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ハクタイの森に佇む大きな洋館。

ここには数々の噂があり、人はあまり近づこうとしない。

だが夜な夜なトレーナーが集まっているという噂もある。


深夜1時。

トレーナーたちがハクタイシティ側から森へ入り、どこか虚ろな目をして洋館に入っていく…。

トレーナーの中にはチャンピオンやジムリーダーと思われる人物もいるようだ…。

そのまま夢遊病のように洋館の廊下を歩いていく彼女ら…その様子を見ているのか、誰かが笑っているような声もする。


洋館の奥の部屋にたどり着けば彼女らは並び…宙に浮く。

不可思議な現象が起きているが彼女らの目は虚ろ…空を見つめている…。

そして、宙に浮いたまま緩やかに回り始める…そのスピードはだんだんと早くなり、まるで何かに形を整えられながら回っている…


回転が弱まりゴトッと鈍い音と共に『それら』は床に置かれた。






5つの壺だ。

人であった彼女らは壺にされ、この部屋に並べられたのだ。

その様子を見ているのだろうか…やはりどこからともなく笑い声が聞こえてくる。

彼女ら、いや『それら』は3時間ほどそのまま飾られ、日が登る頃に元に戻され洋館を出る。

やはりと言うべきか、その時も彼女らは虚ろな目をしていると言う。


勿論、彼女たちはこの事象に記憶がなく、日常を何事もなく送っている。

寝ている間に無意識に洋館に行き、壺に変化させられているのだ…。

ゴーストタイプのポ○モンの仕業か…

はたまたこの洋館に潜む霊の仕業か…

洋館の怪現象の謎は深まるばかりだ……

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Anonymous

加工過程がかわいいです!