アナログ色紙制作工程 (Pixiv Fanbox)
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宮本です。7月のFANBOXプレゼントのミニ色紙を描きました。
2023年7月度プレゼント企画
8月でFANBOX開設だったのでプレゼントが少し豪華な回でした。イラリク権が1本、「当選者様の推しを描く直筆ミニ色紙」を3本出していました。
今回はミニ色紙の制作工程をまとめてみますね☺️
①デジタルでラフを描く
今回のご当選者様たちからは歩夢(虹ヶ咲)・由夢(D.C.Ⅱ)・シンボリクリスエス(ウマ娘)をリクエストいただきました。
まずは資料を見ながら、デジタルでラフを描き起こしていきます。三者三様に素敵な子なのでワクワクしながら取り掛かりました。
②ラフを見ながら色紙に下描きを描く
ラフを元に、イラスト用のミニ色紙に下描きをしていきます。写真に手の影入ってて見ずらいね。すみません。
③漫画用サインペンでペン入れ
ラフと並べてみるとこんな感じです。
ここが一番時間かかります。デジタルと違って描き直しがきかないので、ラフと見比べながら丁寧に。
④アルコールマーカーでざっと塗る
アルコールマーカーで着色していきます。名前の通り、インクがアルコールなので塗ったそばから揮発していく……!髪や顔などの広い面を塗るときは時間との戦い!
⑤色鉛筆やカラーパウダーで仕上げていく
このままだと色がぼんやり&広い面がムラになっているので、色鉛筆で重ね塗りして絵をハッキリさせていきます。
インクと違い色鉛筆は筆圧の強さで色の濃さを変えられるので、濃くしたいところは強く、ぼかしたいところは弱く。
唇や頬はカラーパウダーを筆で乗せてぼやかし、瞳にはラメ入りの絵の具を塗っていきます。
⑥定着剤を吹き付けて完成
3枚描き上がりました!色鉛筆やカラーパウダーがこすれて消えないように、定着剤のスプレーを吹き付けて完成~~~~~!
梱包して当選者様たちにお送りしました。
使った道具
紙:ミューズコミックケント / ペン類:2B鉛筆・ねり消し・PIGMA0.2・パイロットジューシーペイントゴールド / アルコールマーカー:コピックチャオ・ルプルーム / 色鉛筆:ファーバーカステル24色 / ラメ絵の具:クサカベシャインパール螺鈿イエロー / カラーパウダー:タミヤウェザリングマスターH / 定着剤:ホルベインフィキサチーフ
おわりに
普段イラストも漫画もラフから完成までオールデジタルで制作しているのですが、定期的にアナログで色紙を描くとデジタルと全然違って楽しいです。そして何より、皆さんの推しをアナログで描くというのが新鮮でした!
またミニ色紙プレゼント企画やりますね🌸
今回はここまでです。
来週も更新があります。ランジュと果林があなたくんの乳首責めをするショート漫画です。また来週!