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門脇紀夫 KADOWAKI・NORIO 道明寺彼方 DOUMYOUJI・KANATA お嬢様と執事。 代々紀夫の家系は道明寺家の執事を務め、紀夫が大学生、彼方が中学生の頃から仕えている。 当時は冷めた性格だった彼方は、自分のどんなわがままにも柔らかく従う紀夫のことを、自分に対しての忠誠心や優しさではなく仕事として務めているのだとあまり快く思っていなかった。 しかし親と喧嘩し自暴自棄になって家出をした際、自分を探しに来て連れ帰ろうとする紀夫に対し「どうせ父の命令で探しに来てるんでしょ」「私の執事なら家出を手伝ってよ」と憤ったところ、「旦那様の命令ではなく、貴女が心配だから連れ帰る」と彼方の言葉をはっきり否定した彼方を見て、自分のことをちゃんと見てくれている、ちゃんと心配して否定してくれたんだと信頼を深め、いつしか淡い想いを抱くように。 それ以降は親に甘えるように紀夫に対して更にわがままを言うように。 そんな信条を紀夫もうっすらと察し、なるべく付き合ってさしあげないとと考えている。 って感じです。

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