Home Artists Posts Import Register

Content

挿絵 福玉死瘟様 ⓜⓐⓒⓐⓡⓞⓝⓨ様


※先月投稿の選択肢から分岐する敗北IFです。

戦いの中でスパイダオウマに拘束されるブライトハート…


ハートのピンチにエンヴィは…


 「なんとかオウマの気を逸らすデビ〜!」

︎▶「フレキュア直伝!エンヴィキックを喰らえデビ!」


「ハート、今助けるデビ!フレキュア直伝!エンヴィキックを喰らえデビ!あチョーデビ!」

捕らわれたハートを救うため、スパイダオウマへ飛び蹴りを放つエンヴィ。

しかし、ハートの顔程度のサイズしかないエンヴィのキックなど、スパイダオウマにとっては避けるまでもない代物であった。

ペシ…

「あややや〜」

エンヴィのキックは簡単に弾き返され、スパイダオウマの張っていた蜘蛛の巣へと突っ込んでしまう。

「う、動けないデビ〜」

ねちょねちょの糸に絡め取られて目を回すエンヴィを尻目に、スパイダオウマはハートへと向き直り、狙いを定めた。

ブシュッ…べシャア…

獲物をいたぶるようにハートへ粘液を吹きかけるスパイダオウマ。


キィン…キィン…

コアジュエルが消耗を告げるように明滅し、半裸の状態までコスチュームを溶かされたハートはぐったりとうなだれてしまう。

クカカカ…

獲物が十分に弱ったことに気をよくしたのか、スパイダオウマは触手状の卵管を繰り出すと、マイナートを濃縮した液体をハートに浴びせかけていく。

「ああっ…やぁ…くぅ…」

強烈な濃度のマイナートにあてられ、ハートは酩酊したかのようにほほを紅潮させてあえいでしまう。

セイヴァーフォームのコスチュームも溶かされてしまい、形の良い乳房が晒されてしまっていた。

キィ…ン…

ついにハートのコアジュエルから輝きが消え、赤く美しかった宝玉が黒く染まる。


パアアア…

ハートの体が淡く光に包まれると、そこにはエンジェルフォームへと戻ってしまった灯の姿があった。

「そんな…変身が…」

エンジェルフォームでも戦えないわけではなかったが、セイヴァーフォームでも歯が立たなかった相手に、灯の心は折れかけていた。

スパイダオウマは触手で灯を引き寄せ、蜘蛛の糸でさらに拘束していく。


ずっ…

灯の心を支配する恐怖からマイナートの気配を感じたのか、嬉しそうに距離を詰めるスパイダオウマ。

「いや…こないでぇ…」

拘束から抜けようと身を捩る灯であったが、スパイダオウマの糸はびくともしない。

スパイダオウマは逃げようともがく獲物を品定めするように、にゅるにゅると卵管状の触手を灯へと這わせていった。

器用に触手がコスチュームの隙間に滑り込み、灯の敏感な部分を刺激していく。


「ああっ!?やだぁ…コスチュームが…」

酸性の成分でもあるのか、触手が這った後のコスチュームが溶けて灯の地肌がさらされていしまう。

「あん…だめっ…そんなところ…やぁ…」

灯が反応する場所を感じ取ったのか、触手は胸や股間に狙いを定めて刺激を加えていった。

クカカカ…

恐怖から生じるマイナートが灯から漏れ出し、嬌声をあげるスパイダオウマ。

恐れに反して灯の身体は触手の刺激に反応し、股間は濡れて呼吸が荒くなっていった。


「なんで…ぁん…からだ…反応しちゃう…」

獲物の喘ぎに同調してドクンドクンと脈打つ触手の動きに、灯の表情が恐怖に染まる。

「うそ…まさか…やだっ…たすけてぇ!」

バビュッ…ビュルル…

灯に向けて精子状の卵を大量に発射する触手たち。


カカカカ…

スパイダオウマは純白のエンジェルフォームを白濁液で汚し、嬉しそうに顎を鳴らした。

「もう…だめ…」

濃厚なマイナートにさらされた灯の意識は次第に遠のいていく。

夕闇の蜘蛛の巣に捕らわれた天使の行く末は、誰にもわからないのであった…


BAD END


Files

Comments

syonnai_hito

純白のエンジェルフォームでのやられは、セイヴァーフォームとはまた違った印象で、一層「汚された」感が際だって素晴らしいです😍