0917 未完・ネタ集ss (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-09-17 13:54:36
Imported:
2021-09
Content
【目次】
・ヴァシルくんとメイド喫茶(モブ×ヴァシル)(未完ボツ)
・盗撮(ベル×アル)(未完ボツ)
・If世界(アル×ミキ)(未完)
・性行為(ベル×アル)
・性行為2 (アル×ミキ)
・ホットミルク(ミキス視点)(ボツ
・ヴァシルくんとメイド喫茶
ーここのメイド喫茶には、特別なメニューがあるらしい…オレはご主人様ゲットするためにメイド喫茶へ働くことになった。
面接では男性…店長さんが履歴書を目で追って見てる。ここは性別も男性OKという、女装メイド喫茶だ。男の子ばかりが働いているらしい。
「ふむ」
ドキドキしながら見つめていると、店長は「ああ、リラックスしていいよ」とニコニコ微笑んだ。
「メイド喫茶の経験はある?」
「いえ、一度も…」
首を横に振ると店長はオレの身体をまじまじと見つめて
「ほんとに?一度もないの?」
と再び聞いてきた。本当に一度もない。女装なんて…もってのほかだ。
「じゃ…じゃあ、私が一から仕事内容を教えてあげるから…少し待っててくれるかい?」
そう言って、店長さんは部屋の外に出て行った。
そこからは店長さんが仕事内容がかかれたマニュアルと、メイド服、そして麦茶を持ってきた。
「今日は暑いからね…よかったらどうぞ」
「あ、はい…ありがとうございます」
グラスを受け取り一口飲むと喉が少し潤う。カラカラだったのか、店長がマニュアルを説明している間にまた一口、もう一口…と、何度も口にしてしまう。
「…では、早速…メイド服に着替えてみようか。サイズもどれぐらいか気になるし」
「は、はい…!」
…
そこから、服を着てからの記憶があまりない。気がついたらオレは寝ていたようで、ソファの上に横たわってた。
室内の温度はとても暑く、身体がじんわりと熱っていた。
意識が徐々に戻るとオレはサーッと顔面蒼白になる。もしかして面接中に寝ちゃってた…?!
ーガチャ
ドアを開く音と共に店長が戻ってくる。オレはすぐに立ち上がって「ごごごめんなさい!オレ…寝ちゃってたみたいで…」と焦りながら謝ると店長は「いいよいいよ」と宥めてくれた。
「ヴァシル君、君、あのー、合格だから」
「へっ?!」
目を見開いて驚く。合格…?寝ていただけなのに…?
「お、オレ…そんな、寝ていただけなのに…」
「あー、大丈夫、いいの、いいの。君可愛いからさ。心配することないよ、ね?ウチで働きなさい」
肩をポンポンと触られた後に少しさすられる。…よくわからないけど、とりあえず…ラッキーなのかな…?
そんなこんなで寝ているうちに面接は終わって、明日からメイド喫茶で働くことになった。
…
メイド喫茶の面接に来た狼獣人。履歴書をざっと見る。声もハキハキしてるし、愛嬌もある。すぐに合格と言いたいところだけど、まずは“味見”をしなきゃねぇ。
麦茶には媚薬と睡眠薬を溶かして入れた。味と香りは麦茶にかき消されて消えているのでバレにくい。
エアコンの温度は少し熱めにしているので、喉が乾きやすい。麦茶を出すと狼獣人はためらいもなく、ごくごくと飲んでいく。
メイド服を渡し、それを着替えるところまで見ていたがそのまま目を回して倒れてしまった。
「ぐふふ、かわいがってあげるからね…」
ソファに連れ込もうとお姫様抱っこで連れて行くと身体を触っただけで身体がピクンと反応した。
「ーンッ」
まだ何もしていないのに…相当敏感なようで、これは期待できる。
ソファに寝かせてあげて、スカートを捲る。
盗撮
ある日弟の嫁から「2日間息子を見てほしい」と頼まれた。弟の子供といえば、アールのことだ。
私はしばらくの間アールと仲良くしてあげたからこそ、弟の嫁がそれを見て、私のことは“安心できる”と判断したのだろう。
…心の中でどうしても笑ってしまう。私はアールと仲良くしている“フリ”をしているのに、それが外側から見ると本当に仲良しにみえているらしい。
アールを見てあげる当日の前日の夜中、遅く帰ってきた弟と弟の嫁の声が遠くの部屋の方から聞こえた。内容は決まって私のことだ。
酒に酔っている弟が私のことをベラベラと話す。ただでさえも弟の口から私の名前が出るのが嫌なのに。その日は胃がキリキリする反面、イライラした。
寝る前に昆虫たちに世話をしていると、マルハナバチが交尾行為をしていることに気づく。じっと見つめていると、また一つの計画が頭をよぎった。
…そうだ。もっと弟が嫌がることをしよう…。
弟と弟の嫁を送り出した後、アールは朝食を食べ、歯を磨き、着替え、私の部屋の前へ来た。
「伯父様、二日間よろしくお願いします」
ハキハキと敬語も上手く言えるようになったアールは私なんかよりも大人に見える。
私は「よろしく…」と浅くお辞儀をするとアールは深くお辞儀をしていた。
…将来有望、アール。きっと大人になる頃にはもっと完璧で立派になる。優秀な両親がサポートし、超優秀高校、大学へ入学、大きな職に就き、様々な人と出会い、結婚し、家を買い、車を買い、子供ができ、幸せな家庭を築く。そして最後は老いて、死ぬ。
私は立派になれなかった。アールがこのまま立派になり、完璧になる姿は見たくない。
だから人生に少し痛いぐらいの爪痕を残しておこうと決めた。
「伯父様、あの…」
「な、何か…?」
「…僕、読みたい本があるんです。この前…伯父様の部屋で見つけてから、どうしても気になってしまって。」
「そうか…では、わ、私の部屋にきなさい。」
「…!はい…」
目を輝かせながら頬を赤く染める姿に胸が高鳴り、熱くなる。
アールが私の書斎に来て、ソファで礼儀正しく本を読む。その間に私はアールグレイの紅茶の中に粉末の薬を入れ込む。甘く、美味しくコーティングされた粉末の正体は睡眠薬。
アールはいつものように何も気にせずに飲む。
そのうち横になって寝てしまったところを自分のベッドの上にゆっくり寝かせる。
せっかく朝に着てきたブラウスの服を脱がせ、万が一暴れてはいけないと手枷と足枷を装着した。目隠しもしてあげると、それはもう一線を超えてイケナイ事をしてしまっている雰囲気に興奮した。…自分のズボンの中は既にぐしょぐしょに濡れていた。
まずは起きていないか耳をふにふにと優しく触ってみるが何も反応しない。髪の匂いを嗅いだり、抱きしめてもみるがスヤスヤと気持ちよさそうな寝息を立て熟睡したままだ。
胸元に耳を当てると、アールの小さな心臓がトクトクと聞こえてくる。
…生きてる…。その音が聞けるだけでも何故だか自分の心臓は早まっていき、息が荒くなる。
普段ならこんなこと絶対にできないことだ。
いつもならこの家は弟と弟の嫁がいるのに、今日はアールと私だけ。
2人っきりの世界にいるようだった。
アールの足に口づけをしてから舌で舐め回す。足の指の間まで丁寧に舐めるとアールはくすぐったそうにピクピクと耳を動かした。
「んん…」
「く、くすぐったいのかな…え、えへへ…かわいいな…」
独り言を何度も呟き、状況を楽しんでいた。好き放題できることに私は幸せを感じた。
今日もちゃんとカメラで動画を撮っている。最近三脚を弟が持っていることを知り、それを勝手に使っている。
アールの運動会の時に持っていくのを見たからだ。
息子の大事な行事のために買った三脚が、まさかこんなことに使われているなんて思いもしないだろう。
足をたっぷりと舐めまわした後は、手やお腹のあたりも舐め回す。身体や感覚は少しずつ成長して、大人に近づいているのか「あっ、あっ」と少し大きめな声でたくさん喘ぐ。その声に何度か射精しそうになり、自分のズボンは漏らしたぐらい我慢汁でシミになっていた。ぐっちょりとした気持ち悪い感触が自分の股間にあることを忘れ、行為に夢中になっていた。
アールなら何でも受け入れてくれる。私の汚いところ、完璧じゃないところも、気持ち悪いところも、全て、嫌な顔せずに私を受け入れ、信じてくれる。神のように私に縋って頼ってくれる。
ズボンやパンツをスルスルと脱がしていき、太ももから、股間のあたりに鼻を近づけて舐めると、アールはビクッと反応した。
普段誰にも触られたことがないところを他人から触れられると気持ちいいのか、息を荒くし始めている。
「ッ…ん、…」
「き、気持ちいいんだね…ああ、か、可愛いよ、アール…私だけの、アール…」
If世界
僕とアールは生まれた時から高校生までの間、ずっと幼馴染だった。
僕の両親は僕を生んだあとすぐに亡くなって、ずっとじいちゃんの側で育った。
アールの家は僕の隣。数歩で会いに行ける距離だ。カーテンを開ければアールの部屋が見える。
高校生を卒業して、アールは大学生になった。
一方僕は…特にやりたいことも見つからず、大学に入るためのお金はない。そもそも、大学に入ってなりたいものもないので、工場の製造の方へまわされた。
…卒業してからアールとこの前会ったのはいつだったか。
たしか、今年の夏に自動車学校で一度アールを見かけた気がする。僕も免許を取得するために自動車学校へ通っていたらたまたまアールを見かけた。
…アールも通っていたのか。
声をかけようかどうしようか、迷っていたところをアールの友達らしき人が彼の隣に座った。
大人になったアールは、大学生になってからもまた更に大人になった気がする。ファッションも、ヘアスタイルも、趣味も…誰かにオススメされたり、紹介されて影響を受けたのか…高校生の堅い感じとは違い、垢抜けた気がする。僕はなんだか置いていかれた気がして寂しい気持ちになった。
秋に入り、少し涼しい季節に入った。本免を取るために免許センターで本を読んでいると背後からトントンと優しく肩に触れられた。
「久しぶり」
「あ…」
振り返ると目の前にアールがいた。少し肌寒い今日はお洒落なブラウンのコートを羽織っている。
…久しぶり、元気にしてた? 返す言葉はそれだけのことだ。それなのになかなか口に出せず、僕は成長できていない自分になんだか恥ずかしくなった。
「元気そうだね。」
「あ…。う、うん、げんき…」
パッと作った笑顔を見せるとアールは首を傾げてからこの後時間ある?と言葉にした。
「一緒に呑みにいかないか」
「えっと…その…」
「…返事は今じゃなくてもいいよ」
微笑むアールにどうしても申し訳なくなる。
どうして僕なんかを誘うのだろう。アールはアールの友達がいるのに。
アールは僕の返事を待っている。少し間が空いたあと、ハッと何かを思い出したかのように左腕につけている腕時計を見つめる。
「…時間だ。試験が始まるから…また後で。」
手を振られると、僕も手を振りかえしてしまう。
性行為
伯父様が俺を見ている。初めてした時はいつだったか。覚えていない。
だが…少なくとも、かなり幼い頃だ。目を開けたら激痛がはしり、下半身をよく見たら……といった具合だった気がする。性的な知識がまだ浅かった頃に、俺は伯父様に抱かれた。
「アール、よかったよ…私の可愛いアール…」
伯父様は満足そうに俺の顎をくすぐる。
目線を窓にうつすと、キラキラとした夜景が目に入る。ここのビルの最上階は眺めもいい。
…なのに、相手が最低、最悪だ。自分の両親を殺した相手が目の前にいて、しかも俺はそいつに抱かれているなんて。
それはもう気持ちいいセックスとは言い難い。むしろこの行為はトラウマになっている。
…俺の身体がちゃんと拒んでいるのか、シーツはいつも血まみれだ。ちゃんとローションを使っているのに。
伯父様は下手なので容赦なく始めてしまう。血が出ていると、より興奮するのか腰を思いっきり突いてくる。
そして、その度に気絶しそうになるのだ。
「アール、愛しているよ…」
「…」
返事をせずに、こくんとだけ頷くと伯父様は満足したのかニヤニヤとしている。
丸くなりながら、自分の本当に好きな相手のことを考える。
好きな相手のことを考えている時だけは……嫌な現実のことを忘れられる。
早く夢を見させてくれ。
性行為2
彼と初めてした時は、僕が何歳の頃だったか覚えていない。
でも、とても気持ちよくて…暖かくて、心地よいところだと初めて感じた。
彼は行為が終わった後、乱暴にぶたないし、僕が脱いだ服を鋏でズタズタに引き裂いたりしない。面倒な追及もされないし……
…ここはとても良いところだ。
彼の髪を優しく撫でる。少し疲れた顔をしてるが…アール様は僕ににこっと微笑みかけた。
「…上手く…できたかどうか…心配だが……気持ちよかった」
「それはよかった。…僕も気持ちよかったですよ」
彼は僕よりもまだ身体が小さい。……それなのにパワーだけはある。
…必死さがまたなんとも可愛い。
「…また、今度しましょう。僕、アール様とならいつでもお時間作りますよ」
「…ほんとに?」
「ええ、本当ですよ」
微笑み返すと彼は嬉しそうに尻尾を揺らす。
「…君をもっと満足させたい…」
「!…あぁ、もう…。アール様ったら…そんなこと言われたら僕…ドキドキが止まらなくなってしまいます…」
「…止まらなくていい、ずっと…ボクの前ではドキドキしてくれ…」
そっと僕の胸の中に入り込み、心臓の音を聞くかのように大きな耳を当ててくる。
体温が直に伝わってくるだけでも、心臓が止まらなくなるのに…
「…は、恥ずかしいです…」
「心臓、すごく早い…」
「だって…密着してるんですもの…そう簡単には止められませんよ…」
両手でアール様を抱きしめるとアールも驚いたような顔をして心臓がドキドキと伝わってくる。
「なっ、は、離してくれ…」
「嫌ですよ、仕返しです」
クスクスと笑うとアール様は困ったような顔をしながら目を閉じた。それは諦めたのか、安心したのか…あるいは両方だろうか。
そのまま僕の声にも反応しなくなり、お互いの心臓の音を聴いて僕は寝た。
不思議と…この子の魂を取って食べようという気持ちはもう何もなかった。
ホットミルク(ミキス視点
約束の時間になってもアールは離家に来なかった。それどころか離家には鍵がかかってる。
「んー、おかしいですね…」
しばらく待ってみるが、それでもアールはやってこない。…それでも待ってみるか、とぼーっとしながら考えていた。
そこでなんとなく地面の足元を見つめていると、アールサイズの大きめの足跡が付いていることに気がつく。
アールはここに来たんだ。
もしかしたら家に帰ってるかも、と様子を見に行ってみた。上空からアールの家を見てもカーテンの隙間からはセラフが僕が作った手作りのぬいぐるみを抱えて寝る姿だけが見える。そこの隣にアールの影も、気配すらも感じられない。
考えられるなら…そう、例えばアールが厄介な信者につけられて拉致られたとか。なんだかそんな予感がしてならない。
アールはまだ気付いてないだろう。最近おかしな信者が3メートル先ぐらいによくひっついてくる。近づきもせず、遠くからアールを観察するかのようにカメラで撮ってニヤニヤとした顔をする。
……多分それだ。僕は確信した。
とりあえず…書斎の部屋に行ってみる。いないと思っていたが、まさかのアールはそこにいた。
部屋に入らず様子を見ると、僕と別れる前の状況と同じように椅子に座り書類の整理をしていた。
…僕の読みは外れたのか?と思っていたが…
どうにも様子がおかしかった。
震える手から書類がバサバサと落ちる。落ちたものを拾いあげることもできず、落ちたものに視線を全く動かさない。机の上にある別の書類に手をかけている。
…いつか見た光景と似ている。
思い返せばアールはいつもそうだった。
嫌なことがあるといつも誰にも見られないような場所へひっそりと泣いたり、動揺したりする。
…あの信者に問いただす必要がありそうだ。
「あぁ、ボクの知らないアール様がたくさん撮れて嬉しい…!!へへ、これからもいっぱい増えるといいな…バックアップももう少しで終わるし、幸せだなぁ…」
ーピンポーン
「アール様、これからはボクのそばに来てくれるかな…ボクのこと見てくれるかな…」
ーピンポーン、ピンポーン…
「チッ、うるせーな…こんな夜中に誰だよ!!…あ?」
「…なるほど、そういうことだったんですねぇ…。」
チャイムから出てこなかったので窓から
僕を見るなり彼は怖気付いてふらふらと後退りしている。この様子を見る限り…アールに何かしたのはこいつで間違いないだろう。
(駄文と誤字脱字が多くてすみません…日本語難しい……絵を描く気力がなかった頃に密かに書いていたssとネタ出しになります。中途半端なのが多いですが、閲覧ありがとうございます…!)