アルティマミレーヌ「狙われたエナジータイマー リオナ編」ノベライズ版 (Pixiv Fanbox)
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挿絵 DATE THE ROAR 様
こちらは後日販売予定の音声版「狙われたエナジータイマー」のノベライズ版となります。
通常の作品と違い、リオナの視点からモノローグでお話が展開します。
音声動画が付きますが、実際の作品は専用に撮り下ろしたものを使用するので、そちらもお楽しみに!
その日、私は愛する妹ミレーヌの守護する地球へと急行していました。
銀河連邦の要人が乗った宇宙船が難破した事故から少し…
救助に向かったはずの我が師、アルティマソフィが失踪し、銀河守備隊は血眼になってその行方を追っていました。
そして地球の近くの宙域でソフィ様の姿を目撃したという情報が入り、私が捜索に志願した…というのがことの顛末です。
ソフィ様は自らの娘であるミレーヌの元へ向かったのではないか…
しかしそうであれば、私たちへの連絡を絶っていたことが引っかかります。
私はことの真相を突き止めるため、一路地球へと向かうのでした…
地球に到着した私は、ミレーヌと合流します。
お互い地球人の姿となり、人気のない採石場で落ち合う私たち。
しかし、ミレーヌはソフィ様の姿は見ていない、と驚きの表情で語るのでした。
「やはりあなたに会いにきたわけではないのね…」
捜索が振り出しに戻ってしまい、ソフィ様の身を案じる私たちの後方で、大きな砂煙が上がります。
「何事?!」
振り返った目線の先には大きなゴブリンのような異星人・ドノボンが立っていました。
「ミレーヌ!そこにいるのはわかっているわ!でてきなさい!」
ドノボンの頭上から謎の女の声が響き、それを聞いたミレーヌがおびえた表情で一歩後ずさります。
「サキュロス星人…」
いつもと違うミレーヌの様子に何かがあったのかと察した私は、一歩前へと踏み出しました。
「あなたはここで様子を伺いなさい。いざ戦いとなったら戦闘に長けたあなたの力が必要よ。」
ミレーヌは黙ってうなずくと、背後の土管の陰へと隠れました。
「はぁっ!」
私は目を閉じて集中し、本来の姿『アルティマリオナ』へと姿を変えます。
目の前に現れた私を前に、ドノボンは気圧されたかのように身構えました。
「へえ…お姉ちゃんのほうじゃない…まぁいいわ、あんたでも。」
余裕綽綽のサキュロス星人の声が響き、私は空中を見据えます。
「自己紹介は不要のようですね…私はアルティマソフィの行方を追っています。何かご存じなのでは?」
「あらら…さすがにお見通しってわけ…あなたの大事なお師匠様はその中よ。」
サキュロス星人のセリフに合わせて、ドノボンが手に持った水晶のような球を掲げます。
「その球体にソフィが入っているわ。それを人質に『また』ミレーヌちゃんと遊ぼうと思ったんだけどねぇ。あんたも人気だから、今日はそっちで我慢してあげるわぁ。」
「遊ぶって…あなた、ミレーヌに何をしたのです!?」
さきほどのミレーヌの尋常でない怯え方を思い出し、私は語気を強めます。
「なにって…そうねぇ…おねえちゃんにも同じ経験をさせてあげるわ!もしあんたが耐えられたら、ソフィを返してあげる。それでどうかしら?」
提案の体をなしていましたが、ソフィ様を人質に取られている今の状況では、私に選択権はありません。
「わかりました…どうすればよいのです?」
構えを解き、サキュロス星人に尋ねると、喜色満面の声が返ってきました。
「簡単よ~。今からそいつがあんたのエナジータイマーをこねくり回すわ。そうねぇ…10分…10分耐えられたら、あんたの勝ちでいいわよ。ミレーヌちゃんはピコピコさせて喘いでたけど、お姉ちゃんは大丈夫なのかしらねぇ…」
露骨な挑発と、私たちの命ともいえるエナジータイマーを無防備に触らせろという要求に、私の心はざわめき立ちます。
同時に、ミレーヌにも同じことをしていたというセリフに、激しい憤りを抱くのでした。
「…わかりました…10分間、お好きになさい。ただし、私が耐えきったときは…わかっていますね。」
「ええもちろん。じゃあスタートと行きましょう!ドノボン!がっつくんじゃないわよ!」
サキュロス星人のゴーサインにドノボンが私へと一歩を踏み出します。
一瞬、防衛本能から胸を隠してしまいそうになりますが、すぐにドノボンへとエナジータイマーを差し出すように露出しました。
「ん…っく…ぁん…」
ごつごつとした無骨な指がタイマーの表面を乱暴になぞり、かりかりと爪を立てられるたびに私の口から声が漏れてしまいます。
青く輝くエナジータイマーに興味津々のドノボンは夢中になってべたべたと触り続けるのでした。
「ああっ…ん…くぅ…」
体内のエネルギーをつかさどる機関であるタイマーを刺激され、私の身体に変化が訪れます。
ピコンピコンピコン…
エナジータイマーは赤く点滅をはじめ、自らの危機を知らせ始めました。
「くっ…いい加減に!」
きっと睨む私の視線の先に、ドノボンが持つ謎の球が差し出されます。
「あらぁ〜、反抗的な態度を取るなら、この中に閉じ込めているあなたの師匠…握りつぶしてもいいのよぉ。」
「卑怯な…あんっ…」
サキュロス星人の挑発に、私は潤んだ瞳を伏せます。
その間も乱暴に触れられ続けたエナジータイマーの色がさらなる変化を遂げました。
タイマーの色がピンクへと変わり、私は快感を隠すように身をよじります。
「おやおや〜…ピンクの発光は発情の証だっけ〜?あんた、タイマーグリグリされただけでイキそうになってんじゃない?とんだ変態だこと!」
その言葉を裏付けるように、私の胸には乳首が浮き上がり、その先端を濡らします。
タイマーを刺激され続けたことで、私の胸はエネルギーの制御ができなくなり、暴発寸前に陥っていました。
「そんなこと…あっ…だめぇ…い、イクッ…んっ…ぁ…」
余剰なエネルギーを母乳状に発射しイカされてしまう…
そう思った瞬間、突如ドノボンの手がエナジータイマーを離れます。
「あ…」
「なんだい、物欲しそうな顔をして…安心しな、ちゃあんとイかせてやるよ!」
サキュロス星人の号令に合わせ、私の背後にまわるドノボン。
そのままイキリたった肉棒を私の秘所へとねじ込みます。
ずちゅっ…
「い、いやぁっ!抜きなさい…へぁああっ…」
タイマーをいじられる過程で、準備ができてしまっていた私の身体は、すんなりとドノボンのそれを受け入れてしまいます。
「あんっ…やぁっ…くっ…やめ…てぇ…」
静かな山中に私のタイマー音と喘ぎ声、そして乱暴なピストン音だけが響きます。
「もうダメっ!ああああっっ!」
絶頂に達した私の乳首からミルク状のエネルギーが迸り、大地を濡らします。
同時にドノボンも達したのか、私の秘所へ熱い精液を注ぎ込みました。
エネルギーを放出しきったことでタイマーは消えかかり、力尽きた私は身体をドノボンへと預けることしかできません。
「くくく…光が消えてしまう前にそのタイマーをもぎ取ってやりな!」
サキュロス星人の号令で、ドノボンが仕上げとばかりに胸のタイマーへ手を伸ばします。
バキィッ!
「ああああああっっ!」
乱暴にエナジータイマーをむしり取られ、すさまじい衝撃が私を貫きます。
「あ…あぁ…」
身体をコントロールする器官を奪われたことで、私の瞳から光が消えようとしていました。
その時、一瞬の閃光が駆け抜けます。
「フェザー…アロー…」
消え入りそうな私の声に応え、頭のカチューシャに着いた羽根が光の矢へと変わります。
最後の瞬間、羽に残された私のエネルギーの全てを回し、文字通り一矢報いるためのフェザーアロー…
その矢は、私に覆いかぶさったドノボンの顎から頭を貫きました。
ドノボンの断末魔が響き、投げ出された私は力なく大地へと倒れ込みます。
「ミレーヌ…あとは…頼みます…」
私が痴態を晒したにも関わらず、言いつけを守って機を伺っているであろう愛しい妹…
ミレーヌに全てを託し、私の意識は闇へと閉ざされていくのでした。
ミレーヌ編へと続く