139：イラストができるまで (Pixiv Fanbox)

久しぶりの解説付き作画工程です

╭⁽・ｖ・⁾╮｡oO(解説っていうか日記みたいになってるけどな…

1年以上ぶりにSkebを募集させていただきまして、

その際に納品したイラストです。

いつもの作画工程のZIPも最後に貼っておくので

よければお持ち帰りしてやってね

使用ツール

作画・彩色：SAI2

仕上げ：CLIP STUDIO

ラフ（下書き）

■シルエットは美しいか

■キャラの魅力を損ねていないか

などを考えつつφ三φ（・ワ・）

ブラシは筆圧感知０のドノーマルブラシ

筆圧感知のブラシだと強弱を付けるために腕に負荷がかかって

肩凝り首凝り腕の痺れ眼精疲（以下略）に苛まれるので

最近では完成品に影響のないラフとかは、筆圧0のブラシで描いている

早く健康になって、ガリガリ描きたい

線画

設定資料とにらめっこしつつ、全集中でペン入れ

内圧的な作画にならないよう心がけて、間合いやシルエットに注意を払う

それと、この子は眼差しがたまらん・好き・結婚って感じだったので

その眼差しを自分の絵柄でできる限り再現できないかと励んでた

下塗り

髪の毛のキラキラとか、衣装のあしらい（刺繍やラインなど）も

この時点で入れておく（未来の自分には楽をして欲しいのでね！😘）

彩色

儚さを出したかったので、逆光気味にするために右上後方らへんに光源を置いた

いうて「あのへんに光源あんのかな～」ってぼんやり意識に入れとくぐらいで

殆ど映え優先で塗る

正しさ＜＜＜＜＜気持ち良さ

で終始お絵かきしてる

肌→顔→髪と塗っていく事が多い

顔周りが出来上がってくるとモチベがあがるのでな…

髪の毛が綺麗だと美少女度が上がる気がするので

メインのツヤ以外にも、追いツヤを気が済むまで入れる

衣類の塗りは…

見てて脳汁出るようなシワを探りつつ、描いては直しを繰り返す…

影塗りは、ナビゲーター（サムネイル）を見ておおまかに影を置いてから

細かいところ調整すると、心なしかバランスや密度をミスりづらい

調整

色味や密度を調整するターン

このフェーズ、見栄えにかなり影響するので

どこが足りないか、どうなったらよくなるのか

ひたすら自問自答…

▼修正箇所

・肌と髪が青白すぎたので暖色寄りに調整

・髪のツヤが美しくなかったので書き直し

・細かい髪の毛（後れ毛的なの）を加筆

・フリルだけあっさりに感じたのでシワを加筆

・お目々にハイライトを足してちゅるちゅるに

背景追加・仕上げ

仕上げに、髪の１影とメインのハイライトの境界線に水色を入れた（わかるかな…）

取り入れたいイメージカラー（水色）の強調と融和が生まれて美しくなるので

最近よくやる手法

ホワイトを飛ばすのもよくやる

あとくすんで見えたので、彩度も上げました

完成！

▼より細かい工程のスクショ

220408_作画工程

～余談～

実は以前にSkebを募集した時もこの子（桜田シロちゃん）のリクエストを頂いていたのですが、当時は力不足で可愛く描いてあげられず、受注することができませんでした…なので今回遂に描き上げられて、本当にうれしい…ヨカッタ…