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挿絵 ぐおぱむ様




ある日、パトロールに出ていたメイの無線に不審者の目撃情報が寄せられる。


その現場近くにいたメイは、何かあってはいけないとその場へ急行する。


メイが到着するとそこには、人だかりの真ん中で大声をがなり立てる不審な男がいた。


「みなさん!ここは私が受け持ちます。離れてください!」


特に危険な様子はなかったが、いきなり逆上して暴れだしては危ないと思い、メイはやじ馬たちを下がらせる。


男はメイの顔を見ると、へなへなとその場へ座り込んだ。


「あんた…防衛隊の卯月隊員だろう?ああ、よかった…お願いだ、わしを保護しておくれ…」


安村と名乗るその男は、メイに事情を話し始める。


なんでも偶然、謎の宇宙人・シェイド星人の宇宙船を発見してしまったという安村。


地球侵略を目的としているシェイド星人の様子を見てしまい、焦って逃げ出してきたとおびえながら語る。


結果追われる身となり、周りに保護や警察への通報を依頼したものの、相手にされず自棄になって騒いでいたとのことだった。


「安心してください!あなたのことは私たち防衛隊が守ります。その宇宙人というのはいったいどこに?」


一応周囲を警戒していたものの、周りには特に異星人の潜む気配を感じない…


メイが安村に尋ねると、とある倉庫街で撒いて逃げてきたと安村は話した。


その場所を聞いたメイは安村にここで防衛隊の保護を待つように伝え、無線で応援を手配する。


「シェイド星人は私が何とかしてみます。まずは安心するところへ…」


防衛隊の応援より早く付近の住民の通報でやってきた警官に事情を話し、防衛隊への引き渡しまでの警護を依頼するメイ。


そして安村がシェイド星人の宇宙船を見つけたという倉庫街へと、車を走らせていく。


それを見送る安村の目が怪しく笑ったことに、その場の誰も気づくことはなかった…




郊外にある倉庫街へむかうメイの前に、突如巨大な怪獣・ガブルが現れる。


倉庫街へ行かせまいという意志を感じ、メイはこの先にシェイド星人の宇宙船があることを確信する。


「私の邪魔をしようというのね…そうはいかないわ!ミレーヌッ!」


名は本来の姿…地球を守る守護女神・アルティマミレーヌへと姿を変える。


ガブルの前にその勇姿を現し、身構えるミレーヌ。


ガブルは四つん這いの巨体を生かして、ミレーヌへの突撃攻撃を仕かけていく。


「てやぁっ!」


闘牛士のように華麗な身のこなしでガブルを躱していくミレーヌ。


すれ違いざまにチョップを入れたミレーヌは、ガブルの首が他の部分に比べて柔らかいことに気づく。


「もしかして首が弱点なの?それなら!ティアラッガー!」


ミレーヌは素早く頭のティアラをガブルへと投擲する。


光の刃・ティアラッガーとなった攻撃は、ブーメランのように弧を描いて怪獣の視界の外からガブルの首を切り落とした。


胴体と首が泣き別れたガブル。


首はころころと転がるが、胴体はその場で泡となって消えてしまう。


「ふぅ…一件落着ね。」


戦いはミレーヌの勝利で終わった…


空へ飛び立とうとするミレーヌの背後で、ガブルの首がすっと浮き上がったのはその時であった。


「ミレーヌ!気をつけろ~!まだ首は生きているぞ!」


突如地上から声がかかり、ミレーヌが驚きながら振り返ると、そこには安村の姿があった。


「どうやってここまで…って、きゃああっ!」


背後から生首の状態でカブルが迫り、ミレーヌは驚きながらもすれ違いざまに手刀を入れる。


カブルの頭はへなへなと失速し地面に落ちた。


「最後の底力だったのかしら…それよりあの人!」


ミレーヌは安村のことを思い出し、ハッと振り返る。


すると安原は慌てたようにまた手を振って、ミレーヌに向かって叫んだ。


「まだだミレーヌ!油断するな!右からくるぞ!」


まだ生きているなんて…そう思いながらも、安村のアドバイスに感謝し、サッと左へと跳躍する。


背後から襲いかかろうとしていたカブルを再度叩き落し、一件落着…


そう考えていたミレーヌの目の前に、カブルの首は存在していなかった。


ガブゥ!


油断していたミレーヌの右肩に激痛が走る。



「うわああああっ!」


後ろから襲い掛かったカブルの牙が、ミレーヌの肩口へと深々と突き刺さる。


「ああ…ミレーヌ、すまない…わしから見たら右じゃったんだが…へっへっへ…」


自分の過失を謝る安村であったが、その声色は妙に喜色を含んでいた。


「まぁ、おかげできれいに牙が突き刺さってくれたのう…その牙には猛毒が含まれているのだ。すぐに立っているのもつらくなるぞ…」


ピコンピコンピコン…


安村の言葉通り、ミレーヌのエナジータイマーは悲鳴を上げるように鳴り響き、その光に照らされたミレーヌの顔から血の気が引いていく…


「なぜあなたがそんなことを…まさか…」


ミレーヌの言葉に、みなまで言うなと安村がわらう。


「ふふふふ…その通り!私こそがシェイド星人そのものだったのだ!お前は予想通り私を信じてカブルの牙の餌食になってくれた。あとは弱ったお前を嬲るだけよ!」


そういうと、安村はシェイド星人としての正体を現す。


人型宇宙人としてミレーヌのサイズまで巨大化したシェイド星人は、カブルの頭をなでて近くに留めてあった宇宙船へと収容する。


牙は抜けたものの、ミレーヌは弱り切って立つこともできない状態であった。


「ここまで弱らせればこちらの技も効くだろう…シャドウクラップ!」


シェイド星人の影がミレーヌの影とつながり、影を支配されたミレーヌは身動きが取れなくなってしまう。


「くくく…そのキレイなエナジータイマー…ぜひ汚してみたかったのだ…今日は存分に楽しませてもらうぞ!」


シェイド星人の口からねばねばとした涎がたらされ、赤くきれいな明滅を続けるエナジータイマーの上に降りかかる。


「や…やめなさい…そんな汚いの…かけないでぇ…」


胸の中にためられた膨大なエナジーを制御するための大事な器官、エナジータイマーを刺激されたことで、ミレーヌの身体にも変化が訪れてしまう。


制御が失われた胸のエネルギーが、行き場を求めて乳房の中を駆け巡る。


「くぅうう…胸が…熱い…」


その刺激の前に、乳首を露出させ甘い声であえいでしまうミレーヌ。


「大切なタイマーを汚されて喘いでしまうとは、ずいぶんと感じやすいんだな…このまま身体の方も凌辱してやろう!」


これ以上エナジータイマーを汚されまいと手でかばうような姿勢になったミレーヌをあざ笑うかのように、シェイド星人は自らの身体を覆いかぶさらせてミレーヌを犯し始めた。


「いやぁ…やめてぇ…」


シェイド星人の舌がタイマー守ろうとする手をかき分け、ミレーヌの胸の輝きを汚していく。


ズチュッ…ズチュッ…


シェイド星人が腰を振るなまめかしい音と、ミレーヌのわずかな喘ぎがタイマーの点滅音とともに辺りにこだましていた。



ピピピピピ…ピ…ピッ……


「ぁ…ぅ…やぁ…」


ついにミレーヌの胸から命の光が消灯し、目からも光が消える。


「フフフ…その美味そうな身体、これからじっくりと嬲ってやろう…」


勝利を確信したシェイド星人は、倒れたミレーヌを連れて円盤に乗り込んでいく。


地球を飛び去った円盤の行方は、誰にもわからなかった…




BADEND



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Comments

yukimi

元ネタの展開知ってる人間にとっては「まさか、こう来たか」でした。 今回のイラスト担当のぐおぱむ様はご自身の投稿でもタイマー責めを見事に表現されてましたが、こちらでも見事に責めてましたね。 そして、ミレーヌの身体の汚し表現も「奮闘虚しく敗北」と言った感じが出てましたね。 今年のGWも存分に楽しみました。 話は変わりますが、別の用途で購入したダイソーの仕切りケース(18マス、仕切りを外せるタイプ)ですが、現行のウルトラヒーローシリーズも収納可能である事に気が付きました。 長文失礼いたしまして、それでは。

syonnai_hito

ガブラ(アクマ族でもない)・・・ではなくガブルに噛みつかれ、正体を現したシャドー星人・・・ではなくシェイド星人にレイプ&拉致END、タイマー責めに定評あるぐおぱむ先生のイラストがより一層劣情をそそられます。 シェイド星人の舌がごつくタイマーと胸をぺろぺろし、守ろうと最後の抵抗をするミレーヌが素晴らしい🥰

ナッツ

舐めたり吸ったり爪でカリカリと引っ掻いたり、それでビクンビクンと強烈に反応してしまうカラータイマー責めは堪りません! 思い切り握り潰す暴力的なのもこれまた良し