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挿絵 らすP様



突如、春野市の空に大きく映し出されたホログラムに写されたショッキングな映像…

アルティマレディ・ジェニスのあられのない姿に人々は絶句する。

アルティマレディたちの存在が公表されたのちに何度か地球を訪れ、宇宙人からの防衛任務や災害救助に勤しむ姿は地球人たちからも人気の戦姫であった。

とくに清楚な中にも色気のあるルックスが大和撫子好みの男たちに受けがよく、そんなジェニスが手籠めにされている様子に人々はショックを受ける。

「キミたちを守護するアルティマレディはわが手に落ちた!返してほしくば、もう一人の戦姫・アルティマレディ・ルクリアを差し出すのだ!」

大仰な演説をするエロフェッサーの姿に、地球人からはブーイングの嵐が飛ぶ。

「またどうせエロい目に合わせるんだろう!」

「こんどもシャインにぶっ飛ばされればいいんだわ!」

もうすでに二度地球を訪れては、ルクリアやアカリを辱めてきたその姿は地球人にも認知されており、裏ではファンサイトもあるエロフェッサー。

しかし、圧倒的大多数からは女性の敵としてヘイトを向けられており、今回も罵詈雑言が飛び交う事態になっていた。

「ぐぬぬ…科学の進歩に理解を示さないとは、所詮は田舎星の蛮族よ!まぁいい…ルクリア、君が来なければジェニスにはもーっと恥ずかしい目にあってもらうからな!」

そういって映像は途切れ、春野市の空には静寂が戻っていた…



「呼び出し先も言わずに切れちゃった…」

エロフェッサーの大演説を聴衆に紛れてみていたアンナは、さてどうしたものかと思案する。

すると、アンナの中のルクリアは冷静に状況を分析していた。

「おそらく今の言い方だと、実験と称しながらもみんなの前で私たちアルティマレディを辱めることに意味を見出している感じがするわ。おそらく何らかのアプローチが…」

そう言いかけたところで、再び空中にホログラムが現れ、エロフェッサーの顔が大写しになる。

「ふん、私としたことが肝心要のことを言い忘れていた…今日の午後、この春野市に私が訪れたその時がアルティマレディたちの最後だ!地球人よ、覚悟しておくのだな!」

格好をつけるエロフェッサーであったが、地球人からは手ひどいヤジが飛んだ。

「もうすでに始まる前からぐだってんぞ!」

「お前の顔なんてどうでもいいからジェニスを映せ!」

「あんたなんかがルクリアに勝てるわけないわ!」

実際問題として、先日クインモネラを撃退したルクリアの知名度は地球人にも浸透しつつあり、それまでメインで地球を守護してきたシルフィーやジェニスたち宇宙警備隊に匹敵する人気となっていた。

「この間の戦いで地球の人たちに人気が出たところでの襲来…もしかしたらアルティマレディの尊厳を破壊してマイナスエネルギーを集めるつもりなのかもしれないわね…」

エロフェッサー自身はコミカルなイメージが先に立つが、これまでなんども苦汁をなめさせられてきたルクリアとアンナは警戒心を強め、運命の午後を待つのだった…


その日は曇天の薄暗い天気であったが、予告通りエロフェッサーは地上へとその姿をみせる。

脇には鎖で繋がれたジェニスの姿があり、人々は息をのんで事態の推移を見守っていた。

「さぁ、ルクリア!ジェニスにこれ以上の辱めを加えられたくなければ、今すぐに出てくるのだ!」

律儀に被害が出ないよう開けた空き地に現れるエロフェッサー。

そこへ、変身したルクリアが空から舞い降りた。

「あなたの言う通り参上しました。ジェニスさんを放しなさい!」

毅然とした態度でエロフェッサーに相対するルクリア。

「逃げずに来たことは誉めてやろう!私が君にする要求はただ一つ。この薬を飲むのだ!」

そういってエロフェッサーは小さな小瓶をマジックハンドにぶら下げる。

なぞのピンクの液体が注がれたその小瓶を前に少し後ずさるルクリア。

しかし、ジェニスが人質に取られている以上、断るという選択肢は彼女には無かった。

「どんな成分だろうと、私たちの浄化の力ならある程度は無効化できるはず…落ち着いて対処しましょう!」

アンナの呼びかけにルクリアも覚悟を決めて、その薬を飲みほした。

「…っ…ん…身体が…熱い…」

人間が風邪をひいた時のような悪寒がルクリアを襲うも、それ以上の変化は見いだせない。

エロフェッサーの薬が未完成で効果が無かったのか…

「特に効果はないようですが…これで満足したならジェニスさんを…」

半信半疑で再度エロフェッサーに向き直るルクリア。

しかし次の瞬間、強烈な違和感が彼女を襲う。

「…?…うあぁああっ…股間が…あつ…い…」

それは本当に一瞬の出来事であった。


ルクリアの股間が盛り上がり、ビキニスーツの上からでもありありとわかるほど『それ』が存在を主張する。

まるでそこにあるのが当然なように、音もなく現れたそれは、間違いなく男性の陰茎そのものであった。

「しっかりと効果が出ているようじゃないか…それこそが君が飲んだ薬によってもたらされる『成果』だよ。」

マジックアームを伸ばし、いたずらっぽくルクリアの股間をつつくエロフェッサー。

「へぁああっ!?」

ビキニスーツの布越しに触れられただけでルクリアの脳内に電流が走る。

今まで経験したことの無い刺激に悶絶するアルティマレディの姿を、エロフェッサーは愉悦の表情で見下していた。

「おやおや、そんなギンギンにさせて感じているのかな?」

今までも性的な搦手で責められることの多いルクリアであったが、初めて感じる『男性の快感』に脳内がバグを起こしたかのように激しく反応してしまう。

触れられてもいないはずの乳首はがちがちに屹立し、胸のタイマーはピンク色に点滅する。

「ふむ…勃起するか確かめたかったのでだいぶきつめの媚薬も混合したのだが…ちょっと効きすぎてしまったかな?それとも君の素体になっている地球人の素養か…なんにせよ、効果はてきめんのようで何より何より!」

もうその声も聞こえているかわからないほどルクリアはがくがくと痙攣し、ついにはしりもちをついてしまう。

「ああっ…ダメっ…これだめぇ…」

舌を出しながら腰をへこへこと宙に浮かせるルクリアは、つい先日クインモネラの襲来から地球を守った雄姿とはあまりにかけ離れたものであった。

腰をグラインドさせるたびに、ビキニスーツの中では大きく肥大化したいちもつが激しくこすれて刺激される。

まるでゴーデス細胞に蝕まれていた時のような激しい快感に、ルクリアとアンナの自我は正気を保つことが出来ずにいた。

「ふふふ…正義の女神が聞いてあきれる…まるで盛りのついたサルではないか!さぁ、そのあさましい顔を晒しながらイクといい!」

ルクリアの変貌ぶりに、自らの新薬の効果を実感したエロフェッサーが、とどめとばかりにマジックアームでルクリアの竿をこすり上げる。

胸からの射乳とも極太のあれを突き立てられる快感とも違う未知の刺激の前にルクリアの身体は完全に屈服し、エネルギーのすべてを股間へと送り込んでしまう。

「あへぇ…こらえ…っ…きれないぃ…こかんから…えね…るぎっ…でちゃうううぅう!」

ルクリアの口から快感への屈伏の言葉が漏れ、それと同時にザーメンへと変換されたエネルギーが激しく股間から溢れ出す。


「(これは…このままじゃエネルギーが全て排出させられてしまう!)」

ルクリアはすでに意識を失いかけていたが、ゴーデスの媚毒に犯された経験から、アンナには多少の耐性があった。

なんとか打開策を…

そう考えたアンナの視線の先には、エロフェッサーに拘束されたジェニスの姿があった。

情けなく腰を振るルクリアを見つめる視線に、まだ強い意志を感じとるアンナ。

「(…!そうだ!もしかすると…)」

アンナの頭に浮かんだ一つの策…

それは果たしてエロフェッサーを出し抜き、ジェニスとルクリアを救うことができるのか…

アンナの賭けがいま、始まろうとしていた…


続く…


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Comments

syonnai_hito

エロフェッサーを非難するだけでなくファンサイトもあるとは、ルクリアの世界の地球人は「良くわかってる」感がw 普通に?凌辱するだけでなく、今度はふたなり化するとは中々変幻自在です💦