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 今日はメモがてら、今回で僕が考察したことをつらつら書いていきます。


今回は内容かなり多いです。


(なお、この考察は予告なく変更する場合があります。こうして2年もやってきました)







 今回気がついたことというのは、作品にかける時間についてです。



 ずばり、普通の絵とエロ絵では、

かけるべき制作時間の長さが違うということです!





 あなたがもし絵を描く人だとしたら、イラストを描くときにどれくらいの時間をかけるべきだとおもいますか?

 これに関しては答えなんてありませんので、僕の考え方を述べます








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 まず、普通の絵とエロ絵ではかけるべき時間の長さは違うと思うんです。


 なぜかというと、普通の絵エロ絵とでは、求められているものがまるで違うからです。


 では普通の絵とエロ絵ではそれぞれ何が違うのでしょうか?





 僕自身、pixivをひたすら探索しながら考えました。普通の絵とR18の絵。どちらも「良い作品」にいくつも出会った中で分析したことです。



 まず、普通の絵に求められるのは、

「作品の中の世界の雰囲気やストーリー」と、「絵自体のクオリティ」といったものです。


 例えばですが、「背景が夕焼けのノスタルジックな雰囲気」のイラストであれば、「帰宅中でのワンシーンかな?」とか、「この女の子は友達?それとも恋人?幼馴染?」とか考えながらイラストを眺めるわけです。


 他にも、「日が差し込んでいる教室」...みたいな感じのイラストであれば、「このキャラ、なんだか眠そうだな...お昼休みの後の授業中かな?」とか、「このキャラ、こっちを見ているな...主人公とはどんな関係かな?」とか考えながらイラストをじっくり眺めます。

 

 「絵自体のクオリティ」に関してはわかりやすいですね。

「うわ!実写かと思った!」とか、「めちゃくちゃリアル!」みたいなリアクションになるようなすごいイラスト、ありますよね。

 これが、普通の絵の楽しみ方なんだろうと思います。

(もちろんこれ以外の楽しみ方もあると思います。あくまでAct先輩個人の見解です。)




 

 さて、次はエロ絵のお話です。

 

 普通の絵に対して、エロ絵には何が求められるのでしょうか?



 エロ絵に求められるのはズバリ、




  「オナニーに使えるかどうか」。

 


 ただそれだけです。



 冷静に考えてみれば当たり前のことでした。

僕が今まで保存してきた秘蔵のエロイラスト達に改めて向き合って考えてみました。


 自分は何を思ってこのイラスト達を保存してきたのか?

この、イラストに対する「好き」の気持ちは一体何なんだろうか?

 それが、「オナニーに使えるかどうか」だと思ったのです。




 また皆さんに質問します。


 皆さんはオナニーをするとき、何を考えていますか?










 僕はとにかく「エッチなこと」だけを考えています。

 そしてこれが重要なのですが、エッチなこと以外の「余計なこと」は一切頭に入れないようにしています。

 だって、余計なことが頭をよぎったらオナニーの気分じゃなくなってしまいますから。







 ....僕が何を言いたいのか、おわかりいただけたでしょうか?


 つまり、普通の絵とエロ絵では、

   求められる「絵の情報量」が違うのです!


 普通の絵であれば、絵の中にストーリー性を詰め込み、背景や細かいところを描き込み、情報量をとにかく増やします

 中には文字を入れてコマを割って、漫画にしちゃう人もいますね。




 しかし、エロ絵では話が変わります。

 エロ絵には余計な情報量を

   詰め込んではいけないと思うのです。


 それはなぜか。

 エロ絵を見る人は、とにかくエッチなことを考えたいのです

むしろ、エッチなこと以外の余計な情報は要らない!!




 だからこそ、エロ絵を描くときには、情報量を詰め込むのに時間をかけるのは逆効果であると僕は考えました。



 まとめると、

 普通の絵は、情報量を詰め込み、クオリティを向上させるために、かけられる分だけ時間をかけるべき。

 エロ絵は、情報量は必要なものだけを入れ、注目してほしい部分を絞るべき。


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 蛇足ですが、普通の絵の楽しみ方と、エロ絵の楽しみ方が合わさった、

ハイブリッドな絵」も存在します。いわゆる、「雰囲気がエロい絵」です。

 直接的にエロ表現を描くのではなく、「絵を見た人に察させるエロ絵」なのです。


 わかりやすい例は「事後イラスト」です。


 しかも、性器やおっぱいなどを描かないのです。あえて日常感ある構図にして、背景の端っことかに使用済みコンドームが転がってる...とか。

 服はちゃんと着ているけど着崩れすぎている女の子、しかも息が荒いし顔も赤い、よく見ると太ももから何か液体が垂れている...?みたいなイラスト。


 「これ、絶対今さっきセックスしてましたよね...?」みたいなイラスト、

よく見ませんか?


 あのなんとも言えないドキドキ感、すごいですよね。


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 また、前回も言いましたが、

  エロ絵を描く作業時間は短ければ短いほど良いと思います。


 理由は、エロ絵は「描きたいという気持ち」を最後まで持って描くべきだと思ったからです。 

 描きたいという気持ちが尽きる前に完成させろ、という理論です。



 これは普通の絵にも言えることですが、先程言ったとおり、

普通の絵はとにかく情報量を詰め込まなければいけません。


 でもエロ絵は、とにかくエロくなくてはいけないむしろそれ以外要らない

そのためには、「エッチな絵を描きたい!」という熱い思いが必要であり、

その気持ちが消える前に作品を完成させなければならないと思うのです。


 「描きたいという気持ち」は時間が立つと 

  「はやく終わらせたいという気持ち」に変わってしまいます。



 「はやく終わらせたい...」

 前回の霊夢さんはそれで撃沈してしまったわけです...



 この考察、いかがでしょうか?



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 今回の考察から、イラスト制作のスケジュールについて見直します。

スケジュールといっても大したものではありませんが...


 今までは、朝起きて早速イラストソフトを開き、「何を描こうかな...」と考えながらちまちま描いていました。

 



 今回からそのやり方を見直します。


 今回からは「描きたいという気持ち」が生まれたら描き始め、その気持ちが消える前に完成させることを目標に頑張りたいと思います。

 


 そして、「描きたいという気持ち」を頻繁に湧かせ、かつその気持ちを長続きさせるために、作業時間以外を「資料集め・インプットタイム」にしようと思います。


 


 そして、そのやり方の成果がこちらです。



 こちらのアカネちゃんのイラスト...

4時間で描きました。



 こちらのサーナイト。明日Twitterに投稿しますが...

5時間で描きました。



 なお、前回の霊夢さんは...



3,4日かかりました。


 もうね、ダメです。


 完成間近には「はやく終わらせたい...はやく完成してくれ...」という気持ちでいっぱいでした。こんな調子じゃいい作品なんて作れません。



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 具体的に...


絡みや背景などがないエロ絵の場合。

  →ラフに2,3時間以上かかったらボツ。

 (絡みとは、2人以上のキャラで描く構図のこと。セックスなども含まれる)


絡みや背景などがあるエロ絵の場合。

  →ラフに12時間以上かかったらボツ。


アニメーション作品の場合。

  →ラフに12時間以上かかったらボツ。パーツ分け完成形の構想に時間を使う。





 このような感じで、今後頑張っていこうと思います!


 なお、今回決めた方針は

   予告なく変更する場合がございます。(2回目)

 こんな調子で2年間もやってきたのですから!今後も頑張っていきます!





以上、Act先輩でした。

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