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挿絵 DATE THE ROAR様 夏乃様


前話のあらすじ

狡猾に計画されたナッコウ星人の罠に落ちたアルティマミレーヌ。

彼女を研究し尽くして開発された怪獣・ブラッドキングの前に為す術なくミレーヌは蹂躙される。

しかしこれはまだ、ナッコウがミレーヌの心を折るために用意した計画のはじまりに過ぎなかった…



「グァッ!ガアア!」

ミレーヌに背後から覆いかぶさり、腰を打ち付けるブラッドキング。

「あんっ…やっ…もう…やめ…てぇ…」

ピピピピピ…

早鐘のように鳴り響くエナジータイマーの音が彼女の限界の近さを伝え、もはや抵抗の姿勢すら見せずに犯され続けるミレーヌ。

「グルルル…!」

ブラッドキングも悦楽に身を任せ、本能のままにミレーヌへ腰を振るう。

ドパッ!

「あああああっ!」

引き抜かれた逸物から発射されたザーメンがミレーヌの身体と採石場にばらまかれ、圧倒的なオスの香りにミレーヌも何度目かもわからない絶頂へと導かれていた。

「うーむ、やはりいい女じゃないか、ミレーヌ…最終段階に進む前に、少し私も味見させてもらうとするか…」

ブラッドキングを下がらせ、自分もミレーヌの背後に回るナッコウ。

目の前での女神の痴態でいきり立った自分のムスコを、一気にミレーヌへと挿入する。


「へぁ?…あああっ!…やめてぇ…ああん…抜いてぇ!」

先程までの武骨なブラッドキングのペニスとはまた違った逸物が女神を貫き、その衝撃にあえぐミレーヌの嬌声が採掘場にこだまする。

「おおっ…これはなるほど…ブラッドキングが夢中になるのも頷けるな。なかなかに名器ではないか!あの方に提出するレポートにも追記してやるぞ!」

嬉しそうなナッコウの声に、屈辱の表情を浮かべるミレーヌ。

しかし無情にもナッコウの竿遣いの前に、望まぬ絶頂が彼女を襲う。

「うぁ…やだ…もうイキたくない…ああああっ!」

ピピピピピ…ピー…

ついに限界を迎えたミレーヌのエナジータイマーから光が失われ、その目からも輝きが消えてしまう。

ナッコウとブラッドキングの猛攻の前に、ついに力尽きてしまったミレーヌ。

しかし、ナッコウはにやりと笑う。

「おやおや…激しくしすぎてしまったかな…だがミレーヌ、お愉しみはまだまだこれからなのだよ…」

ナッコウがぱちんと指を鳴らすと、上空の宇宙船から謎の光がミレーヌに降り注ぐ。

「…ぁ…うぅ…」

ミレーヌの瞳が再び開き、エナジータイマーがピンク色にその輝きを取り戻す。

「簡単に死ねると思われては困るよ、ミレーヌ…君は地球人たちの前で、まだまだその痴態をさらすのだ!あれを見ろ!」

さきほどまでミレーヌをおびき寄せるために使われていたナッコウのホログラム…

そこには今まさにナッコウに犯されているミレーヌの姿が映し出されていた。

「今地球の全域に生放送で君の姿をお届け中だ!そしてこの光の下では自動的にエネルギーが補充され、君は死ぬことも許されない…さぁ、君の大好きな地球のみんなに、はしたなくイキ狂う姿を見せつけるといい!」


そういってピストンを再開するナッコウ。

「そんな…みんな、みないで…やぁあ…なんでっ…感じてしまうの…」

ナッコウはミレーヌに伏せていたが、宇宙船から注がれる光には彼女を強制的に発情させる催淫効果が付与されていた。

エナジータイマーがピンクに輝いていることがその証拠であったが、状況に打ちひしがれているミレーヌにはそれを判断する思考力は残されていなかった。

「はははは!君を大好きな小さいお友達には刺激が強すぎるかな?地球上のファンにもれなく、お宝映像をお届けしてやろう!」

ナッコウの言う通り、全世界にその醜態をさらしてしまうミレーヌ。

ブラッドキングとのタッグによる凌辱はさらに進んでいくのだった…



「ぅ…ぁぁ…やぁ…」

いったい何度の絶頂と汚辱にまみれたであろうか…

ミレーヌの口からはか細い声が漏れだすのみで、彼女は発情により生成され続けるミルク状のエネルギーを胸か滴らせながら虚空にピントの合わない視線を向けることしかできずにいた。

「ふぅん…まぁ頃合いか…『アレ』の準備も整ったようだしな。ブラッドキング、もういいぞ!」

ナッコウの命令で、掴んでいたミレーヌの身体を乱暴に放り出すブラッドキング。

ミレーヌは糸の切れた人形のようにその身体を大地に横たえた。

「君ねぇ…まだ身体にしか負荷を与えてないのに、そんなことでどうする?地球のみんなが我々に侵略されて苦しんでもいいのかい?」

ナッコウがミレーヌの髪を掴んで顔を持ち上げ、生気の無いミレーヌへ問いかける。

「地球…には…手…を…ださない…で…」

銀河守備隊の隊員としての意地なのか、地球という星を愛するが故か、ミレーヌの瞳に少しの光が宿る。

「くくく…君たちの博愛主義には反吐が出るが…だからこそ、その心を折るのが楽しいんだ…君に最後のプレゼントをあげようじゃないか!」

仕上げとばかりにナッコウの号令が宇宙船へと飛ぶ。

すると十字に象られた磔台が地上へと降りてきた。

パチン!

ナッコウが指をはじくと、磔台から鎖が伸びてミレーヌを縛り付ける。


夕闇が迫る採石場に、磔にされたミレーヌのエナジータイマーだけが怪しく点滅していた。

「さて…最後の余興だ…私がなぜ君を犯す姿を地球人諸君に見せつけたと思う?」

もはや回答する余力も残っていないミレーヌに、ナッコウはニヤニヤと話し続ける。

「地球を守護する君を圧倒的に蹂躙することで、人々の心を折る…それも一つ…でもそれは別に君の死体を見せるだけでも成り立つんだなぁ…」

何が言いたいのか理解できず、ミレーヌは視線をナッコウへと向ける。

「そう…君のその不屈の意思…どんなに汚され犯されても、守るべき人たちのためなら何度でも立ち上がる…その心をぽっきりと折ってやりたいのさ!…そういう指示を受けていたのもあったのだが、何度敗れても地球のために戦う君の高潔な姿に、ついつい私も本気になって考えてしまったよ。どうすれば君の心を壊せるか…ってね!」

そういってまた指をはじくナッコウ。

するとミレーヌの眼前に謎のタンクが現れた。

タンクからは男性器を模したような触手が伸び、ミレーヌに狙いを定める。

「この中には、先程我々に犯される君の姿を見て、自慰行為に及んだ地球人たちの精液が収められている…なぁに、我々の科学力をもってすれば、彼らが発射する瞬間にワームホールを形成し、精液を収集するなんて簡単なことさ。」

これ自体はナッコウのブラフであったが、ミレーヌは絶望の表情でそのタンクを見つめる。

「なにを…言っているの…」

存分に犯すことでミレーヌから判断力を奪い、守るべき対象の醜い姿を見せつける。

ナッコウの計画は存分にその威力を発揮し、ミレーヌはその心を折られかけていた。

「(ふむ…もう一押しと言ったところかな)…まぁ、君が信じられないのも無理はない…ではこれを見たまえ!」

ナッコウが指し示す先に新たなホログラムが現れ、そこには無数の地球人が自慰行為にいそしむ姿が映し出される。

「あー、ミレーヌえっろ…」

「悪の宇宙人に屈するなど、我々の守護者にはふさわしくないですなぁ!全く!(シコシコ)」

「どうしよう…おちんちんかたくなっちゃった…」

「ミレーヌいいなぁ…わたしもナッコウ様に犯されたいわ…」

老若男女、めいめいがナッコウやミレーヌに自らを重ね合わせ欲望に身をゆだねる。

そんな様子が目の前に展開され、磔にされた状況のミレーヌには、そこから目を逸らすことすら許されなかった。

「なんで…どうしてこんなひどいことするの…私はみんなのために…」

愛すべき人々だと信じ、その命をかけて守ってきた地球人たちの見たくない姿に、ミレーヌの瞳から涙が落ちる。

もちろんこれはミレーヌの痴態を見せられた人々の中でもほんの一部に過ぎず、ほとんどの地球人たちはミレーヌの無事を祈っていた。

しかし不貞の輩はどんな時でも存在し、ナッコウはそれを見せつけることで、ミレーヌの心を折りに来たのである。

「見たまえミレーヌ、君がどんなに愛して守ろうとしても、未開な星の住民などこんなものだ!君が負けることで我々に支配される心配よりも、君の痴態にご執心なのだからな!」

普段のミレーヌならこんな妄言に惑わされることはなかったはずである。

しかし、丁寧に積み重ねられたナッコウの策略が彼女の判断力を奪っていた。

「そんな…そんな…」

エネルギーが尽きるよりも前に光を失っていくミレーヌの瞳。

そしてついにトドメの一撃が放たれる。

「論より証拠だ!彼らの欲望を浴びて逝くがいい!」

ブビュッ…ダパパッ…


タンクから放たれた液体がミレーヌの身体を汚していく。

それは強力な熱線でも、尖った爪の一撃でも無く、生暖かいなんの毒もない液体…

地球人の精液や愛液を模した大量の白濁液がミレーヌを彩っていく。

当然ミレーヌの命を脅かすようなものではないものであったが、彼女の限界まで追い詰められた精神を壊すには十分な一撃となってしまった。

「あ…ああ…」

今まで怪獣や異星人に犯されることがなかったわけで無く、精液で汚されるのも初めての経験ではない。

そんなミレーヌも、ここまで追い詰められた末の汚辱に、遂にその心を挫かれてしまった。

エナジータイマーも消灯し、虚な表情で顔を伏せるその姿に、ナッコウは満足そうな表情を浮かべる。

「地球人ども見たか!貴様らの愚行でアルティマミレーヌは死んだのだ!我々の支配を受け入れ、絶望の中で暮らすがいい!」

宇宙船にミレーヌを磔にしたまま都市の空を駆け、勝鬨を上げるナッコウ。

「ミレーヌ!死なないでー!」

純粋にミレーヌを慕う人々の声は、もうミレーヌには届かない。

宇宙船はそのまま大気圏外までミレーヌを連れ去り、守護者を失った地球人は悲嘆に暮れるしかなかった。

こうしてナッコウの計画は大成功で幕を閉じる。

宇宙の暗黒空間を、ミレーヌの死の旅はいつ果てるともなく続いていくのだった…


全ての希望が潰えたかと思われたその時、二つの眩い光がこの宇宙へと舞い降りる。

そこには愛する娘、そして妹を救うために駆けつけた2人の戦士の姿があった。

「ミレーヌ、今行くわ!」

アルティマソフィとアルティマリオナ…

果たして2人はミレーヌを救い出すことはできるのか…

決死の救出作戦の幕が今、切って下されようとしていた…


次回「アルティマの星、光る時」に続く…

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Comments

syonnai_hito

肉体的にも精神的にも、ミレーヌをバキバキに破壊していくナッコウの謀略は恐ろしい。 確かに地球人はミレーヌを応援する以外にも、リアルのヒロピンを堪能していた人もこれまでもいたでしょうけど、そこを可視化するとは中々やってくれました。 ソフィとリオナにはどんな手を使って攻めるでしょうか・・・。

yukimi

さて、地球は危機的状況を迎えちゃったわけですが、一部の不逞の輩さん達はこの結果をどう受け止めるつもりでしょうか? (この後のソフィとリオナによる救出作戦の結果待ちでもありますが…) いっその事、支配を受け入れてゴマすりしながら欲望の中でおこぼれを貰う道に走るのでしょうか? (以前の偽ミレーヌ事件でミレーヌを犯した輩たちだったら、真っ先にナッコウに魂を売りそうですね。) とにかく次回も楽しみです。

ガチピン@ご支援感謝

きっとミレーヌが復活したらしたで喜び、征服されたとしても気にせず生きていきそうですね。 概してこういう奴らは自分勝手な奴と相場が決まっていますし(笑)