーーっても長文で、エアリの苦悩が漏れ出した内容になっていますのでネガティブな記事を読みたくない人や絵だけ見られればよいという人はスルー推奨です。ガチで長いです。キレてるとか暴言とかはありません。隙あらば自分語り-ガチ悩み編-といった感じです。

◆画力の停滞

年末の振り返りで取り上げようかと思っていたトピックではあるんですが言ってしまうと、ここ数か月はなんとなく画力が上がってない感があります。安定してきた、といえば聞こえはいいのですが、絵を描くことに飽き始めているのだとしたら…と思うとゾッとしますね。おそらく実際のところは、わかりやすい課題は潰せてしまっていて、次のレベルの課題を拾うだけの力がまだない状態なので、何を試せばいいのか何を修正すればよくなるのかが分からないまま描いているからだと思います。

たぶんここでやるべきことはインプット。巷の神絵師の絵をもっと観察して自分の目をもっと上の段階に引き上げる必要があると考えています。


でもこれにはもう少し根本的なところに問題を抱えています。それについては後述します。


◆ガチで寒かった

早めにしょうもない話題を消化させてください。窓からの冷気がやばい感じだったのでカネライトフォームという断熱材をホームセンターで購入し窓枠のサイズにカットしてはめ込んだところかなり効果がありました。採光は犠牲になりましたが、コスパは最強な感じです。そんなちょっとしたDIY的な作業をやってました。あとはエアコンの不調で使い物にならなくなっていたので修理してもらいました。エアコンはみなさんも早めにチェックしておくがよろしいかと思います。


◆創作と向き合う

何度も向き合うといいながら、見て見ぬフリをしてきた私ですがついに追い込まれました。今までは「絵を描く」ことにあえて絞って、今はそれでいいと自分に言い聞かせながらやってきましたが、限界です。なにかというと自分でキャラクター、場面、状況などをイメージで作り上げることです。これを聞くと長くご支援くださっている方の中には「同人デビューは?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。断念しました。自分の力不足を認めたくなかったのか無駄なプライドが邪魔したのか…おそらくその両方ですが、お伝えすることができずにいました。本当に申し訳ありません。

結局現状私ができることは「絵を描く」作業だけで「作品を作り上げること」に関して足りないものだらけということが分かっています。

過去にも何度か書きましたが「絵をうまくかけるようになりたい私」にとってSkebというのは非常に相性のよいサービスでした。なぜなら「何を描くか」「どこを特にミせるか」の部分についてをクライアント様が提示してくれるからです。逆に言えばその部分は全くがんばってこなかった部分であり、そんなことすら満足にできないのが今の私です。先に書きました画力停滞問題はこちらに比べれば、些細な問題と言わざるを得ません。そう考える理由の一つを次に述べます。


◆絵の魅力とは

秋ごろより世間を賑わせてきたAIイラストですが、AI技術そのものは思っていたよりも早くそして想像以上のクオリティの高さを持ってイラスト界隈を飲み込んでしまいました。AI利用の是非については難しい問題ですが私個人としては利用するには権利問題等含めて危うすぎると感じていて静観しています。私が使用しているお絵描きツールのClipStudioではAI機能の実装が見送られたようなのでAIを補助的に活用するという面においても当面はありません。そもそも今流行っているような『イラストの完成品を出力する技術』であれば使いどころがあまりないとも言えます。

さてこのAIイラストが前段の話とどう絡んでくるのかですが、『描かれていない部分の世界が見えてこない』ことが私の絵とAIイラストで似ているような感じがしたのです。急に曖昧模糊な言い回しになりましたが、漠然とした空虚感をイラストから感じたことはないでしょうか?私がAIイラストを見たときに感じるこの謎の空虚感を、皆さんが私の絵を見るときに感じている可能性があると思ったのです。この時にようやく様々なイラストレーター達が「上手いだけじゃダメ」と言っていた意味を理解し始めた気がします。ましてや私は額縁に飾りたくなるような一枚の美麗なイラストを描くイラストレーターではなく「超絶かわいい美少女キャラにあわよくば触手を絡ませてえっちな目にあってもらいたい」という私の深層性欲(造語)を満たすためだけの趣味人ですから、もっと自問しイメージを湧き出してそれを元に描き起こすことも大事にするべきでした。…そう、なんということか、私は「萌え」をちゃんと理解していなかったというわけです。



◆で、どうするの?

もう少し別角度の問題があってそっちも長くなるので先に結論を書きますと、まずエアリの世界を創るつもりです。どういうことなのか自分でもまだ明確に落とし込んでいません。今年は絵の技巧的な面に着目して描いてきましたので課題や反省点もそれに沿った内容が多かったと思いますが、来年はそうではなくなる…はずです。


◆SNSやFANBOXの現状

 具体的な数値確認は年末にやろうと思っていますので大体の所感を語っていると思ってください。

 Twitterのフォロワー数については1年を通してよく言えばごくわずかに右上がり、つまりほぼ横ばいなので認知度を上げるには至っていません。このデータから私のイラストの価値はあまり上昇していない(=成長していない)という見方もできると思います。しかし残念なことにTwitterにはいくつかの問題があり数字の信頼性が低い部分もあります…が一旦は正常なものとして受け止めることにしています。

pixivでは前年程でないにせよ少しずつ、けれど確実に伸びています。ただこちらは別の懸念が2つあります。

 ひとつはAIイラストに関する姿勢です。諸々私的な考察を端折りますが、結局のところクリエイターはそれほど重要ではなく、pixivを使ってもらうことが最も重要なのだと感じました。そして今度の規約改定ではこのFANBOXなどpixiv関連サービスも含めて、要修正商品というぼかした表現にはなってますが、実質的には表現規制を行います、という宣言だと受け止めています。私のイラストがどれほど要修正商品に該当するのかは「pixivが判断した場合」となっていて各個人で判断できないケースも出てくると思われますが、そもそもこの検閲自体はpixiv側にあまりメリットが生じないためやる方にも限界があるだろうと思ってます。私個人としては利用するサービスのルールを順守したいので、ダメならダメとはっきり自分で判断できるレベルにまで詳細化してほしかったですが。

 ふたつ目の懸念は無断転載に関する姿勢です。これは今に始まった話ではありません。pixivという場所がすでに無断転載の出元になっているでしょうしAIの学習にも使われているようなので、やはりプラットフォームとしてはイラストと人の目が集まってくればよいという方針だと思います。そして一番の問題と感じている部分ですが、様々なクリエイター達のFANBOXの有料プランの内容も無断転載されているのを放置していることです。ちなみに私のFANBOXの支援者数は右肩下がりでピーク時の約半分ほどになっていますが、無断転載の影響がダイレクトに出ているとは思っていません。ですがこのまま正直者がバカを見る、つまり支援してくださる方が相対的に損するのは本当に嫌で嫌でたまらず、現状ここが自分の創作活動へのモチベーションに強烈にダメージを与えています。これらによりpixivへの信頼性は落としており、AIイラスト流行の頃からpixivへの投稿は一旦やめました。厳しい書き方になっていますが、

悪意あるユーザが悪いのであり、pixivにこの問題を解決しろと言いたいわけではありません。FANBOXでなくとも類似のサービスであれば同様の問題が生じているはずです。


◆今後の運用

 まとめるとTwitterはたいして伸びておらず、pixivはフォロワー数は増えているもののそれによってFANBOXの支援者が増えているというわけでもない、といった感じです。そこで今悩みに悩んでいるのが、このFANBOXをどうするか、です。また合わせて考えなければいけないのはSkebの活用で、今後自身の一次創作ができるように時間を取ることを念頭に置きつつ、しかし現状一番信頼性の高いサービスとも言えますのでもう少しコンパクトにしつつ継続はしていきたいという考えです。


1.FANBOXをやめる

私が創作活動を続けていく上で単純かつ最大の問題は「どうやって生きていくか」です。こうやって書くとなんだか悲痛な叫びに見えますが、そもそも絵を描いているだけで生活できたら立派なクリエイターなわけで、無名な私にとってはFANBOXでの支援額は創作活動の命綱と言っても良いくらいの割合を占めています。

なのですが、そもそもモチベーションへのダメージが発生してるため、傷口が開きすぎないうちに停止するのもアリかと検討しています。


2.完全な投げ銭モードに移行する

今の500円プランで細く長く継続支援してもらうのがモチベーションとプレッシャーのバランスが程よいと思っています。しかしこのやり方は悪意のあるユーザーにとっても都合のいい形になっているので前述の転載問題が生じる原因の一つになっています。なのでいっそのこと高額プランだけ残して半停止状態にする、という案です。支援者ゼロをベースにしてほぼ壁打ち状態にしておき、本当に投げ銭しても良いと思った方だけに支援してもらう形です。


3.転載対策を模索しつつ、現状維持する

対策といっても仕組み上完全に対策できるわけではない(手動でやる分には食い止める方法がない)のですが、直接イラストを投稿するのをやめてzipにパスワードをつけたり、イラストを外部のサービスに置いたりする、ということです。管理の手間が増えますし、閲覧する側の手間も増えて良いことがありません。要経過観察的な対応です。


4.discordでクローズドなコミュニティを作る

3の亜種になりますが、支援者のみが加入できるdiscordサーバを立ち上げるという案です。実はこの方法でも転載されている例があるようですが、個別承認制で運用できればある程度の抑止力になる可能性があると思っています。問題は人数が増えてくると運用が難しくなる点です。


5.BOOTHを利用する

パスワードによる認証を通すことができるのでこれも手間を増やしての抑止力です。

これも4同様で、完全に防げるわけではありません。


できそうなのはこれくらいでした。

今月中にはどうするか決めて来月から新しい運用または停止するつもりです。

大変お手数ですが、支援が自動更新にならないよう一度停止していただくことを推奨いたします。もし結論が出ずに現状まま翌月に持ち越してもイラストを掲載できるか分かりません。今月はもうSkebを閉じていますので差分付きイラストを描かないと思います。


以上で伝えたかったことは書けたと思います。これで年末にのしかかりそうだった負担が分散できました。状況に動きがあればまたブログ記事でお伝えいたします。


SNSやFANBOXの運用がどうなるにせよ、来年はクリエイターとしてのターニングポイントとなりそうですね。どうやって認知度(フォロワー)を増やすか、生活するだけのお金をどう稼ぐか、画力の伸びしろを見つけられるか、イラストだけでなく作品・商品を完成させることができるのか…。暗中模索というやつです。


長文にも関わらず読んでいただきありがとうございます!

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Comments

モブC

Twitter伸びない問題気になって見てみたらSuggestion Banされておりますの・・・軽い方のBanになるみたいですが検索での表示優先順位が下げられるとか・・・最近買収やらなんやらでBan解除されたとかされなかったとかありましたし買収される前はもっと重いBanも入っていた可能性・・・?重いのが入っていたのなら最悪検索もリプライも他の方には流れずという状態だったまでありそう・・・

エアリ (Eari)

コメありがとうございます✨おそらく今の仕様だとイラスト付きツイートを削除しないとSuggestionBanは解消されないと思います。結局前回の繰り返しになるので今は何もせずマスク氏によるTwitterの裏仕様暴露待ちです。自分で調べた限りではシャドウバンの影響もさることながら、インプレッション制限という仕様があるようで一定のインプレッションに達した場合にTLに載らなくなるような動きがありそうです。私の場合だと一律1500~3000インプレッション(フォロワー数と同数~2倍あたりに壁がある)で止まってる感じです。伸びない原因がTwitterの仕様のせいだとするならばこのあたりですが、RTしてもらえるような絵が描けていないだけという可能性がないとは言い切れないのでどうにもなりませんね🙄Twitterの裏仕様と今後の方針が見えてきたところで改めて考えようと思いますが、あまり変わらなそうならTwitterも一旦やめてみるのもありかと思ってます。SkebがTwitterと切り離せるようになったのが素晴らしい…!