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I'm sorry, but this novel is in Japanese only.


ジム生徒のみなさん、こんにちは!


今回は僕の初めての試みである、自分以外の方とのコラボレーション作品を公開いたします。

この物語は「daipin」さんによって作られた小説に僕がイラストを添えさせていただきました。


物語は、シーサイドジムのメンバーが、最強で強大なラスボス系の敵と闘うというものです。シーサイドジムメンバーの奮闘をご覧いただければと思います。


ただご注意いただきたいのは、小説のほうではなかなか過激な暴力シーンが登場します。

そのため、過激な表現が苦手な方は、ご注意ください。

(イラストは普段と変わらないくらいの過激さです)


それではどうぞ、ご覧ください!



シーサイドジムDサイドストーリー1

「よく来たなぁ、坊や達!待ってた相手とは違うが、テメェらのことも歓迎するぜぇ!」


目の前の男は狼、ユウキ、朝陽の3人を前に鷹揚に笑う。


3人は改めて男の肉体をマジマジと見る。先日は服の上からだったためわからなかったが、男の肉体はその大柄な身体に見合った、いやそれ以上に芸術的なまでに鍛えあげられていた。


シーサイドジムのコーチやその弟などの成人男性陣も鍛えあげられた肉体を有しているが、目の前の男の肉体はその比ではない。


3人はその威圧感に慄きそうになるが、決意を固める。


「そう来ねぇとなぁ」


3人の恐怖に屈しない様子に男は満足そうな笑みを浮かべる。そして、男は拳を構えた。


(((来る!)))


3人は同時にそう思った。次の瞬間に来るだろう男の攻撃に対して身構えた。


ドッボオォォオオオ!!!!!


次の瞬間大きな打撃音が響き渡った。狼とユウキの視線の先からは男の姿が消えており、2人は慌てて男の姿を探す。


「どこ見てるんだ?」


男の声が聞こえたのは2人の真横、ちょうど2人の間で朝陽がいる位置だった。


「テメェらが余所見してるから、お友達の内臓もらっちまったぜ?」




男の拳が朝陽の腹を突き上げ、そのまま朝陽の身体を持ち上げていた。男の拳は手首まで朝陽の腹に埋まっており、内臓を押し潰してるのではないかと思えるほどだった。


「あ・・・あぁ・・ぇ

ぶっ・・・」


朝陽は消え入りそうな声で呻き、口からは胃液を垂れ流していた。こぼれ落ちそうな目は焦点が合ってなかった。


ドサッ


男は朝陽の身体を放り投げる。倒れ込んだ朝陽は次の瞬間、激しく悶絶し始めた。


「が、があああああああああああああああああああああ!!!!!」

ビチャビチャビチャ!


朝陽は両手で腹を抱えてのたうち回る。そして、悲痛な絶叫を上げながら盛大に吐瀉物を吐き散らかしている。


「あ、朝陽・・・!」


「朝陽くん!」


心配そうに朝陽の名を呼ぶ狼とユウキの2人の声にも、朝陽は反応することが出来なかった。


「ぐぼぉぉぉ!!」

ビチャビチャ!

「げぶぅぅぅぅ!!」

ビチャビチャ!


朝陽は地獄のような激痛からいつまでも解放されなかった。何度も絶叫と嘔吐を繰り返す朝陽の顔色は蒼白になっていた。


「ぁぁ・・・・ぇぅ・・・・」


そうして朝陽はピクリとも動かなくなった。目はうっすらと開いているものの、焦点が合っておらず意識が残っているのかどうかも定かではなかった。


「まずは1匹だなぁ」


男はニヤリと笑ってそう言った。狼は思わず男に殴りかかった。


「うおおおおおおおおお!!」


それは狼らしかぬ冷静さを失った雑な攻めだった。一瞬で仲間の1人がやられたことに対する動揺、そしてたったの一撃で自分達との予想を遥かに上回る圧倒的な力の差を見せつけた男に対する恐怖によるものだった。


「構えがなってねぇぜ坊や」


狼のパンチを軽く躱した男は足払いをした。狼は気付いた時には天井を見て倒れ込んでいた。そんな狼の腹に、男は瓦割りでもするかのように拳を落とした。


「せいっ!」

ドゴオォォォォォ!!!!


身体の中心に拳を落とされた狼の身体はVの字に跳ね上がった。


「ガボォォォォォォォ!!!!!」

ブシュウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!


狼は噴水のように胃液を噴き出した。男はそのまま拳を狼の腹にめり込ませた状態でいる。我に返ったユウキが狼を助けるべく、男に襲いかかる。


「狼君を、離せ!」

ドボォ!!


しかし、ユウキの拳は男に届くことはなかった。


「おいおい、順番はちゃんと守れってママから教わらなかったのか?」


逆に空いている男のもう片方の拳がユウキの腹を突き、ユウキをケージリングの金網のところまで吹き飛ばした。


ガシャン!

「ガハァ!」


金網に激突し落下したユウキは腹を抱えて蹲った。朝陽や狼が受けたダメージには遠く及ばないものの、すぐにはダメージから回復しそうにない。


「さて、待たせたな」


男は再び自分の拳が腹に埋まったまま倒れている狼を見下ろした。狼は口の端から胃液を垂れ流したままビクンビクンと麻痺している。


「中々テメェはいい声で鳴いてくれるじゃねぇか。もっと鳴いてもらおうかぁ!」

グリィッ!


男は狼の腹に埋め込まれたままの拳を捻った。すると、狼の口から更に胃液が溢れ出した。


「ゴポォ・・・!ぅおえぇ!!」

「ハハハハハ!まだまだ終わらねぇぞ!」


男は更に狼の腹に埋まっている拳を捻り、狼の内臓を嬲り続ける。


グリィッ!

「グボッ!うえぇ!」


グリィッ!

「ウゲェ!ふぶぇ!」


そして、それは狼がピクリとも動かなくなるまで続けられた。


「あとは1匹か」


そう言って男は、未だダメージが抜け切っていないユウキにゆっくりとした足取りで近づいていく。


ユウキの頭の中は恐怖に支配されていた。自分より強い相手と戦ったことはこれまでも何度もある。理不尽な酷い暴力に曝されることも初めてではない。しかし、これほどまでの恐怖に曝されるのは初めてだった。


それは男に対して、これまでのどの相手にも感じたことがない程の絶望的な力の差を感じているためである。事実、男はこれまで技らしい技を使っていない。単純なフィジカルの力のみで狼と朝陽を一方的に弄んだ。生物としての性能が違う。


もはや戦いとして成立していなかった。強者による弱者の一方的なリンチだ。


「震えちまって可哀想になぁ。頭の悪い糞餓鬼の分際で生意気にも大人に楯突くからこんなことになっちまうんだぜwww」


勇気を奮い立たせようとするユウキだが、男に対して拳を向けた次の瞬間、自分が散ることになる未来しか見えず、足がすくむ。



そんなユウキを見て男が何かを思いついたかのような笑みを浮かべる。


「そうだ!面白いことを思いついたぞ!」


そう言った男はユウキに背を向け、倒れた朝陽の元へ近づいていく。


ドスゥ!

「ゲフッ!」


男は朝陽の腹を踏み、朝陽を意識を引き戻され胃液を吐き出す。


「テメェが仕掛けてこねぇと、このままこのガキを痛ぶるぜ?お友達を助けたかったら漢らしく仕掛けてこいよ」


ユウキの顔が絶望に染まる。この男に仕掛けるとゆうことは自ら死地に足を踏み入れることと同義だった。


「ほらほらぁ、早く来ねぇとお友達が死んじまうぞぉ」

ドスドスゥ!!

「ガッ!ウッ!」


朝陽は腹を踏まれ続ける。


「うああああああああああああ!!!!!」


ユウキは叫び声を上げ、男の元へ駆け出す。


◇◇


3人は必死に戦った。だが、現実は残酷だった。3人は全身痣だらけの無残な姿で倒れ伏し、無傷な箇所がなかった。


男は少年達の純粋な闘志を暴力で蹂躙し尽くしたのだ。



あとがき

いかがでしたか?

僕では表現できないほど過激なシーンが描かれていたかと思います。

圧倒的な力になすすべもないジムメンバー。


その、圧倒的な敵を相手に、どのように闘うのかといった点に絞って、掘り下げていくのがdaipinさんに作品性なのだと僕は感じています。


正直、書かれていた文章を絵で表現するには技術が足りず、悔しい仕上がりの部分がいくつもありました。精進します。


ちなみにdaipinさんの力は、この程度のものではありません

今回は序章ともいえるもので、ほかの作品はさらに過激で、すごい(バイオレンス的な意味で)魅力のある作品となっております。


またいつかDサイドストーリーの続きを描ければと考えておりますで、お待ちいただければ幸いです。


最後までご覧いただきありがとうございました。


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Comments

Kaze

や~~それは本当に素晴らしい小説です(日本語が苦手な私には少し読みづらいですが. この章を読み終えるためにGoogle翻訳に頼る) 😅 ショウさんの絵は、ストーリー全体をよりグラフィックにします 😘 地面に倒れ、腹で相手に狂ったように殴られた狼君。❤ 戦闘開始時に腹部に大打撃を受けた朝陽君,その後、腹部は敵にひどく踏みにじられた朝陽君。 💕💖 仲間を救うために強力な敵を攻撃したユウキ君 👍 その絵を想像するだけでワクワクします. 100点満点.私は180点を与えます!!!

seaside

Kazeさんありがとう!!! 今回の物語は日本語しかないのにあなたは翻訳をしながらたくさんの文章量を読んでくれたのですね。 しかも一人一人の良さをあなたは伝えてくれました。 私はとても感激しています。 ありがとうございます。

daipin

か、感涙! 私がつくった小説にショウさんの書いたイラストが載るなんて! そして、ヤメテーーーーーーーーー!!!!! ハードルを上げないでーーー!

Kaze

私もありがとうございます〜🥰