創作を10倍楽しくする「没入感」の高め方 (Pixiv Fanbox)
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こんばんわ。紫乃です。
(ちょっと出先で更新しており、扉絵、過去絵で失礼しますね)
今年に入り、単発のイラスト絵だけでなく、ちょっとしたマンガの練習というか、4コマの練習というか、複数枚の、セリフや効果音入りの作品もアップするようになってきました。
いつも閲覧ありがとうございます^^
FANBOX、ツイッター、PIXIV、などなど、コメント・ご感想も楽しく拝見しております^^
嬉しいです^^
さて、
年明け1月は、昨年の一日一枚絵を一年続けた効果、成果を体感することができ、いままで描けなかったポーズや構図が、
あれ、これ描ける?
これも描けるのか??
おぉ、まじか。
と、自画自賛で(笑)自身過去比で、ありえないスピードで更新してしまいました^^楽しかったw
で、2月はちょっと疲れもあるのかスローダウンw、休憩をしながら、ぼちぼち更新を継続しています。
そんな複数枚の絵というか、ストーリーを創るときのお話しなのですが、私なりに、ですが、
「没入感」
というものはとても、大切なんじゃないかなって思うようになりました。
1月にアップしていた4枚絵も、そもそもは、描きたいシーンが一枚のみ、ぽっと浮かんで、それを描きたくなっただけなのです。
それが、なぜ複数枚に増えるのか、ショートストーリーに”勝手に”なるのか。
それはその一枚絵の下絵を描いているときなどによく起こります。
絵を描いているときに、自分のスキルは全くついていっていませんが(!)脳内では、細かい描写を再現させようとします。
さて、ここからちょっとエロ話を混ぜますのでご注意を! 笑 ですが、
映姫様のパンツにローターを突っ込んでるシーンにしろ、霊夢をいいようにいじくりまわす紫さんにしろ、咲夜さんにガンガンにプレッシャーをかけていくレミリアお嬢様も、脳内では、その空間、場所の描写、色、風、雰囲気、音、いろんなものを再現しようとしています。
ちゃんと描けてはいませんが(!二度目 笑)
描ける必要はないのです。脳内でイメージ展開できていればいいのです。
絵を描かないかたもできます。一緒です。
これは、もしテクニック的に手順として書き起こすならば、「五感に沿って自分に質問してみる」という言い方になると思います。
いま、これ描きたいなぁというシーンを、キャラクターをなんとなく妄想しているとしましょう。
そこに、自分に自分で質問を、
五感~つまり、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
に沿って投げかけてゆくわけです。
例えば、
そこは、どんな音が聴こえる?
近くから?
遠くからは?
風は感じる?
他に誰かいる?
温かい?
寒い?
どんな香り?匂いがする?
どこから?
誰から?
そこは、明るい?
暗い?
味はする?なにの?どこから?
口の中は?
汗はかいてる?どうして?
・・・などなど。。。
どうでしょうか?
最初はただ、霊夢が気持ちよさそうにしている、とろっとろになっている(笑)紫がめっちゃ楽しそう、くらいの脳内描写だったものが、
その周りの空間、二人の吐息、香り、におい、汗、風の音、家屋外の音、空、月夜、いろんな描写が浮かんできたりしませんか??
そんな感じで、五感の情報を拾い出していくと、脳内でのリアリティがどんどん高まっていきます。
ちょっとした自作映画、自作アニメを自分の脳内で見ているかのような気分になってきます。
そして、そんなことをぼーっと(下絵の段階でも、散歩中でも)イメージングしていると、ふと、その前後の流れ、ストーリが浮かんでくることがあるわけです。
音?あー、なんかするかも、、、
・・・遠くに誰がいる気がする。
実は、魔理沙が覗いてね?
あ、のぞき見して、オ○ニーしてる・・?
とか^^*
霊夢、ここで声漏れたらやばくね?必死で我慢してるんじゃね? あ、それかわいw
とか。
いろいろです 笑
そうして、そういったストーリーが「勝手に」ポツンポツンと浮かんできて、そのなかで、これ、この霊夢、えいきっき、すごい可愛いかも♡ とか、自分の感情のリビドーに反応したものを絵で起こすわけですね!^^*
コツとしては、なるべく「言語で考えない」ことです。
イメージを優先先行させます。
ただ、これ、自分で気を付けてるのは、思いつき始めると際限がないことです。入り切る、つまり「没入」すると、いわゆる、「キャラが勝手に動き出す」状態になって、何を描きたいのか、なにが伝えたかったのか、逆にわけがわからなくなるときがあります 笑
あくまで、伝えたいのは、一番グッと来たのは、最初に浮かんだイメージ(イラスト)であって、その前後は、それを盛り上げるための、小皿、デザートなわけで。
おすすめ定食頼んだら、亭主がどっちもおすすめなので、と、カレーライスと、牛丼が並んで出されると、どっちがメインなのかよくわからなくなるわけですよね。
気分が高まると、筆の調子がよいと、あれも描きたい、これもってよくやっちゃいますが、結局なにが推しなの?ってなるわけです。
ちょいと話がそれましたが、いま、楽しく描く!場合において、この
「没入感」
は、とっても楽しいツール?というか、よいアイテムだと思います。
リアリティを高めるほど、没入感が増し、キャラクターが、ストーリが動き始めます。
そのリアリティ出したければ、五感に沿った質問を自分にしていくだけです。
これは、実は、心理カウンセリングやNLP(神経言語プログラミング)などでのイメージングの書き換えなどにも使われる手法です。
脳内のリアリティが高まると、感情が振れます。感情が振れると、汗を描いたり、涙がでたり、身体の変化を起こします。
この身体にも変化が現れているとき、は、目の前に展開する「現実」よりも、実は脳内の「イメージ」のほうがリアリティにおいて勝っています。
つまり「現実よりも現実」を脳内に作り出しています。
いまこのひとときは、自室の机の前ではなく、ペンタブやPCの前ではなく、幻想郷に一瞬飛んでいってるわけです 笑
これは楽しいですね~! とっても 笑
そして、なによりの恩恵は、「思考」でひねくりだして、考えに考えぬいてお話しを絞り出すことなく、自動的に、潜在的に、物語が生まれてくるというところでしょう。
もちろん、基本的には、過去に見聞きした体験から拾い出されているわけですが、体験したことの延長線上なのは、思考においても一緒です。ですから、右脳、イメージング(潜在意識とか呼ばれるほう)からひっぱってくるほうがはるかに楽なのですね。
なので、漫画、イラストでも多分に役に立つのでは??と思います。
実際のところ、私が創作活動を楽しむ点においては、多いに助かっています^^
ただ、そのイメージングに入りにくい、没入しにくいときも多々あります^^;
それは、なにか気がかりなことがある、明日の早朝の会議のことを考えると緊張する、忘れものをした、あの人に嫌なことを言われた、ショックだ、などなど、なにか、思考が他に取られるような考えごとなどを持たれているときです。
イメージングは右脳がつかさどりますが、思考は左脳がつかさどり、こちら(思考・左脳)が強いと、なかなかイメージングに「没入」しにくいものです。
ですので、質問しても、イメージが湧かない、広がらない、ときは、悩んでも仕方がありません。
悩めば、さらに左脳が強くなり、思考中心となり、イメージング力は下がってしまうからです。
こんなときは、左脳優位、バリバリに思考系になっているだけですから、そのものごとを忘れるか、いったんかたずけるか。忘れてはまずいなら、いったん紙に書きだして置いておくとか(それだけでも結構気が楽になるときもあります)、ちょっと左脳を弱めてあげる(負担を減らしてあげる)必要があると思います^^
ちょっと話がそれましたが、そんなわけで、この
「没入感」
は、クリエィテブな、創作活動において、ほんとに、核となる、とっても楽しい部分なのではないかなぁと思うわけです。
漫画、イラストに限らず、なにかを作り出す、それは社会的なサービスや動画、ビジネスなんでも一緒だと思います。
創作は・・・楽しいですね!
ではでは、今夜はこの辺で。
また^^*
紫乃