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ごあいさつ

いつもご支援くださり本当にありがとうございます🙇‍♂️ otoです。

今年も残すところあと一ヶ月、一年が終わるのも本当に早いものです。ちょうど去年の今頃は「青い瞳の籠の鳥」の編集とかやっていたような気がしますし、一昨年は「機械仕掛けのファム・ファタール」の作業に追われていたような気がします。時の流れが早くて本当に困ってしまいますね……。




小説作品の紹介


先月号の続きです。インターネットの海から気合で釣り上げたロボ娘小説をご紹介させていただきます。




eRoid 人外舌のロリっ子アンドロイドがホールドフェラ搾精でM男を悶絶させるよ

https://omonove.com/3241/

タイトルの通りですが、アンドロイドの口の中が人間のそれと全然違っていて、完全に男の精を搾り取るためだけの機関になっているみたいな描写が本当に大好きなんですよね。ロリ娘アンドロイドに犯される別の作品も併せて載せておきます。 http://karen.saiin.net/~nmtom/nobel/succubus/succu13.html




ロボ娘と遊ぼう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883695390

オイル排出を股間から行う少女型アンドロイドを外に連れ出し、屋外で行わせたらどうなるか?という話です。通常は室内でしか排出を行わないアンドロイドに外で擬似的な排尿をさせることが非常に背徳感に溢れていますし、(ネタバレですが)その行為をアンドロイドが普通のものだと学習してしまって、外出先で所構わずパンツを下ろしてオイル排出をしてしまうようになってしまうという流れには「その手があったか」と膝を打ちました。




Tの殺し方

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=161838

悪い女性型アンドロイドに犯されるのが好きな人のバイブルです。様々なタイプのアンドロイドが登場しますが、中でも好きなのは「人間に擬態して警戒が解けるのを密かに待つアンドロイド」と「動く機能を持たないが、強烈なフェロモンで男を誘惑するアンドロイド」です。




The video game with no name

【第2回】Acacia

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880928816/episodes/1177354054880930262

雑記(2115/5/13)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880928816/episodes/1177354054881024835

【第2回】Robinia

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882526940/episodes/1177354054882631943

非R-18作品ですが、非常にフェチな描写でいっぱいの作品です。ゲームの対戦相手になるべく生まれてきたアンドロイドが、Acaciaは人間では相手にならないほど強くなり、Robiniaでは人間では絶対に負けられないほど手加減するようになってしまうという、ロボットらしい融通の効かなさを見せてくれます。機械が女性の形をとっているというその事実だけで興奮してしまうので、頻繁にお世話になっています。





スカートの中には

https://novel18.syosetu.com/n1502dw/

妻が買ってきた家事手伝いアンドロイドにいたずらを仕掛ける男の短編です。素朴な文章の中に漂う背徳的な雰囲気がたまりません。この作者の方は他にも2作品ほどロボ娘モノを書いていらっしゃるので、そちらも要チェックです。




セックスすると死刑になる世界で彼女と結ばれる方法 第六話

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11700239

各人に「配偶機」と呼ばれるアンドロイドが与えられ、そのアンドロイドとセックスをするという世の中の(タイトル通りの設定の)話ですが、主人公の友人が人間同士でのセックスをしようとするために、いつもそばにいるアンドロイドを遠ざけようとするのですが、その手段が「お互いの配偶機同士を本人たちのいないところでセックスするように命じる」というもので、非常に興奮します。やはりアンドロイドを騙す描写が一番グッとくる……。




草食と肉食と、そして雑食と

https://novel18.syosetu.com/n7260s/

恋人との初エッチを目前にした男が、その練習としてアンドロイドをレンタルするが行為の直前で彼女にそれがバレてしまい……という話です。人間らしく振る舞うアンドロイドが途中途中に見せる機械らしい一面がたまらないです。完全に余談ですが、私が書いた「人身御供」の謎の美女が発する特徴的な電子音はこの作品に影響を受けています。



本心

https://book.dmm.com/detail/b607ackol00439/

ここにきて商業作品、しかも非R-18です。自分の意思で死を選び取った母親をAIとして復活させ、その本当の意図を知ろうとする話です。母親であればこう言っていたであろう発言を学習させたり、世の中のニュースに対する意見をコメントから学習してそのまま発言したり、良く分からないことに対してはテンプレートの発話で乗り切ろうとするなどの、AIで再現された母親の「人工知能感」が感じ取れる良い作品なので、私のような高度な変態にとっては非常に実用的です。



ロクコの集合

https://www.amazon.co.jp/ロクコの集合-山田佳江-ebook/dp/B00BA1HNDA

こちらも非R-18作品です。クレーム対応の人員補強として導入された人工知能がメインの話です。特に性的なシーンはないのですが、こちらも私にとっては非常に実用的です。



AIに負けた夏

https://book.dmm.com/detail/b507bkaam01580/?i3_ref=search&i3_ord=1#review

またまた非R-18作品です。AIが恋愛をナビゲートしてくれる時代に、遠隔地からアンドロイドを操作しておためし恋愛ができるようなサービスを利用しながら云々という話ですが、(人に操作されていない)アンドロイドが自律的に行動している時のロボ仕草の描写があったりします。アンドロイドが男性の家に入ろうとする時に「性的でなくてもそれと捉えられる行為」は禁止しますという冗長な説明をしたり、電波の届かない遠隔地や初めて足を踏み入れる場所で四苦八苦するアンドロイドの描写などあります。他にも色々とロボロボした感じが滲み出る大変頼もしい(?)一作です。


(追記:こちらの作者さん(土橋真二郎さん)は他にもアンドロイドが登場する作品を書いていらっしゃいました。こちらもアンドロイドと恋愛をするみたいな話ですがアンドロイドがアンドロイドをぶっ壊したりするみたいなちょっと過激な感じの話です。がっつりR-18要素はないですが気になる方はどうぞ → https://book.dmm.com/detail/b507bkaam00109/?i3_ref=list&i3_ord=14&dmmref=gTop_List

この作者さんを追いかけているともしかしたらいいことがあるかもしれません)

短編

11月号でお送りしたロリっ娘さんの前日譚というか、あれの一時間前くらいの話です。





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 市民05A—00610983に対する6回目の搾精業務から遡ることおよそ一時間前、少女は警邏も兼ねて彼の家に徒歩で向かっていた。外気温は35度にも近づこうという夏の陽気の中、朝から稼働を続ける彼女の額には汗一つ浮かんでおらず、その足取りも軽やかである。丈の短いスカートの裾はひらりと舞い、彼女が一歩踏み出すたびに紐のような下着を外に向けて見せつけていた。

 露出の多い服装で美女が街中を練り歩く光景は、治安維持機関に所属する機械人形が街に放たれて数年でごく当たり前のものとなった。二十代後半くらいの見た目でグラマラスなボディを備えた機体や、四十路に差し掛かろうかという年齢感の熟れた女体を、ボディコンドレスに身を包んで惜しげもなく曝け出す機械人形も存在する。自身の肉体という猥褻物を陳列する女性型の機械が闊歩し、その横を人間が歩く生活が浸透していた。

 しかしそれは、市民がその光景を当たり前のものとして受け入れたということを意味しない。むしろ彼らは何か見てはいけないものをできるだけ見ないようにするかの如く、彼女たちを目にするのを避けているのだ。人間がこの世の中を統治していた頃の「警察」を代替する機関である以上、彼女たちにみだりに接近して良いことが起こる方が少ないからだ。何が罪に問われるか分からない以上は、触らぬ神に祟りなしの精神が基本だった。

 一方で、彼女たちに用事のある人間も一定数存在する。今も街中に設置された無数の監視カメラのうちの一台が、少女型の機械人形に粘りつくような視線を送っていることを発見した。その情報はすぐさま電子頭脳に送信され、彼女が直接目撃していなくても知ることとなる。男との距離はおよそ二十メートル。突然として少女は立ち止まり、自分を見つめている男の方を見た。

 推定年齢は四十代前半。やや肥満体型で額に汗を浮かべ、気味の悪い笑みを浮かべる男と目が合う。そしてその視線が淫らな行為を求めていると判断すると、彼女は自らの職務を実行しようとした。移動時間を逆算し、およそ10分程度は職務に当たれることを確認すると、彼女は次の作業に移る。

 彼女は男のパーソナルデータにアクセスし、男が路上性欲発散許可証を持っていること、更に性病の類がないことを確認した。癌ですら根治可能な時代であっても、病気になることはそれ自体損失である。少女はこの後に優秀な精液を採取するという任務を控えている以上、性病のキャリアとなることは避けるべきとごく自然に判断された。

 更に男が所有する成人向けメディアやウェブブラウザの履歴から、彼が少女、それも十代前半の女性に対して強い関心を抱いていることを把握する。そうして得られた情報から口調や性格の設定までも変更し、歩行スタイルを変化させてスカートの揺れが最も大きくなるような歩き方を実行する。僅か数秒の間に、彼女の無表情には何かを期待するような小悪魔の笑みが浮かび、痴女のような見た目も併せて男を誘惑する魔性の女へと変貌を遂げた。

 少女はあらかじめ知っていたかのように、人気のない路地裏に入っていく。当然、これも彼女が街灯に設置された監視カメラから得た情報を元に、仕事に支障がないようにロケーションを選択したというバックグラウンドがある。そんなことを全く知らない男は、ただ単にこれから起こることを期待して股間を僅かに勃たせながらその後をついていく。

 男が少女の入っていった路地裏に足を踏み入れる。陽の光も差さない薄暗い路地裏に面した窓は全て閉め切られ、内側から明かりがついておらず人の気配を感じさせない。そしてその奥には、男のことを待ち侘びていたとばかりに少女がにやりと笑っていた。少女の漆黒の瞳が青白く発光する。彼女は筋金入りの小児性愛者を前にして、一つ舌なめずりをする。すでにロールプレイは開始している。彼女は決められた台本に沿って、最適なトーンにチューニングされた魅惑の声で発話する。

「……あ〜♡ おじさん、あたしとエッチなことしたいんだぁ♡」少女の鼻にかかったような、あどけなさと生意気さが絶妙にブレンドされた声が男の脳髄を震わせ、男の表情に無意識のうちに笑みを浮かべさせる。男は彼女に一歩近づいた。その股間が膨らんでいることすら、もはや隠す必要がない。

「ふ、ふふふ。お嬢ちゃん、よく分かったねえ」

「え〜? 分かるよぉ♡ だっておじさん、あたしのことやらし〜目つきで見てたしぃ♡」

 少女はその短いスカートを指先でわずかに上げた。元々大きく露出していた太ももの上、その鼠蹊部までもが露わになり、マイクロビキニの黒い紐が男を視覚的に悦ばせる。

「ぐふふっ。それにしては嬉しそうじゃないかな?」

「えへへ♡ うん。あたし、じろじろ見られてるって思うとすっごく興奮しちゃって……♡」

 少女はゆっくりと股間に手を伸ばし、男にその場所を見せつける。ややガニ股になってはしたなく腰を下ろすと、男に見せつけるようにして股間を覆う布をずらし、無毛の陰裂に指を差し込んだ。

 ぐちゅるぅ……♡♡♡♡

「ほらぁ♡ あたしのここ、こ〜んなにびちょびちょ♡ あはっ♡ ヘンタイさん、もう興奮しちゃった? しちゃったんだぁ〜♡ でもでもぉ、そんなおじさんちんぽじゃ、あたし満足できないかもなぁ〜♡」

 少女は女性器に無造作に突っ込んだ二本の指を広げて見せると、その間に透明な粘液が糸を引いて伸びる。男はせっつかれたようにカチャカチャとベルトを外し、外だというのにズボンを脱いだ。男の頭の中はセックスのことで埋め尽くされており、目の前で誘惑するメスをどう犯すかということしか考えていない。

「んゃっ♡ お、おじさん必死すぎ〜♡ やんっ♡ あっ、も、もう入れるのっ!? んあっ♡ やっ、入っちゃうっ!」

「ぐふふふっ、生意気な娘には、お仕置きが必要だなっ」

 男は無理やり少女の細腕を掴み、稼働していない室外機に手をつかせた少女の後ろから臨戦態勢のペニスを構えた。何もせずとも愛液でびしょびしょになり、男を受け入れる準備ができている機械仕掛けの膣は、男のペニスが股間にあてがわれた瞬間にグニグニと準備運動のようにうねりを開始する。男の手が彼女の頭をむんずと掴み、暴力的なまでの圧力で彼女をその下へと叩き落とそうとする。

 彼女の体を支えていた片手が滑り、彼女の顔はガンッ! という音と共に室外機に勢いよく激突する。しかし少女は何も反抗せず、されるがままに男のペニスを膣に収める。男は少女の右腕を掴み、無理やり頭を押さえつけたまま、本能のままに腰を振り始める。飛び散る汗や体液が少女の衣服に汚らしいシミを作るが、男のレイプは止まることがない。

「ぅぐっ! ほお゛っ、おお゛っ! ぐうっ♡♡♡」

 少女の顔は男の大きな手の下敷きになり、可愛らしい顔が不細工に歪む。100キログラムに近い体重によってプレスされ、少女の喉から苦しそうな呻き声が漏れるが、それは男を興奮させるスパイスでしかない。そしてそのスパイスを振る加減は全て、少女の手中で決められている。

 彼女はこの行為で実際に苦しがったり、生命の危機に晒されたりすることがない。男を楽しませるエンターテイメントを提供するために、彼女は「人間の少女がこの状況下に置かれたら出すであろう声」を出し、無抵抗のまま膣だけを締め上げて男を悦ばせ、監視カメラを操作して様々な方向から男を常に見つめて反応を随時変更する。

「あっ! 何楽しそうなことやってんすか」

「俺たちも混ぜてくださいよ〜」

 ふと、男の後ろから声がかかる。少女は振り向くことができないので、監視カメラを通じて自らの姿を客観的に観察する。少女は自分を犯している男の背後に、二十代後半程度の若者が二人現れたのを確認した。即座に彼らの個人情報を取得した少女型の機械人形は、二人とも路上性欲発散許可証を所持していることを把握する。残り時間を計算し、これから更に二人を相手取る十分な余裕がないと判断すると、彼らを誘惑することは諦めて男を射精させることに注力する。

「ちょっと待ってくれ……、あ〜出る出る」

「お゛ぁ゛っ♡♡、いっ♡、いぐう゛お゛ぇ゛♡♡♡♡」

 ミチミチと締め上げる少女の肉穴に、びゅる、びゅるるっと男の精液が注がれてゆく。男は呼吸を荒くしながら、自分よりも40センチメートル近く小さい少女の体に無遠慮にのし掛かり、でっぷりとした腹をたぷたぷと少女の背中や尻にぶつけながら腰を震わせて快楽の余韻に浸っていた。

 男の数十秒にもわたる吐精が終了すると、少女は自分の倍ほどの重さを持つ肉体を跳ね除けるように機械的に体を起こした。男がふらふらと後退りしたのを目視した少女は、その脚をがっちりと両腕で掴み、たった今自分の膣内から引き抜いたペニスをすぐさま口で咥えた。彼女はけろりとした表情で二人の男に目を遣ると、先ほどまで乱暴にされていた事実などなかったかのように平然とした口調で喋りだす。

「おにーさんたちごめーん♡ あたしそろそろ仕事だからぁ、おまんこ使わせてあげらんないけどぉ、おててでなら相手してあげてもいーよ?」まるで棒付きのアイスキャンディーをしゃぶるように、男のペニスに唾液を塗りたくりながら媚びを売る少女。小さくて柔らかな唇で陰茎の先端にちゅぱちゅぱと吸い付き、尿道に残った精液を嫌な顔一つせずに回収する。

「マジ? そっか〜、じゃあ手でお願いするわ」

「おっけ〜♡ んふふ♡ じゃあ、お兄さんたちのおちんちん、あたしに見せて?」

 男たちはいそいそとズボンを脱ぎ、目の前で生々しい交尾を見せつけられたことで半勃ちになったペニスを少女の眼前に曝け出した。少女は肉棒にむしゃぶりつきながら二本の剛直を正確に視認すると、それまで空いていた両手でそれぞれを優しく握った。少女は両手、そして口を使って三本のペニスを相手する。彼女には利き手という概念が存在しない。均等な出力が保証されたマニピュレータは、二本の肉竿を丁寧に扱きあげる。

「しこしこ、しこしこ♡ んちゅるっ♡ ちゅぱっ♡ あぁん♡ お兄さんたちのちんぽ、硬くてめっちゃ好きかも〜♡」

「マジ? やべ〜……嬉しくて俄然ヤりたくなってきちゃったんだけど」

「えへへ♡ ……ぢゅるっ。今日はムリだけど、また今度会ったら絶対おまんこハメハメしようね♡」

 先走りが漏れ出した亀頭をくるくると撫で回しながら、竿全体に粘液を塗りたくる。手首のスナップを効かせてしゅにっ、しゅにっとリズミカルに肉棒を擦り上げると、二人の男は幼女の巧みな手技に声を上げて喜ぶ。

 ペニスをしゃぶられている男は、少女の頭をグイッと自らの股間に引き寄せた。彼女は喉奥までぐっぷりと飲み込んだまま身動きが取れなくなり、二本の手以外の体の部位を全く動かせなくなる。普通の少女であれば、むせ返るような饐えた男の股間の香りが漂い、息を吸い込むのも躊躇われるような状況である。しかし呼吸をする必要がない彼女は、陰毛の草むらに顔を埋めたまま舌と喉奥をぐにゅぐにゅと動かして男性器に快楽を与え、同時に手に握った二本の陰茎をスピードを上げながら扱くという超絶技巧を披露してみせる。

「うおお……!!」

 巨漢の男は少女の頭を抱え込んだまま呻き声を上げる。少女の口は唾液状のローションで常に生温かい。ぐちょぐちょと卑猥な水音を立てて肉茎にむしゃぶりつく。男の情けない喘ぎ声と、少女が男三人に奉仕する音だけが、薄暗い路地裏に木霊していた。

 彼女は更に、四人目の男が近づいてくるのを防犯カメラの映像で捉えた。即座に読み取った情報から彼が路上性欲発散許可証を持っていないことを確認するも、現状のタスクを優先して実行する。四人目の男は酔っているのか、顔を赤くしてふらふらと近づきながら、三人の男の間に割り込むようにして少女の肩に触れた。

 彼女は——正確には、彼女のボディを操作する人工知能は——即座に状況を分析し、一時的に奉仕活動を停止させて男の足を簡単に払い、仰向けに倒れ込んで立ち上がろうとする男の首を太腿で前後から挟み込んだ。彼女はまるで寝そべった姿勢から背中を反らしたようにしたまま、目の前の男の陰茎を再び口に咥える。更に陰茎を掴む両手に力をかけないようにしながら、極力脚に力を込めて男の首に全体重をかけることで奉仕活動を続行する。

「大丈夫かい? 手伝いはいるかな?」彼女が何をしようとしているのかを理解した男が、自分の股間を舐める少女の頭を撫でながら能天気に尋ねる。

「ん〜? ふむっ♡ ぢゅるるっ♡ んふふ、らいじょうぶらよぉ〜♡ んん〜♡ ぢゅぱっ♡ すぐ終わらせちゃうからぁ♡」

 脚部のモーターが重苦しい唸りを上げて、男の頚部をギチギチと締める。マシュマロのように柔らかいはずの少女の脚に頭部を捕らえられた男は、顔を真っ赤にしながら呼吸をすることもできない。幼女の股間と太ももの三角地帯に包まれて幸せなはずの顔は、宣告されたただ一つの未来を悟る。

「お嬢ちゃん! イくよ!」

「お、俺も出ちまいそうだっ!」

「我慢できねえ! クソ、あ、あぁぁ……!」

 少女に手で、そして口で竿を好き放題虐められた男たちは、一人の男の処刑を眺めながら果てようとする。やがて何かが砕けるような大きな音がすると、男は目を見開いたまま息絶えた。ひゅうぅぅぅ……ん、と音を立てながらゆっくりと太腿が解放される。あらぬ方向に曲がった首は、男の死因をまざまざと語っている。

 機械人形が処刑を終えると同時に、彼女が三方向から受けた白濁液のシャワーが、あどけない少女の美貌を汚す。

「きゃはあっ♡」

 少女はさも嬉しそうな声を立てながら、男の首を締め上げていた両脚を久しぶりに地面につけて自重を支えた。彼女はたった今一人の人間を殺めたという事実がありながら、満面の笑みで射精直後のペニスをちゅうちゅうと舐り、さらには両手で最後の一滴を放出するまで扱く。倫理観が欠如しているように思えるかもしれないが、彼女にとってはこの両方が仕事であり、一人の人間に対してその生死をいちいち気にかけている暇などない。

 そして、それをごく当たり前のものとして受け止めている三人の男についてもそれは同様であった。月に決められた回数だけ女性型の機械人形を利用し、自由に性欲を発散できる権利を行使することは、彼らにとっては当然のことである。それは目の前で一人の命が奪われることよりも重要なことなのだ。

 顔面に男二人分の精液をぶっかけられ、鼻から白く濁った粘りのある液体を垂らした美少女。その場にいる三人の男たちは、直ぐに興奮を取り戻す。しかし彼女には優先すべき仕事がある。無情にも彼女の口、そして手から陰茎が離され、彼女は唇の周りにこびりついた精液を、まるでショートケーキのクリームを味見するかのように舌でぺろりと舐めとった。

「おいおい、生殺しかよ〜……」

「ごめんね〜♡ あたしこれから別のお仕事があってぇ、そっち行かなきゃだからぁ♡ また会ったときにしようね〜♡ んぢゅるるるっ♡ ぢゅっ……ぱぁあぁ〜♡ んふふっ♡ バイバイ♡」少女は男の唇を奪った。まるで指切りを交わして約束を取り付けるかのように。

 男にねっとりとキスを施し、息が詰まるような汗の匂いに背を向けて彼女はその場を離れる。もはや彼女の表情には先ほどまでの蠱惑的な雰囲気は漂っておらず、有り体に言えば人間そっくりのドールの顔に精液が塗されている状態とほとんど変わらない。

 彼女は乱れた着衣のまま、すぐそばにある簡易的な全身洗浄機の方へと向かっていった。人が一人分入れる程度の筒状の洗浄機は、彼女たちが路上で奉仕を行うことが多いために街中の至る所に設置されている。ただの冷たい流水で体表面についた汚れを無造作に洗い流され、乾燥機をかけられて新たな衣服に着替えたアンドロイドは、その膣内に男の精液を携えたまま搾精業務へと向かった。




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今月もありがとうございました。来月号ではオムニバス本のお話とかできればと思います。なんとか近いうちに販売したいと考えていますので、今しばらくお待ちください……🙏


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