Home Artists Posts Import Register

Content

今回はエリスとクリス編です。現すばでは大事なキーパーソンです。ではでは。 ▷メインヒロイン まずは、他のヒロイン3人を差し置いて、カズマの同級生という座を勝ち取ったエリスについて。 カズマ編でも少し触れましたが、この設定はエリスのメインヒロインという属性を尊重した結果になります。逆にいうと他に選択肢はあまりありませんでした。 エリスは原作でもカズマの苦悩を理解し、またカズマが異世界人ということを知っている数少ないキャラになります。他にも、エリスが絡めるキャラは基本的にカズマしかいません。物語終盤にアクアと再会したり、スピンオフではダストと一瞬だけ出会ったりしてますが、物語を通して交流があるのはカズマだけになります。原作の世界ではエリス教というのは通貨になる程、広く一般的に広がってる宗派になりますが、エリスの実像を知っているのは異世界人であるカズマだけというのはなんとも面白い構図になります。実際エリスが描かれた絵画は胸が豊満に描かれているなど、実際のイメージから多少の脚色がされており、エリス教徒の多くが実際のエリスのイメージを離れた女神像を抱いていることも興味深い描写です。 そのため現すばにおけるエリスは、その高校生ならぬ近づき難い雰囲気からか、本人の知らぬところで様々な噂が囁かれています。 エリスはカズマとはクラスが違うため、学校内でエリスとの交流は実はあまりなく、カズマの1日でも見せたように、彼は基本、ダスリンとつるんでいます。 なので、カズマ自身もエリスの噂がどこまでほんとでどこまで嘘かわかっていません。 また、原作と違い、この世界のエリスはエリスとしていろんな人と交流することができるわけなので、間違った噂は本人が否定すればいいだけの話ですが、なぜ、彼女に関する噂は勝手に一人歩きしてしまったのか。 それはいずれ本編で語られることとなります。 ▷エリスのデザイン ここで少し、現すばのデザインの方向性について説明しようと思います。 現すばのデザインは基本的に『このすばのキャラと認識できるが少し違う』というのがコンセプトです。 また現代というイメージを優先してファンタジックな表現や複雑な情報は極力避けて、キャラが持ってる最低限の要素で再構成するように試みています。 具体的にいうと、例えば、キャラクターの髪は全体的に短くなっています。原作のアクアの場合お尻くらいまであったり、エリスに至ってはカカトまで髪が伸びています。現実のロン毛だと腰くらいまでが大体一つ限界のように感じます。そのためほとんどのキャラは長くてもここまでの長さしかありません。 髪飾りや三つ編みなど、極力、複雑な要素は排除しています。アクアの髪型がお団子ヘアーなのも現実的にあのドーナッツヘアーを再現するのが不可能だからです。 しかしあまり要素をなくしてしまうと、キャラデザが崩壊してしまうので、アウトラインはいじらないというのがお約束としてあります。このためアホ毛などはデザインとして許容しています。 さてこうなってきたとき厄介だったのは、エリスです。エリスは原作ではフードのようなものをかぶってますが、あんなもの被ってる女子高生なんていません。だからと言って外すと誰かわかりません。そのため、猫耳の情報だけ残して、帽子をかぶるというデザインにしました。調べてみると猫耳のニット帽というのは普通に売ってるみたいです。 また、最初に何も考えずに描いた高校の制服はカズマのイメージカラーということで緑のブレザーになってしまいましたが、この衣装をエリスに着せるのは抵抗があったため、アクセル高では上は何を着てもいい風潮になりました。 最後にエリスの胸は作者の暴走によりまぁまぁ大きく描いてますが、あれはネタとして弄りやすくするためです。これもいつカズマにバレるのでしょうか。 ▷カズマとエリス ここで少しカズマについて。 カズマのひきこもり理由は高校受験失敗が一つの原因ですが、カズマが受けようとしていた高校はアクセル高より偏差値がとても高かったので、カズマはアクセル高の生徒と比べると学力は高いです。 ただ半年の休校期間と不慣れな一人暮らし、長すぎる通学時間で復学後はかなり苦労してましたが、そこでもエリスはカズマの手助け(主に勉強の面倒)をしており、カズマの高校生活はエリスによって支えられていると言っても過言ではありません。 これは余談ですが、カズマはクリスマスに引っ越す前にエリスを家に招待してあわよくばみたいなことを考えてましたが、アクアの登場でこの計画は頓挫してしまいました。 そんなこともありカズマの青春ラブコメのメインヒロインはエリスとなっています。 裏設定ですが、アクセル高にはエリス教というエリスのファンクラブが非公式に存在しており、たびたびエリスと一緒にいる姿を目撃されてるカズマは、不良学生ダストと一緒にいることも相まって、一部の生徒から目の敵にされています。 ▷アルバイト さて、続いてはクリスについてです。 カズマが何故、あそこでアルバイトを始めたかは、次回更新の現すば裏エピソードで語ることにしますのでここでは割愛させていただきます。 そもそもカズマがアルバイトをする理由はアクアが来る前から生活費の一部を自分で負担していたためです。カズマの家は裕福ではなく、カズマの一人暮らしの費用は休学で浮いたお金から捻出されています。カズマの両親からすれば、立ち直ったならさっさと実家に戻ってきて欲しかったものですが、そこはカズマ。あの手この手で一人暮らしを引き延ばしていました。また、紅魔におけるアクアの悪評については少し語りましたが、カズマはカズマでそれなりの悪評が広まっており、アクアが小学校卒業してアクアから解放されてから中学2年くらいまで、わりとゲスいことを同級生女子に行うなどそれなりの問題児でした。アニメ版“うる星やつら”であたるがなにか起こすたびに『産むんじゃなかった』と吐き捨てる母親のセリフがありますが、カズマの両親もカズマに対してはそれに近い状態です。 現すばでカズマとカズマの両親との関係が悪いのは物語の都合の問題もありますが、原作でも、カズマはトラクターから救った(つもり)女の子のことをアクアから聞き、自分の人生に意味を感じたり、死んで両親ともう会えないのに、ようこそ異世界!とか言っちゃう子なので、現世に対しそんなに未練的なものはなかったのだろうと想像しています。カズマが日本に帰りたかったのも異世界が碌でもないという逃避から来るもので、両親に対する愛情などはカズマから感じるシーンはほぼないため、原作でも関係は良好ではなかったと推測されます。 まぁ、ひきこもりですからね。ちなみにカズマの弟はカズマを反面教師とした両親によって手厚く育てられ、中学も紅魔中でなく私立の全寮制の中学校に通っています。そのため、めぐみんとの接点はありません。 と話が脱線してしまいましたが、そんなこんなで金がないカズマにとって高校生でも働けるバイト先はまさに渡に船と言えます。 また、アクア同居後は週6勤務という無茶も叶えてくれるわけですから、こちらのカズマはクリスに頭が上がりません。 ▷カフェ・ブレッシング クリスが働いてるカフェ・ブレッシングですが、紅魔駅を少し離れたところにあり、カズマの実家にも近いです。営業時間は10:00〜15:00、17:00〜21:00となります。客足はそこそこで、カズマが働き出してから少し客が増えたようです。 カズマは学校帰りに出勤し、平日は16:00から21:30、休日は9:30から終日働いています。お店は基本、クリスが回しており、経営者や店長の存在などは不明です。 もともとはカズマとクリス合わせて4人ほど働いてましたが、カズマの週6勤務と残り2人が年度末で卒業ということであまり勤務に入らなくなり、年明け以降はカズマとクリスでお店を回している状態となっています。 クリスが原作同様カズマを助手君と呼ぶのも、実質カズマはクリスの右腕として機能しているからです。カズマはその気になればクリスなしでもお店を回すことができるほどカズマはこの店では優秀です。 カズマの仕事スキルは言うまでもなくクリスから教わったわけですが、クリスもカズマと同じ一人暮らしのため、節約術や生活の知恵などもクリスから教わっています。学校以外の生活の部分ではカズマはクリスに支えられている部分が多いです。 ▷カズマとクリス カズマの生活でカズマと距離が近いのは一緒に住んでいるアクアを除けばクリスとなります。そのため、クリスに対してはカズマのプライベートな部分を割と話しています。番外編でファッションチェックはクリスが行っていることがわかりましたが、カズマがアクアを拾った時に着ていた黒いコートもクリスと2人で選んだものになります。そのほかにも恋愛相談なども受けており、前述の通り、カズマはエリスにお熱なため、どうしたら距離を縮められるかなど、まぁまぁリアルな相談をしています。ちなみにカズマとクリスがコートを買いに行った話はデート回として今後裏エピソードに収録予定です。原作同様それなりにいいタッグとなります。 あと、クリスといえば、カズマが記念すべき初スティールでパンツを奪った女の子なわけですが、現すばでもなんとかパンツをスティールできないかクリス登場以降、結構悩んでたのですが、目処が立ちましたのでこちらも裏エピソードで後日投稿いたします。 ▷エリスとクリス 原作ではエリスとクリスは同一人物ですが、現すばでは果たしてどうなのでしょうか。ちなみにエリスは16歳、クリスは19歳となります。クリスが19歳なのは、アクアが20歳のためアクアよりは年下にしたかったと言うのが理由です。クリスの年齢は原作では“15歳?”なのですが、カズマに対してお姉さん的なイメージが強かったので歳上にしてしまいました。 ただ2人には共通項があります。1つ目は今回説明したように、この世界においてカズマの生活の手助けをしている点です。特にエリスとの出会いがなかった場合は、カズマは今でも引きこもりでめぐみんやアクアとの再会もなくダクネスとも隣人の関係だけで、アルバイトの同僚という関係がなければ特に絡むこともなかったでしょう。 2つ目は彼女たちが帰る方向が一緒ということです。エリスとクリスが駅前でカズマと分かれるイラストをそれぞれ投稿してますが、背景は全く同じです。番外編でもエリスとデートした日、なぜかカフェブレッシングは休みだったそうです。 3つ目は、2人ともカズマの良き理解者であり相談相手である点です。カズマがが引きこもっていた事実を知っているのはアクアとエリスしかおらず、アクアのこともダクネスが引っ越してくるまではエリスとクリスしか知りませんでした。カズマは原作でもめぐみんやアイリスなど年下の女の子にはカッコつける傾向にあり、あることないこと言って自慢話に走る傾向があります。基本的にカズマはカッコつけたがりな小心者なのです。 そのため、めぐみんには引きこもりのことやアクアのことなど、自分のイメージに不利になることをあまり話したがりません。ですが、問題児であるアクアの愚痴をこぼさないというのはカズマの心理状態を考えると無理な話で、そういう話はエリスやクリスに話しています。カズマはこの2人に対してはそういう話を打ち明けられる程度には心を開いていると言えるし、2人もまたカズマから話を聞き出すのがうまいとも言えます。 さてさて、仮にこの2人が同一人物だとして、それが現代というこの世界観でどういう意味があるのか。この2人の謎は物語最後まで引っ張ることになりますので、どうぞみなさん暇な時にでも考察してみてください。すこーしだけ2人の謎については既に伏線を張ってたりもするんですよ。実は。 というわけで、今回はこれでおしまい。次回は有料コンテンツの裏エピ公開です。

Files

Comments

exell03

el character building que realizaste es descomunal, se valora mucho el esfuerzo.

ウジョー

すこーしとは気になりますね 意識して読み返してみます クリスは+αがないのに 結構あるように見えるからやはり・・・