週刊りんごくらぶ2022年11月号その① (Pixiv Fanbox)

古賀日暮 KOGA・HIGURE 車屋健治 KURUMAYA・KENZI 高一。幼馴染。 日暮は画家の家系の生まれ、昔から絵を描き続けていた。 小さい頃から才能を発揮し将来有望とされていたが、常にいい絵を描かねばという強迫観念に囚われてもおり、自らの心を削るように創作を行っていた。そんな中当時から絵に全く興味がなかった健治が「別にいいから遊びに行こうぜ」と絵に関係のない場所へ連れ出してくれることで程よく気を抜けていた。 しかしそんな折にどんな絵を描いても評価されず、心が限界を迎え完全なスランプに。世間からもある事ない事囁かれ家族にも責められて追い詰められていた時に、健治からの「元気出せ」とへたくそな自分の似顔絵の描かれた手紙を受け取り、あまりにへたくそで「こんな絵だってあるんだ」と笑ってしまう。「評価」を気にしないその絵に心動かされ、再び筆を取り自覚した健治への想いを注ぎ込んだ健治の似顔絵を描き、その絵をきっかけに再び評価されるように。 その後も溢れる想いを全て様々な技法で描く健治の似顔絵という形で表現し続けている。 って感じです。