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挿絵 DATE THE ROAR 様 フェイク画像 さーばーふぇいず様 CO様


地球から少し離れた宇宙空間…

そこには侵略宇宙人『ナッコウ星人』の宇宙船がステルスモードで浮かんでいる。

彼がここ数ヶ月こんな辺境の惑星に赴いていたのは、この星の守護についている一人の銀河守備隊員『アルティマミレーヌ』の調査の為だった。

本来であればもっと木っ端の手下に任せるような案件であったが、彼らを統べる上位存在『アンチスパークル』直々の命ということもあり、ナッコウ自らその任にあたることとなる。

「しかし…調べれば調べるほど『あの方』が執心されるほどのものとは思えぬ…指示は心を折らぬ程度の負荷を与えつつ情報をとれ、というものだったが…」

調査にあたる間、ナッコウは手持ちの宇宙怪獣や地球に潜む怪獣たちを操り、ミレーヌに差し向け続けた。

時に敗北を喫しながらも立ち上がり、最後には勝利を手にする…そのガッツには一目置くところはあれど、新人隊員としての評価を覆すほどの能力をミレーヌの姿に垣間見ることは出来なかった。

「とはいえ、予定通りの情報を取ることは出来た。あとは仕上げに臨むのみ…」

黒幕からはついに最終作戦の指示が下され、ミレーヌを倒すためにナッコウは重い腰を上げる。

ナッコウにとってはそれよりも、地球の資源や潜在する怪獣など方に興味がわいており、ミレーヌを打倒した後はそちらに注力しようと考えているほどだった。

「こちらには彼女のスペックを統べて凌駕する能力を持たせた、『ブラッドキング』がある。さぁ、お手並み拝見といこうか!」

用心棒怪獣を従え、ナッコウは意気揚々と宇宙船を地球へとむけるのだった…


「まずは作戦の第一段階…スタート!」

大気圏内に侵入し、ミレーヌが主に活躍するエリアに降りる宇宙船。

そのままホログラムを展開し、都市の上空に大きなスクリーンを映し出す。

「見ているか!アルティマミレーヌ!貴様の大事な義姉や母は我々の手にある!返してほしくば決闘に応じるのだ!」

スクリーンにはミレーヌの知らないところで窮地に陥っているソフィとリオナの姿が大写しになっていた。


実際にナッコウはソフィたちを捕えているわけではなかったが、闇のマーケットには一部で大人気の彼女たちの画像が大量に売買されている。

その画像を加工し、ライブの中継のように見せかけることで実際に彼女たちが手中にあるようにふるまう…

三門芝居ではあったが、自らの家族を愛するミレーヌを挑発するには十分な内容と推測される。

「地球人たち…守るべき対象や、家族のこととなると一気に視野が狭くなる。特に母と義姉に関しては顕著…ならばこの挑発にも簡単に乗ってくるだろう。」

決闘場所に指定した陽の落ちかけた採石場跡地で、ナッコウ星人は一人ほくそ笑む。

そしてその予想を裏付けるかのように、上空から白銀の女神が舞い降りる。

地球を守護する正義の戦士・アルティマミレーヌの姿がそこにはあった。

「何者かは知りませんが、求めに応じて参上しました!今すぐ上空の映像を止めなさい!」

凛とした中にも怒りを湛えた声が採石場に響かせ、ミレーヌは辺りを見渡す。

「ククク…よくきたな、アルティマミレーヌ。まずは決闘に応じてくれたことに感謝し、この映像は停止させてもらおう。」

初手で怒りに任せて宇宙船を破壊されてはたまらぬと、ナッコウは地上に潜みながら手持ちのデバイスを操作する。

次の瞬間、上空に映し出されていたソフィとリオナの痴態はかき消え、後には美しい夕焼け空だけが残されていた。

「さぁ、姿を見せなさい!お義姉様とお母様は決闘で取り戻して見せます!」

ナッコウの位置が掴めないミレーヌは、周りを見渡しながら声を張り上げた。

「そう熱くならないでくれたまえ。さっきの画像はフェイク…君のご家族は無事だ。ほんの出来心のイタズラだったといえば許してくれるかい?」

ナッコウの見え透いた芝居にも、ミレーヌの表情は変わらない。

「例えそうだとしても、二人の尊厳を貶めたあなたの行為を許すことはできません!大人しく決闘で裁きを受けなさい!」

怒り心頭の様子を見せるミレーヌに、分析の手応えを感じてナッコウは悦にいる。

「どうだろうねぇ、一部の地球人は喜んでくれたと自負しているけどね。」

煽るようなナッコウの言葉に、さらにミレーヌの怒りが増幅される。

「地球の人々までバカにするなんて…もうごたくは結構よ!さっさとかかってきなさい!」

彼女が家族や守るべき地球人を愛していることを知っていればこそのナッコウの策に、ますます絡め取られていくミレーヌ。

ナッコウは頃合いとばかりに宇宙船のハッチを開ける。

「そこまでいうならお相手願おう!いでよ、我が最高傑作!ブラッドキング!」

スドオオオン…

土煙と共に轟音がとどろき、ミレーヌの前に最強の刺客『ブラッドキング』がその姿を表した。

ミレーヌをはるかに凌ぐ巨躯を誇り、その皮膚はどんな鉱石よりも硬く黒光る。

飢えた獣のような赤い瞳が輝くその頭部には、何者をも貫くツノと牙が獲物を今か今かと待ち侘びていた。

「グルルル…」

その圧倒的な存在感に気圧され、ミレーヌは半歩後ずさる。

「この怪獣…明らかに今までとは格が違う!」

しかしひるんではいられない。

愛する家族を侮辱され、しかもそれを地球の人々にさらされてしまったミレーヌの怒りは限界に達していた。

「たああああっ!」

勢いよく飛び出したミレーヌのパンチやキックの嵐がブラッドキングを襲う。

ガキッ…ドガッ…

鈍い音が採石場に響くも、ブラッドキングの巨体はびくともしなかった。

「あつつ…なんて固い皮膚…下手に打撃を繰り出し続けたら、こちらの身体が持たないわ…」

ミレーヌは一度距離を取り、構えを取り直した。

「やはりデータ通り…気が立っている分、打撃音は派手だが威力は散漫になっている。それではブラッドキングは揺るがんよ。」

ふふんと鼻を鳴らすナッコウ。

そんな様子を知ってか知らずか、ミレーヌはさらなる攻撃を繰り出そうとしていた。

「それならこれで!ティアラッガー!」

頭のティアラに手を当て、光刃としてブラッドキングへと放つミレーヌ。

目にもとまらぬ速さで駆け抜ける刃は、どんな強力な怪獣でも一刀両断に出来る威力を持っていた…筈であった。

バチィッ!

しかしブラッドキングの皮膚は、そんなミレーヌの期待ごと、ティアラッガーを叩き落した。

地面に落ちて土にまみれるアルティマティアラ。

自らの象徴ともいえるティアラが無残に汚され、ミレーヌはショックで膝をつく。

「ふん…先日使ったランスの刺突にすら耐えるブラッドキングが、そんなブーメラン程度で傷つくわけがなかろう。」

自らの研究の成果が存分に発揮されていることで、ナッコウは終始ご満悦であった。

打撃・斬撃と、自らを勝利へ導いてきたコンボを苦もなくいなされ、ミレーヌの心は怒りよりも恐怖に支配されつつあった。

「そんな…そんな…お母様からいただいたティアラが負けるはずないわ…こんなの何かの間違い…うわあああああっ!」

取り乱したミレーヌは、腕を十字に組んで体内のエネルギーを集中させる。

「ミレニウム光線!」

ティアラと同じく、何匹もの難敵を倒してきたミレーヌの代名詞ともいえる必殺光線がブラッドキングに襲い掛かる。

チュドォオオン!

怪獣に命中した瞬間、大きく土埃が舞い上がり、ミレーヌの視界を遮っていく。

「やった!」

巻き起こる爆炎に勝利を確信し、険しかった表情が緩むミレーヌ。

しかし、煙をかき分けゆっくりと前進してくるブラッドキングの姿を確認し、その顔には絶望の色がにじむ。

「私の攻撃が…通用しない…」

ナッコウによって正確に測られたミレーヌの技はすべて跳ね返され、状況に混乱した頭では作戦を思いつくこともできない。

完全に術中にはまってしまったミレーヌが棒立ちになっているのを尻目に、ブラッドキングはゆっくりとその距離を詰めていった。

「さぁ、ブラッドキング!お前の力を見せる番だ!」

ナッコウの指示を受けブラッドキングはミレーヌのボディへ向けて、強力な一撃をお見舞いした。

ズドゥ!

低く重い音が辺りに響き、ブラッドキングのこぶしがミレーヌの体をくの字に曲げる。

「カハッ!」

衝撃が身体全体を貫き、ミレーヌの肺からすべての空気が押し出されてしまう。

「ヒュー…ヒュー…」

地面にうずくまり、呼吸困難に陥るミレーヌを物言わぬ顔でブラッドキングが見下ろしていた。

「あらあら…一発でグロッキーとは…ちょっと強くしすぎたかな。しょうがない、ここからはお愉しみといこう!ブラッドキング!ミレーヌを立たせてやれ!」


ナッコウの指示で、ミレーヌを羽交い絞めにし、強制的に立たせるブラッドキング。

「さてさて…それでは私も参戦といこう!」

そういうとナッコウは一気に巨大化し、ミレーヌの前へと表れた。


ミレーヌは半死半生の表情で目の前に現れた黒幕をにらみつける。

エナジータイマーは何とか青色に輝いていたが、彼女のダメージは深刻なものであった。

「おやおや、さっきまでの威勢はどこに消えたのかな?ほら、恨み言の一つでも言ったらどうだ!」

バギッ!

「ガハァ…ヘァ…ケハッ…」

ナッコウのこぶしがミレーヌの腹にめり込み、ミレーヌは激しくせき込む。

ブラッドキングのそれに比べればへなへなのパンチであったが、今のミレーヌを苦しめるには十分すぎる一撃だった。


ピコンピコンピコン…

エナジータイマーが赤く点滅し、ミレーヌの危機を知らせる。

「もうギブアップかな?まだ『こっち』は責めていないというのに…」

ミレーヌを睨め付けながら、ナッコウの手はいやらしく彼女の胸を揉みしだく。

「…!?いや…やめて…っん…ぁ…」

痛みに生気を失いつつあったミレーヌの頬が上気し赤く染まる。

顔はイヤイヤをしながらも、拘束を振り解くことはできずに甘い声が漏れ出していた。

「君たち母娘…それに義姉も胸は本当に弱いなぁ…アーマーでもつけた方がいいんじゃないか?」

小馬鹿にしたようなナッコウに言い返せないミレーヌの代わりに、胸の乳首が主張を始め、彼への屈服を表してしまう。

「あ…やぁ…ち…くび…いじめな…いでぇ…っ…!!…ダメッ!」


プシャア…

ナッコウの老練なテクニックの前に簡単にイカされ、はしたなく母乳を吹き出してしまうミレーヌ。

「こんな程度なら、研究なんかしなくても誰でもイかせてあげられるだろうねぇ。ミレーヌくん、まだまだこれからなんだから、頑張ってくれたまえよ…」

ナッコウが合図を送ると、ブラッドキングはミレーヌを解放する。

もうすでに一人では立っていられないほど弱ったミレーヌは、膝から地面に倒れ込んだ。

「おいおい、『本番』は今からだぞ。ブラッドキング!ゆけ!」

創造主の命を受け、股間から逸物を屹立させるブラッドキング。

そのまま目の前で尻を見せて倒れている雌に狙いを定めると、その秘所に肉棒を沈ませていく。

「…!!やだぁ…抜いてぇ…んぁ…へぁ…」

ブラッドキングの強力なピストンの前に、喘ぐことしかできないミレーヌ。

しかしこれは、ナッコウの始めた陵辱の序章にしか過ぎないことを、彼女はまだ知らなかった…


後編へ続く

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Comments

yukimi

巨大ヒロインが獣のような四つん這いの姿勢で怪獣の逸物を挿れられる姿は、いつ見てもそそりますね。 しかも、母乳を吹き出しながらのその姿は乳牛と見紛うかの如きですね。 これも、常に弱点を晒して戦うアルティマ族の女性のさだめとも言えますね。 後編も楽しみですね。

syonnai_hito

ブラックキング・・・ではなくブラッドキングはまずは正統派痛み付け、この後ナックル・・・ではなくナッコウと3Pでエロ方面でもミレーヌをへし折っていく、最高です。 実際には手元にいないソフィとリオナがカギを握ってきそうで後編も楽しみ。